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桜前線北上すの巻 [折々散歩]

朝から上天気でした。
散歩道の桜は、ほぼ満開。

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今日は、父親が津山の病院に用事があったので、時間調整をかね鶴山公園(かくざんこうえん)・津山城でお弁当を広げて花見としゃれこみました。
実は、孫達も連れて行くつもりでしたが、 3歳の末っ子が40度超の発熱が続き(風邪から来る中耳炎だったようで、耳を切開して膿を取ってもらい、抗生剤を投与した結果、今日は元気を回復していました)、ほかの子も風邪気味のようで、同行取りやめ。私一人でつきあいました。
津山城を築城した初代城主は、信長のお気に入りの小姓として知られるあの森蘭丸(成利)の弟、森忠政です。
彼も、13歳の時、兄と同様信長の小姓として出仕しますが、先輩の梁田弟河内守にからかわれたのに立腹し、梁田を部屋の隅に追いつめ頭を扇で叩いたため、幼すぎると見なされて、信長に親元へ返されました。これが幸いして本能寺の変に巻き込まれることなく、命拾いしたそうです。その後、豊臣秀吉に仕え羽柴姓を授けられますが、秀吉死後は徳川方につき、関ヶ原の戦では徳川秀忠に属して真田昌幸を攻め,その後の大阪の変を経て、美作国18万6000石を与えられ、鶴山に城を築きました。

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津山城は、櫓の数の多さでは、広島城、姫路城と肩を並べる、雄大な名城であったそうですが。明治6年(1873年)の廃城令により天守・櫓などの建物が破却され天守台・石垣のみが残されました。昭和11年(1936年)模擬天守が建てられましたが、太平洋戦争中に空襲の目標とされることを恐れて解体されました。
津山城趾、鶴山公園は、知る人ぞ知る桜の名所です。そういえばここで、じっくり花見をした記憶はありません。
津山市は、中国山地を挟んで鳥取県に近く、私の住まいからはかなり北に位置します。それだけに、桜の開花も遅れます。
情報では三分咲き程度ということでしたが、最近の陽気で一気に見頃を迎えていました。
平日ながら、大勢の花見客でした。

城壁を彩る桜は見事です。

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平成14年(2002年)~平成17年(2005年)、築城400年を記念して備中櫓復元され、往時をわずかにしのぶ事ができます。

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桜と菜の花のコラボレーションが目に鮮やかです。

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johncomeback

津山城は日本百名城にも選ばれ、行きたいお城の一つです。
岡山には備中松山城等、行きたいお城がいくつもあります(^^)ニコ
by johncomeback (2014-04-03 10:22) 

kazg

johncomeback様
地元にいても、行く機会は滅多にありませんが、今回の桜は見事でした。
紅葉の木もたくさん見つけましたので、秋も期待できると思います。

by kazg (2014-04-03 12:25) 

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