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あなたに言われたくはない、の巻 [時事]

昨日のこと、何気なくテレビを見ておりますと、ニュースに、余り好きでない人の顔が写っていました。人の容姿とか容貌のことを話題にするのは、天に唾するたぐいですから慎みますが、内からにじみ出る内実とか人柄とかが、なんか嫌な感じの人ってありますよね。


6月6日付け日刊スポーツの記事を借ります。


衆議院は6日の本会議で、北方領土・国後島へのビザなし訪問の際、酒に酔った上で、戦争による領土奪還論や下品な言動を繰り返した丸山穂高衆院議員(35=日本維新の会を除名)に対する糾弾決議を、全会一致で可決した。

決議を読み上げた高市早苗・衆院議院運営委員長は、「憲法の平和主義に反する発言をはじめ、議員としてあるまじき数々の暴言を繰り返した」とした上で、「国益を大きく損ない、衆院の権威と品位を著しく失墜させた」と厳しく非難。「国会議員の資格はないと断ぜざるを得ない。直ちに、自ら進退について判断するよう促す」とした。事実上の「辞職勧告」のような内容だった。

ビザなし訪問の際の言動だけに、今後のビザなし交流への影響を念頭に「威力業務妨害ともいえる(行動)」と、強い表現も盛り込まれた。

衆参両院事務局によると、国会議員への糾弾決議は初めてだが、法的拘束力はない。

2カ月の休養が必要という診断書を提出した丸山氏は、本会議を欠席した。3日に出した弁明書で、進退について「最終的には選挙での有権者の判断によるものだ」としており、糾弾決議が可


丸山なにがしのというトンデモ議員の脳天気な言動は、議論の余地なく、国会議員としての資質・品性に欠けるもので、さっさとやめていただきたい。これはすでに過去記事(いとすさまじの巻)でも書いたこと。


それはそれとして、問題発覚後直ちに除名処分を決めた維新も、共同で問責決議提案と意気込んだ自民も、同じ穴のムジナでしょ?と言いたくたくもなります。お尻のまだ青い丸山なにがしが、調子に乗て、酔った挙げ句に本音を漏らしてしまったため、こりゃタイヘンと、トカゲの尻尾切りしただけではないですか?


丸山の言動が、際だって突出したものとは言えないことは、カエル三題、の巻でも書きました。そこで引用した「LITERA」の記事をもう少し追加引用すると、、、


そして、この頂点にいるのがほかでもない、総理大臣である安倍晋三だ。

(中略)
「わが国の領土と領海は私たち自身が血を流してでも護り抜くという決意を示さなければなりません。そのためには尖閣諸島に日本人の誰かが住まなければならない。誰が住むか。海上保安庁にしろ自衛隊にしろ誰かが住む」
「まず日本人が命をかけなければ、若い米軍の兵士の命もかけてくれません」(「ジャパニズム」青林堂、2012年5月号での田久保忠衛・日本会議会長との対談)
国民が血を流してでも国の領土を守らなくてはならない……こんな発言が野放しになり、再び総理に登り詰めたことには戦慄を覚えずにはいられないが、著書『美しい国へ』(文藝春秋)のなかではさらにこうも明言している。
〈尖閣問題について、よく「外交交渉で解決していく」という人がいますが、この問題に外交交渉の余地などありません。尖閣海域で求められているのは、交渉ではなく、誤解を恐れずにいえば物理的な力です。〉


よりによって、糾弾決議案をよみあげたのが、あの高市サンだったとは、出来の悪いブラックユーモアですね。「女性最初の衆院議院運営委員長」ゆえの役回りということなのでしょうが、このお方が議院運営委員長ということ自体、納得しかねます。


以前、こんな記事を書きました。


美しい稲田と早苗、そして、、、の巻(2017.6.28)


美しい稲田。
美しい早苗が青々と育っています。


次は、美しくない稲田。

(中略)

