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なんとも罪深いPM(とその伴侶)、の巻 [時事]

こんな記事に目がとまりました。
昭恵氏が花見?「公園ではなく…」 野党追及に首相反論


参院予算委で、立憲民主党の杉尾秀哉氏の質問中、自席から発言する安倍晋三首相=2020年3月27日午前9時56分、岩下毅撮影 安倍晋三首相の妻・昭恵氏が桜の木の下にいる集合写真がニュースサイトで報じられたことをめぐり、立憲の杉尾秀哉氏が追及を続けた。杉尾氏は昭恵氏との関わりが指摘された森友学園への国有地売却問題と絡め、「(首相の)奥様の奔放な行動が森友問題のきっかけになったのではないか」と改めて指摘。首相はこれに対し、「それは違うと思う」と真っ向から否定した。

(中略)   
ただ、ニュースサイトによると昭恵氏が一緒に写真に納まっているのが人気モデルや有名芸能人だとされている点から、杉尾氏は続けて「奥様はこうしたセレブな花見宴会ができる。だけど、大多数の国民はできない。しかも、東京はオーバーシュート(感染爆発)、首都封鎖(ロックダウン)のギリギリのところにある」と批判した。
(中略)
東京都では花見シーズンに公園での宴会などを自粛するよう要請している。
首相は「自粛が要請されていた公園での花見ではなく、レストランの敷地内の桜で写真を撮影した」と答弁。杉尾氏は「レストランなら問題ないのか。宴会の自粛要請が出ている中での行動として適切か」と追及すると、首相は「レストランに行ってはいけないのか。(写真撮影の)その時点では、そういうことではない。自粛の中で何が求められていたのか。正確に発言をしてほしい」と色をなして反論した。    

by3/27(金) 11:04配信朝日新聞デジタル


さらなる笑いぐさは、こちらです。


首相「唾出る大声避けて」 感染防止策で野党けん制



27日の参院予算委員会で、安倍晋三首相が新型コロナウイルスの感染防止策を念頭に、大声を避けるよう野党議員の追及をけん制する場面があった。「大きな声で唾が出るようなことは避けなければいけないと言われている。お互いに気を付ける必要がある」と述べた。立憲民主党の杉尾秀哉氏が森友学園問題をただした際の答弁。
杉尾氏は、首相が自分の席で「声がうるさい」と口にしたとして「予算委で大きい声を出しちゃいけない決まりはない」と指摘。これに首相が「唾」に触れて反論した。


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さらにもう一つ、これまた唖然。


首相、時計指さし「時間が来てるよ」 予算委の野党発言中に再び不規則発言


安倍晋三首相が27日の参院予算委員会で、学校法人「森友学園」関連の公文書改ざん問題を追及した野党議員の発言中に持ち時間が過ぎた際、自身の腕時計を右手指で指しながら「時間が来てるよ」と2度にわたって言葉を挟む一幕があった。2020年2月に「閣僚席からの不規則発言は慎む」と自身のヤジを陳謝した首相だが、またしても悪癖を露呈した。
27日の予算委員会で最後に質問に立った共産党の田村智子氏は、新型コロナウイルス感染症への対応や地域の医療体制などについて質問した後、森友学園を巡る財務省の公文書改ざん問題を取り上げた。(毎日新聞2020年3月27日 )


    

 


画像に含まれている可能性があるもの:1人、テキスト


それにしても、なんとも罪深いPMです。(注)PMとは、「プライムミニスター(首相)」の略語(隠語)だそうな。


【森友問題】「もっと強気で行け」3年前の国会で佐川氏に渡された“安倍総理のメモ”

学校法人「森友学園」への国有地売却を巡り、財務省の佐川宣寿理財局長(当時)は野党の質問攻めに忙殺されていた。委員会室で10数メートル先に座る首相の安倍晋三の秘書官の一人が佐川氏に歩み寄り、1枚のメモを手渡した。

「もっと強気で行け。PMより」

「PM」は「プライムミニスター(首相)」、即ち安倍首相を指す官僚たちの略語である。


この一行のメモが、一人の尊い命を奪ったのです。まじめ一筋で、職務に忠実な公務員、赤木俊夫さんが、その人です。


先日、数人で歓談の機会があった際、旧友Kさんが、ネット上の情報として、こんな記事を読みあげてくれました。長い記事でしたが、彼の並々ならぬ思いが、伝わってきました。


