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児島湖に異常物体?の巻 [今日の「これなあに」?]

昨日、児島湖畔を散歩しましたが、見たことのない光景に遭遇しました。これなあに? R0355593 R0355593 posted by (C)kazg

朝の児島湖は、冷え込んで、少し風がありましたが、湖面は穏やかで、まるで風光明媚な景勝地のようです。
師走の児島湖朝景色(2015)
師走の児島湖朝景色(2015) posted by (C)kazg

師走の児島湖朝景色(2015)
師走の児島湖朝景色(2015) posted by (C)kazg



師走の児島湖朝景色(2015)
師走の児島湖朝景色(2015) posted by (C)kazg

「児島富士」とも呼ばれる常山が、湖面に映り、「逆さ児島富士」が現出しています。


師走の児島湖朝景色(2015)

師走の児島湖朝景色(2015) posted by (C)kazg

でも、この光景は、見覚えありません。異様な小さな黒点は、なあに?
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R0355593 posted by (C)kazg 

ズームで見てみると、、、。

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IMGP6741 posted by (C)kazg

 

一斉に飛び立ちます。

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さらに、アップにしてみます。

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水面を滑空。
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先日撮影した空飛ぶ鵜です。2.3羽なら風情があるとも言えますが、、、ね。
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ヒッチコックの「鳥」まがいの、この大群では、恐怖さえ感じます。

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 ブラッドベリに 『ウは宇宙船のウ』というSF短編集があり、萩尾 望都さんにも同名のSFコミック短編集があります。
これらには、「鵜」は出てきませんが(汗)、怪しい宇宙生物の襲来と見えなくもありません。

 

ウは宇宙船のウ (小学館文庫)

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  • 作者: 萩尾 望都
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1997/08
  • メディア: 文庫

ウは宇宙船のウ【新版】 (創元SF文庫)

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  • 作者: レイ・ブラッドベリ
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2006/02/27
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宮沢賢治の童話に「やまなし」という作品があり、よく小学校の教科書などにも採用されています。その一節にこんな場面があります。

その時です。俄に天井に白い泡がたって、青びかりのまるでぎらぎらする鉄砲弾のようなものが、いきなり飛込んで来ました。
 兄さんの蟹ははっきりとその青いもののさきがコンパスのように黒く尖っているのも見ました。と思ううちに、魚の白い腹がぎらっと光って一ぺんひるがえり、上の方へのぼったようでしたが、それっきりもう青いものも魚のかたちも見えず光の黄金の網はゆらゆらゆれ、泡はつぶつぶ流れました。
 二疋はまるで声も出ず居すくまってしまいました。
 お父さんの蟹が出て来ました。
『どうしたい。ぶるぶるふるえているじゃないか。』
『お父さん、いまおかしなものが来たよ。』
『どんなもんだ。』
『青くてね、光るんだよ。はじがこんなに黒く尖ってるの。それが来たらお魚が上へのぼって行ったよ。』
『そいつの眼が赤かったかい。』
『わからない。』
『ふうん。しかし、そいつは鳥だよ。かわせみと云うんだ。大丈夫だ、安心しろ。おれたちはかまわないんだから。』
『お父さん、お魚はどこへ行ったの。』
『魚かい。魚はこわい所へ行った』
『こわいよ、お父さん。』

 あの優美な翡翠(カワセミ)でさえ、小魚や沢ガニたちにとっては恐怖の襲撃者です。ましてや、黒くて大きいこの鵜の大群に狙われては、生きた心地もしないでしょう。
同列に論じるのもはばかられますが、空爆にさらされているイラクやシリアの、幼児を含む市民たちは、どのような思いでおびえていることでしょう。

一方これは、、、、。

昨日のミサゴです。

師走のミサゴ(2015)

 師走のミサゴ(2015) posted by (C)kazg

上空を旋回して、、水中を凝視しています。


師走のミサゴ(2015)
師走のミサゴ(2015) posted by (C)kazg


このあと、連続写真です。
師走のミサゴ(2015)

師走のミサゴ(2015) posted by (C)kazg

師走のミサゴ(2015)
師走のミサゴ(2015) posted by (C)kazg

師走のミサゴ(2015)
師走のミサゴ(2015) posted by (C)kazg

残念ながら獲物を捕らえることはできなかったようです。
師走のミサゴ(2015)
師走のミサゴ(2015) posted by (C)kazg

ミサゴは、英語でオスプレイ。米軍の垂直離着陸機の愛称として知られています。普天間、岩国などへの配備が進められているMV-22は、海兵隊仕様(空軍仕様はcv22)で、海兵隊といえば、ご存じ外征専門の「殴り込み部隊」。
お断りしておきますが、当のミサゴくんは、自分のいのちをつなぐために、日々、必要なだけ漁しているに過ぎません。「力が正義」の、乱暴な「殴り込み」行為と同一視されるのは、迷惑至極と思っているでしょうね。

 これなあに?のつづきです。

ホシハジロですかね?

