シリーズ「サギ」その4 鷺草のかそけき翼白き哉、の巻 [折々散歩]
もう十月最終日です。
ストックしているネタが、次々に賞味期限切れになっていきます。九月に総社市ヒイゴ池で写した写真です。すこし季節外れですが、、、。
サギソウの可憐な花です。
サギソウ(鷺草)は、晩夏の季語だそうです。もはや晩秋ですから、季節外れも極まれりですね。
自生の花ですので、手前に草の葉が邪魔をして全身像をすっきりとらえるのが難しく、ちょっと不満足ですが、白鷺の優美な舞い姿を連想することは可能です。
妻の亡くなった父親が、園芸好きで、いろいろな植物を鉢植えなどにして楽しんでいる中に、あれこれの山野草の鉢がありました。特に愛でている鉢が、この花でした。私がサギソウの花を知った最初です。
その後、園芸店などでも、ポピュラーにその姿を見ますが、いつかはと思いつつ、まだ撮影したことがありませんでした。また来年のシーズンには挑戦してみることにしましょう。
昨日も書きましたが、シラサギにも色々種類があるそうで、見分けがつきません。全種類が一斉に並んでくれていたならば、図鑑片手に判別もしましょうが、なにぶん、遠目で観察するのが常ですので、たぶんいつまで経っても迷い続ける事でしょう。
ストック画像を何枚か載せます。
まずはコサギ(だと思います)。9月23日撮影です。
次ははダイサギ【だと思います)。
今日の散歩で、見かけたこれは、、、、ダイサギだと思うのですが、、。
ちょっとトリミングしてみます。
周囲には、まだ刈り入れ前の稲が、広く残っていますね。
これは、2,3日前の画像。
次は今日の画像。
場所によっては刈り入れが終わって、広々とした平地になっています。
児島湖から常山を望む毎度の景色。画面右の方の煙は、刈り入れ後の稲わらを燃やしている煙。日が暮れても、あちらこちらで赤々と炎を上げている様は、この季節の風物詩ともいえます。
児島湖の沖の方に、水鳥の姿が見えます。カンムリカイツブリ、キンクロハジロ、スズガモ、ハシヒロガモなどのようです。シーズン到来ですね。
大幅トリミングします。
また、ジョウビタキに逢いました。♀です。
モズ。トリミングしています。
今日はこれにて。
と書いた後、自転車で夕方散歩をしましたので、特別附録です。
倉敷川の夕景を見たいと思って自転車を走らせたのですが、秋の日は釣瓶落としで、ビュースポットに到着した時には、もはや日没でした。
夕日が紅いのですが、地上付近の、どす黒い雲と思えるのは、、、、煙です。
晩秋の倉敷川夕景 posted by (C)kazg
晩秋の倉敷川夕景 posted by (C)kazg
晩秋の倉敷川夕景 posted by (C)kazg
稲藁を燃やすこんな光景が、あちらこちらで、何日も繰り返されます。
晩秋の倉敷川夕景 posted by (C)kazg
晩秋の稲田 posted by (C)kazg
サギについては最初と最後の職場で思い出があります。最初の職場では傷ついた白鷺を生徒が捕まえてきたので1日休ませてやったら元気になって飛んで行きました。きっと綺麗な娘さんが恩返しに来てくれると期待しましたが甘かった。最後の職場ではアオサギが池の鯉を食べに来るのでテグスをはったり、網をはったり手を焼かされました。
by otokomaeda (2015-11-01 00:36)
otokomaeda様
自然一杯の学校でしたね。
シラサギの思い出は生徒の心に残ったでしょう。
私が小学生の頃、傷ついた鴨を捕まえた友達が、先生に鴨鍋にするからくれと言われて、学校まで持っていきました(笑)。
アオサギの食欲は旺盛ですし、なかなか賢いですから、ねらわれると苦労しますね。。
by kazg (2015-11-01 08:00)
サギソウって本当に飛翔する鷺のようですよね。カミさんの母が好きで実家に伝わっています。
by momotaro (2015-11-04 09:48)
momotaro様
繊細で、優美な山野草ですね、自然界はこれだから不思議です。
by kazg (2015-11-04 11:02)