この稲田氏については、こんな記事が思い出されます。
The Huffington Post 2014/9/10からの引用です。

9月3日の内閣改造で総務相に就任した高市早苗氏ら自民党の国会議員3人が、ネオナチ団体の代表と写ったツーショット写真が物議をかもしている。47NEWSが報じた。

第2次安倍改造内閣で総務相に就任した高市早苗衆院議員や、自民党の稲田朋美政調会長ら国会議員3人が、極右団体代表の男性と議員会館で会い、ツーショットで撮った写真が団体のホームページに一時公開されていたことが9日、分かった。議員側は「男性の人物像は知らなかった」と説明した。
(47NEWS「高市氏らが極右代表と写真 海外主要メディアも報道」より 2014/09/09 21:41)

この団体は、「国家社会主義日本労働者党」(NSJAP)。公式サイトの記述によると、1982年に発足した。ナチ党と同様、国家社会主義思想や反ユダヤ主義を掲げ、ホロコーストの否定や外国人労働者の排斥などを訴えている。

問題の写真は、2011年6月から7月にかけて、NSJAPの山田一成代表が議員会館に行った際に撮影されたもので、高市氏のほか、自民党政調会長の稲田朋美氏、副幹事長の西田昌司氏の3人とのツーショット写真がNSJAPの公式サイトに掲載されていた。現在、該当ページは内容が変更されている

国際的にも波紋が広がっており、イギリス紙「ガーディアン」は9月9日、「ネオナチ写真が安倍首相のために頭痛を引き起こす」という記事の中で、「これらの政治家が山田のネオナチ思想を共有しているという証拠はないが、安倍政権の右傾化がますます進んでいるという非難を加速させた」と報じている。

これがその写真。
イナダ、いやだな。

早苗、美しい名前。


政治資金規正法違反の疑惑も記憶に新しいところです。


「ぼくちゃん」たちの見苦しい弁明は、美しい日本に似合いますか?の巻(2016-10-08)


長々と時間をかけて、アベノミクスだのアベアドバルーンをヨイショする与党議員や応援団勢力の質問も、ここを先途と独りよがりな自己宣伝を蕩々と展開するアベ・マリオ君(マリオってマリオネット=操り人形の意味なんですって?)の答弁も、なにか信念あってのことかも知れないと、極力虚心に公平に、耳を傾けようと試みてはみますが、聞くに堪えないので、数分でスイッチを切るかチャンネルを変えるか、ラジオならば音楽CDに切り替えるかするのが常です。
それにしても、気になるのは、応援団にたいする場合と批判者にたいする場合とで、あまりに掌を返したように態度をがらりと変えるアべ・マリオ君の豹変ぶり。声色や血相までも変わってますからね。彼の情緒はアンダーコントロールにあるのかどうか、心配です。

10月4日付の「リテラ」にこんな記事がありました。

(中略)

「『谷垣さんのときに決めたんだから、ぼくちゃん知らない』なんて、私、一言でも言いました? まったく言っていないことを言ったかのごとく言うっていうのは、これはデマゴーグなんですよ。これ典型例ですね」

「ぼくちゃん知らない」というのは、まるで幼稚園児のような道理の通らない責任逃れをするから「ぼくちゃん」と表現しただけだ。それを「デマゴーグだ!」とがなり立てるとは……。これが宰相の発言かと思うとつくづく情けなくなる。

この場面、聞いてました。私も、つくづく情けなくなりました。
それともう一つ、majyo様の記事へのコメントでも書かせていただきましたが、アベ・マリオ君一流の、「私が話しているんですから、静かに聞いてくださいよ」の名セリフ。人が話している時に、静かに誠実に聞く人間がそう言えば説得力もありましょうが、、。
ところで、この名セリフ、高市総務大臣まで振りかざすのには、笑っちゃいました。

(中略)

