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「蓮」と「漣」の関連と区別についての考察???の巻 [折々散歩]

昨日の記事のタシギは、ハス田で撮影しました。
セキレイはたくさんいました。

コサギも。

上の2枚は、finepixs1です。
したはPENTAXk10d+タクマ-300mm+テレプラスの画像ですが、色が見劣りしましたので、モノクロに変換してみました(トリミング)。そもそも白黒フィルムの時代ですから、カラー画質を期待してはいけないのかも知れません。ピンぼけは、ご愛敬、、、。

ハスは、もちろん、漢字で「蓮」と書きます。
明治安田生命の名前ランキングによると、男の子の名前として「蓮」は2000年以降人気があり、2014年には1位を獲得。2015年は3位。2016年は2位と、高い人気を維持しているそうです。「ハス」でのも「ハチス」でもなく、ましてや「ロータス」でもなく、多くは「レン」君とお読みするのでしょうね。
ところで、よく似たこの字は?

難読漢字のひとつでしょうか?
音読みでは、これまた、「レン」と読むのでしょうね。
これを、訓読みで「さざなみ」と読むのだそうです。
知りませんでした。
昨日の朝、中学生の孫を部活動の練習会場に送った帰り道、偶然、宇野港付近をとおりかかったら、巨大な船舶が停泊しているのが見えました。近づいてみますと、海上自衛隊の護衛艦「漣(さざなみ)」だそうです。
記念写真だけでも写して帰ろうと、車を止められる場所を探しながらゆるゆる走っておりますと、「臨時駐車場」の表示があり案内の人が立っておられます。一度通りすぎて、Uターンしてみますと、「護衛艦艇さざなみ一般開放」の見学者のための臨時駐車場だそうです。
はじめは、遠くから何枚か写すだけのつもりでしたが、せっかくの駐車場なので、成り行きで敷地内に入ってみましたら、かなり奥まった場所まで案内されました。ちょうど台風の影響で雨が降る中でしたので、傘を差して埠頭まで歩きます。よほど遠くから写さないと、広角28mm相当でも、巨大な全身が収まりません。

時刻は午前9時前でしたでしょうか?9時半乗船開始だそうで、もうすでに行列ができています。そうか、一般開放ということは、外から見るだけでなく、乗船体験ができるということなのですね。

元来、そういうのは、あまり気が進まない性分なのですが、ちょっとした気まぐれで、行列の後尾について順番待ちすることにしました。

見あげたところに救命ボートが装備されていますが、これがかなりのサイズです。しかし艦艇全体の大きさに比べると小さく見えます。

近くを、フェリーが通りかかりました。日頃は大型フェリーと思えるこの船が、なんと小さいこと。



行列に従って艦内を見学して回ります。
いろいろな装備や武器が展示され、自由に触れたり内部を見学したり出来ます。隊員の方が丁寧に接客、説明してくださいます。



















メカニックな計器類が、時代の先端を思わせます。





艦内のいくつかの部屋も公開されています。




記念撮影コーナーもあります。

制服や装備を試着できるコーナーもあり、記念写真におさまる子ども連れ家族の姿もありました。
さりげなく、掲げられているこんな掲示が目につきました。

やはり、命がけのお仕事です。
若くて精悍な、気持ちの良い海の男たち=乗組員の皆さん。常日頃から、いざという場合への心構えは固めておられることでしょう。でも、この方たちが、いたずらに「いざという場合」に直面しなくてすむように、細心の注意を払う責任は、政治にあります。
北朝鮮の愚行を最大限利用して、国民の不安と敵愾心を煽り、「異次元の圧力を科す必要がある」。「圧力をかけていかなければ、彼らは対応を変えていかない」「今のまま国際社会に挑戦を続けていけば、未来がないと北朝鮮に理解させないといけない」などなど、ますますヒートアップして、行け行けどんどんで好戦的気分を駆り立てるアベ内閣。大変困ります。
日刊ゲンダイがこんな記事を書いていました。まったく、もっとも至極です。

 元中国大使の丹羽宇一郎氏も7日付の朝日新聞で、北朝鮮情勢を口実に先鋭化する安倍政権に対してこう懸念を示していた。
〈最近、北朝鮮や中国への強硬論がまかり通っています。危ないことを格好いいことだと思っている。戦争の真実を知るべきです〉〈戦争の真実とは何か。それは、「狂う」ということです〉〈北朝鮮問題の解決については、すべての核保有国が2年間、核開発と使用を一切凍結する。その間に、唯一の被爆国日本が仲介し、米朝、米中で話し合う。これが唯一の道だと私は考えます〉


見学を終えて駐車場に向かいますが、相当歩かないと全容がカメラに収まり切りません。
s-S0303078.jpg

思いがけない体験でした。
今日は、台風接近のため一般公開中止と、朝方、TVのテロップが流れていました。
偶然の出会いも、何かの縁。護衛艦「さざなみ」について、次回また改めて、お話が続きます、、。

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