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相も変わらぬガラクタ較べ、の巻 [趣味]

ずっと以前(2013年8月)、こんな記事を書きました。


飽きもせず昨日も今日も蜻蛉撮り


今日は久しぶりにsigmaAPOmacro70-300というレンズを、pentaxK5Ⅱに着けて出かけてみました。
pentaxK5Ⅱは、PENTAXの中では上位に属する機種で、我慢できずに退職金で買いました。(といっても、N社やC社の上位機種に比べると、一桁ほども違うリーズナブルさで、コストパフォーマンスはかなり高いと言えるでしょう。といっても、N社やC社の上位機種なんか、使ったことありませんけど。)
レンズは、いくらでも欲しいものがあって限りがないのですが、最近は①よく写る、②コンパクト、③廉価という、巴合戦の中で、たいがい③を優先させて、旧時代の中古レンズを増やしてしまうことに。結局、あちらを立てればこちらが立たずで後悔の連続です。
旧時代の中古レンズは、写りについては、相応の味があって、持って出る愉しみは大きいのですが、たいがい、ガラスも重いし金属部分も重量級ということになり、相当気合いを入れないと持ち出せません。
特に病気後はほとんど出番がなく、むしろコンパクトデジカメや、小型のミラーレス機を使うことが多くなります。でも、時に格別の被写体に出会ったときなどは、「(時には望遠を、時にはマクロレンズを)持ってきておけば良かったなあ」と、悔やむことも多いので、「保険」のために比較的軽量なDAL55-300mmというセットレンズを装着していることが多いのです。(中略) ところで、この、今日久しぶりに使用したSIGMAAPO70-300は、二万円程度の価格に似合わず、APO仕様で、写りにも高評価が与えられています。画角も70-300mmと望遠としては申し分なく、デジカメのAPF-Cサイズでは、35mm換算105mm-450mmという超望遠ズームに相当することになります。おまけ機能ですが、200mm―300mmの画角で、マクロ撮影ができるのが、特筆もの。
フィルムカメラ時代からお気に入りで常用してきたレンズなのですが、経年相応の劣化か、ズームやフォーカスの際の動きがなめらかでなく、特にマクロ撮影の場合などは微妙なピント合わせをMFで決めたいのに、ピントリングの動きがギクシャクしてしまうのはストレスですし、DAL55-300mmに比べると大きく重いためもあって、お蔵入り状態でした。
でも、久々に持ち出してみると、結構使えるかな、という感じ。蜻蛉や蝶や、出会う隣人達のサイズからして、70-300mmmacroは、やはりありがたいです。     


五年以上も前の記事ですので、状況に変化は少しあります。


【その1】SIGMAAPO70-300macroは、その後、迷った末に、愛着の深さを優先して福沢さん一枚の支出は覚悟して、ピントリングの調整など、修理に出しました。そのほかの微調整もしてもらったのですが、やはり重くてかさばる点は気になって、出番は多くはありません。


【その2】DAL55-300mmは、PENTAXエントリーカメラの「ダブルズ―ムキット」の望遠ズームとしてついてくる廉価版レンズです。私はこれを、ネット通販で手に入れました(キットで買った方がお得であったでしょうが先立つものが足りず、カメラはボディのみで買うのが常ですから)。単体レンズとしては「L」のつかないDA55-300mmがあり、これは、クイックシフトフォーカス(AF中に、シームレスでMF操作ができる)が使え、マウントも金属で、「L」より高級ですが、その分高価で、諦めたわけです。「L」は、プラスチックマウントで、その分軽くていいや、と慰めていましたが、ある日、衝撃でパカッとマウントが欠けてしまいました。実は、同じような事故は、OLYMPUSのフォーサーズマウントレンズでも、マイクロフォーサーズマウントでも再三経験したのに、性懲りもなく繰り返します。欠けたマウントでも、カメラに装着できなくもないのですが、撮影中にグラグラするのは心細いものです。


【その3】そんな状態が長く続き、望遠撮影用には300mmズームレンズ以外の選択肢を選ぶことが多かったのですが、やはり、ちょい歩きのお散歩カメラには、常用レンズとしての魅力があって、いっそDAL55-300mmを修理に出すか、とも思いつつ、要らざる支出に踏ん切りがつかないまま故障レンズとして長く放置していました。最近、カメラ量販店の中古コーナーに、「L」のつかないDA55-300mmが、税別九千円台で陳列されていて目を疑いました。フード、フロントキャップ、リアキャップ、ソフトケースと、最低限の付属品は揃っています。「レンズ内ゴミ多し、並品」と表示されています。さすがに理性が働いて、衝動買いはしませんとも。
それから一週間ほどは、忘れようとしていました。が、昨日、通りがかりに立ち寄ってみると、まだありました。外観は「並」とは言うものの十分綺麗です。店員さんに言ってレンズの中も覗かせてもらいましたが、ゴミぐらいなら写りに影響はないだろうと思い、定めに従って購入することにしました。


昨日の記事の自然環境体験公園での写真は、pentaxK10Dに装着したものです。ちょっと画像が不鮮明な気がします。


レンズ内を注意深く覗いてみました。DAレンズはカメラから外すと通常は絞り込まれて状態になっています。お店で観察させてもらったときは、この状態でレンズ内を覗いたので、はっきりとは確かめられなかったのです。絞り爪を動かすと、開放状態になりますが、そうして明るい照明の方を透かしてみると、盛大なゴミ、埃がたっぷり入り込んでいます、が、それだけでなく、ズームリングやピントリングを回してみると、場所によってはレンズ自体の汚れか曇りのようなものが見えます。しまった、これは写りに影響するかも知れません。


今朝の早朝散歩には、pentaxK5Ⅱに装着して持ち出してみました。


霧の朝ですから、ぼうっと煙っていても不思議ではないのですが、、、。


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ヒヨドリの活発さが目立つ季節です。


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光量のある昼間にも試してみました。


ヒャクニチソウにキアゲハ。


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コスモス乱舞。


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クマバチ。


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ダイサギ。


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あの埃と汚れを見ましたから、これがこのレンズ本来の写りではないのだろうなと推察されます。


ちなみに今朝の散歩、リコーGXR+A12(ライカM)レンズマウントユニット+PENTAXKマウント用アダプターに、smcPENTAXM50f1.7をつけて持って行きました。四十年以上も前の、しかも普及タイプの標準レンズですが、いい線行っています。




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ついでに、オマケです。OLYMPUS E-PM1+panasonic  LUMIX G 14mm F2.5 II ASPHも持って出ました。ちょっと古いミラーレスカメラですが、軽くてコンパクト。上の二つに比べると段違いに軽快に写せます。


PA135709


OLYMPUS DIGITAL CAMERA


OLYMPUS DIGITAL CAMERA


写りも、文句ありません。


土曜日、孫達も休日で入れ替わり立ち替わり遊びに来たり帰ったり、一緒に出かけたり、、、。佳い秋の日でした。


今日はこれにて。


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