10月6日付朝日新聞デジタルの記事にこうありました。

--高市氏は政治資金規正法を所管する総務相。追及が熱を帯びるなか、議場はヤジと笑いが渦巻いた。
小池氏 だから全く証明できない。今の話でわかるじゃないですか。「私が言っている」「信頼している」「相手を知っている」「だから信じて下さい」。こういうのはね、信頼できないですよ。証明になっていないですよ。領収書じゃないですよ、こんなものは。総務大臣ね、どうするんですか、これ。閣僚の事務所がお互いにこんなことをやっているわけですよ。白紙領収書を日常的に発行して、受け取った側がお互いに金額を書き込んで収支報告書に添付して提出する。政治資金規正法の根幹ががたがたになっているんじゃないですか? 所管大臣としてどうですか。
高市早苗総務相 個別の事案については、具体の事実関係に即して判断されるべきものですから、いま先生がお挙げになった事例について一つひとつ政治資金規正法上の問題の有無についてのコメントは困難ですが、一般論として申し上げますと、政治資金規正法上、国会議員関係政治団体はすべての支出について、当該支出の目的、金額、年月日を記載した領収書、その他の支出を証すべき書面を徴さなければならない。入手しなければならないということです。なお、領収書の発行側の作成方法についての規定はございません。法律上、ございません。
先生がお配り頂いた資料の中にですね、約3年前に開催しました「高市早苗さんをみんなで激励する会」に稲田朋美先生の関係団体から2万円をちょうだいしてますので、あえて申し上げますが、来賓として、スピーチなどをお願いするために来て下さる国会議員のみなさまについては、まず普通、当日の受付の場に封をした封筒に入れた現金を持参される場合が圧倒的に多うございます。その場で開封して金額を確認し、記入していては近接した時間帯に皆さん受付に来られますので、多くの国会議員をお待たせすることになりまして、当然パーティーの前半にスピーチなどの機会が多いですから、パーティーの開始が遅れるなど、その運営に支障を来します。
(ヤジ)
高市氏 ちゃんと静かに聞いて頂けませんでしょうか。

(中略)

yahooニュース10月6日付け記事はこう伝えています。

“白紙領収書”で野党追及、資金パーティーで常態化か

TBS系(JNN) 10月6日(木)17時56分配信

国会で議員同士が互いの政治資金パーティーに出席し会費を支払った場合、相手方から白紙の領収書をもらい金額などを書き込む行為が頻繁に行われている実態が明らかになりました。
「領収書には金額が記載されてなければいけないと、あまりにも当然のことですね。稲田大臣、これは各大臣から白紙の領収書を受け取って金額も稲田事務所で書き込んだ、間違いないですね」(共産党 小池晃書記局長)
共産党の小池書記局長が示した領収書のコピー。いずれも稲田防衛大臣の政治資金団体「ともみ組」宛に出されたもので発行元はさまざまですが、筆跡が似ています。
「政治資金パーティー会費の領収書の中に稲田側で日付宛名および金額を記述したものが存在しており、今、御指摘になったとおりであります」(稲田朋美防衛相)
稲田大臣は白紙の領収書をもらい稲田氏側で金額などを書き込んだものだと認め、政治資金パーティーでは「互いに面識のある主催者と参加者の間では主催者側の了解のもと、参加者側が記載することがしばしば行われている」などと説明しました。
「委託があったら金額は後で書いていいなんていったらもう今ね、聞いている中小企業の社長さんたちみんなびっくりですよ。そんなね領収書がね、通用するわけないじゃないですか」(共産党 小池晃書記局長)
稲田大臣は、「これからどういった形でできるか検討してまいりたい」と述べましたが、同様の問題を指摘された菅官房長官は「政治資金規正法上、政治団体が徴収する領収書に際して発行者側の作成法についての規定はなく、問題ない」などと答弁しました。(06日17:15)

TBS News i


ほとぼりも冷めない2017年3月、こんな追及も受けるなど、つくづくお金に汚いお方のようですな。


【YouTube】民進党・那谷屋議員が高市早苗総務大臣の「還付金詐欺」疑惑を追及


忘れてならないのは、総務大臣在任中の「停波発言」でしょう。



「行政が何度要請しても、全く改善しない放送局に何の対応もしないとは約束できない。将来にわたり可能性が全くないとは言えない」(2016年2月8日、衆議院予算委員会)


これには、ただちにジャーナリストの皆さんが「私たちは怒っている」と題する声明を発表して抗議しています。


私たちは怒っている

――高市総務大臣の「電波停止」発言は憲法及び放送法の精神に反している

今年の2月8日と9日、高市早苗総務大臣が、国会の衆議院予算委員会において、放送局が政治的公平性を欠く放送を繰り返したと判断した場合、放送法4条違反を理由に、電波法76条に基づいて電波停止を命じる可能性について言及した。誰が判断するのかについては、同月23日の答弁で「総務大臣が最終的に判断をするということになると存じます」と明言している。

