期待ふくらむ、の巻 [折々散歩]
西高東低の冬型気圧配置で、山陽側は雨こそ降ってはいませんが、寒い朝です。今日は午後予定があるので、NHK「日曜討論」を部分的に見たあと、ちょっとだけ散歩しました。(「討論」と言っても、党首へのインタビューだけでしたが。)
持って出たのは、、、、
一番上(奥)の機材です。
PENTAXK5Ⅱ+玉抜きトキナー100-300mmAF+BORG45EDⅡ。
参考のために手前に、左からOLYMPUS pl7+LUMIX G1:2.5/14、中PENTAXQ7+標準ズームレンズ、右FUJIFINEPIX S1を並べてみました。
先端のこの部分にレンズがついているだけで、そこからカメラまでは、空洞の「鏡筒」です。
前回は、BORG50(アクロマート)を装着して試用して見たのですが、今日は、写りのさを確かめてみたくて、EDレンズのBORG45EDⅡを装着してみたのです。
下は、メーカーHPによる商品紹介です。
これが45EDⅡ。
そして、アクロマートの50mm。
私の持っているのは旧ロットのもので、デザインはもっと地味です。
レンズの大きさはほとんど同じですが、アクロマート50mmは、そのまま玉抜きトキナー100-300mmAFの先端につなげば、無問題で焦点を結びました。60EDも、頭部が重くなってバランスが悪いことに目をつぶれば、そのまま装着できます。ところが、45EDⅡは、もう少し長い鏡筒が必要なようです。メーカーのシステムチャートによるとこんな図が示されています。
borg7603や7505という部品(延長筒)は、どうやら4000円ほどもするようで、この出費は馬鹿になりませんから、あり合わせの部品でつないでみることにしました。
どう見てもスターリッシュとも軽快とも言えず、無骨でちんちくりんな出で立ちですが、できるだけ人目につかないように歩いてみました。
いつものコガモです。
悪くない写りだと思えます。
コサギもグループで採餌中。
飛翔姿も、辛うじてオートフォーカスでとらえることができます。
何か飛んできました。
クサシギ?それともイソシギ?
役確かめる間もなく、飛び去っていきました。
ジョウビタキもあらわれました。
相当思い切ってトリミングしても、画像が破綻しません。
モズです。遠い位置のものをトリミングしています。
カワセミも発見。
トリミングに耐える精細度。BORG45EDⅡの実力に感心します。玉抜きトキナー100-300mmAFも、AF速度は望めませんが、手動ピント合わせよりは信頼でき、実用の範囲と思います。今後も出番があるかも、と期待がふくらむ実験でした。
午後からの用事というのは、これ。
「日本で一番早い演説会(笑)」(開会挨拶)という今日の演説会。実は、この7月に、開催が予定されていましたが、、、
夏の豪雨災害の影響で中止となっていました。
ちょうど半年後の今日、「約束通り(小池)」開催されたものでした。
豪雨災害直後のツイッターには、こんな記事もありました。
被災地を訪れた小池さんのお隣に見えるのは、仁比聡平参議議員の姿でしょうか?今日の演説会には、お二人ともそろって来岡、小池さん演説に先立って仁比さんからの挨拶・報告もありました。
仁比さんについては、以前こんな記事で紹介したことがありました。
充実の昨日、鬱々たる今日、の巻
ウィキペディアには経歴がこう紹介されています。
2000年 第42回衆議院議員総選挙、落選。
2001年 第19回参議院議員選挙、落選。
2003年 第43回衆議院議員総選挙、落選。
2004年 第20回参議院議員選挙、初当選(比例区)。
2010年 第22回参議院議員選挙、落選(比例区)。党中央委員初選出。
2013年 第23回参議院議員通常選挙、再選(比例区)。3年ぶりに返り咲き、国政復帰
福岡出身で、「デビュー」当初は、九州地方を活動基盤とされていましたが、近年は奇しき縁で、わが中国地方も活動エリアとなり、「ナマ仁比さん」の姿を間近にする機会も増えました。弁護士出身で、理路整然とした弁舌と、いかにも九州男児らしい潔さの魅力は、デビュー当初から格別のものがありましたが、昨年の戦争法国会での、具体的事実の重みをもとにした、凜として気迫のこもった追及がテレビ放映される機会も増え、押しも押されもせぬ論客としての存在感を増しています。そういえば、去年の夏のン?ナニマダラ?の巻
という記事中にも、仁比さんは登場しています。
ずっと前、「よい弁護士と悪い弁護士があります。」と、冗談めかして語っておられた言葉が印象に残っています。大阪を中心に、「ハシズム」旋風が吹き荒れていた頃の、率直な指摘でした。同じく「行列のできる法律相談所」の丸山なにがしサンは、米大統領を奴隷の末裔と公言したほか、日本が、そんな「ダイナミックな国」の一つの州になることについて「憲法上の問題があるのかないのか」などと仰天発言を繰り出しています。また「砂川判決」なる物を、ゴミ箱の中から「砂川判決」なるものをひろい上げて悦に入っている、同じく自民党の高村副総裁なる人も弁護士出身だそうですから。アベ暴走政治にストップをかけ、立憲主義と民主主義を取り戻すために、大道について団結する野党と、やむにやまれぬ国民の共同が、大きく地響きを立てて前進する可能性が、はっきりと見えました。
演説会の模様や感想を書きかけましたが、小池さんがツイッターでこんなことをつぶやいておられましたので、ご紹介して終わりにします。
引用します。
2019年初めての演説会@岡山市民会館大ホールに1400人!豪雨災害で中止した演説会が半年ぶりに開催されました。統一地方選で三人の岡山県議と五人の岡山市議の議席を守り抜こう!参院選の仁比そうへい比例候補、すみより聡美選挙区候補、おかやまいっぽん代表の吉岡康祐氏とで「いっぽん」サイン!
