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今日は何の日?の巻 [今日の暦]

4月の番組編成替えで、早朝のラジオ番組も様子が変わったようです。NHKの「「マイあさラジオ」と称していた番組が「マイあさ!」に呼称変更になったのかな?名称は変わっても「今日は何の日」のコーナーがありました。


第一に挙げられたのが、「国家総動員法」公布。1938年の今日のこと。 国民生活の全てが国家の統制下に置かれました。


第二に紹介されたのは、1989年の今日、 初の大型間接税としての消費税導入。3%で始まり、その後5%、8%に引き揚げられ、今度は10%ですと?

エイプリルフールとはいうものの、どちらも悪いジョークですね。


来年以降、「今日は『令和』への改元の日」、という一行が加わるのですか?


さすがウィキペディア。出典についてこんな紹介をしています。


「令和」の出典は『万葉集』巻五の「梅花謌卅二首并序(梅花の歌 三十二首、并せて序)」にある一文。以下に、原文、書き下し文、現代日本語訳の一例、および、題詞を表す。
《原文》 ※約物は後世に調整された形。※太字は新元号に採用された字。

    于時、初春月、氣淑風、梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香。

《書き下し文》 ※ここでの読みは文語とする。
時に、初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す。

《現代日本語訳の一例》 ※太字は新元号に直接関わる語。

    時は初春の令月(※すなわち、何事をするにも良き月、めでたい月)、空気は美しく(※『初春』の『令月』を受けての解釈では、瑞祥の気配に満ち)、風は和やかで、梅は鏡の前の美人が白粉で装うように花咲き、蘭は身を飾る衣に纏う香のように薫らせる。

(中略)
上野誠(万葉学者、奈良大学教授)によると、この詩が詠まれたのは、大伴旅人の大宰府の邸宅で催された「梅花の宴」だと言う。それは天平2年1月13日(ユリウス暦730年2月4日)に催され、大宰帥であった旅人の邸宅は、政庁(第二期)の北西にある坂本八幡宮(現・福岡県太宰府市、地図)付近と考えられている。


「平成」は日本人が戦争で殺し殺されることのなかった時代。「令和」もまたそれが続いて、「よき和やかな」時代であってほしいものです。


それにしても、初めて出典として国書を採用した、と話題になってますが、なんとも、こじつけっぽいですね。一文のなかに、この二文字がたまたま出てくるというだけのことで、「令」と「和」との間には何の意味的関連も脈絡もないわけですから、これで「出典」と呼ぶことすらも抵抗を覚えますがね。


大伴旅人については、当ブログでも何度か話題にしたことがありますが、そう言えば、2015年の今日(4月1日)こんな記事を書いています。


貸切の桜並木に春の雨


4月になりました。
年度が変わり、世の中では、新たな生活が始まっている事でしょう。
隠居者の私は、とりあえず朝の散歩に出かけました。
予報通り朝から雨、時折風も出て、「花に嵐」の風情です。

いつもの散歩道のソメイヨシノが、 日増しにほころびを増しています。

春雨に濡れるソメイヨシノ

春雨に濡れるソメイヨシノ

(中略)

去年もこの記事で紹介した大伴旅人と西行の歌碑が、桜の花につつまれています、

ソメイヨシノの花と大伴旅人、西行の歌碑

農業用水が流れる小川の対岸が桜並木。手前には菜の花が自生しています。

春雨に煙る桜並木と菜の花


今年は早くから暖かくなっったので例年よりサクラが早いだろうと言われてましたが、こうして見比べてみると、この年よりも遅いかも知れません。


昨日今日と、ビールの適温よりも冷たい朝が続きます。


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旅人の歌碑がある樋門の辺りは、日当たりがよいせいか、例年通り他の場所より早く開花が進んでますが、、、


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散歩道の桜並木は、全体としてまだツボミがふくらみ始めたばかりの状態です。これは昨日の朝の写真で酢が、今日も冷たい雨風で、大きく進んではいないでしょう。


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今日はこれにて。


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