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五番煎じの半夏生、の巻 [今日の暦]

当ブログ「ナードサークの四季」は、2013年の夏に書き始めました。「退職記念」と銘打ちましたが、もっと直接的には、「肺癌手術記念」とも言えます。七月に入院手術した頃の日録や退院直後の日録を綴り始めたのが出発でした。
そうこうするうちに、もうすぐ4年目を迎えようとしており、「5年生存率九〇%」といわれた、その5年目を生きて迎えることも、まんざら夢ではなさそうです。
それにしても、時々過去記事を見ていると、二番煎じ三番煎じが重なり、ネタ切れ状態を痛感するところです。
「二番煎じ」で思い出しましたが、落語の題材にありますね。火事は江戸の華といわれるように、大火が絶えないので、商家のだんな衆が交代で、火の用心の巡回をします。ウィキペディアから、あらすじの引用です。

 (前略)厳しい寒さに耐えかねて横着をきめこみ、手を出したくないので懐の中で拍子木を打ったり、冷えた金棒を握りたくないので紐を腰に結わえて引きずって鳴らしたり、提灯を股ぐらに入れて暖をとったりする。「火の用心」の掛け声を試行錯誤しているうちに謡のようになり、新内節のようになり、端唄をうたっていくうちに、遊び自慢の雑談になってしまう。
組が交替となり、最初の組が番小屋で火鉢を囲んで暖をとっていると、ひとりが栓をした一升徳利(ふくべとも)を出してくる。中には酒が入っており、皆に勧める。夜回り中の飲酒は禁止されていたが、「これは風邪の煎じ薬だ」と皆でうそぶき、燗をしてこっそり飲む。「苦い風邪薬の口直し」としてししの身、味噌、焼き豆腐、ネギなどが用意され、しし鍋を作るに至り、即席の酒宴になる。
その時、番小屋を管轄している廻り方同心が、外から小屋のにぎやかな声を聞きつけ、「番! 番!」と呼ぶ。酔っ払った旦那衆は最初「野良犬が吠えている」と勘違いしたが、戸を開けると侍だったために大きくあわてる。旦那衆のひとりは火鉢の鍋の上に座って鍋を隠すが、酒は隠しきれず、同心にただされる。旦那衆のひとりが「これは酒ではなく、煎じ薬だ」と言うと、同心は「身共もここのところ風邪気味じゃ。町人の薬を吟味したい」と言って酒を口にし、「うむ、結構な薬だ。もう一杯ふるまわんか」。結局同心は鍋も目ざとく見つけ、鍋も酒もすっかり平らげてしまう。旦那衆が「もう煎じ薬がない」と告げると、同心は、
「しからば、いま町内をひと回りしてまいる。二番を煎じておけ」

先日、こんなCD集を買いました。10枚組九八〇円の4巻セットです。これまでも何枚か、レンタルCDをコピーしたり、百円ショップで落語CDを見つけて買ったものをもっていて、自動車運転中の娯楽として重宝していますが、同じものを何度も聞いて、飽きが来るのと、繰り返し聞くうちにCDが傷んで音飛びするようになったりで、思い切って買いました。古い音源からの録音で、雑音が多かったり音が小さくて聞き取りにくかったりで、決して高級なものではありませんが、費用対効果は高く、満足しています。
落語名人寄席 CD全40枚組セット

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: コスミック出版
  • 発売日: 2012/07/01
  • メディア: CD


このなかに、春風亭柳橋 師匠の 「二番煎じ」が収められておりました。

さて、今日のラジオで半夏生の話題が流れていましたので、今日の記事はこれを題材にしようと思ったのですが、確かめてみると、過去にこんなに何度も書いていました(汗)。
たとえば去年の記事。
稲苗に朝露繁き半夏生

 今日は一年の折り返し点。一年のちょうど真ん中の日だそうです。
(中略)
去年の「半夏生」の日にはこの記事を書きました。

せせらぎのかそけき音や半夏生
今日も危うく、同じ題材で終わりそうでした。

一昨年の七月二日に書いたのがこれ。せせらぎのかそけき音や半夏生

 今朝の地元紙=「山陽新聞」のコラム「滴一滴」に、しばし考えさせられました。
指揮者小澤征爾さんが、24歳で国際指揮者コンクールで優勝した時の、わざと間違って演奏された楽器の音をすべて聞き分け、正したという予選でのエピソードが紹介され、「安倍さんには国民の声がどれだけ耳に届いただろう」と問いかけています。
そして、5月1日付の文化面での内橋克人さんの言葉を引用しています。
「戦争はある日ここからといって始まるのではない。いつしらず、せせらぎの流れのように始まる。」
そしてコラムは、こう結びます。

