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くどい!ようですが、、、の巻 [折々散歩]

朝の涼しいうちにと、散歩に出かけますが、朝日が覗いてくるとすぐに汗が流れ出ます。

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くどいようですが、毎年のようにセミの写真ばかり写しています。

空蝉=抜け殻に撮影意欲(笑)をそそられるのは、毎年のことですが、ついつい写してしまいます。

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アブラゼミが、一番よく目につきます。

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声のかまびすしさは、なんといってもクマゼミです。KS_17768

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シャンシャンシャンと、家の中までとどろいてきて、思考を妨げ、暑さをつのらせます。「あなかま!」(うるさい!静かに!の意。「あな、かまびすし、の略)という古語がしきりに浮かんできます。

暑さがたけなわになればなるほど、クマゼミの勢いは強まっていくことでしょう。

幼年時、田舎では、セミといえばニイニイゼミが最も一般的でしたが、他の種に比べて大人しいせいか、温暖化に伴ってか、個体数がぐっと減って来ています。鳴き声も控えめで、動きも静かなので、見つけることが酷く困難です。

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実は今朝の散歩でも、同じような写真を何枚も写し、その中には少しだけ気に入った写真が残せたかなと期待していたのですが、途中で気がつきました。カメラに、メモリーカードを入れ忘れていました。とほほ。

今日の誕生花は「ムクゲ」だそうです。

昨日の写真を載せておきます。

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孫の一人が、今日、三歳の誕生日です。

コロナのため、長く会うことができません。

郷里の父が、家族LINEでお祝いメッセージを載せてくれました。

くどいようですが、同じような話題を、去年のこの記事でも書きました。

夏の日の思い出、の巻

郷里の老父が、『ライン』にこんな写真を送ってくれました。そして、こんなメッセージを添えてくれています。

「7月26日の、誕生日の花は、むくげです。花言葉は、デリケートな美。 柔和です」

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「おのずから今日を選びて咲きにけりいちにち花よ白いムクゲよ」

と歌にあるとおり、ムクゲは、朝に咲いて、 翌日の夕には萎む一日花だとされています。

(中略)

    ムクゲについて書いた過去記事で、思い入れの深いものを再掲しておきます。   
散ってまた咲く無窮花や野分ゆく(2016-09-05)

(中略)

「皇民化」の名の下に、名前を奪い、言葉を奪い、愛する花まで奪う?
そんなトンデモバナシを、最近読んで驚きました。
先日から、槇村浩の話題で、連続的に登場戴いている藤原義一さんが、「あなたに贈る短歌の花束」という本を出版されています。奥付を見ると2004年6月発行とあります。実はこの本、私は、ちょっとした縁で当時贈呈を受け、パラパラめくり読みしては、本棚に収めておりました。時々手に取ることはありましたが、全巻通読はしていませんでした。
しかも、筆者の藤原義一さんと、「草の家」学芸員として槇村浩を研究されている藤原義一さんを、同一人物と理解できず、深く確かめることもなく偶然の一致に寄る同姓同名の別人と思い込んでいました。うかつなことでした。

つい最近、この本を手に取り、読み進むうちに、こんな記述に出会い、驚愕を覚えました。

(中略)

『金夏日歌集 無窮花』(一九七一年二月一日発行。光風社)を読みました。著者の名前は、キム・ハイル。無窮花は、ムグンファと読むのだと思います。ムクゲのことです。
著者は一九二六年(大正十五年)、朝鮮慶尚北道・桃山洞の一貧農の家に生まれました。そして、一九三九年(昭和十四年)、十四歳のころ、すでに朝鮮から日本に渡っていた父をたずねて、母と長兄夫婦、次兄らと日本に渡ります。彼が生まれる前の一九一〇年、日本は日韓併合で朝鮮を植民地にしていました。
「あとがき」で、ムクゲについて、こう書いています。
「日本帝国主義の侵略とその統治下においては、 朝鮮民族が限りなく愛するこの花を、自分の土地に植えることも、またこの花について話すことさえ許されなかったのです。
こうした抑圧のなかで、 無窮花はなおのこと私たち朝鮮民族の心に生きつづけ、私は幼い時から祖母や母に無窮花の美しさをひそかに聞かされてきましたが、祖国朝鮮に私が生まれ育った時代にはついに見ることができませんでした」
日本は太平洋戦争を始めました。長兄は日本海軍の軍属としてとられ、戦死します。著者も東京の戦災の炎をかぶり、両眼失明しました。