おかやまいっぽん代表の吉岡康祐氏は、前岡山弁護士会会長、日弁連副会長を務められ、戦争法反対の運動では、文字通り市民と野党の共同の中心を担ってこられました。今日の挨拶でも、「本気の共闘」という言葉に重みがありました。
参院岡山選挙区で、現在野党陣営として唯一立候補表明をしている住寄聡美さんは、11年間小学校教員を勤めた後退職。政治家活動に身を投じた若者。彼女のお父さんも、もと小学校教師で、教育研究活動などで、浅からぬお付き合いをいただいた縁。市民と野党の共同で、もしも国会に送ることができたら、もと岡山県知事として公務員の賃金を何年も削減し、それを率先垂範として次々に県民に犠牲をしいて、弱者に煮え湯を飲ませた現職自民の議席を奪い、積年の恨みを晴らすことができます。今年はチャンスと、胸がふくらみます。
直後にこんなツイートもupされています。
引用します。
今日のNHK「日曜討論」では日本共産党の志位委員長、立憲民主党の枝野代表、国民民主党の玉木代表、自由党の小沢代表、社民党の又市党首が、「参院選一人区の野党候補一本化」で一致。党首で一致したのですから、もはや怖いものなし。一刻も早く協議に入りましょう!
多数党が、わずかの差で議席を独り占めし、民意を無視して悪政を強行し、思い通りに改憲発議までやってのけることができる魔法のシステム=小選挙区制。このもとでも、少なくとも一人区すべてで野党共闘が実現し、その勢いで複数区でも野党勢力を前視させることができたなら、一気にオセロ(リバーシ)ゲームさながらの、壮大な与野党逆転劇が現出します。想像するだに爽快です。今年の初夢、正夢にしたいものです。
志位さんの礼儀正しさも良いのですが
私は小池さんが好きです。面白い。迫力がある
立会い演説会でしかなかなかお目にかかれないのですが
何とか野党共闘につなげてほしい。
これだけ譲歩しているのに・・・・立憲は・・・
by majyo (2019-01-07 19:07)
立憲民主党の大人としての共闘へ歩んでほしいですね。
みんなが待っています、理屈抜きで統一候補をもって
参院選を迎えて欲しいです、待っています。
by えんや (2019-01-07 20:16)
こんばんは。
いろいろな鳥が撮れましたね !
by yakko (2019-01-07 21:04)
majyo 様
ステレオタイプでない当意即妙の応答が見事ですね。
by kazg (2019-01-08 05:20)
えんや様
この会の冒頭、立憲民主、社民党、自由党からメッセ-ジが紹介されました。、野党が一堂に会する機会も増え、市民を前に共闘の意思をお互いに表明される機会も増え、隔日の感を覚えます。あとは「本気」で実行すること、ですよね。
by kazg (2019-01-08 05:30)
yakko様
はい。近所を一歩きして、いろんな鳥に出会いました。
珍しい鳥にも会いたいですが、なじみの顔でも写せるとうれしいです。
by kazg (2019-01-08 05:36)
野党共闘に期待してま〜す!
by momotaro (2019-01-10 21:29)
momotaro様
歴史書に、その記事が大書される年になりますように。
by kazg (2019-01-13 08:23)