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「一本の鉛筆」から始まった、の巻 [時事]

昨日の謎の浮遊生物の写真は、実際の飛翔写真ではなく、自動車のフロントグラスにしがみついていルカマキリの子を見つけて写した、一種のトリック写真でした。瀬館の皆様方をお騒がせいたしましたことを、謹んでお詫びします。(笑)








昨日は、退職同業者の親睦団体の会合に参加してきました。
去年のこの記事で書いた会合の、今年度バージョンでした。
桑畑の歌から始まった、の巻
H先輩のアコーディオン演奏と歌唱指導によって、冒頭歌ったのは、美空ひばりさんが歌った「一本の鉛筆」。
この歌について、ウィキペディアにはこうあります。
 ひばりが最初の広島平和音楽祭に出演するにあたって、総合演出を担当していた映画監督、脚本家の松山善三が作詞を、作曲を映画音楽の作曲で有名な佐藤勝が作曲をそれぞれ手がけた。なお、当初は平和音楽祭の実行委員長も務めていた古賀政男が作曲する予定であったが、古賀が体調を崩したため佐藤勝の作曲となった。『一本の鉛筆』と『八月五日の夜だった』は、ともに広島市への原子爆弾投下について描かれた作品である。
ひばりは、父の増吉が徴兵され、母の喜美枝がその間辛い思いをしていたのをそばで見て育っており、自身も横浜大空襲を体験していたこともあって、戦争嫌いだったという。そのようなこともあってひばりは広島平和音楽祭の出演依頼を快諾したという。
リハーサルでは冷房付きの控室が用意されており、広島テレビのディレクターがひばりを冷房付きの部屋に誘導したところ、ひばりは「広島の人たちはもっと熱かったはずよね」とつぶやき、ずっと猛暑のステージのかたわらにいたという。ステージの上からは「幼かった私にもあの戦争の恐ろしさを忘れることができません」と観客に語りかけた。
それから14年が経った1988年、ひばりは第15回の「音楽祭」に二度目の出演を果たした。当時、ひばりは大腿骨骨頭壊死と慢性肝炎で入院した翌年であり、歩くのがやっとで段差を1人で上ることさえ困難な状況だった。ひばりは出番以外の時は音楽祭の楽屋に運び込んだベッドで点滴を打っていた。しかし、観客の前では笑顔を絶やさず、ステージを降りた時には「来てよかった」と語ったという。翌1989年6月に、ひばりは死去した。

 一本の鉛筆があれば
  私は あなたへの愛を書く
  一本の鉛筆があれば
  戦争はいやだと 私は書く


一本の鉛筆があれば
  八月六日の朝と書く
  一本の鉛筆があれば
  人間のいのちと 私は書く


開会の挨拶で、K先輩は、期せずして、私も先日この記事大橋巨泉、井上ひさし、菅原文太、愛川欽也の言葉に、いま、耳傾ける時。で紹介した大橋巨泉さんの言葉を引用して、今回参院選挙の重要性を訴えられました。

会合には、高校時代の恩師、大先輩、元同僚の方々など、県外在住の方をはじめ遠方からもお集まりの懐かしいお姿を拝見し、ご挨拶を交わすことができたのは嬉しいことでした。

会合の内容の紹介は割愛するとして、同じ会場の別の棟で、この日まで開催中の「作品展」に触れます。(去年の記事はコチラ。七夕雑話)

退職後新たに始められた趣味もある由。

絵画も、油絵、水彩、鉛筆画と、多彩です。























木工、手芸、裁縫、工作品など、手しごとにも匠の技を発揮されています。























写真も、力作揃いです。

















特にこの野鳥写真にくぎづけ。

ノビタキ。



アカショウビン。



私の鳥見の師匠M師の奥様による「友情出品」です。毎回楽しみです。

M師ご自身は、ことしは写真の出品はなく、日夜腕を磨いておられる花の水彩画。



一つだけ拡大してみます。

証明の反射が、写りを邪魔していて、本来の描写や色合いが再現できませんが、端正な筆遣いはお届けできたと思います。



今日はこれにて。
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コメント 2

majyo

一本の鉛筆、あの頃はさほど感じなかったのですが
この時代になり改めてその歌詞を読むと
なんと素晴らしいのだと思えます
アカショウビン、見事ですね。そちらで見られるのでしょうか


by majyo (2016-07-04 19:23) 

kazg

一本の鉛筆、背景も知らず聞き逃していましたが、思いのこもった歌だったのですね。
アカショウビンはカワセミ科の渡り鳥で、夏鳥として飛来するそうですが、私はまだ見たことがありません。見てみたい鳥です。
by kazg (2016-07-05 16:16) 

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