私たちはこの一連の発言に驚き、そして怒っている。そもそも公共放送にあずかる放送局の電波は、国民のものであって、所管する省庁のものではない。所管大臣の「判断」で電波停止などという行政処分が可能であるなどいう認識は、「放送による表現の自由を確保すること」「放送が健全な民主主義の発達に資するようにすること」をうたった放送法(第一条)の精神に著しく反するものである。さらには、放送法にうたわれている「放送による表現の自由」は、憲法21条「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する」の条文によって支えられているものだ。

高市大臣が、処分のよりどころとする放送法第4条の規定は、多くのメディア法学者のあいだでは、放送事業者が自らを律する「倫理規定」とするのが通説である。また、放送法成立当時の経緯を少しでも研究すると、この法律が、戦争時の苦い経験を踏まえた放送番組への政府の干渉の排除、放送の自由独立の確保が強く企図されていたことがわかる。

私たちは、テレビというメディアを通じて、日々のニュースや情報を市民に伝達し、その背景や意味について解説し、自由な議論を展開することによって、国民の「知る権利」に資することをめざしてきた。テレビ放送が開始されてから今年で64年になる。これまでも政治権力とメディアのあいだでは、さまざまな葛藤や介入・干渉があったことを肌身をもって経験してきた。

現在のテレビ報道を取り巻く環境が著しく「息苦しさ」を増していないか。私たち自身もそれがなぜなのかを自らに問い続けている。「外から」の放送への介入・干渉によってもたらされた「息苦しさ」ならば跳ね返すこともできよう。だが、自主規制、忖度、萎縮が放送現場の「内部から」拡がることになっては、危機は一層深刻である。私たちが、今日ここに集い、意思表示をする理由の強い一端もそこにある。

〈呼びかけ人〉(五十音順 2月29日現在)

青木理、大谷昭宏、金平茂紀、岸井成格、田勢康弘、田原総一朗、鳥越俊太郎


「女性初の衆院議院運営委員長」になってからも、物議は収まりません。日刊スポーツ2018年10月30日付け記事です。


安倍首相また女難 高市氏、国会改革試案で大モメ


安倍晋三首相の「肝いり女性人事」が、再び混乱の種になった。女性初の衆院議院運営委員長に就任した高市早苗氏が公表した国会改革試案の内容に、委員会質疑の簡素化などが含まれ、野党が撤回を要求。衆院本会議開会が45分遅れる騒ぎになった。高市氏は最終的に撤回に応じたが、「女性活躍」を期待されての起用にもかかわらず、初動からみそを付けた。安倍政権では、片山さつき地方創生担当相も「口利き疑惑」で窮地に立たされている。
(中略)

高市氏は首相の応援団を自任する立場ながら、今回ばかりは「勇み足」(自民党関係者)との声も出ている。安倍政権では、内閣改造で唯一の女性閣僚となった片山氏も、文春砲による「口利き疑惑」を抱える。大臣と議運委員長で立場は異なるが、首相が「女性活躍」を期待した女性議員にトラブルが続く。


「議員としてあるまじき数々の」言動、「国益を大きく損ない、衆院の権威と品位を著しく失墜させた」、「国会議員の資格はないと断ぜざるを得ない。直ちに、自ら進退について判断するよう促す」という言葉は、そのままご自身に向け投げつけてみられたらよろしいかと、思料するするものです。




西日本を強い雨がおそっています。ちょっと小やみの隙に、傘さし散歩に出かけてき何日ぶりにこの散歩道を歩いただろうかといぶかしいほどに、周囲の風情が移り変わっています。


実った麦の穂が、まだ刈り入れられずにいる畑もありますが、多くの麦は刈り取られ、そのあとが黒々と焼き払われています。


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これは芽を出した直まきの籾です。


稲田、早苗と言うのかどうか?


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いろいろなタチアオイが、次々に咲いています。


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雨に濡れたアオサギ。


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美山公園まで行かなくても、散歩道のあじさいが見頃でした。雨に似合う花です。


 


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最後はカシワバアジサイ。


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夕方には雨が上がったようです。今日予定していた郷里の草刈りを、明日できますかどうか?


今日はこれにて。


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