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半夏生ですか?それとも別の方? [今日の「これなあに」?]

 スーパーの魚コーナーにパートに出ている妻が、「半」に「夏」に「生」と書いてどう読む?尋ねるので、うろ覚えで「ハンゲショウ」と答えました。

「たこ」に関係ある?と聞くので「知らない」と答えたものの、気になるので、ネット検索してみました。

「デジタル大辞泉」にはこうあります。


1 雑節の一。太陽が黄経100度にある日で、夏至から11日目。7月2日ごろにあたる。このころから梅雨が明け、田にカラスビシャク(半夏)が生えるのを目安に田植えの終期とされてきた。半夏(はんげ)。《季 夏》「いつまでも明るき野山―/時彦」

2 ドクダミ科の多年草。水辺に生え、高さ約80センチ。全体に臭気がある。葉は長卵形で互生。6、7月ごろ、上部の葉が数枚白くなり、これと向かい合って花
穂を出し、白い小花が咲く。名は1のころ咲くからとも、葉の下半分が白いので半化粧の意ともいわれる。かたしろぐさ。

 

農家では、この日までに田植えを終わらせる節目の日とされ、地方によっていろいろな伝承があるようです。

この日は天から毒気が降ると言われ、井戸に蓋をして毒気を防いだり、この日に採った野菜は食べてはいけないとされたこともあったそうです。三重県では、ハンゲという妖怪が徘徊るとされ、この時期の農作業を戒めたようです


玄米の餅を作り食べる(奈良、大阪)、蛸を食べる(関西)、焼き鯖を食べる(福井)、うどんを食べる(香川)などの習慣があったそうです。これをもとに、7月2日は、「たこの日」、「うどんの日」「「半夏生サバの日」などに認定され、商戦のネタにされているようです。

今年の「半夏生」は、7月2日だそうですから、まだ先ですが、今日の話題は、植物の「ハンゲショウ」のこと。

6月11日の故郷探訪の際に、こんな葉っぱを見ました。

「ハンカチの木に似てるね。」と私やアキコさんが言い、「半分白い葉の植物をなんと言ったっけ。」とヨシミさんが思い出そうとしますが、謎を残して画像だけを持ち帰りました。

それが、「ハンゲショウ=かたしろぐさ」に似ているように思えるのですが、、、花穂らしいものが見えないので、全く別種でしょうか?
改めて、これなあに?

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ところで、同じ日に見たのこの花は?
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 ホオノキの花でしょうか?
 
下の写真は、今日深山公園に咲いていたタイサンボクの大きな花です。
花の大きさは違いますが、同じ木蓮科だけに、花の姿は似ているように思えます。
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深山公園には、ナツツバキも咲いていました。朝咲いて夕方には散るそうで、「平家物語」冒頭に出てくる「沙羅双樹」の「シャラ」になぞらえられます。木の根本には、幾片もの落花が散らばっていました。
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 虫の季節です。どの草木にも、食欲旺盛な虫たちが宿っています。

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三郎さんから、「今日のモリアオガエル」の速報が来ました。

「モリアオガエルとみられるカエル発見!現場近くの電柱の地上160cm付近で休憩中。近くには昨日無かった、例の泡ぶく卵が 複数残されており、先ほどのアオガエル嬢が 産卵したものかもしれない。」とありました。

一斉産卵、一斉孵化というのは思い込みだったか?と。新しい謎が生まれました。興味津々。

 

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水たまりにはオタマジャクシも沢ガニもいるそうです。

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故郷ネタの追加。

父によると、故郷の田んぼの呼称「おちうだ」は「落田」。田が1枚、畑が3枚あったが、そのあたりは、今は住宅になっているとのこと。

「しみずば(清水場)」は近くに冷たい清水が湧く、山陰の斜面の畑でしたが、そこを町道が突っ切って、わずかに栗の木を数本残すだけになりました。

ですので、いま、耕地として残っているのは、家屋敷地内の菜園場と、もと苗代だった畑です。

ご先祖がたくさんの土地や財産を残してくれなかったことがありがたいと、父は言います。相続した土地や財産を、 維持・管理する苦労は、並大抵ではないと。まことにその通りです。



遺産相続といえば、この方たちも。
我が家の玄関先の古巣を、修繕したり、新築したりしながら、毎年子育てをして旅立っていきますが、まさしく仮の宿り。
去年のつがいとは限らず、また先代、先々代の子孫とも限らないそうですね。

泥と唾液だけで作られた、エコそのものの家屋。しかも機が満ちれば、潔く捨て去って飛び立っていく。これに勝る断捨離はないかも知れませんね。

でも、ちょっと困るのは、留守中に雀さんが我が物顔で棲み着き、しかも自分流儀で改築を試みようとする、、、というか、燕の再来を阻むための嫌がらせとしか思えない破壊を敢行する事ですね。非寛容な妻は、燕が巣立ったあとは。巣の中に不快な詰め物をして、雀の来訪をシャットアウトすることにしています。
今年はどういう加減か、二つもある古い巣を無視して、新しい位置に新しい巣を作っていましたが、気がついてみると雛がもうここまで大きくなっていました。

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