SSブログ
<

故郷、の巻 [日録]

郷里の実家の隣家のご当主が、ここ何年かの入院生活の後に亡くなられ、15日が葬儀との由、木曜日に聞きました。


13日(金)は、午後、会議の予定でしたので、それを済ませ、14日(土)郷里に前泊することにしました。季節柄、当日の朝、濃霧に遭ったりすると、葬儀に間に合わなくなってはと、心配でしたから。


葬儀当日の15日、父の「代理」で、組内として受付等のお手伝いに行ってきました。高齢化の進む地元集落では、人口が現象の一途をどっていますが、私と同年配か、やや若い世代の何人かが地元で生活しておられますので、ご一緒に(教えを乞いながら)お手伝いさせていただきました。


幼少時以来の対面という方も多いのですが、地元に根を下ろして現役として生活しておられるリアリティが、会話の端々からも窺え、感慨深いことでした。それらの中で、一歳下の幼なじみで、親しい遊び友だちのH君。郷里を出て首都圏の大学へ進んで以来、都会暮らしが長かったのですが、定年退職後、ご両親を助けて田圃・畑仕事に精を出す日々です。私も帰郷時、時折その農作業姿を目にし、時には立ち話をすることもしばしばありました。近年、相次いでご両親が亡くなられた後も、奥さんとともに大部分をこちらで暮らしておられますが、市部に残してあったマンションを近く売却して、全面的に田舎生活を始めるつもりだそうです。男気に脱帽です。


翌日の16日(月)は、別の用件でもう一度帰郷。


故郷の川に、今年も鴨の群れが訪れていました。


S0782276


S0832296


よい陽射しの中、ヌートリアが岸辺に上がっていました。


S0852303


今日はこれにて。


nice!(29)  コメント(2) 

nice! 29

コメント 2

johncomeback

拙ブログへのコメントありがとうございます。
姫新線の列車の車窓から見えたのは
「日本の原風景」のようで素敵でした。
by johncomeback (2019-12-18 19:36) 

kazg

johncomeback様
しみじみと懐かしい風景です。
故郷を離れて暮らしている時には、たまたま通りかかった別の土地の田園風景に、ふっと類似を覚えて、感傷を刺激されることもありました。
ただ、眼前の故郷は、昔より酷く寂れた感じを受ける面もあって、ちょっと寂しいです。
by kazg (2019-12-19 22:17) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

フォト蔵にアップしている私の写真はこちらです。

写真販売サイトにも画像を掲載しています。
写真素材 PIXTA


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。