児島湖のホシハジロ(2015.12)

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児島湖のホシハジロ(2015.12)

児島湖のホシハジロ(2015.12) posted by (C)kazg 

児島湖のホシハジロ(2015.12)

児島湖のホシハジロ(2015.12) posted by (C)kazg 

児島湖のホシハジロ(2015.12)

児島湖のホシハジロ(2015.12) posted by (C)kazg 

そしてこれは?
キンクロハジロとスズガモを迷うのですが、アクセントの後頭部のおしゃれな冠羽が、見えた気がするので、キンクロハジロ?

近くには、スズガモらしいのもいるのですが、確信が持てません。

児島湖のキンクロハジロ(2015.12)



児島湖のキンクロハジロ(2015.12)



児島湖のキンクロハジロ(2015.12)

児島湖のキンクロハジロ(2015.12)

児島湖のキンクロハジロ(2015.12) posted by (C)kazg 

 今日の附録。

岸辺のキセキレイ。(でしょうか?)
児島湖のキセキレイ


児島湖のキセキレイ

児島湖のキセキレイ posted by (C)kazg

きょうはこれにて。


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コメント 6

majyo

鵜も少しだと愛嬌がありますがこれだけの大群は怖いです
鵜は東京湾にもいましたし、ナント靖国神社の池にもいました
どこにもいますね。
ミサゴはオスプレイですが、自分の命をつなぐためのエサ取りです
しかし、米軍オスプレイは、殴り込み部隊なんですね

宮澤賢治は恥ずかしながら、
「やまなし」存じませんでした。
今、蘇る賢治です

by majyo (2015-12-07 18:45) 

美美

あの鵜が一斉に飛び立ったら圧巻でしょうね!
私も今日見ましたよ、鵜のV字飛行
ミサゴのダイブはカッコイイですね。
私はまだ見たことがありません^^
by 美美 (2015-12-07 22:38) 

kazg

majyo様
鵜の大群は、ちょっと脅威です。
「やまなし」、私も、ずっと前、我が子の教科書で知りました。
by kazg (2015-12-08 08:45) 

kazg

美美様
ミサゴのダイブ、時によっては何羽もやってきて、次々にダイブすることがあります。何回か見たことがありますが、ちょうどうまく鳥撮りカメラを持っているとは限りません。一日じゃストタイミングで撮影したいです。
by kazg (2015-12-08 08:48) 

momotaro

私が知っている野鳥は、カラスにスズメにオナガにツバメ、ヒバリ、ウグイス、メジロ、セキレイ、ムクドリ、トビ、ツル、サギ・・・そんなものです。モズも鳴き声で知っているだけで、姿で識別することはできません。
カモもカモメも知っていますが、何カモとか何カモメとなるとそれ以上のことは知りません。
それと比べると、kazg さんは、10倍以上ご存知ですねぇ。
望遠レンズでしっかり姿を捉えて、図鑑等で確認していらっしゃるから、鳥に詳しくなられたのでしょう。
双眼鏡などを持ち歩いて、まずはよく観察しないと、どんな鳥が飛び交っているのか、わからないなあ、わからないまま寿命が来てしまうぞ・・・などと思う今日この頃です。
by momotaro (2015-12-12 22:16) 

kazg

momotaro様
とんでもございません。お恥ずかしい。
オナガは、図鑑でしか見たことがありません。
ちょっと前までは、ムクドリもツグミも見分けがつかず、お友達に教えていただいていました。一回聞いても覚えられず、いつも迷います。特に図鑑で調べた名前など、忘却速度が速いです。ブログに書いておくのは、自分のための「覚え」の意味も大きいのです。また、しばしば誤記もありますので、いぶかしい場合は、どうか、ご指摘くださいますように。
by kazg (2015-12-13 01:04) 

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