さらに、こんなことが行われたのだそうのです。

(中略)日本の植民者は、朝鮮に次々と日本の「軍国の花」・桜(ソメイヨシノ)の苗を植樹し、桜の名所を作っていきます。鎮海(チネ)の日本海軍の軍港には我が海軍の微章にちなみ一九一〇年に二万本、一三年に五万本、一六年に三万本、合計十万本の苗木が植えられました(『ある日韓歴史の旅鎮海の桜』、竹国友康、朝日新聞社)。       
(中略)
「東亜日報」は、 一九二五年十月二十一日付に「読者と記者」の欄に「錦細江山の表徴『朝鮮国花』無窮花の来歴」という記事を載せました。
「昔のことですが、大韓時代に無窮花を国花として崇め尊んだのは、どういう理由からなのですか」(東大門外ユク・チュングン)という読者の質問に答えたものです。
「今から二十五、六年前」に尹致実(ユン・チホ=開化派の政治家)が愛国歌を:創作したが、その繰り返し部分に「無窮花三千里華麗江山(ムグンファサムチョンリョガンサン)」がありました。その時、初めて「木種(クンファ)」を「無窮花」と書き出したらしい。これと前後して島山安昌弘浩(トサナンチャンホ=独立運動家。一八七六-三八年)らが民族連動、国粋運動を展開する時、朝鮮を無窮花にたとえて「われわれの無窮花(ムグンファ) の丘は……」と演説しました。この時を前後し、木樓(クンファ)を「ムグンファ」とはっきり使いだし、朝鮮の国花と定めたようです。
記事は、こうした説明をした後で、次のようにのべています。
「---無窮花はそれほど華麗でもなく、枝とてそれほど美しくもなく、その上、葉は密集していて趣とてないのですが、朝露を浴びて咲いては夕刻に散り、また他の花が朝咲いてタ刻に散るというふうに、絶えず咲いては散る様が、 刹那を誇って風に散るのを武士道の誇りとしている桜よりも、赤色だけを誇る英国の薔薇よりも、花房だけただ大きいだけの中国の芍薬(シャクヤク)よりも、どれほど粘り強くて堅実であり、気概があって祈願がこもっていてみずみずしくて可愛らしいことは、ほかの何ものにも比べることはできないでしょう。
それで私たちの祖先は、この朝生夕死ではあるけれど、次々と咲く木槿を無窮花と呼んで国花としたようです。
しかしいまでは、無窮花が名にし負うほどの使命を果たせず、西北道では見られぬようになり、京畿方面では心ある人たちの丘の飾りとなり、全羅道では農家の垣根として残っているだけだそうです」
この記事は、 朝鮮総督府警務局が押収しました。

くどいようですが、いつものとおり長い長い引用で、失礼しました。


さらになお、くどいようですが、昨日の地元局TV放送に、再び父が登場しました。前回と同じチャンネルですが、今度は中国地方一帯で放送されたようです。

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こんな番組でした。

番組タイトル
そ~だったのかンパニー
放送日時
2021年07月25日(日曜日)09:30~
番組内容
八嶋智人司会で送る中国地方の元気カンパニーを紹介する「そ~だったのかンパニー」。今回は、岡山県美作市で金属を加工する産業機械カンパニー「株式会社 英田エンジニアリング」が登場。1974年創業のカンパニーは、1990年代からコインパーキングでお馴染みのフラップ板の製造を開始。中でも地面に埋まるタイプのフラップ板は、カンパニーが独自に開発した人気商品に。そんなカンパニーが去年8月に開発し、2021年度中国地域ニュービジネス大賞を受賞したのが、高齢者のアクセルとブレーキの踏み間違い事故防止装置。その画期的な仕組みと開発秘話とは!?さらに、社員の健康と意欲向上を狙った社長の秘策もご紹介!
出演者
八嶋智人・曽田麻衣子

ウィキペディアには、この番組についてこう説明してあります。

『そ〜だったのかンパニー』は、テレビ新広島(TSS)の制作により、FNS中国地方ブロックネットで2012年4月8日から放送されている経済情報番組である。毎週日曜日 9:30 - 10:00(JST、テレビ山口のみ土曜17:00 - 17:30)に放送されている。

孫たちのママが、父の登場場面を録画して、LINEで家族みんなに知らせてくれました。その一部分を静止画でご紹介します。

tv

きょうはこれにて。


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コメント 5

アヨアン・イゴカー

木槿の花を初めて見たのは、二十代でしたが、その美しさが強く記憶に残りました。当時、母に聞いたら、あれは木槿と言って朝鮮の国花、幹も枝も細いけれど強くて折れないから、朝鮮の象徴にしようだ、と教えてくれました。
私は、言語や文化を奪う同化政策は断固許すこができません。
by アヨアン・イゴカー (2021-07-26 23:21) 

kazg

アヨアン・イゴカー様
木槿の花、派手さはないが気品があり、清楚に咲き続けるさまはこころひかれるものがありますね。「言語や文化を奪う同化政策」の苦い歴史、遠い過去のこととすることはできませんね、、、

by kazg (2021-07-27 05:12) 

momotaro

「あなかま」のクマゼミ、当地ではまだ耳にしません、幸か不幸か。温暖化でそろそろ聞かれるか?
むくげの話は民族の驕り、恥入るばかりです。
by momotaro (2021-08-01 09:12) 

kazg

momotaro 様
クマガヤなのにクマゼミがめずらしいとはこれいかに?と軽口はほどほどにして、温暖化に伴い南方系のクマゼミの生息域がどんどん北上しているのですね、、、。
「民族の驕り」を自覚できないヒトタチは、すぐに「反日」のレッテルを貼りたがる。困ったものですね。
by kazg (2021-08-04 09:07) 

RonaldWAX

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by RonaldWAX (2021-09-25 11:51) 

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