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再発も転移もなかりき蝉孵る [折々散歩]

今朝は少ししのぎやすく、23度Cでした。
日中は前日なみとの予報でしたが、最高気温も32、3度で、少し爽やかな感じです。


昨日の夜は、あまりにも暑苦しいためか、蝉の幼虫が地中からはい出てきて、涼を求めて?散歩していました。
事故にあっては気の毒なので、救出して、木の枝に止まらせてやりました。

 

どんどん上に登ります。
カメラを向けてみましたが、余りに暗くて、ぶれぶれです。

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仕方がないので、内蔵ストロボをつかいました。光が反射しすぎますが。

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夜半過ぎには、無事に羽化していました。
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朝になってのぞいてみると、もはや旅立った後でした。

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昨日炎天下を歩いた半田山植物園。さすがにお客は数えるほどでした。

ヒグラシが鳴いていました。持ち出したのが、PENTAX K5+afad+80-210mm F/3.8-4。
このレンズは、ハー○オフのジャンクコーナーで、野口英世さん2枚ほどで手に入れたオールドレンズです。アダプトールⅡと呼ばれるアダプターをつけかえれば、各社のカメラマウントに適合するよい子です。といっても、Af化を機にマウントを変更してしまったメーカーも多いですから、使い道は限られますが。
望遠マクロが可能なのと、時に飛び出してくる濃密な色合いが魅力なので、花の撮影に有効かと、この組み合わせにしてみましたが、遠い小さな被写体は苦手のようです。手ぶれのせいか、ピントのせいか、はたまたレンズのコンディションのせいか、なんだかぼやけて写ります。パープルフリンジという奴も目立ちます。
ヒグラシを見たという、証拠写真ということで残しておきます。

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ミンミンゼミの鳴き声もよく聞こえましたが、姿は見つけられませんでした。
ニイニイゼミはいつものように控えめです。

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クマゼミの声がやはり一番賑やかで、アブラゼミもかまびすしく鳴いていました。


トカゲも陽を浴びてメタリックに輝いております。

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ポーチュラカ(スベリヒユ)。
炎天下に涼しい顔で咲いています。

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ノカンゾウ
ユリ科/ワスレグサ属
以前この記事で触れました。

 

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カサブランカ
ユリ科 ユリ属 オリエンタル・ハイブリッド系品種。

むせかえるような甘い香りが、あたりを覆っています。

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カサブランカと聞くと、ハンフリー・ボガートとイングリッド・バーグマンが共演した名画が思い出されます。

カサブランカ 特別版 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD



第二次世界大戦中のフランス領モロッコの、最大の都市カサブランカ。ここで、アメリカ人リック(ボガート)が営むナイトクラブに、かつての恋人イルザ(バーグマン)と、その夫ラズロがあらわれます。ラズロは、反ファッショのレジスタンスの活動家で、ナチスの追及を避けて、アメリカへ脱出するため、かつての同志であったリックに支援を求めてきたのでした。
リックはもはや抵抗運動を支援する気はなく、力になれないと告げますが、そんなやりとりのさなか、客のドイツ人将校たちが、愛国歌「ラインの守り」を傍若無人に歌い始めます。占領者、支配者の横暴をむき出しに。
憤慨したラズロは、バンドに「ラ・マルセイエーズ」を演奏させます。こわごわ始まったその演奏に、そこここから客たちの小声の唱和が広がり、やがて店内の客がみんなで「ラ・マルセイエーズ」の合唱をはじめるなかで、「ラインの守り」の歌声はかき消され、ドイツ人将校たちはすごすごと店を退散します。
ファシズムに屈しない民衆の思いが、凶暴強大と見えるナチスの支配を突き破ってゆくさまを、見事に形象化した感動的な場面です。
ちなみに、「ラ・マルセイエーズ」の歌詞はこんな感じです。(wikipediaより)

1番     Allons enfants de la Patrie,
Le jour de gloire est arrivé !
Contre nous de la tyrannie,
L'étendard sanglant est levé,
L'étendard sanglant est levé,
Entendez-vous dans les campagnes
Mugir ces féroces soldats ?
Ils viennent jusque dans nos bras
Égorger nos fils, nos compagnes !
行こう 祖国の子らよ
栄光の日が来た!
我らに向かって 暴君の
血まみれの旗が 掲げられた
血まみれの旗が 掲げられた
聞こえるか 戦場の
残忍な敵兵の咆哮を?
奴らは我らの元に来て
我らの子と妻の 喉を掻き切る!
*ルフラン     
Aux armes, citoyens,
Formez vos bataillons,
Marchons, marchons !
Qu'un sang impur
Abreuve nos sillons !
    
