チャボツレンズもまた楽し [折々散歩]
昨日は、午後から、先輩の「呼び出し」をうけて、指定の場所まで出かけてきた。
退職者の集まりの、お世話係の集まりを、お手伝いするということを、4月のはじめから約束していたのだけれど、予定外の病気・入院というハプニングがあって、果たせずにいたのが、改めてお誘いを戴いた。とはいえ、こんな不如意な状況で、とてもお役には立てそうにないが、声を掛けて戴けるだけでも、有り難い。できる範囲で、お手伝いすることにした。
数年~十数年ぶりにお目にかかる方も含めて、懐かしい顔ぶれにお目にかかりながら、つもる話に花が咲くいとまもなく、印刷物のセットや、封筒の宛名シール貼りなどを、もたもた手伝ううちに夕方がきて、残りの作業は来週、ということになった。
久しぶりに、和気藹々の時間を楽しむことができた。
その先輩のお一人が、私のブログを話題にし、温かいコメントを下さった。
ブログを始めたという案内は差し上げていたが、実際に頻繁に見ていただいているとは、恐れ多い。しかも、それは、デザイン畑を歩んでこられ、写真の専門家でもあるFさんなのだ。
写真に限らず、私のブログの内容は、その道の人の目に触れることを想定することもなく、勝手放題にでっち上げている。
素人の私が、知ったかぶりの蘊蓄と、拙い作品を遠慮もなく公表しているのは、素人ならではの怖いもの知らずのなせるわざだろう。そこはそれ、それが「等身大」の私なので、居直って続けようとは思うのだが、その道の人の目に触れていると気づくことは、たいそう面はゆい。
穴があったら入りたいのだが、肥満体を埋める穴は、世間にとっても迷惑千万かも知れぬ。
そんなこともあって、今朝の散歩は、「謙虚に、無心に、無欲に、自然体に、散歩自体を楽しむ」という本来のコンセプトを再確認しつつ、清らかな心で出かけることにした。
ただ、一つ気がかりな、昨日の散歩で水没、いや、正しくは茶没(チャボツ)した、「TAMRON BBAR MULTI C 2.8 135mm」が、ドライヤーによる乾燥を経て、どうなっているかを確かめてみたいので、このレンズを付けたk-10(AFADも装着)一台だけを持って出かけることにした。
今朝は、朝食に食べるものがないというので、コンビニで食パンを買うという任務も帯びて、出かけた散歩だが、やはりもう少し長いレンズを持ってきて来れば良かったと、後悔することになるのは、いつものこと。
これくらい写ればいいとしようか?色にじみが出るのは、デジタル時代以前のオールドレンズの宿命?絞りを少し絞れば改善されるというアドバイスも目にするが、実体験してはいない。
それより何より、あれ?絞りリングを色々に設定してみても、シャッター速度が変化しないぞ、、、?どうやら、絞りリングが機能せず、常に開放になっているみたい。レンズに「A」と「M」の切り替えボタンがついていて、「M」に設定すれば、マニュアル絞りが効くはずじゃなかったっけ?
今日の記事も、不遜な知ったかぶりに終始した。いつの日にか、納得できる作品をお目に掛けたいと思うのですが。
♪奮闘努力の甲斐もなく
今日も涙の陽が落ちる
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