勤労感謝の日の不思議 [今日の暦]
昔から、「勤労感謝の日」って、不思議な祝日でした。子供の頃は、誰に教えられたか、「勤労する人に感謝する日」と理解していましたが、それならなぜ、働かない子供の学校がやすみになるのか? 謎でした。
いつの頃からか、「勤労できることに感謝する日」という説明をきいて、誰に対して感謝すればいいのか?疑問でした。お上に?神に?それとも雇用者に?祝日法第2条の規定では、「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」という趣旨が述べてありますが、ますますわかったようなわからないような気持ちにさせられます。
で、もう少し探ってみる、古い宮中行事である「新嘗祭(にいなめさい)」 が起こりだそう。「新嘗祭」は、祭祀を司る最高責任者たる天皇が、その年収穫された穀物を神に供え、自らも初めて食すという宗教儀式です。
天皇即位後最初の「新嘗祭」は、大嘗祭(おおにえのまつり・だいじょうさい)とも、大嘗会(だいじょうえ)とも呼ばれます。
『更級日記』に「そのかへる年の十月二十五日、大嘗会(だいじやうゑ)の御禊(ごけい)とののしるに」という文章が出てきます。
[訳] そのあくる年の十月二十五日、大嘗会の御禊が催されると大騒ぎするときに
新天皇が、大嘗会に先だって加茂川に赴いて禊(みそぎ)をするという、世間が大騒ぎする一大イベントだったのでしょう。キャロライン・ケネディ女史の馬車行列以上でしょうか?そんな騒ぎにもかかわらず、信心を最優先したい作者は、初瀨(長谷寺)に詣でるために都を出発するのでした。
祝日が制定されたのだとか。
それにしても、「勤労」をリタイアして初めて迎える「勤労感謝の日」を、どういう気持ちで過ごせばよいのか、少々複雑な心境ではあります。
午後、M先輩が、柿が採れたから、近くを通るついでにと、遠路お持ち下さいました。
こんなにたくさん。
先日お目にかかったときに、柿が豊作との話題をお聞きしてはいたのですが、、、。
孫達にもお裾分けして、美味しく戴きました。ありがとうございました。
今夜は、三歳になる孫娘の誕生日パーティーで、お呼ばれ。
指で、三歳をアピールしています。
久しぶりに賑やかな夕食になりました
保育園で作って下さった、三歳の手形つきアルバム。保育士の先生のメッセージもうれしい。
バースディケーキも可愛い女の子バージョンです。
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烏城にまつわるエトセトラ [家族]
今日もアッシー。
妻が、和服を着て、お友だちの華道展を見に行くというので、会場まで送りました。
和服の気付けを、DIY(Do it yourself=自分でやる)でやろうと試みながら、いつまでも上手くできないらしく、着付けの途中で長男のお嫁さんに電話して、お手伝いに来てもらいました。
今日が誕生日の末の孫娘も、誕生プレゼントらしい着せ替え人形を、自慢そうにだっこして、やってきました。
妻は、別の公民館の講座で、「烏城紬(うじょうつむぎ)」という織物と、和裁とを習っています。(DIYです)
自分で織って仕立てた和服を着て居るところを、写真に写して年賀状にしたいというので、カメラマンも命じられました。
「烏城紬」についてはこちら(その1 その2 その3 その4)をご参照下さい。
「烏城紬」はそれにちなんで名づけられた伝統工芸品です。
折角なので、烏城をバックに撮影してみました。
「烏城紬」の宣伝をしたいと、妻が言いますので、後ろ姿をお見せします。織りも素人、仕立ても素人、着付けも素人、カメラも素人ですが、バックの烏城だけは本物です。
付録で、今日の烏城を何枚か紹介します。陽を浴びて鮮やかに輝いているケヤキ、銀杏などに映えて、漆黒と黄金の威容が聳えています。
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