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ママは「FINISHER」(完走者)、の巻 [折々散歩]


今朝は散歩がてら、数キロ離れたドラッグストアまで歩きました。鎮痛貼り薬を買いたかったのです。四十肩でしょうか?(大胆なさば読み!)左の肩、というか腕が、力を入れるとズキンと痛くて動きません。日頃の託児所業務の「ダッコ」作業のせいかもしれません。

そんなわけですから、重いものをもって歩く気はしません。コンパクトデジカメRICOHCX2だけをポケットに入れて歩きました。そんなときに限って、こんな出会いがあります。











もう少し、望遠撮影に適したカメラを持っていたら、と思いますが、諦めるしかありません。

今日は「第3回岡山マラソン」が実施され、フルマラソンのコースが我が家近くを通ります。

三年前の初回大会については、この記事で書きました。

白玉の 歯にしみとほる 出会いかな(意味不明)

 と、突然、こんな方の姿が見えました。
スペシャルアンバサダーとしてこのイベントに参加された、ご存じ有森裕子さんです。

今日、参加者と一緒にコースを走られる予定ということは聞いていましたが、どのあたりの集団で走行されるのか、予測できず、一寸油断した一瞬の出来事でした。
(中略)
有森裕子さんのことを、最初に知ったのはいつだったでしょうか?
あるとき、世間話に「有森さんの娘も頑張ってるなあ」と話題になったことがありました。私は、知らなかったので「?」と尋ねると、「陸上競技でがんばりょうるが」という話でした。
ここでいう「有森さん」というのは、有森茂夫(しげふ)さん。裕子さんのお父さんで、私たちの同業の高校教員でした。
ですからお父さんとはずっと以前から面識がありましたし、お母さんの広子さんも、PTA活動や教育・子育てなどをはじめとする社会的活動に取り組んで来られた方でしたから、承知していたのですが、お嬢さんについてはっきり知るようになったのは、バルセロナオリンピックでの活躍以降のことのように思います。
二度のオリンピックでの活躍の後は、茂夫さんも広子さんも、「有森裕子の父」、「有森裕子の母」という立場で、子育て・教育について講演される機会が増えたように思います。
茂夫さんには、高校教員を退職されて間もない頃でしたか、当時勤務していた学校で図書の係であった私が、思いつきのようにお電話を差し上げて、図書室での講演をお願いし、ひきうけていただいたことがありました。最寄りの駅まで私の車で送り迎えし、その道中、よもやま話に花を咲かせたことを記憶しております。
2008年、七十三歳で他界されたとお聞きし、落胆したのは、それから程なくのことだったと思います。

今年もゲストとして出場されました。

お笑いタレントの小島よしおさんもフルマラソンを好タイムで完走されました。



昨日も書きましたように、大阪に住む孫のママがフルマラソンを走りました。父娘そろって沿道に並んで応援する予定でしたが、風邪のため来られなくなりました。ママ一人、岡山市在住の妹さんのもとに宿泊し、予定通り走るので、一族みんなで応援したいところでしたが、こちらの小4生も発熱、バアバもパートの仕事と、不都合が重なり、交通規制の網の目をかいくぐって応援に駆けつけた長女と一歳児と私の三人で応援することにしました。



この地図で、折り返し点となっているあたりです。

沿道は大勢の観客で一杯です、







こののぼり旗に書いてある「西高崎」という地名は、これらの記事でも話題にしたことがありました。

縁は異なもの、の巻(3)高崎という地名
ムルデルの樋門など、ご近所の干拓遺跡、の巻

ゼッケン番号を入力すると、5kmごと、中間点及びフィニッシュの通過タイムを教えてくれるインタネットサービスがあります。それを参考に、もうそろそろかと待ち構えて、ランナーの顔を一人ひとりしらみつぶしに確認したつもりですが、見つかりません。

レースそっちのけで、マイペースの遊びに興じる一歳児の動きに気を取られ、すきがあったかもしれません。



大阪で留守番をしているパパの元に、折り返し地点は無事通過したという知らせがスマホであったらしく、うっかりすれ違ってしまったようでした。せっかく一眼カメラに望遠ズームレンズを装着して待ち構えていたのですが、待ちぼうけでした。すごすごと引き揚げ、時々ネット情報をチェックしながら健闘に思いを馳せました。

初めての挑戦でもあるし、折り返し地点までは何とかがんばる、というのが当初の抱負でしたが、見事折り返し地点を突破しただけでなく、30km地点を越え、終盤最大の難関、岡南大橋の上り坂もクリアーして、見事完走でした。すごい。



抜けるような青空が、栄光を称えているようでした。



完走証と
「FINISHER」(完走者)

「FINISHER」(完走者)

備前焼の「FINISHER」(完走者)メダルの写真を添えて、「これから大阪に向かって帰ります」というメールをくれました。お疲れ様でした。

今日はここまで。

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