最初はせせらぎのようにかすかな軍靴の響きも、やがて勢いを増す恐れがある。意に沿わない叫びに“耳”を貸さない為政者では、国は危うい。

本当に、何度も耳にたこができるほど聞き、口が酸っぱくなるほど繰り返し行ってきたこの懸念が、いまほどリアリティを増したときはないかも知れません。

聞き飽きて、またか、まさか、と多くの人が受け流してしまいかねない、今のご時世。まだまだ、内閣支持率の下降が緩やかなうちに、「多数議席」を活用してやれることはやってしまおうという算段でしょうが、それだけにますます、せせらぎの音に耳を澄まさねばなりますまい。


なんと、いつもいつも同じ繰り言を重ねるブログだわいと、われながら「感心」しますが、しかし、事態が少しも良くなっていない以上、今後も繰り返すしかないでしょうね。
「半夏生」については、この記事でふれましたので再掲してしておきます。
半夏生ですか?それとも別の方?

 スーパーの魚コーナーにパートに出ている妻が、「半」に「夏」に「生」と書いてどう読む?尋ねるので、うろ覚えで「ハンゲショウ」と答えました。

「たこ」に関係ある?と聞くので「知らない」と答えたものの、気になるので、ネット検索してみました。

「デジタル大辞泉」にはこうあります。

1 雑節の一。太陽が黄経100度にある日で、夏至から11日目。7月2日ごろにあたる。このころから梅雨が明け、田にカラスビシャク(半夏)が生えるのを目安に田植えの終期とされてきた。半夏(はんげ)。《季 夏》「いつまでも明るき野山―/時彦」

2 ドクダミ科の多年草。水辺に生え、高さ約80センチ。全体に臭気がある。葉は長卵形で互生。6、7月ごろ、上部の葉が数枚白くなり、これと向かい合って花
穂を出し、白い小花が咲く。名は1のころ咲くからとも、葉の下半分が白いので半化粧の意ともいわれる。かたしろぐさ。

農家では、この日までに田植えを終わらせる節目の日とされ、地方によっていろいろな伝承があるようです。

この日は天から毒気が降ると言われ、井戸に蓋をして毒気を防いだり、この日に採った野菜は食べてはいけないとされたこともあったそうです。三重県では、ハンゲという妖怪が徘徊るとされ、この時期の農作業を戒めたようです。

玄米の餅を作り食べる(奈良、大阪)、蛸を食べる(関西)、焼き鯖を食べる(福井)、うどんを食べる(香川)などの習慣があったそうです。これをもとに、7月2日は、「たこの日」、「うどんの日」「「半夏生サバの日」などに認定され、商戦のネタにされているようです。


「2ドクダミ科の多年草」とある『ハンゲショウ(かたしろぐさ)」の写真は、この記事にも載せました。
七夕雑話



深山公園の水生植物園への道端で、例年よく見かけたのですが、先日の散歩では見当たりませんでした。空梅雨のせいでしょうか?
ハンゲショウまでに田植えを済ませるべきことが、農村では言い伝えられてきた由。





「梅雨の晴れ間」なのでしょうが、夏空が顔をのぞけています。
かくして「半夏生」の記事、都合、五番煎じになりました。
小1の女の子が、一昨日の学校帰り、転んで、おでこにたんこぶをこしらえ、鼻血で服や運動靴を赤く染めて、泣いて帰ってきました。傘と水筒で両手がふさがっていて、とっさに手を付けず顔面衝突したらしいです。一緒に帰っていた上級生が助けてくれて、学童保育の先生を呼んで、我が家まで一緒につれてかえってくださったのでした。
パパママは仕事中ですから、我が家でしばらく様子を見ましたが、特に大事ではない模様。しばらくして仕事から帰ってきたママが、念のためお医者に連れて行きました。鼻が腫れるだろうが、骨やそのほかに異常はないとのこと。まずは一安心でした。
昨日は、4年生の兄のサッカーの試合を、元気に応援に行き、今日は、小学校の日曜参観日。学校から帰って、午後は、市のイベントで田植え体験をさせていただいたそうです。(中2の兄から2歳児の末妹まで。皆で田圃に入り、どろあそびを満喫したようでした、。)
夏の花が元気に咲いています。
ヒマワリ。

白いキョウチクトウ。

アガパンサス。

ヒメジョオン(姫女苑)ですよね。
二歳の孫が、この花を摘んできて。「目玉焼き」と言います。
そういえば、、、。



赤いタチアオイ。



ソリッドモノカラーで遊んでみました。

キキョウ。
秋の七草で「朝顔」と呼ばれるのはこのキキョウのことらしい。

これもソリッドモノカラーで、、、。





白いキキョウ。

アジサイ。

ムクゲ。



ヒマワリ。

どの色がカラーになるのかわかりません。行き当たりばったりです。
最後はアガパンサス。

今日はこれにて。
追伸、ネットでこんな記事を見ました。

安倍首相は都議選の応援演説で、ヤジを飛ばす聴衆に「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と力説しました。かなり離れた場所で、黙って演説を聞いていたお年寄りが「こんな人ってなんだ。都民だ、国民だよ」と急に声を上げました。震えながら声を出す姿が印象的でした。



開票速報が始まっています。
さて、都民の審判やいかに?

