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法廷ドラマの派手さはないけれど、、、の巻 [時事]

「年金裁判第一次第8回と第二次第5回口頭弁論」を傍聴してきました。
午前中は、曇りの天気でしたが、昼過ぎの法廷が始まる前頃から、あいにくの冷たい雨が降り始めました。
雨の中を,入廷行進で、市民にアピールします。



右側が裁判所です。

今日も傍聴席は満席でした。
裁判は、始まったと思ったら、原告と被告(国側)のそれぞれの準備書面を確認し、裁判官と双方の弁護団とのあいだで一言二言やりとりがあっただけで、次回公判日程を確認して、終わりました。 TVドラマや演劇、映画などでの緊迫した法廷シーンとのギャップがハンパじゃありません。
2時過ぎから,別会場で報告集会が行われました。参加者から、同じような感想が出されました。

思えば、これまでの8回の公判のうち、最初の冒頭陳述の会だけは、原告代表の切々たる陳述があり、緊迫した感動を味わいましたが、そのあとは毎回同じような展開で、拍子抜けして終わります。一応「市内」に住む私でも、片道1時間前後、遠いい方だと100kmを超える土地から時間を割いて法廷に駆けつける場合もあります。その労に比して,余りに呆気ない法廷場面ですが、、、今日の法廷で、
原告側は、学者・研究社の意見書(4氏)や論文(1氏)などを含む大部の準備書面を提出し、これを「陳述」した事になるそうです。ただ、実際に読み上げることはなく、「書面」のやりとりが裁判の実質であるらしい。

そうであっても、毎回、傍聴席を満席にすることは、いかにこの裁判に人々の注目が寄せられているかをアピールし、裁判所に公正裁判への自覚を喚起することにつながるのだそうです。

次回法廷では、現在集約中の原告各氏の「意見陳述書」を提出することになるそうです。「意見陳述書」は、原告一人ひとりが、自身の生活実態・人生そのものをリアルに語り、年金切り下げ・マクロ経済スライドがどのような深刻な影響を及ぼすかを、個別具体的に解き明かし、その不当性を訴えることで、裁判官に真実を見るよう促し、心を揺さぶることになるはず。

次回は、可能な限り、原告代表による「意見陳述」の機会を設けるよう、裁判所に要求していくそうですから、楽しみです。

法廷には、先日歴史的な勝訴を勝ち取った浅田訴訟のメンバーも同席されていました。年金裁判の原告側弁護団の一人である古謝愛彦弁護士は、同時に浅田訴訟弁護団にも属しておられました。市当局に対して、決して控訴しないよう、急いで要求を集中してほしいと強調されました。

下は、「浅田達夫さんを支援する会」の機関紙「ささえ」のコピーです。






午後は冷たい雨に運ばれて北冷たい空気のた目に、真冬に逆戻りの冷え込みです。

今朝のご近所散歩で、こんなものを見ました。

ソメイヨシノのツボミが、ほんのり頬を染めています。



レンギョウでしょうか?






ムスカリ。




シモクレン。







ハクモクレン。



ボケ。



ツクシ。











明日は春分の日。行きつ戻りつしながらも、春がどんどんふくらんできますよね。


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