「なんくるないさー」のTシャツの女の子、の巻 [家族]
高知旅行から帰った26日(日)の夕方、花火をしようとお呼びがありました。
小学生の孫達は、翌月曜日は登校日、絵や作文など宿題を持って元気に行ってきました。
下校してきたときは汗だくで、喉が渇いたと、飲料水をがぶ飲み。無理もありません。お昼御飯は、ジイジ特製のスパゲッティ・ナポリターナでした。ニンニク・バジルなど、自家製野菜の味と香りは、ピカイチのはずですが、たまたまあり合わせの鶏胸肉や、なすび、玉ねぎ、シメジタケ、ハクサイなどの具が多すぎて、期待ほどには食が進まない様子でした。
今日は「なんくるないさー」のTシャツを着て、熱にも動じず元気(?)です。先日、研修で沖縄へ行ってきたお父ちゃんのお土産でしょうか?
きれいさっぱり新規インストールで光明みえたとおもったが、の巻
沖縄方言の「なんくるないさー」につて、「にこにこ大百科」にはこう解説されていました。
なんくるないさーとは、琉球方言で「何とかなるさ」という意味である。
概要
言語学的な概要
現在では標準語の「何とかなるさ」等とほぼ同義に使われることが多い。
語源に照らせば「自然と、ひとりでに」を意味する『なんくる』(< 汝(なれ)から)に「成る」を意味する『ない』(<成り)と放言(方言?引用者柱)の終助詞『さー』(< さ)がついたもので、「自然と(あるべき様に)なるものだ」というのが本来の語義である。つまり、音の並びは似ているものの「何とかなるさ」や「72(は肩が)凝らないさ」との直接の繋がりは無い。
元々は「真(まくとぅ)そーけーなんくるないさ」という定型句を構成する言葉であり、その意味するところは「真そーけー=(人として)正しい行いをしていれば」「なんくるないさ=自然と(あるべき様に)なるものだ」、つまり「挫けずに正しい道を歩むべく努力すれば、いつかきっと報われて良い日がやって来る」ということであり、儒学者胡寅(こいん)著『致堂読史管見』に由来する諺「尽人事而待天命=人事を尽くして天命を待つ」や英語の諺 "Do the likeliest, and God will do the best." に相当する言い回しであった。
「挫けずに正しい道を歩むべく努力すれば、いつかきっと報われて良い日がやって来る」 沖縄の人たちが、踏まれても踏まれても、くじけることなく、辛苦に耐えて自然体で明日に向かって希望を失わないでいられる大本には、このような揺るがぬ世界観・人生観が確として存在するのでしょう。翁長さんの生き様もしかり、翁長さん亡き後の後継づくりの過程もしかり、毅然と立って揺らぐことのない玉城デニーさんの潔さもしかり、それを渾身の力で推す「オール沖縄」の県民の皆さんの不屈の頑張りもしかり、と、改めて思います。
とはいえ、「なんくるないさー」のTシャツの女の子は、さすがに食欲がなく、ジュースやお菓子を少々口にするだけで、つくった昼食もほとんど食べようとしません。
午後はバーバがパートから帰って、少しはゆとりも生まれ、さらには、先ほどからお昼寝もしてくれたので、パソコンに向かってブログを書く余裕もできました。