「俊夫の三回忌法要は3月上旬にこちら(※実父が住む岡山県)でやりました。私と俊夫の嫁、そして俊夫の弟の3人だけで……。それから2週間ほどたって、嫁から電話があって、『国を訴えようと思っています』と、決意を聞かされたときは驚きましたよ」

赤木俊夫さんの妻が、国と当時の財務省理財局長だった佐川宣寿氏に損害賠償を求める訴えを起こしたのは今年3月18日。

(中略)

「俊夫は成績優秀でしたが、わが家の経済事情で大学に行かせてあげられませんでした。学歴をつけてやれなかったから、上役の命令に従わざるをえない立場にいたのです。父親としても無念です……」(実父)

(中略)

手記でも《(文書の修正などは)すべて、佐川理財局長の指示です》と、告発している。それらの文言からは、不正行為を強要され、公務員としてのプライドを砕かれてしまった無念がヒシヒシと伝わってくる。赤木さんは亡くなる1カ月ほど前に、故郷・岡山県を訪ねていたという。実父が続ける。

「(’18年)2月の半ばに実家に帰ってきました。そのときは顔色もそんなに悪いとは思わず、ふつうに親子で話すことができましたが、腹の中では、もう覚悟を決めていたのかもしれません。最後に父親の顔を見にきたんだな……、振り返ってみると、そうとしか思えません。いまも俊夫の月命日の7日には墓参りに行っています。あの子の母親も、もう亡くなってお墓に入っていますからね。いつも墓にこう語りかけているんです。『母親と仲ようせいよ、いずれ俺もそっちにいくからな』って」

赤木さんの妻が遺言や手記を公開したことにより、森友問題の再調査を求める声も高まっている。だが安倍首相は「行政府の長として大きな責任を痛感している」と語りながらも、再調査はしない考えを示した。また同様に麻生太郎財務相も「再調査は、いま考えていない」と、述べている。こうした政権トップたちの言葉に対して、妻は直筆コメントを公開した。

《安倍首相は2017年2月17日の国会の発言で改ざんが始まる原因をつくりました。麻生大臣は墓参に来てほしいと伝えたのに国会で私の言葉をねじ曲げました。この2人は調査される側で、再調査しないと発言できる立場ではないと思います。》

また実父も、本誌のインタビューの最後にこう語った。

「世間の皆さんにもわかっていただきたいのは、息子は昔から馬鹿正直な人間だったこと、そして最後まで正義を貫きたいと思っていたことです。正義を貫こうとした揚げ句に最後はあんなふうになってしまったということを皆さんに、特に佐川さんや麻生さんには忘れないでほしい。息子の苦悩を無視しないでほしい。それが私の願いです」

「女性自身」2020年4月7日号 掲載


なんとも痛ましい思いが抑えられません。そんなとき、信頼すべきお友達から、緊急のアピールを紹介していただきましたので、「カクサン」させていただきます。


http://chng.it/6RP5NggbfP


私の夫、赤木俊夫がなぜ自死に追い込まれたのか。有識者によって構成される第三者委員会を立ち上げ、公正中立な調査を実施して下さい!


発信者:赤木俊夫の妻 同代理人弁護士松丸正 弁護士生越照幸 宛先:衆参両院議長 安倍晋三内閣総理大臣 麻生太郎財務大臣

私の夫、赤木俊夫は2018年3月7日に自死しました。
私は夫の自死によって体の半分をもぎ取られたような苦痛を受けました。その苦痛は今も続いています。
優しかった夫がなぜ自死に追い込まれたのか、私には知る権利がありますし、知る義務があると思います。

財務省は2018年6月4日に「森友学園案件に係る決裁文書の改ざん等に関する調査報告書」を発表しました。しかし、この報告書の内容は曖昧で、なぜ夫が自死に追い込まれたのか、その経緯や原因を知ることはできません。
私は、発表から4か月もたった後、この報告書を作成した職員から説明を受けました。その職員の方は、夫が遺した手記や遺書を読まずに報告書を作成したと仰っていました。しかし、夫の手記や遺書を読まずに作った報告書に信用性は無いと思います。

私は、2018年10月以降、佐川宣寿さんに対して3回、決裁文書の改ざんを指示した経緯に関する説明と謝罪をお願いしました。しかし返答はありませんでした。
夫の自死は公務災害と認められましたが、自死に追い込まれた理由を知りたくて情報開示請求をしても、資料の大部分は真っ黒にマスキングされていました。

