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コウノトリ 寄り添うて歩む苅田道   [折々散歩]

 先輩のMさんから、コウノトリがやってきているという情報を、メールで教えていただきました。
実は今年の一月、近所の田圃で休んでいるところを、遠くから何度か撮影したのですが、風景の一部くらいにしか写すことができず、すっかり意欲喪失した経験があります。それ故、はじめはこの情報にも緩慢な反応しか起こらず、軽く受け流していたのが正直なところ。
ところが、Mさんから2回も添付画像付きのメールを戴いて、その画像の鮮明さに驚愕し、自分も写しに行ってみようかなと思い立ちました。たまたま、明日明後日が予定が入っていて、今日が空いていましたし、お天気も良さそうなので、決行することにしました。

カミさんを誘いましたが断られ、弁当を作ってくれましたので、弁当箱を持って出かけました。
途中、経路に当たる吉備津神社で寄り道し、少々散策。
緑に包まれた急な石段
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水車も秋模様
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落ち葉降り敷く石段」
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荘厳、雄大な回廊
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こけむした灯籠
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モズの姿も
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お昼前に、目的地近辺に到着。でも、おおよその位置を伺っていただけなので、大きい公園の駐車場に車を止めて、周辺をぶらぶら歩いて物色してみましたが、それらしい様子はありません。
ひとまず腹ごしらえをして、また、当てもなくぶらぶら歩き。散歩中のお年寄りや、母子連れ、県外からの観光客らしき人などは目につきますが、コウノトリもコウノトリ目当てのカメラマンらしき人影も、見あたりません。
もうあきらめるしかないかなと思いつつ、無目的に車を走らせているうちに、小路に迷い込み、車をUターンさせようとしている時、たまたま一羽の鳥影を見つけました。その向こうの道路には車が止まっていて、カメラを持った人影も何人かいる様子。
遠いし遮蔽物があるその位置で、とりあえず何枚か写して、場所を移動することにしました。
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行き会ったご近所の人に挨拶すると、10羽飛んできていたが1羽は死んだらしいこと、今、その先の田圃に2羽いること、また、今日もカメラを持った人が何人か集まっていることなどを、教えて下さいました。
農らしい小道をすすむと、いた!遠いが、逃げられる前にと、とりあえず写す。近寄ってまた写す。緊張のうちにこの動作を繰り返しているうちに、ふっと気づきました。このターゲットは、コウノトリにしては小さいし、灰色が目立つぞ。なんだ、これは見慣れたアオサギではないか。トホホ、、、でした。

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気を取り直してまた移動。前方にカメラマンの姿発見。コウノトリは?周囲を見回しますが見つけられません。ややあって、遠くに向けていた視線をふっと緩めると、思わぬ近さに一羽発見。
今日の携行カメラは、PENTAX K5 と、F300/4.5ED(IF) そして、念のために、kenkoテレプラス×1.4を装着しています。M先輩が、500mmズームで写された由なので、及ばずながら距離を稼ぎたいと思ったからです。でも、このコウノトリ君、大変人慣れしているのか、どんどん近づいてきます。
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こんなに近づいても逃げません。(ノートリミング)
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獲物をget!泥鰌でしょうか?
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ペアでしょうか?いつも近くにいます。
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テレプラスを外してみました。あいにく遠くに行っちゃったけれど。
 
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テレプラスを取り外しても十分な近さなのに、ちっとも逃げようとしません。
そうして撮影していると、前方のカメラマンとは別のお二人連れが、私のお隣で撮影を始められました。と、私の所持カメラに気づいて、「ペンタックスですね」。お一人が、やはりペンタックスユーザーで、使い込んだk10をお持ちでした。「こんなところで会うのは珍しいですよね」「風景とかはともかく、鳥を写すような場合は、特にね」と、ペンタックス談義が弾みました。40年を越えるPENTAXユーザーだそうです。「タクマーレンズも使う」と。同好の士にお会いできたのも、今日の大収穫でした。
PENTAX デジタル一眼レフカメラ K10D ボディ

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  • 出版社/メーカー: ペンタックス
  • メディア: エレクトロニクス

 


勢いづいて、備中国分寺に足を伸ばし、楽しいプチ遠足を終えました。
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柿の実、紅葉、青空に映える五重塔でした。
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五重塔 (岩波文庫)

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  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1994/12/16
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五重塔はなぜ倒れないか (新潮選書)

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  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1996/02
  • メディア: 単行本
五重塔の科学 (おもしろサイエンス)

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  • 作者: 谷村 康行
  • 出版社/メーカー: 日刊工業新聞社
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国宝五重塔―その意匠に見る日本美

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  • 作者: 小田原 敏之
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