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仏塔の丹色新たや梅雨晴れ間 [折々散歩]

入梅の声を聞いてから、雨が降ったのは七日(水)だけで、晴れまたは曇りの日が続いています。

予報では今日が雨ということでしたから、昨日草刈りのために郷里に帰ってきました。朝、七時前に家を出たので、九時前には到着し、作業を始めましたが、朝から暑いこと。日中には30℃にななるということで、1時間ほどで早々に切り上げましたが、それでも汗びっしょりになりました。

子ども時代の遊び友達のH君は、三人兄妹の末っ子なのですが、遠方に住む兄二人の代わりに後を継ぐということで、しばしば泊まりがけで帰ってきて、農作業などに精を出しておられましたが、最近ご両親を立て続けに亡くされました。帰りがけにばったり会ったので、車の中からちょっとだけ挨拶がてら言葉を交わしました。基本的に本拠をこちらに置き、本格的に後継の生活を確立していくことにされる由。「これから田植えをしなくては」、と忙しそうでした。父に聞くと、いまではたいていの農家が稲苗を購入するのが一般だが、H君は、先輩農家に教わりながら、昔ながらに種籾から苗を育て手いるそうで、そのことを話題にすると、「昔は誰でもそうしていたのだから」と、何でもない様子で言っていました。かっこいいぞ、H君!



帰り道、長福寺の三重塔に立ち寄ってみました。

遠くから見ても、丹(に)の鮮やかさが、緑の中に映えて見えます。





田植え作業中の姿ものどかです。



ツツジは終わり、紫陽花はもう少し早いという段階でした。





























お寺の池に睡蓮が咲いています。







シオカラトンボ。



山門の付近を、しきりにひらひらと待っている群れがいました。

テングチョウのようです。







その帰り、さらに自然保護センターへ立ち寄ったのですが、その記事はまた機会を改めてお伝えします。



ところでこの日の午後、こんな集会があったそうです。朝日新聞digital の記事から引用します。http://www.asahi.com/articles/ASK6B4397K6BPPZB005.html

  「共謀罪」の趣旨を含む組織的犯罪処罰法改正案に反対する集会が10日、岡山市北区石関町の石山公園であった。岡山弁護士会が主催し、弁護士や野党議員、市民ら約600人(主催者発表)が参加し、「参院で廃案を」と訴えた。
 日弁連共謀罪法案対策本部担当副会長を務める吉岡康祐弁護士は、「捜査の対象として一般市民が巻き込まれる可能性もあり、監視社会につながる」と指摘。市内の女子高校生(17)もマイクをにぎり、「次の世代に内心の自由が保障される社会を残すことは、私たちの行動次第」と訴えた。(中略)

参加はできませんでしたが、全面的に応援したいです。

今日はこれにて。


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