やむを得ず、私は、2020年3月18日、夫がなぜ自死に追い込まれなければならなかったのか、その原因と経緯を明らかにするため、国と佐川宣寿さんを被告とする民事訴訟を提起しました。
しかし、国や佐川宣寿さんが民事訴訟で私の請求をそのまま認めてしまえば、真相解明のための証人尋問や、夫が作成したとされるファイルについての文書提出命令の機会も与えられず、民事訴訟が終わってしまう可能性もあります。

また、民事訴訟提起後の報道によると、安倍総理や麻生財務大臣は再調査はしないと仰っています。私は「この2人は調査される側で、再調査しないと発言する立場ではないと思います」というメモを発表しましたが、それでも再調査が実施される見通しは現在のところありません。

このままでは夫の死が無駄になってしまいます。
そこで、有識者や専門家(弁護士、大学教授、精神科産業医など)によって構成される第三者委員会を立ち上げ、公正中立な調査を実施して下さい。
地方自治体や民間企業では、過労自殺が発生した多くのケースにおいて、第三者委員会を立ち上げ、公正中立な調査を実施しています。
決裁文書の改ざんはなぜ行われたのか、誰のどのような指示に基づいて夫はどのような改ざんを行わざるを得なかったのか、改ざんにかかわった人達はどのような発言をして何を思ったのか、改ざんによる自責の念に苦しんでいた夫に対して財務省や近畿財務局は支援ができなかったのか、うつ病で休職していた夫をフォロー出来なかったのかなど、夫がなぜ自死に追い込まれなければならなかったのか、その原因と経緯が明らかになることを私は心から望んでいます。そして、夫もきっとそのことを望んでいると思います。

夫と同じように文書改ざんに多かれ少なかれ関与した職員や、改ざんに関与した職員でなくても現場で詳細を知っている職員がおられます。上司の内部調査では言えない方もかなりおられると聞いていました。
公文書改ざんは「あってはならない」と安倍総理や麻生財務大臣が仰るのであれば、二度と夫のような方が現れないためには真実を解明することが、二度と「あってはならない」為の再発防止策であると考えています。
二度と夫のような方が現れないように、どうか皆様の力を貸してください。宜しくお願い致します。


自粛要請の中ですが、家族でひっそり(と言っても子ども達は賑やかですが)桜を愛でることくらいは、許されるべきでしょう。二日ほど、雨が続きます。赤木さんとそれを悼むご遺族の涙雨でしょうか。それとも、コロナウィルスを洗いながしてくれる慈雨でしょうか?さすがの子どもたちも、室内で時間を過ごすか、商業施設でのお買い物で気を紛らすしかありません。


退屈紛らわしに、新小4の女の子が、特製イチゴクロワッサンをつくってくれました。


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これは、本人撮影の「ブツドリ」です。


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ところで、さっき登場頂いた旧友Kさんも、我が家の8人目の男児と一日違いで男のお孫ちゃん誕生だそうです。体重もわずか数グラムの違いだそうです。


これは、我が家の若君。生後一週間になります


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カメラ散歩のチャンスがありませんので、ちょっと前のストック写真ですが、桜(サクランボの花)とメジロです。


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今日はこれにて。


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「点と線」と桜とコロナ、の巻(その2) [日録]

昨日の記事でご紹介した香椎駅の「清張ゆかりの桜」について、k子さん撮影の写真を拙ブログで使用させていただきたいと、執筆前にお願いしたところ、快諾いただいたばかりか、「明日は午前中に買い物に行くので、私の影が写らないように撮って、もう一度送りましょうか?」と親切なお返事を下さいました。お言葉に甘えて、ちゃっかりと、その旨、お願いしていたところ、早速今日はこんな言葉を添えて、写真を送って下さいました。



「買い物に行ったので、人がいない時を見計らって、桜の写真を撮ってみました。」肖像権が気になるので人物の顔がわかる写真は避けて欲しいと、わがままな注文をつけていたためです。


これが清張ゆかりの桜の木。三分咲きと?いうところでしょうか。さすがにわが地方よりは開花が進んでいるようです、


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案内板のアップです。


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碑文には、「旧西鉄香椎駅と桜 旧西鉄香椎駅に在った桜の木は、街の再開発による駅舎の移転居合わせい汚職に合わせ移植され時代の流れの中変わりゆく香椎の歴史を現在も見続けています。」と刻まれ、西鉄香椎駅の歴史が書き添えられています。


