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祇園会の果てて大路はしづまれり [折々散歩]

今日は、祇園祭・後祭(あとまつり)の山鉾巡業が、49年ぶりに行われるそうです。

(と、朝は書いたのですが、up時点では「行われた」と書くべきでした。朝日web版の記事はこちら。)

京都新聞web版の7月22日付記事にこうありました。

祇園祭・後祭(あとまつり)の山鉾巡行が24日、49年ぶりに京都市内で行われる。17日の前祭(さきまつり)で巡行した23基の山鉾とは別の10基が都大路を進み、150年ぶりに復興する大船鉾がしんがりを務める。 

詳しくは、京都新聞社「祇園祭」

あこがれながら、まだ見た事がありません。

今年の祇園祭も終わり、この記事をようやくアップしたころには、にぎわった都大路も静かな夜のとばりに包まれていることでしょう。

タイトルに窮して、苦し紛れの駄句を、でっち上げました。お粗末。

 祇園会は果てて大路もしづまれり

ところで、 祇園祭は八坂神社最大のお祭りで、日本三大祭りの一つに数えられます。

日本三大祭りとは、
   祇園祭(京都市八坂神社)
    天神祭(大阪市大阪天満宮)
    神田祭(東京都神田明神)

京都三大祭りというのもありますね。次の三つです。

 葵祭(5月)         賀茂御祖神社(下鴨神社)と賀茂別雷神社(上賀茂神社)
 祇園祭(7月)       八坂神社
 時代祭(10月)      平安神宮

いずれも歴史のある、ゆかしい祭りですが、八坂神社は、川端康成の「古都」の舞台となりました。

古都 (新潮文庫)

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  • 作者: 川端 康成
  • 出版社/メーカー: 新潮社
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川端と言えば、最近、初恋の少女に宛てた未投函の手紙が発見されたと報道され、話題になりました。
当初、今日の記事は、川端康成と「古都」に話題を持っていこうと狙っていましたが、so-netブログに、as 様のこの記事”京都を舞台に描かれる美しくも悲しい姉妹の物語「古都」”を見つけました。二番煎じは気が引けますので、無断ながらリンクを貼らせていただきました。as 様、乞ご容赦。不都合ありましたら、ご連絡くださいませ。

八坂神社の境内には、与謝野晶子のこの歌碑があります。

清水へ祇園をよぎる桜月夜 こよひ逢ふ人みなうつくしき

 
未婚時代の鳳(ほう)晶子が、師の与謝野鉄幹との恋愛のさなかに詠んだ歌です。
心の中の「パルピテーション」が、逢う人をみな美しく見せます。もちろん、清水-祇園というみやびな古都のイメージが醸し出す効果ですが。
 
そういえば、 朝ドラの「蓮様」も晶子を初め「明星」派の歌を愛唱していました。
柔肌の熱き血潮に触れもみで悲しからずや道を説く君
 
これを俵万智さんは、こう訳しました。
燃える肌を抱くこともなく人生を語り続けて寂しくないの
 
また、
 

なにとなく君に待たるるここちして出でし花野の夕月夜かな

の訳はこうです。


なんとなく君が待ってる気がしたの花野に出れば月がひらひら


以下同様に、


わがいだくおもかげ君はそこに見む春のゆふべの黄雲(きぐも)のちぎれ   与謝野晶子

       今我の心が君へ飛んでゆく春の夕べの金のちぎれ雲  俵万智


むねの清水あふれてつひに濁りけり君も罪の子我も罪の子    与謝野晶子


       心からあふれて濁る恋の水君も罪の子我も罪の子   俵万智  

 

チョコレート語訳というのだそうです。

 

みだれ髪―チョコレート語訳 (河出文庫)

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  • 作者: 俵 万智
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2002/07
  • メディア: 文庫

チョコレート語訳 みだれ髪〈2〉

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  • 作者: 俵 万智
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 1998/10
  • メディア: 単行本

 俵万智さんといえば、第一歌集『サラダ記念日』でベストセラーを記録し、第二歌集『かぜのてのひら』、第三歌集『チョコレート革命』などを経て、最新歌集は第五歌集『オレがマリオ』を発表。彼女のホームページはこちら

彼女は、2006年から住んでいた宮城県仙台市が、2011年3月11日の東日本大震災の被害を被ったのを機に、これを避けて、当時7歳の息子さんを連れて仙台を離れ西へ西へと逃れ、沖縄県・石垣島に移住して、今日に至ります。第五歌集『オレがマリオ』は、そのころの作品集です。

 

オレがマリオ

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  • 作者: 俵 万智
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2013/11/29
  • メディア: 単行本

「オレが今マリオなんだよ」島に来て子はゲーム機に触れなくなりぬ
作品名の由来となった歌です。 他に、こんな歌がおさめられています。
ゆきずりの人に貰いしゆでたまご子よ忘れるなそのゆでたまご

 子を連れて西へ西へと逃げてゆく愚かな母と言うならば言え

 空腹を訴える子と手をつなぐ百円あれどおにぎりあらず

知人のつてを辿って移住した沖縄県・石垣島は、(余計なものが)何もない、それ故に俵さん母子にとって限りなく満ち足りた平和な世界であるようです。
 
 ぷふぷふと頬ふくらます子に聞けば釣られて焦るフグのものまね

 縁側に並んでスイカを食べているぷぷぷぷぷっと我が子島の子

スイカつながりから、追伸一つ。
畑のスイカ、収獲しました。大玉の立派なスイカは枯れてしまい、小玉スイカに一つだけ実がついていました。
完熟まではもう少しだったようですが、雨が少なく、水やりもしないで放りっぱなしなので、甘いです。孫たちもわずかの分け前を、喜んで食べてくれました。
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ブラックベリーも、まだ次々に 熟しています。
生食では消費仕切れないようなので、今年も、果実酒を仕込みました。
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真っ黒い実が生食には適していますが、酸味・渋みの残る赤い未熟果も、果実酒用には必要かと、織り交ぜてみました。
 

 


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