SSブログ
<

ふるきよきマクロレンズや秋の雨 [折々散歩]

ブログ訪問しながら、皆様の記事とお写真を拝見していますと、刺激を受けてついつい真似てみたくなります。

旅行や山登りは、思ってみるだけで、心身のエネルギーも必要ですから、なかなかいざ実行とはなりません。撮影や取材のための「ロケ」も同様です。

一番現実味を持って心ときめきさせられるのは、日常散歩で出会えそうな素材のお写真。鳥さんたちの素敵なアップ写真を見れば長いレンズを、美しい風景写真をみればシャープな広角レンズを、花や生き物のクローズアップ写真を見ればマクロレンズを、持って歩きたい衝動に駆られます。

と言うわけで、あれもこれもバッグに詰め込むと、重くてもてあまし、後悔を繰り返す日常です。

できるだけ軽くてコンパクトで、写りにも満足できるという組み合わせを夢に描いて試行錯誤を続けていますが、道のりは遠いようです。

オークションで手に入れて、気に入っていたPENTAX
A50/2.8Macroというマクロレンズが、最近どこへやったか見あたりません。「小さくコンパクト」というメリットがアダになって、どこかへ紛れ込
んでしまったようです。となると、マクロ撮影のためにはほかの策を講じなければなりません。

古いsigma APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO というレンズを、ちょっと前、買い換え代金に近い金額で修理したので、使わにゃ損損と、望遠マクロ用途に使ったり、olympus機で
ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macroを用いたりというやり方を選ぶことが最近多かったのですが、よりマクロレンズらしい写りを堪能したくて、MF時代のオールドレンズ「Tokina AT-X M90 90mm F2.5 Macro」を、ここ数日の散歩に持ち出してみました。

マクロ撮影をめぐる機材については、過去に何度も同じようなことを書いてきました(下記の記事参照)ので、省略します。

春の夜の夢途絶えさせ地震(なゐ)震ふ

マクロレンズは楽しいな



まずは、pentax k01との組み合わせ。

晩秋の田園風景。マクロレンズですが、遠景も写せます。あたりまえですが、、、。















道端の花に心が引かれます。

イヌホオズキでしょうかね。





この綿毛は?オニノゲシ?













路傍の菊、とりどり。朝露を宿しています。













タンポポの綿毛。









これは?綿の実ですね。





フジバカマ。





ホトケノザ。




スギナ。





カラシナの花。





ジャガイモの葉にテントウムシ。





キアゲハの幼虫。





今朝は、pentaxQ7に装着してみました。

もちろんマニュアルフォーカスです。倍率が上がりますし、背面液晶でのピント合わせは、かなり苦痛です。

まずは撮影練習に、朝方の雨に濡れた、わが家の庭先のナンテン。





「自然環境体験公園」を歩いてみました。

マユミの実が濃い赤に色づいています。

















これはガマズミの赤い実。





ハナミズキの紅葉。





桜の紅葉。









楓でしょうか?





楠の実。





オマケ。児島湖でであったこの方は?

遠くて分かりませんね。





大幅にトリミングしてみました。

トリミングしても、画像劣化が許容範囲と思います。



マクロレンズを常用レンズにして、これだけで散歩する、、、という割り切りもありだとは思いますが、、やはり遠くに水鳥などの姿を見ると、後悔するでしょうね。

それと、このレンズ、見かけに較べて意外にずしりと重いのです。

今日はここまでです。


nice!(49)  コメント(10)  トラックバック(0) 

nice! 49

コメント 10

長友

マクロの世界に魅了されてレンズを買おうか
迷ってるのですが重いんですか・・・。
肩こりで悩んでるのでマクロも悩みになる(~_~;)

by 長友 (2015-11-07 16:31) 

majyo

写真を追求されると大変らしいですね。
そこまで気が回りません
キアゲハの幼虫は私もブログにあげましたが
本当に可愛い。野菜あげちゃう! いっぱい食べて
by majyo (2015-11-07 21:27) 

kazg

長友様
紛らわしい記事でごめんなさい。
私が今回使ったレンズは、旧時代の、三十年以上も前の設計のレンズらしく、たっぷり金属とガラスが使ってあるため、ずしりと重いです。現代のレンズは、ものにもよるでしょうが、一般には軽快化しているようです。


by kazg (2015-11-07 22:34) 

kazg

majyo様
写真は、追及すると大変らしいです。特にレンズは、上を見ればキリがないようです。私の場合、小遣いで手がとどく範囲という絶対的な縛りがかかっていますから、たかが知れていますが、、、。
キアゲハ、にんじんやパセリ、セリ科の植物などを好み、すぐに丸裸にしてしまいますよね。
by kazg (2015-11-07 22:43) 

otokomaeda

いつも写真がきれいですね。自分もフィルムの時代は一眼レフで交換レンズを使っていましたが荷物になりますね。デジタルになってからはPanasonicのLumixFz30を使ってます。800万画素ですが35~420mmのズームなのでこれ一つで間に合います。マクロもついていますがあまり使い物になりません。普段はネクサス7で撮っています。
by otokomaeda (2015-11-08 13:09) 

kazg

otokomaeda様
> 荷物になりますね。
仰るとおりです。囚われの身の不自由さを常に感じます。
LumixFz30、優秀ですよね。800万画素あれば、ほとんど困りませんし、ズーム倍率も十分。それから、スマホやタブレットのカメラも、十分日常使いの水準を満たしていると思います。
でも、ほんのわずか、これらの域を超えた被写体に出会って悔しい思いをしたりすると、「念のために」厄介なお荷物をバッグに用意してしまう心境になってしまいます。割り切って「達観する」事が、なかなかできません。
by kazg (2015-11-08 14:55) 

美美

マクロは楽しいですね^^
by 美美 (2015-11-09 20:40) 

kazg

美美様
常に持ち歩きたいところですが、遠くも写したいし、広角撮影も惹かれますし、、、悩ましいことです(笑)
by kazg (2015-11-10 17:08) 

momotaro

自然界って近づいてよく見ると綺麗なものなんですよね!
美の発見とその切り抜き、よい趣味をお持ちですね〜 (^_−)−☆
by momotaro (2015-11-12 17:05) 

kazg

momotaro
> 自然界って近づいてよく見ると綺麗なもの
本当にもっしゃる通りです。
> 美の発見とその切り抜き、よい趣味
そのように仰っていただけるとたいへん嬉しいです。「社会的有用性」への疑念が時折きざしますが、、。すっかり割り切って、居直って没頭したい、と思っています。

by kazg (2015-11-12 18:26) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

フォト蔵にアップしている私の写真はこちらです。

写真販売サイトにも画像を掲載しています。
写真素材 PIXTA


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。