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今年もイッキ、の巻 [日録]

昨日10月30日の午後は、「年金一揆」に参加してきました。私が、初めてこれに参加したときのことを、この記事に書いています


マクロスライド?なんのこと?---消えた傑作の巻?(2013-10-19)


昨日、地方版「年金一揆」なるものに参加してきました。物騒な名前です。この「年金一揆」東京・日比谷野外音楽堂では中央集会が開かれ、2800人が参加、全国で同趣旨の集会やデモがとりくまれたそうです。

私も今年から年金受給者です(満額支給は、まだ数年先ですが)ので、先輩に誘われて「年金者組合」に加入しました。

収入が途絶し、年金のみに依拠する暮らしが始まったばかりで、不安がいっぱい。安心して生きられる世の中をめざして、弱い立場の者同士、力を合わせ、支え合っていくのは、大切なことですから。

(中略 )

さて、昨日の「年金一揆」。61歳の私は、当然のことながら、一番年下の部類で、80代、70代の皆さんも大勢参加されていましたが、皆さん、かくしゃくたる様子で、シルバーパワーを輝かせておられました。

県下各地の、思わぬ懐かしい先輩方の顔も、ちらほら拝見し、懐かしい思いをしました。新任の頃生活した土地でお世話になったHさんが、ご夫婦で参加しておられました。奥様には、実に三十数年ぶりにお会いした事になり(何かの機会に、お見かけしたことはあったでしょうが)、感慨深いことでした。ほかにも、あの方この方と、言葉を交わすことができ、ほっこり温かい思いをいたしました。

集会の後は、シュプレヒコールを上げながら、久しぶりのデモ行進です。沿道の市民が、物珍しそうにのぞき込みます。そもそも、最近ではデモ行進自体が、滅多にお目にかからぬ「レア」な「イベント」でしょうし、ましてや参加者がみんな白髪姿の「高齢者」ばかりときては、何事かと興味がわくのでしょう。通りかかりの外国人観光客でしょうか、カメラを向けてくるのも、くすぐったい感じです。


あれから7年にもなりました、高齢者を取り巻く状況、若者の「老後への不安」は、ちっとも改善されていない、、、ばかりか、大いにシンコク化してしまってます。毎年、毎年「年金一揆」を繰り返し、今なお筵旗を下ろせない所以です。


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振り返れば、こんな過去記事を書いてます。平日の実施ですと、退職後もアルバイトの都合で参加できない年もありましたが、今年からは完全に自由の身になりましたので、まだまだ参加回数を更新することになりそうです。


ネンキンに関心あり、の巻(2019-10-28)


悪いマクロと良いマクロ?の巻(2019-08-19)


イッキイッキ!の巻(2018-10-16)


「年金裁判」は何に貢献するか?の巻(2015-09-26)


ところで今年の年金一揆は、屋内で実施されました。ひきつづき、大詰めを迎えた年金裁判の「模擬裁判」が行われたからです。チラシには、こうありました。


模擬裁判実施します!!
当日14:00から16:00まで

証人尋問裁判の模擬をします!

次回口頭弁論11月24日にむけて、模擬練習をして、本番に臨みたいと思います。7人の証人の尋問を模擬で練習します。裁判当日の傍聴に人数制限がありますので、ぜひ見たいですね。


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厳選された原告側証人は、現役世代代表のYさん、国鉄労働者OBのMさん、低年金を強いられている女性の立場からTさん、Iさん、Kさん、現役時代地方公務員として国民年金への加入を訴えてきたAさん。当日、地元での活動のため、やむなく欠席されたNさんの年金切り下げが地域経済に及ぼす悪影響についての陳述内容は、担当の吉村弁護士が概説されました。いずれも、それぞれの人生の重みがにじみ出る「証言」で、短い時間ながら、深く心を打たれました。「短い時間」とはいうものの、その「思い」の切実さは並々ではなく、勢い当初の予定を遙かに超えて、終わりは夕暮れ迫る頃となりました。


ところで、前日の10月29日は、年金者組合地元支部の「昼食とくつろぎのひととき」を楽しんだばかりです。秋晴れの行楽日和ですが、コロナの日々、例年恒例の旅行も、会食も避けなければなりませんから、『ふれあいセンター』での、ささやかなランチタイムをご一緒したのです。そのうちの五人とさらにもうお一人が、年金一揆と模擬裁判の一連の行動に参加しました。お互い様ながら、お疲れ様でした、、、。


朝散歩の画像を載せておきます。


昨日(10/30)の夜明け方です。


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RICOH GXRに、スーパータクマー(Super Takumar)1:1.8/55mmでの撮影です。


続いて今朝(10/31)。


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RICOH GXRにカメラユニット「RICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VC」を装着。広角側の24mmでの撮影になります。1/1.7型有効1,000万画素CCDというスペックですが、なかなか優秀な写りと思います。


今日はこれにて。


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コメント 4

gonntan

昔のソ連のようにそれぞれが
郊外に小さな農園と小屋をもって
多少なりとも野菜の自給ができるようなら
年金だけで暮らす厳しさが和らぐのかも
しれませんが
それでも生きる知恵と心の余裕がないと
難しいですね
by gonntan (2020-11-01 21:47) 

kazg

gonntan様
苦労して歩んできた人生の終盤期、せめて暮らしの心配なく、心穏やかに過ごせる世の中であってほしいです、
by kazg (2020-11-02 19:31) 

momotaro

年金は少なすぎます、特に国民年金は。
そこから介護保険料を天引きするのですから無茶苦茶です!
by momotaro (2020-11-08 03:03) 

kazg

momotaro様
子どもの小遣いにも劣る額で、「健康で文化的な最低限度の生活」は無理です、、、よね。
by kazg (2020-11-08 05:11) 

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