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十年一昔?の巻 [折々散歩]

十年一昔と言い、十年一日とも言います。

10年どころか、今日は、阪神淡路大震災から23年だそうです。もう23年!とも思いますし、その日のまま、時がストップしてしまったかたもおられることでしょう。

そんな今日、私は早起きして、阪神方面へ向かいました。というのは、2007年の脳動脈瘤手術の経過観察で、年に一度の病院通いです。まさしく十年目で、「十年一昔」と「十年一日」の思いが交錯します。

大阪の病院の予約がAM10時MRI検査でしたから、朝一番の、五時五十分過ぎのバスに乗ります。思えば、阪神淡路大震災の起こったのがこんな時間でした。あの朝はことの他の寒さだった記憶がありますが、今朝は久しぶりに寒さが緩んだのはありがたいものの、本格的な雨降りで、ぐっしょり濡れた傘を携えて長旅をしなくてはなりません。

岡山駅から、新幹線で新大阪に向かいます、先発の「のぞみ」に乗れば、短い時間で到着できますが、少し早く着きすぎるかな?と思って、後発の「こだま」新大阪行きに乗って、のんびりゆくことにしました。







車内は空っぽです。



各駅停車でゆっくりゆっくり走ることは覚悟してましたが、駅に何分も停車して、「のぞみ」に追い抜かせるのは、意地の悪い嫌がらせのように感じてしまいます。新神戸に到着しました。



速度を落としても、さすがに新幹線、しかも暗いので、やはりぶれてしまいます。



震災直後、この新神戸駅を通ったとがありましたが、果たして復興が可能なのかと、暗澹たる思いにとらわれたことがありました。今では、昔日の感がありますね。

今日はここには降りません。



新大阪から、地下鉄、バスを乗り継いで、懐かしいこの病院に向かいます。



予約通りにMRI検査を受け、しばらく待って主治医の診察を受けます。

結論。

10年経つが、悪い変化はなく、今後も安定が期待できるので、経過観察は今回で終了することになりました。ありがたいことです。

見納めになるかも知れない病院の姿をカメラに収めておきました。

帰りも、「のぞみ」ではなく、「ひかり」岡山行きでのんびり帰りました。






今度はホームの新神戸の表示がはっきり写りました。



さすがに疲れて家路に向かう途中、ご近所の庭に咲く狼狽が、雨の雫をたっぷり含んで、馥郁とした香りを発していました。



今日はこれにて。
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