武器を取れ 市民らよ
隊列を組め
進もう 進もう!
汚れた血が
我らの畑の畝を満たすまで!

2番     Que veut cette horde d'esclaves,
De traîtres, de rois conjurés ?
Pour qui ces ignobles entraves,
Ces fers dès longtemps préparés ?
Ces fers dès longtemps préparés ?
Français, pour nous, ah ! quel outrage
Quels transports il doit exciter !
C'est nous qu'on ose méditer
De rendre à l'antique esclavage !     
何を望んでいるのか この隷属者の群れは
裏切者は 陰謀を企てる王どもは?
誰のために この卑劣な足枷は
久しく準備されていたこの鉄枷は?
久しく準備されていたこの鉄枷は?
フランス人よ 我らのためだ ああ!なんという侮辱
どれほどか憤怒せざるを得ない!
奴らは我らに対して企んでいる
昔のような奴隷に戻そうと!
*ルフラン     
(繰り返し)
    
(繰り返し)
3番     Quoi ! des cohortes étrangères
Feraient la loi dans nos foyers !
Quoi ! ces phalanges mercenaires
Terrasseraient nos fiers guerriers !
Terrasseraient nos fiers guerriers !
Grand Dieu ! par des mains enchaînées
Nos fronts sous le joug se ploieraient
De vils despotes deviendraient
Les maîtres de nos destinées !     
何と! 外国の軍勢が
我らの故郷に来て法を定めるだと!
何と! 金目当ての傭兵の集団が
我らの気高き戦士を打ち倒すだと!
我らの気高き戦士を打ち倒すだと!
おお神よ! 両手は鎖で縛られ
頚木をはめられた我らが頭を垂れる
下劣なる暴君どもが
我らの運命の支配者になるなどありえない!
*ルフラン     
(繰り返し)
    
4番     Tremblez, tyrans et vous perfides
L'opprobre de tous les partis,
Tremblez ! vos projets parricides
Vont enfin recevoir leurs prix !
Vont enfin recevoir leurs prix !
Tout est soldat pour vous combattre,
S'ils tombent, nos jeunes héros,
La terre en produit de nouveaux,
Contre vous tout prêts à se battre !     
戦慄せよ 暴君ども そして国賊どもよ
あらゆる徒党の名折れよ
戦慄せよ! 貴様らの親殺しの企ては
ついにその報いを受けるのだ!
ついにその報いを受けるのだ!
すべての者が貴様らと戦う兵士
たとえ我らの若き英雄が倒れようとも
大地が再び英雄を生み出す
貴様らとの戦いの準備は 整っているぞ!
*ルフラン     
(繰り返し)
    
5番     Français, en guerriers magnanimes,
Portez ou retenez vos coups !
Épargnez ces tristes victimes,
À regret s'armant contre nous.
À regret s'armant contre nous.
Mais ces despotes sanguinaires,
Mais ces complices de Bouillé,
Tous ces tigres qui, sans pitié,
Déchirent le sein de leur mère !     
フランス人よ 寛大な戦士として
攻撃を与えるか控えるか判断せよ!
あの哀れなる犠牲者を撃つ事なかれ
心ならずも我らに武器をとった者たち
心ならずも我らに武器をとった者たち
しかしあの血に飢えた暴君どもには
ブイエ将軍の共謀者らには
あの虎狼どもには 慈悲は無用だ
その母の胸を引き裂け!
*ルフラン     
(繰り返し)
    

