大賀ハス開花記念日! [今日の暦]
今日は、弥生時代以前の古代ハス(大賀ハス)が、2千年の眠りから醒めて初めて開花した日だと、今朝のラジオで聞きました。
大賀ハスについては、これまで、
蓮の花あれこれ vol2 大賀博士の故郷に咲く純粋種の古代ハス
蓮の花あれこれvol3 岡山後楽園の蓮の花
蓮の花あれこれvol4 古代ハスに咲く優曇華?
今年の大賀ハス(岡山後楽園)
など、過去の記事でも何度か話題にしましたし、最近ハスの話題が続いていますが、「開花記念日」の今日、話題にしないわけにはいきません。
大賀ハスは、1951年、千葉市の東京大学検見川厚生農場(現・東京大学検見川総合運動場)内の「落合遺跡」(縄文時代の丸木舟などが発掘されていた)から、大賀一郎博士が地元の児童生徒矢住民らとともに発掘したハスの種子が、見事に発芽・生育し、1952年の今日最初の花が開花したのだそうです。1952年の7月というと、私の生年月日に近いです。(関係ナイ?)
古代ハスの種子が発見された東大検見川総合運動場の一角には、「大賀ハス発祥の地」の記念碑が建てられ、次の碑文が刻まれているそうです。
1951年3月30日 前方300mの地点で
古代ハスの実が一粒大賀一郎博士によって発掘された。2000年以上地下に眠っていたハスの実は その年の5月発芽し翌年7月18日淡紅色の
美しい花を開いた。この大賀ハスは世界の各地に移植されて生命の神秘を開示している。
大賀ハス発掘碑建設委員会
1964年7月18日
また、千葉市の千葉公園には「大賀ハス記念碑」が建てられ、こう刻まれているそうです。
その後、此処千葉公園に移植され、毎年、薄紅色の美しい花を開いている。
また、ここから世界各地にも送られ、友好親善を深めている。
この蓮の永久に生命あらんことを念じて止まない。
昭和58年7月18日
撰文 千葉蓮の会会長
杉大郁太郎
千葉市・千葉公園
その大賀一郎博士の出生地が、岡山県賀陽郡庭瀬村(現・岡山市)である縁から、岡山市後楽園に大賀ハスが植えられていることは繰り返し書きましたし、写真も掲載しました。
また、岡山市庭瀬の備中庭瀬城跡の濠堀に、地元の庭瀬城跡保存会・吉備地区地域活性化推進実行委員会の方々が、大賀ハスを育てておられます。
以前に2~3回訪ねたことがありましたが、時期が早すぎたり遅すぎたりで、ベストタイミングを逃しておりましたが、果たして今日はどうでしょうか?
仕事場を早々に退散して、午前中のハスの花を見に、車を走らせましたところ、、、
咲き始めの、初々しい花が2輪、恥じらいがちにピンクに頬を染めていました。
実は、この庭瀬城跡と遠からぬ場所に、「RSKバラ園」という施設があり、そこの大賀ハスもよく知られています。私は未見でしたので、ついでに足を伸ばしてみました、
「RSK」というのは、地元の方はご存じですが地元放送局の「山陽放送」の略称です。なにかモダンな響きのある「アール、エス、ケイ」とは、どのようなハイカラな言葉の略語かと思いきや、旧社名「ラジオ山陽株式会社」の頭文字ですって。
「RSKバラ園」は、山陽放送がラジオ送信所の用地を利用し、地域の人々の憩いの場として昭和49年に開園。バラは中央のRSKラジオ放送アンテナ(高さ105m)を中心にした約3万平方メートルの同心円型花壇に、およそ250品種を植栽。バラ園の外周には、梅園・サクラ並木・ボタン園・ハナショウブ園・ロックガーデン(山野草展示園)も併設しており、チューリップ・フジ・ツツジ・ハナミズキ・アジサイ・大賀ハスなど四季おりおりの花木が植栽してあるそうです。
バラは、真夏の過酷な環境のもと、多少なりとも痛々しい姿を免れませんが、ベストシーズンは、さぞや見事だろうと想像できました。
こんばんは、
ブログ表示は、バッチリですね。。
ハスの花の色は、素敵です。。
大好きな色の一つです。。
by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 (2014-07-18 20:31)
なんだかなぁ〜!! 横 濱男 様
ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。
by kazg (2014-07-18 20:50)