あるじなき庭に紅葉のほしいまま

木下透は私の高校生時代の筆名です。

国語の先生に勧められて、俳句づくりのまねごとをしたことがありました。

その頃の作品のひとつ。

 

あるじなき庭に山吹咲き乱る

あるいは、「庭の」だったかな？「咲き誇る」だったかな？記憶がはっきりしません。

とにかく、農村に過疎が進みつつある時代のものわびしさが、咲き誇る山吹の花のはなやかさとの対比で、いっそうつのるように思えたのでした。でも、感興がありきたりだとして、低評価でした。

現在、行政区としては「市」を名乗るようになりましたが、過疎はいっそう進行し、年々廃屋が増えてています。

今の季節は山吹が咲いてはいませんが、あの庭にもこの庭にも、紅葉が赤々と燃えていて、ここでも貸切紅葉を堪能しました。

そこで新たに一句。

あるじなき庭に紅葉のほしいまま

 

 

 

 

裏山のそこここにも、紅葉の木があって、ほとんど見るものがいなくても錦の装いを凝らしています。

 

向こうに見える山の木々が、黄色く色づいています。

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色づく山

 

ツタの葉も色づき、雨に洗われて鮮やかです。

 

雨粒を宿したナンテンの実も葉も 赤さを増しています。

 

川辺を散歩してみました。

カワウがのんびりしています。

こんなに大勢の群です。食べられる魚たちの運命は悲惨ですね。

 

ツグミの群れもやってきています。

 

 

 

ラストは、今日の散歩で出会ったジョウビタキです。

 

 

 

 

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ジョウビタキ大１

ジョウビタキ大２