6番     Amour sacré de la Patrie,
Conduis, soutiens nos bras vengeurs
Liberté, Liberté chérie,
Combats avec tes défenseurs !
Combats avec tes défenseurs !
Sous nos drapeaux que la victoire
Accoure à tes mâles accents,
Que tes ennemis expirants
Voient ton triomphe et notre gloire !     
神聖なる祖国への愛よ
我らの復讐の手を導き支えたまえ
自由よ 愛しき自由の女神よ
汝の擁護者とともに戦いたまえ!
汝の擁護者とともに戦いたまえ!
我らの旗の下に 勝利の女神よ
汝の勇士の声の下に 駆けつけたまえ!
汝の瀕死の敵が
汝の勝利と我らの栄光とを見んことを!
*ルフラン     
(繰り返し)
    
7番
(子供の詩)     Nous entrerons dans la carrière
Quand nos aînés n'y seront plus,
Nous y trouverons leur poussière
Et la trace de leurs vertus !
Et la trace de leurs vertus !
Bien moins jaloux de leur survivre
Que de partager leur cercueil,
Nous aurons le sublime orgueil
De les venger ou de les suivre     
僕らは自ら進み行く
先人の絶える時には
僕らは見つけるだろう 先人の亡骸と
彼らの美徳の跡を!
彼らの美徳の跡を!
生き長らえるよりは
先人と棺を共にすること欲する
僕らは気高い誇りを胸に
先人の仇を討つか 後を追って死ぬのみ!
*ルフラン    

   
ミュージカル「レ・ミゼラブル」で歌われる『民衆の歌』も「ラ・マルセイエーズ」を踏まえていますね。

レ・ミゼラブル [DVD]

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  • 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
  • メディア: DVD



圧政の中にあって、人々に誇りと勇気と希望の灯火をともし続ける事ができる心の歌。『君が代』にその資格はあるでしょうか?とふと思います。

ヤマユリ

ユリ科ユリ属。 日本特産のユリ。

 

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バルザック「谷間の百合」のユリは、どんな花だったでしょうか?


谷間のゆり (岩波文庫)

谷間のゆり (岩波文庫)

  • 作者: バルザック
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1994/12/16
  • メディア: 文庫


ムクゲ

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アメリカフヨウ

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今日は、先日のMRIとCTの検査結果を聞きに行ってきました。

午前11時の予約だったのですが、予約時刻のメモを紛失して、念のため、七時過ぎに家を出て、通勤ラッシュの中を小一時間かけて病院に着きましたが、3時間近くも待ち時間がありました。

今日の診察の結果はというと、「先日の検査からは、転移を疑わせる材料も、再生の兆候も見あたりません。」とのことでした。

「CT画像からは、脂肪肝の症状も緩和している様子。ダイエットしているのですか?」と問われ、返事に窮しましたが、カメラをぶら下げてのお散歩でも、少しは効果があるのかもと、いささか気をよくした次第でした。

3時間近くの待ち時間の間、kingjimのポメラで、この記事の原稿を書いたりして時間を費やしました。

キングジム デジタルメモ 「ポメラ」DM25 DM25

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  • 出版社/メーカー: キングジム
  • メディア: エレクトロニクス

 

私の機種は、DM20ですが、今年になって思いつきで買いました。これはよくできた文房具だと思います。

実売価格は、昔のエントリータイプの万年筆よりも安いのですから、コストパフォーマンスは絶大です。

これでネット検索やメール機能が利用できればベストですが、そうなるとスマホに近づいて独自性を失いますね。
ファイル管理は、microUSBも使えますし、パソコンとUSB接続すれば、外部記憶装置同様に使えますから、TEXTファイルのやりとりなら、自由自在です。わずか1mbあまりのフロッピーディスクで文書を管理するポータブルワープロを、ありがたがって使っていたいた時代からすれば、予想だにできない便利さです。あの頃のワープロは、一番のエントリータイプで10万とか20万という価格でしたから、なおさらです。

でも、今日、もう少しリーズナブルな価格設定で、再び当時レベルの性能のワープロが普及すれば、買うのにな、という気持ちは常々ありました。印刷機能を省いたモバイルワープロと思えば、ほぼ正しいのではないでしょうかね。

私、スマホも持たない旧時代人ですから、普遍性がないことはしょうちしておりますが、、、。

たっぷりの待ち時間に、もっと長い原稿を書いたのですが、一回分としては長大すぎますので、ひとまず今日はこの辺で。


 

 


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