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前回記事の補足と雪の倉敷ぶら散歩、の巻 [折々散歩]

昨日付の記事は、日付が変わるまでに書き上げようと焦ったため、尻切れトンボでまとまりの悪い結末でした。とはいえ、再度推敲して完成稿を仕上げる気力もありませんので、いくつか付け加えて、オシマイとします。
「それで何人死んだんだ」と、言語道断のヤジを飛ばして、「「誤解を招く発言」と「引責辞任」した松本文明内閣府副大臣の問題で、言い落としたことがありました。
1)この人物、きわめてレベルの低い政治家で、もともと「住民目線」というものをかけらも持ち会わせてないお方らしい。2016年4月の熊本地震の際、内閣府副大臣として現地対策本部長を務めた折に、配給がおにぎりのみだったことについて、県職員に「こんな食事じゃ戦はできない」などと、待遇の不満を再三口にするなど、大ひんしゅくだったと、当時の「週刊文春」が報じていました。罪科はそれにとどまらないようです。「青空避難」解消という被災者感覚無視の「対策」を、政府代表としてごり押しした当事者が彼だったらしい。の西日本新聞の2017年04月15日付記事「熊本激震…最前線ドキュメント(1) 首相指示 「青空避難を解消せよ」」を引用します。
首相の安倍晋三(62)は、熊本地震の「前震」が発生した昨年4月14日夜、都内のフランス料理店にいた。車を飛ばして首相官邸に戻り、直後に発した一言が混乱の始まりだった。
 「なぜ、避難者が寒空の下にいるんだ」
 危機管理センターのモニターにはNHKや民放の臨時ニュースが流れていた。熊本県益城町役場の駐車場に避難者が詰め寄せ、毛布にくるまる姿を映し出していた。
 鶴の一声は側近、官僚を通じて瞬く間に熊本県庁に届いた。新館10階の災害対策本部で、県総務部長木村敬(42)の携帯電話が鳴った。「青空避難者をただちに収容せよ」。木村は知事蒲島郁夫(70)の東大教授時代の教え子で、総務省から派遣された最側近の一人だ。
 間断なく余震が続いていた。一晩で震度5以上の地震だけでも7回を数えた。「皆、屋内にいるのが怖くて外にいるんです」。木村は電話口で何度も叫んだ。東京からの電話は一晩中鳴り続けた。
 15日、政府現地対策本部長として内閣府副大臣の松本文明(68)が県庁に入った。普段は温厚な蒲島が目をつり上げた。「現場が分かっていない」
 次々に舞い込む被害情報と救急要請。現地は救命率が急落するとされる災害発生から「72時間」を意識した対応を最優先していた。そこに各省庁から優先度の低い指示や問い合わせが相次ぐ。「住民基本台帳システムはどうなっているのか」「県の災対(災害対策)本部に官邸とのテレビ会議用の大型モニターを置かせてくれ」-。
 指揮に当たった県幹部は「上から目線の指示に苦慮した」と顔をしかめる。ぎくしゃくした国と県の関係。16日未明、再び最大震度7の「本震」に襲われ、混乱に拍車が掛かる。 (赤字強調は引用者) 
2)この人、2015年の改造内閣で、例の島尻安伊子沖縄北方担当大臣の下で副大臣を務めたこともある由。よりにもよって、県民・国民感情から遊離したお粗末な「人材」をそろえたものです。ついでながら、島尻氏の後釜が、あのスキャンダル満載の鶴保庸介氏ですから、うんざりです。
3)この人に限らず、品性下劣、傲岸不遜、狐借虎威の小人物ばかり、寄り集まっては不善を為す現政権の本質的特徴を浮き彫りにする一例にすぎないというべきなのでしょう。
リテラの↓この記事が、的確に指摘しています。参考までにご紹介しておきます。

松本内閣府副大臣スピード辞任はただの選挙目当て! 沖縄米軍機事故に「何人死んだんだ!」卑劣ヤジは安倍自民の本音だ

寒い日が続きます。

アッシーとして、妻を倉敷まで送りました。もう少し足を伸ばして見るつもりですが、かなりの勢いで雪が降って来ましたので、遠出は控えて、せっかくですので倉敷美観地区を短時間歩いてみました。

雪花の舞う倉敷美観地区も、また格別の風情です。


日曜日とあって、寒い中も散策の客が、大勢行き来しています。


軒下の、赤い和傘が目を引きます。



倉敷川の向かい側。中央あたりの洋風建築は、旧倉敷町の町役場跡で、現在観光案内所兼休憩所として使われていいます。


三々五々、歩く人たちのかなりの人は、アジアからの観光客と見えます。






雪の中の川船遊覧も、粋ですね。











雪が、視界を遮るほどに、かなり強く舞う時もありました。



よちよち歩きの観光客親子でしょうか?ほほえましい光景です。



人力車が客待ちをしています。外国人観光客の注目も高いようです。





残りの写真はまた機会を改めてご紹介する予定です。今日はここまで。



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コメント 8

majyo

熊本地震の後の混乱がよくわかりました。
災害の後の「緊急事態条項」など論外です。
自治体が自由に裁量できなければならないです。
永田町の机上の論理ではすすまない。
沖縄北方大臣は、みんなひどいのばかりです。鶴保も色々と噂が出ましたね。
またもや地震発生時にはお食事会でしたか。少し勉強せい!

倉敷、行ってみたいです。
by majyo (2018-01-29 08:10) 

hatumi30331

やっぱり、倉敷は雰囲気あるよね。^^
雪がちらついて・・・寒そうやけど・・・・

政治家の質の悪化・・・
止められないね。
どうしたら良いのやら・・・
by hatumi30331 (2018-01-29 09:18) 

makkun

私も「↓この記事」の通りだと思ってます。
20年前頃に倉敷に写真仲間が出来たのですが
一度も訪れる事なく残念です。
by makkun (2018-01-29 12:23) 

トックリヤシ

無理やり辞任させられた副大臣、悔しそうでしたね。。。vv

雪の中の川舟遊び、編み傘が似合ってるぅ、でも寒そう。。。

by トックリヤシ (2018-01-29 13:57) 

kazg

majyo様
>災害の後の「緊急事態条項」など論外です。
怖い怖い!
>自治体が自由に裁量できなければならない
そのとおりですね。

>倉敷、行ってみたいです。
ぜひお越しください、、。
by kazg (2018-01-29 21:07) 

kazg

hatumi30331様
雪の倉敷には、なかなか巡り会えません。たまたまのタイミングでしたが、ラッキーでした。
>政治家の質の悪化・・・
うんざりですね。
見限り、諦めてしまってはいけないのでしょうが、、
by kazg (2018-01-29 21:13) 

kazg

makkun様
>「↓この記事」の通り
まったく同感です。
>倉敷に写真仲間
機会があれば、是非、CoCoタンのお散歩にお越しください。
by kazg (2018-01-29 21:19) 

kazg

トックリヤシ様
>悔しそうでしたね。
自分が悪いとはおもっていないようでしたからね、、、。
>雪の中の川舟遊び
表情を窺うと、皆さんニコニコと上機嫌でしたが、、、、寒そうに見えました(笑)
by kazg (2018-01-29 21:23) 

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