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majyo

半夏生という言葉は最近知りました。
一年の半分を過ぎましたね。ブログ5年目は近く迎えられるでしょう。
日々の生活を拝見していてそう感じます。
それよりこちらもいつ何があるかわからないと言う危機感だけは持っています。
戦争と言うのはこれから始まるぞーと言うものではないですね。
ひたひたと気が付かないうちに始まってしまい、抜き差しならなくなります。
こんな人たちと自分の思うようにならない人を言う為政者では
共謀罪も危ういです。
アバガンサスはいま咲き誇っていますね
by majyo (2017-07-03 18:31) 

yakko

今日 牧野植物園でハンゲショウを撮ってきました。
by yakko (2017-07-03 19:00) 

johncomeback

拙ブログへのコメントありがとうございます。
「ソリッドモノカラー」良いですね。僕のメイン機には
「パートレッド」しかありません(-_-;
by johncomeback (2017-07-03 20:49) 

はるかぜのきみ

またまた、長い記事がかけて良かったですね。生きている証し。「つまみ読み」させていただきました。うちの庭の半夏生は、白い葉がまだです。さて、例の上司の嫌がらせについて長いコメントを書いていましたが、操作ミスで一瞬で消えたので、またのお話にします。結論だけ報告しますと、外部からの問い合わせを元に、「月曜朝一番」、しかめっ面で私を指導してきましたが、心当たりに電話して発信元が部外者である可能性が高いことをつかみ、取るに足らない二番煎じであると判断。今回、つっこんできた部外者、および上司に反撃の一矢をとぼけぎみに放っておこうと思います。天につばをすると酸性化合物に汚染された雨となって自分の目薬になるようです。上司も、あべこべさんもおなじに運命のように思えてこっけいです。それでは、結構長いコメントになりましたが、末永くお幸せに。
by はるかぜのきみ (2017-07-04 05:41) 

momotaro

> なんと、いつもいつも同じ繰り言を重ねるブログだわい・・・しかし、事態が少しも良くなっていない以上、今後も繰り返すしかないでしょうね。
まったく同感です。そろそろ次に進みたいですね。しかし大事なことをすっ飛ばすわけにもいかない。
ヒメジョオンその他、どう見ても日頃目にしているものより綺麗に見えて仕方ない。でも実物はもっと綺麗なんですよね。改めて見てみます!
by momotaro (2017-07-04 05:43) 

kazg

majyo様
ホントに一年の半分、折り返し点ですね。早いものです。
「丁寧に説明」とはおっしゃるが、反対意見を表明したら「こんな人たち」呼ばわり。「ご無理ごもっとも」とひれ伏さない限り、国民と見なさない。いいかえれば「非国民だ」という論理構造なのでしょうね。あの方の頭の中は。今度の都議選でのお灸は、少しは効いたでしょうか?

by kazg (2017-07-04 17:06) 

kazg

yakko様
牧野植物園、心惹かれる場所です。ハンゲショウ、みずみずしい緑と白の取り合わせが、美しいことでしょう。
by kazg (2017-07-04 17:11) 

kazg

johncomeback様
「ソリッドモノカラ―」というのは、私が時々「遊び心」で持ち出すPENTAXQシリーズオリジナルのデジタルフィルターらしくて、「色抽出」の亜種のようです。これまで意識して使うことはなく、うっかり設定ミスで撮影してしまった画像に、面白い効果が見られたことはありましたが、ちょっとそのつもりで使ってみると、案外印象的な絵が出来ました。
by kazg (2017-07-04 17:56) 

kazg

はるかぜのきみ様
庭にハンゲショウですか。風流ですね。
>天につばをすると酸性化合物に汚染された雨となって自分の目薬になるようです。
勉強になりました。
また長いコメントくださいね。
by kazg (2017-07-04 17:59) 

kazg

momotaro 様
写真は「真を写す」と書きますが、なかなか真を写す作品は作れません(汗)。大いに主観が出しゃばりますよね。
by kazg (2017-07-04 18:02) 

美美

お孫ちゃんの目玉焼き発言、素敵な感性の持ち主ですね(∩.∩)

by 美美 (2017-07-04 19:20) 

kazg

美美様
最初は意味がわかりませんでしたが、よく見るとなるほどと思いました(笑)
by kazg (2017-07-05 06:44) 

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