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あるほどのバラ投げ入れよ、の巻 [友人]

so-netブログの尊敬するお仲間、majyo様のご逝去の報をに接し、ひどく落胆しています。


みずから選んで、ホスピスにはいられ、静かに冷静に、終末を迎える準備をなさっているご様子をうかがいながら、内心、まだまだゆっくりなさって下さいと、お祈りしていました。でも奇跡は起こりませんでした。


「たいへん穏やかな笑顔を残して旅立たれた」とお聞きし、さもありなんと安心しつつ、やはり、その潔すぎる最期に、胸つぶれる思いを禁じることができません。


日々精力的に更新されるブログでの、ほとんど命を削っての発信の傍ら、拙ブログの駄記事に対しても、いつも懇ろなコメントを頂戴しました。長いお付き合いのように感じておりましたが、探ってみると、最初に誤報もにた抱いたのはこの記事だったようです。


68歳おめでとう、日本国憲法さん、の巻(2015-05-03)


この記事の中から、深紅のバラの花を、手向けさせていただきます。


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漱石に、大塚楠緒子女史を悼んで詠んだこの句があります。


有る程の菊投げ入れよ棺の中


かぐわしい菊に勝るとも劣らぬ、甘くエレガントなバラの芳香こそ、majyo様の手向けにふさわしいのではないかと、愚考する次第です。今は安らかに、ゆっくりおやすみ下さい。貴女が最期の一瞬までもとめてやまなかった、正義と道理の実現に非力ながら力を注ぐ覚悟です。


今日はこれにて。


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