氷雨降る、の巻 [折々散歩]
故障したまま何ヶ月も放置していたカメラがあります。olympus pl-5という機種で。2012年10月12日の発売といいますから、私の所有カメラの中では比較的(というか、ほとんど一番)新しい機種です(メイン機のpentaxk5-2とほぼ同時期の発売のようです)。
気に入って使ってはいたのですが、何かと不具合が重なり、保証期間内に修理に出したこともありました。それがとうとう撮影不能の重篤な症状を呈し、修理に費用がかかるのも憂鬱だと思って、使わないまま放置していたのでした。が、最近、故障レンズを修理して、見違える改善ぶりを味わったこともあり、pl-5の軽快な操作感が思い出されて、一念発起して、修理依頼を思い立ったのでした。念のために見積もりを要請していたところ、今日電話がありました。なんと、部品費・技術料込みで、3万円あまりの見積もりでした。予想をはるかにオーバーしていましたので、残念ながら修理を断念しました。
修理依頼を思い立ったきっかけは、コンパクトな超望遠撮影機器をあれこれ構想するとき、OLYMPUS機にタムロン500mmレフレックスレンズを装着すれば35mmフィルムカメラ換算1000mmに相当するぞ、という誘惑が抑えられなくなったあげくのことです。
しかし、中古カメラを買っておつりが来るほどの大枚をはたいてまで修理を決行するまでのモチベーションはありませんので、なかったことにしましょう。
OLYMPUS E-3+タムロン500mmを散歩に持ち歩いていると、シメがいました。
やはりマニュアルフォーカスでのピント合わせはやはりに苦労します。
もう一台、OLYMPUS E-P2+ZUIKO 18-180mm F3.5-6.3も携行していました。
こちらの方が写りは上等ですが、いかんせん望遠性能が不満です。
OLYMPUS E-P2+タムロン500mmという組み合わせも試してみました。
オオバンがここまで大きく写りますが、ピント合わせが難しい。
遠くのカンムリカイツブリがこんな具合。
PENTAXK5Ⅱ+AFBORG(ED60)だと、こんな写りになります。精細度ではやはりこちらの方が秀でています。
今日は、田舎へ帰る途中、「三徳園」を訪ねてみました。北部の山に雪が降るようになれば、冬鳥が移動してくるだろうとのM師の言葉に触発されたのです。
OLYMPUS E-P2+ZUIKO 18-180mm F3.5-6.3の画像です。なかなかいい感じです。
念のためにFUJIFINEPIXS1も持ってきていました。
でも超望遠の機能を使うチャンスはなく、広角撮影に働いてくれました。
先客のカメラマンさんにうかがうと、昨日は姿を見たのだが、今日はまだ表れないそうです。誰が?はい、目当ての青い冬鳥さんの話題です。
朝は晴れていたのに昼過ぎには雨が降り始め、帰りはかなり強い雨でした。鳥撮りは諦めて、ちょっと長福寺三重塔を見て帰りました。
防塵防滴のFUJIFINEPIXS1が役立ちます。
雨を予期して、pentaxK10D+smc PENTAX-DA 50-200mmF4-5.6ED WRも持ってきていました。これも防滴仕様です。
雨は深夜まで降り続いています。
北の山間部は雪になっているでしょうか?すると、期待の冬鳥が、だんだんと南へ移動してきているでしょうか?
今日はこれにて。