香も味も甘酸かるらん攻瑰花(マイカイカ) [折々散歩]
岡山市半田山植物園のバラ園の一角に、ハマナスが咲き始めていました。
ハマナスは、バラの原種の一種だそうです。 「浜茄子」とも書きますが、「茄子」に縁はなく、梨に似た実をつけることに由来する「浜梨」のなまったものと言われます。難しい「玫瑰」の時もあてられます。
玫瑰や今も沖には未来あり 中村草田男
大海原を前に、浜辺に咲くハマナスは、夏の風景にぴったりはまります。
その花も果実も薬効があるとされ、中国では攻瑰花(マイカイカ)という生薬として、またハーブティーとして利用されるそうです。
ハマナスのつぼみ
ハマナスの花
白い花も涼しげでしたが、ご紹介できる画像がありません。
こちらの白い花は、ニワナナカマドというのだそうです。清楚な姿です。
オマケ。今日のおカイコ様。
何回目の脱皮でしょうか? 上方が抜け殻です。
競い合ってお食事中。
この写真は、今朝のもの。夕方見たら、またすくすくと、大きく生育していました。
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