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「海の日」に小川で釣りをする、の巻 [今日の「これなあに」?]

今日は、私の週二回のアルバイト曜日ですが、今日はお休み。なぜお休みなのか確かめずにいましたが、「海の日」ですね。
「海の日」って何だっけと、記憶をたどりますが判然としません。が、以前過去記事で話題にしたことをぼんやり思い出しました。

幻の記事??の巻


海の日を海に遊べば日は長き


もっともらしいことを書いています。

  今日は「海の日」 でした。
「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」日なのだそうです。
「シーレーン」の防衛だとか、「ホルムズ海峡での魚雷掃海活動」 などというきな臭い話題に結びつけられては迷惑だなと、ふと思っていたら、案の定、そんなことをまことしやかに発言されているお方があり、ワロタwww(お下品でした)。
 
「産経ニュース」の2014.7.21 03:20付け主張 から、一部引用させていただきます。
 
大小6800余の美しい島々からなるわが国は、国土の総面積はごく狭小ながらも、領海と排他的経済水域(EEZ)を合わせた海洋面積では世界第6位を誇る。

 四囲の広大な水域は魚介類や鉱物を豊富に蔵し、変化に満ちた海岸線の風光は国の貴重な観光資源となっている。この海を通じてわが国は古来、外国の文物を手に入れるとともに、海運による貿易で栄えてもきた。「海洋国」の名にふさわしく、海とともに生きてきたのである。

 そんな海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を願う日が、きょうの「海の日」である。
(中略)
顧みて現在、わが国領海では国の主権や国民の安全などが重大な危機にひんしている。尖閣諸島周辺では、「核心的利益」を掲げる中国が領海侵入を重ね、ルールを無視した海底資源開発にも有効な手立てを打てていない。

集団的自衛権の行使容認を抑止力の強化につなげる法整備もこれからだ。海に守られてきた日本国民は今こそ、自ら海を守る決意を高らかにうたうべきだ。 

もうひとつ、経団連の機関誌「月刊経団連」7月号の巻頭言

「海の日」に思う 宮原耕治(みやはら こうじ)経団連副会長/日本郵船会長

 (前略)

あらためて言うまでもなく、わが国は海洋国家であり、日本経済・国民生活を支えるエネルギー、資源、食糧の多くは海上を運ばれて来る。特にエネルギーについては、原発停止中のため化石燃料への依存率が現在90%にも達しているといわれるが、LNGも石油も石炭もそのほとんどすべてが輸入である。

ホルムズ海峡、マラッカ海峡などシーレーンの安全保障が脅かされれば、わが国は、一日たりとも正常な国民生活や経済活動を継続することが困難になる。その意味で、国連安保理決議に基づき米、欧、露、印、中、日など20カ国以上が共同して、ソマリア沖で海賊からの護衛活動を継続していることは心強い。

わが国においても集団的自衛権など、安全保障をめぐる議論が活発化しているが、こうしたわが国の現実を踏まえ、「海の日」が国民一人ひとりにとって海洋・海上輸送に関する安全保障を考える契機になればと願っている。

 やっぱりこう来ましたか。
以前、海なし県の知人がおっしゃっていましたが、列車に乗って海が見えると、海側の座席に座る。座席が空いていなくても、みんな一斉に海を見つめる。
それ以来、それとなく観察していますと、確かに大抵の方はしばし、心を奪われている表情で、海を眺めていらっしゃいます。
かくいう私もそうです。自分が山間部育ちのせいであるだけではなく、海は私たちにとって特別な存在であることは否定できません。(「私たち」と書いて、一瞬「私たち日本人」とすべきか迷いました。あるいは「私たち人間」と書いても妥当性が担保できるのではないかとも思いました。しかし、思いついただけで、検証ができていませんので、あいまいに「私たち」と書いておきました。)
私たちのもつ、海へのこのような自然な憧憬、思慕、愛着、親愛の感情を、ことさらに、即物的・実利的・政治的な方向に引っ張って行かれることは、不本意至極で、イヤだなあ。

さて、この記事では、当時小1だった孫と一緒に、海釣りに行き、坊主だった顛末を書いています。この子は、現在小4になりました。昨日は田舎に同行して夕方帰った後、この小4生と中2の兄は、仕事帰りのパパに、海釣りに連れて行ってもらったようです。
今朝聞くと、残念ながら坊主だったそうで、今日は近くの小川(農業用水路)でリベンジしたいと言います。妹もついて行きたいように言うので、竿や仕掛けの用意をしてお待ちしておりますと、9時過ぎでしょうか、お見えになりました。結局、行くのは小4の孫一人だそうで、釣り具一式と水筒とバケツを持って、いざ小川へ。
ただ、問題は餌がない?パパのタックル箱には、海用の疑似餌や、ブラックバス狙いのルアーなどはありますが、どうもここの小川の魚には向きそうにない。というわけで、現地調達で、ミミズを探すところから始めます。
やっとの思いで、小さなミミミズを3~4匹捕まえて、餌にします。
一投目、程なく孫の浮きが動きます。「あげてみたら?」というと、ためらいがちに竿を動かします。と、突然竿先が大きくしなって、水面を白い魚影がはねたと思うと、素早く逃げていきました。逃がした魚は大きいという言葉通り、想定を超えた大きさでした。
次に私の浮きが動き、白い魚を釣りあげます。続いて孫、さらに私と、平等に楽しませてくれ、3匹の獲物がバケツで暴れます。孫はなおも粘りますが、餌のミミズもなくなり、いったん休憩といたしました。(再開予定は未定です)

プレコ亡き後、庭に置いて、川魚や川エビを住まわせ、睡蓮鉢代わりにしている
90cm水槽に入れてやりましたが、すでに弱っていたらしく2匹は生きませんでした。

ポリバケツはサイズが「5型」と表示されていますから、直径25cmmあります。このオサカナ、身体を伸ばした状態では入り切りませんので、相当の体長になりますね。これなあに?
今日はこれにて。

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majyo

今日は友達と、海の日? 山の日?とわからなかったのですが
帰ってきてわかりました。
しかし産経や経団連は海のその憧憬や愛着を
なんだか歪めているような気がします。
こじつけですね。物の支配と共に領土の、海域の支配が
きな臭くなります。こだわらない!
by majyo (2017-07-17 19:19) 

はるかぜのきみ

ナードさん、お孫さんとの釣り、楽しそうですね。ところで、本日、とんでもない光景に出くわし、びっくり昇天。私のブログをごらんください。岡山県では、哲多町と西粟倉にしかいないものだそうです。後山にもいる気がするのですが、熊が怖くて山に行けません。
by はるかぜのきみ (2017-07-17 21:31) 

kazg

「海の日」曖昧模糊として、未だにすとんと胸に落ちませんね。

by kazg (2017-07-18 06:45) 

kazg

はるかぜのきみ様
哲多町のヒメホタルは聞いたことがありましたが、貴兄のご近所にもあんなに群舞しているのですね。
by kazg (2017-07-18 06:50) 

momotaro

海の日の産経ニュース、刺激になりました、お借りするかも。
小川で大物釣りましたねぇ、さすがナードサーク!
by momotaro (2017-07-19 05:42) 

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