夏終わり孫と嗜む吟行会 [折々散歩]
小学生は、夏休みの宿題の追い上げです。
昨日は、小1生は、一行日記を10日分ほど書き上げ、小5生は、算数ドリルを10ペ-ジやりました。
日頃、うれしかったこと、悲しかったこと、楽しかったこと、心に残ったことなどを、作文、詩、短歌、俳句などにつくってみるという 宿題があって、小5生は一番言葉が少なくて済みそうな俳句にチャレンジしてみることにするらしい。
部屋の中でぶつぶつ唱えているのを、傍らで小1生が口出しするのではかどりません。
室内でつくった句
兄(小5)の作品
弟の足のにおいが臭すぎる
汗に蒸れる靴を、裸足で履く癖があるので、先日狭い車のなかで靴をぬいで足を出した時、強烈な匂いが車内に充満したまま、数十キロを走行したことがありました。
プレコさん今年も元気に過ごしてる
一年は生きたコメット死んじゃった
弟(小1)の作品
金魚さんかわいそうに死んじゃった
居間で1番目につくのは水槽でしょうか。知らず知らず目が行き、それぞれの魚たちを巡る物語が頭をよぎります。
プレコは、この子たちが生まれるずっと前からこの水槽に住んでいます。
コメットというのは、金魚の品種です。尾びれの長い、強健な金魚です。この子たちが選んで飼い始めた2匹のうち1匹は小さいうちに死にましたが、もう一匹はかなりの大きさに成長して、水槽のヌシ然としていたのですが、先日、原因不明で動かなくなっていました。
狭い室内にいるだけでは、どうも句想が広がらないので、いっそ、「吟行」に連れ出すことにしました。
メモ用紙を細く切った「短冊」と鉛筆を持ち、私の散歩ルートの一部を、三人で歩きました。
兄(小5)の作品
蝉の声もう聞き飽きてうんざりだ
センダンの木にたくさんの蝉がいる
トンボたちチョウと一緒に飛んでいる
チョウたちは暑さに負けず飛んでいる
ヤマトシジミです。
ツチガエル石かと思いけりそうに
橋の下アオサギ一匹休んでる
ジイジの作品
ふと見れば花の向こうに秋の空
大変なむし暑さで、帰宅後すぐにシャワーを浴びて、クーラーをつけて涼みました。
ヒロシマの土砂崩れ被害のニュースを知ったのは、お出かけの車でのラジオニュースでしたが、返す返すも痛ましい限りです。
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