現在の駅舎の写真。近代的なたたずまいです。


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松本清張「点と線」の時代には、海岸にほど近い、寂れた土地というイメージだったのが、今では大いに変容しているようです。


「点と線」は、こんな書き出しで始まります。


鹿児島本線で門司(もじ)方面から行くと、博多につく三つ手前に香椎(かしい)という小さな駅がある。この駅をおりて山の方に行くと、もとの官幣大社香椎宮、海の方に行くと博多湾を見わたす海岸に出る。

前面には「海の中道」が帯のように伸びて、その端に志賀島(しかのしま)の山が海に浮かび、その左の方には残島(のこのしま)がかすむ眺望のきれいなところである。

この海岸を香椎潟(かしいがた)といった。昔の「橿日(かしい)の浦(うら)」である。太宰師(だざいのそち)であった大伴旅人(おおとものたびと)はここに遊んで、

「いざ子ども香椎の潟に白妙の袖さえぬれて朝菜摘みてむ」(万葉集巻六)と詠(よ)んだ。

しかし、現代の乾いた現実は、この王朝の抒情趣味を解さなかった。寒い一月二十一日の朝六時半ごろ、一人の労働者がこの海辺を通りかかった。彼は、「朝菜を摘む」かわりに、家から名島(なじま)にある工場に出勤する途中であった。

朝は明けたばかりであった。沖には乳色の靄(もや)が立っていた。志賀島も海の中道も、その中に薄い。潮の匂いを含んだ風は冷たかった。労働者は外套の襟を立て、うつ向きかげんに、足早に歩いていた。この岩の多い海岸を通ることが、彼の職場への近道であり、毎日の習慣であった。

が、習慣にないことが、そこに起こった。彼のうつ向いた目が、それをとらえた。黒い岩肌の地面の上に、二つの物体が置かれていた。いつもの見なれた景色の中に、それは、よけいな邪魔物であった。


引用されている大伴旅人の歌「いざ子ども香椎の潟に白妙の袖さえぬれて朝菜摘みてむ」(万葉集巻六)に関しては、「福岡市の文化財」のサイトで、万葉歌碑(香椎潟)についてのこんな紹介がありました。


西鉄香椎宮前駅を降り、JRの踏切を越えた南側(右側)の丘陵が香椎宮頓宮で、坂道を上った左手に歌碑が建つ。神亀五年(728)11月、大宰府の長官大伴旅人、次官小野老、豊後守宇努首男人の三人が香椎宮へ参拝し、その帰り香椎潟に駒を止めてそれぞれ歌を詠んだ。そのいきさつと、三首の歌を万葉仮名で碑に刻む。明治21年、市内では最も早く、内大臣三条実美の揮毫で建立された。『万葉集』巻6・957~959所収。
「いざ子ども 香椎の潟に 白妙の 袖さえぬれて 朝菜摘みてむ」(大伴旅人)
さあみんな、香椎潟で着物の袖までぬらして朝餉の海藻をつもう。
「時つ風 吹くべくなりぬ 香椎潟 潮干の浦に 玉藻刈てな」(小野老)
風が吹きそうになった。香椎潟の潮干の浦で、海藻を刈ろう。
「往き還り 常にわが見し 香椎潟 明日ゆ後には 見む縁も無し」(宇努首男人)
大宰府の生き返りにいつも見ていた香椎潟だが、(都に帰るので)明日からは見ることもありません。


そう言えば、この歌、以前拙ブログで話題にしたことがありました。


大和考その3、の巻(2018-08-03)


高市黒人にも、少し似たこんな歌があります。

いざ子ども大和へ早く白菅の真野の榛原手折りて行かむ    巻3 280

(中略)

呼びかけの「いざ子ども」(「去来子等」「去来兒等」)は、羈旅の歌によく用いられる呪術的慣用句だそうです。「大和(やまと)」の漢字表記は、「倭」です。歌意から、この「やまと」は国号ではなく、地方名と考えられます。
こちらのサイトから、歌の解説をお借りします。
千人万首 高市黒人

