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9条改憲勢力が議席を占有?困ります、の巻 [時事]

今日書いていた記事がまたまた消滅してしまい、ショックで立ち直れません。
気力を振り絞って、一部分だけ復元の努力をしてみます。



昨日の共同通信社世論調査によると、自公300議席超ですと?
「希望」も、改憲を明言していますから、この「二極」とその周辺をどう組み合わせても結局は「改憲」「財界・資産家とアメリカファースト」の勢力が国会を席巻することになる?御免こうむりたいものです。
諦めずに必ず選挙に行って、一票を行使したいもの。
ユーチューブで最近話題になっていて、今の時点で改めて必見と痛感した動画を、遅ればせながら紹介しようと思ったら、削除されて見られなくなっていました。
どうやらこんな事情らしいです。
日本経済新聞web版10/6付
を引用します。

 公益財団法人「明るい選挙推進協会」と総務省が共同製作した投票啓発動画「希望の党☆」が5日までに、動画投稿サイト「ユーチューブ」から削除された。小池百合子東京都知事が立ち上げた新党と同じ名称のため、ネット上で注目されたが、公正な選挙を啓発している協会が特定政党への見解を表明したと誤解される可能性があるとして削除を求めていた。

 動画は「ガメラ」シリーズなどで知られる金子修介さんが監督。小池氏の新党と同じ名前の架空の政党が政権を奪取し、世の中が変容する様子を描いている。協会が2005年に公開し、いったん終了したが、12年に金子さんが投稿していた。

 今年9月25日の新党名公表後にネット上で話題となり、動画へのアクセス数が急増。協会は同29日に削除を求め、10月5日未明に、ユーチューブ側から削除したとの連絡があったという。
 協会は「選挙啓発としては非常に効果的な作品だったが、架空の党が現実になり、誤解を招く恐れがある」としている。〔共同〕



削除された投票啓発動画「希望の党☆」の内容を、日刊ゲンダイのこの記事がまとめてくれていましたので、念のためにメモしておきます。

 「今、映画撮影のため中国に来ているんですけど、日本のニュースを見てビックリしました。12年前に僕が作ったショートムービーを日本の政界が後追いしてるみたいなんだもの」
 こう言うのは「ガメラ」シリーズや「デスノート」などで知られ、最新作「リンキング・ラブ」の公開を控えている映画監督の金子修介氏だ。
 前述のショートムービーとは、総務省と財団法人「明るい選挙推進協会」の依頼で金子監督が作った20分間の短編映画「希望の党☆」のこと。物語はこうだ。
 主人公はごく平凡なサラリーマン。翌日に国政選挙を控え、“大事な選挙だから”と娘から投票を勧められるが、どうせ誰に投票しても世の中変わらないと棄権してしまう。
 ところが、選挙の結果、過半数を獲得して政権を握ったのが「希望の党」なる政党。誰も注目していなかったのに、若者世代の圧倒的な支持を得て、次々と斬新な改革に着手していく。動物虐待に重罰、痴漢は死刑。3年間、選挙に行かなかった国民からは選挙権を剥奪、その代わり、選挙権を高校生にまで引き下げる……。「冤罪というリスクを冒しても犯罪者を許さない」と勇ましい党首に熱狂していた国民だが、次第にエスカレート。ある日、徴兵令が敷かれ、娘も戦場に……。
「政治に無関心だとこうなりますよ。みんなで選挙に行きましょう」というメッセージが込められた作品だが、まさに今の日本の状況にそっくり。
「12年前は『戦争反対! 日本は戦争しないって決めたんだ』という父親の絶叫も不偏不党のセリフとしてごく当たり前に使われていましたし、ムービーを見た官僚も笑って喜んでいましたが、今や“戦争反対”は“反日”のレッテルを貼られかねない時代ですからね」(金子監督)

「政治に無関心だとこうなりますよ。みんなで選挙に行きましょう」
改めて肝に銘じたいものですね。

今日の記事の大部分は、吉備路散策の続きで、備中国分寺、国分尼寺を中心とするエリアの見学記でした。これを、もう一度記憶を掘り起こして復旧する気力はありません。

カリフォルニア州の火事。被害者のブドウ農家の方が茫然自失する姿が報道されていました。いたわしいことです。それと同一視するのは気が引けますが、喪失感は並大抵ではありません。



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コメント 8

majyo

記事が消えてしまったショックも大きいと思いますが
改憲勢力が堅実に票を伸ばしている事もショックでした。
多分、意味がわからず自公で良いと思っているのでしょうか?
また、世論調査と言う名の 世論誘導なのか?とも思います。
いまはただ、投票率を上げてこの数字を跳ね返したいです。

by majyo (2017-10-14 08:19) 

トックリヤシ

多くの国民は政治によって
自分たちの生活が変るって思っていないのでしょうかね~
呑気な人達が日本を壊してしまいかねないのです。。。
by トックリヤシ (2017-10-14 09:00) 

momotaro

鬼謀の党?キボウの塔?にはそんな逸話もあったんですか、知りませんでした。しかし短い間に、随分世相が変わりましたね
記事消滅のショックお察し申し上げます。
by momotaro (2017-10-14 16:30) 

kazg

>投票率を上げてこの数字を跳ね返したい
正確に民意が反映されれば、自公300議席なんてコトはあり得ないでしょうからねえ。
by kazg (2017-10-14 20:50) 

kazg

トックリヤシ様
まったくです。
とりかえしがつかなくなってから嘆くのは、後の祭りというものですが、、、。
by kazg (2017-10-14 21:19) 

kazg

momotaro様
よくできた近未来映画でした。選挙が終わったら再公開されるのでしょうか?
by kazg (2017-10-14 21:25) 

アヨアン・イゴカー

小林よしのり氏、鈴木邦男氏も野党共闘を応援していますね。
アメリカ追随しているだけの現政権は、保守ではないと切り捨てていました。全くそのとおりで、嬉しくなりました。前文部科学省の前川喜平氏の実に良識的な、本来のエリート官僚が期待される発言など、嬉しいニュースが出てきています。
一人の真面目そうな大学生に話す機会があり、選挙はどうするのかと聞くと、投票は行きますと言う。現状はどう思うのかと聞くと、大きな変化は期待しないので、与党に投票するつもりだと言うので、驚いていくつかの問題点を簡単に話をすると、恥ずかしそうにして、自分が無意識でいたことを反省してくれたようでした。どこに投票するかは自由だが、どのような社会にするか自分で考えて、政党のこと、候補者のことをしっかりと調べてからにすべきだよ、と言っておきました。
今回の総選挙は、何か新しい素晴らしいことが起こる予感があります。
by アヨアン・イゴカー (2017-10-15 23:59) 

kazg

アヨアン・イゴカー 様
>今回の総選挙は、何か新しい素晴らしいことが起こる予感があります。
深層部で、大きな動きが始まっているかも知れませんね。
by kazg (2017-10-16 08:27) 

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