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無常の風に誘われて、の巻 [家族]

ずっと以前、こんな記事を書いたことがありました。

息災を肴に汲まん花見酒(2015-04-02)


長男のお嫁さんの実家は静岡県ですが、昨日、お父さんお母さんと、妹さん夫婦、そして生後10ヶ月の赤ちゃん、弟さんの次女である保育園児らが、自動車で遙々訪ねてこられました。生後一ヶ月になる赤ちゃんの顔を見るために。昨夕は、夕食を共にし、美味しくお酒を酌み交わしました。

このお酒というのが、大阪に住む次男の、お嫁さんのお父さんが、蔵元で並んで買って送ってくださった、限定販売の幻の名酒三光ひのくち朝しぼり 無ろ過生原酒」と、同じく蒜山の名酒美保鶴。

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前者は、一人ちびちびと嗜んでいて、一升瓶が半ばほどになっていたものと、後者は栓を開けずにおいていたものを、勢いづいて鯨飲し、愉快なひとときを過ごしました。(中略)

大阪に住む次男の赤ちゃんが、今日、保育園の入園式。
夫婦で出席してきた様子を、写メで知らせてくれました。
また、夜には、久しぶりに電話もくれ、元気そうな様子が知れて安心しました。お嫁さんには、ジャストタイミングでお酒のお礼も言えて、よかったよかった。


そしてこんな記事も、、、。


炎昼のなかを孫らと墓詣で(2016-08-14)


G地点には、大阪の孫のママのお父さん(孫から見ればもう一人のじいじ)の実家があり、お母さん(ばあば)は現在旅行中で、じいじはここに滞在中なので、お盆休暇の後半はそちらですごします。急なアクシデントで車が使えなくなったので、私の車で送っていくことにします。
蒜山(ひるぜん)高原という、鳥取県境にほど近い冷涼の地です。お家は、高速道路(米子道)の出口のほど近くにあります。ご挨拶がてら、初めてお宅までお邪魔しました。「今日は、墓掃除をしたら暑かった」とおっしゃいますが、「下界」に比べると、過ごしやすい暑さです。
「道の駅」が近くにあります。名産品の野菜、果物や乳製品が、お手頃価格で販売されています。


ここに出てくる地名「蒜山(ひるぜん)」は、県外の方にとっては難読地名であるかも知れませんが、岡山観光webのサイトにはこのように紹介されています。


蒜山高原は雄大な自然と多彩な観光スポットが集まる西日本屈指の高原リゾート。ジャージー牛の放牧と牧場体験ができ、レストランやショップを併設した「ひるぜんジャージーランド」、自家製ぶどうで作られたワインやジャムなどが購入できる「ひるぜんワイナリー」、ラベンダーなど約200種類のハーブや四季折々の花が栽培されている「蒜山ハーブガーデン ハービル」など見所スポットがたくさんあります。レンタサイクルや1周29kmのサイクリングロードも充実しており、サイクリングにも最適なリゾートです。ジャージー牛乳を使ったスイーツやひるぜん焼そばやジンギスカンなど高原グルメも満喫できます。


さて、その蒜山で、今日は葬儀がありました。上の記事で話題にした、大阪に住む次男のヨメさんのお父さんが亡くなられたのです。70歳をわずかに超えたばかりの早すぎるお別れでした。悪性の病気が転移・再発して、ステージが進んで来ているとのことを、夏の段階で聞いてはいましたが、こんなに早い展開とは思ってもいませんでした。悲しい限りです。


国体に何度も出場し、入賞経験も持つスポーツマン。つい最近まで、指導者として選手団長を勤められていました。入院・闘病の最中にも、スクワットや筋トレを続けて、回復への努力をされていたのに、病の進行につれ筋力も衰えを隠せなかった由。痛ましいことでした。1歳になった男孫の成長を待って、手ほどきをする楽しみを味わうことがないまま逝かれたことも、さぞや心残りもおありだったと思います。


式の終り際、式場スタッフのしみじみとしたナレーションに「無常の風に誘われ」の一節がありました。型どおりの常套句なのでしょうが、まさしく至言。胸に沁みました。


葬儀へは、長男の運転する車に、私と妻が同乗。別途、長女のムコ殿は、午後には避けられない予定がありながら、律儀に駆けつけてくれました。


よく晴れた秋空をあおぎながらのドライブでした。個人の導きでしょうか。途中立ち寄った休憩場所では、こんな風景に出会うことができました。


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今日はこれにて。


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