【通釈】さあ皆の者よ、大和へ早く帰ろう。白菅の茂る真野の榛(はん)の木の林で小枝を手折って行こう。

【語釈】◇いざ子ども 旅の同行者に対する呼びかけ。妻がこの歌に返答しているので、一行の中には妻も含まれていたか。

(中略)

【補記】妻の答歌は、「白菅の真野の榛原往くさ来さ君こそ見らめ真野の榛原」

【主な派生歌】
いざ子ども香椎の潟に白妙の袖さへ濡れて朝菜つみてむ(大伴旅人[万葉])
いざ子ども早く大和へ大伴の御津の浜松待ち恋ひぬらむ(山上憶良[万葉])


ほんのついでに、「派生歌」として引用したに過ぎませんが(汗)、、、。


この記事の発端は、大和考その1、の巻で紹介した、近所に建つ旅人の歌碑の話題にありました。


ところで、私の住居から徒歩数分のところに、旅人の歌碑があり、当地にゆかりがあるというこの歌が刻まれています。
・大和道の吉備の児島を過ぎてゆかば筑紫の児島思ほえむかも(大伴旅人)
この歌は、彼が筑紫国での任を終え、大納言に昇進して都へ帰ることになった時、帰りの行列を見送る人々に混じって「遊行女婦(うかれめ)児島」という女性が、別れを惜しんで贈った歌への返歌であるようです。どうやら、ただならぬ間柄にあった女性と思われ、超俗どころか、なかなかに人間臭い旅人ですが、彼の歌に共通する率直な抒情は、しみじみと心に響きます。

さて、このたびのN先輩の電話と封書のご用件は、と言いますと、最近N先輩の元へH先輩からお便りが届き、「会誌」への感想などを述べておられる一節にこのような箇所があったので、とお知らせくださったのでした。

kazgさんの稿、 興味深く拝読しました。 ただ、 旅人の和歌ですが、 「大和道の吉備の児島を」の「大和」は、「日本」ではないでしょうか。どちらも「やまと」と読むのですが、すでに、702年?の遣唐使によって国号を「倭」から 「日本」 に変更することを唐に承認させており、 「日本」 という国号が国内で使用されている例としてこの和歌を読んだことがあるように思います。 一度調べてみてください。

そして、万葉集原典では、「日本道乃 吉備乃兒嶋乎 過而行者 筑紫乃子嶋 所念香聞」と万葉仮名で表記されていると、原典のコピーをも添えてくださっています。その上で、確かに「やまと」は「大和」ではなく「日本」と表記されていること、ただし、kazgの文章は住居の近くにある歌碑の引用なので問題はなく、それを「日本」に直す方が問題だろうと、フォローしてくださっています。H先輩にも、そう伝えてくださったそうです。
たしかに「会誌」への寄稿文では、ブログ掲載のこの写真は掲載していませんので、誤解が生じたかも知れません。

https://kazsan.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_b10/kazsan/R0014045_R-5eebb.JPG


今日は、この件への深入りは避け、ちょうどこの碑のあたりの桜(ソメイヨシノ)が、今朝はこんな様子であったことをご報告するにとどめます。


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近所の桜(ソメイヨシノ)並木の中でも、最も早く開花する場所の一つが、このあたりです。岡山市のソメイヨシノの開花は、後楽園内の標準木によって判断されますが、それにより、ちょうど今日、開花が宣言されました。(県内では寒冷の地である津山市でも、鶴山公園の標準木が開花したとのニュースがありました。統計始まって以来の早さだそうです。)ただ残念ながら、後楽園でも鶴山公園でも、恒例の桜カーニバル、桜祭りなどのイベントは、新型コロナウィルスの影響で中止、または縮小だそうです。自然の脅威に対しては、十分に怖れ、謙虚に対処するのが良いと思います。オリパラの延期を検討するとの報道、当然過ぎるほど当然と言えるでしょう。


ところで、「点と線」で香椎海岸で発見された男女の遺体は、××省の課長補佐である佐山憲一 と、 坂の割烹料亭「小雪」の女中お時。巨悪による不正を隠匿するため、非業の死に至らしめられます。


一方、60年以上も経った現代、一字違いの「佐川」元理財局長は、公文書改ざんという不正を部下に強要しながら、国税庁長官にまで「出世」するという怪。清張の「本格推理」とは対照的に、謎とトリックがあまりにもミエミエの、出来の悪いミステリーと言わずにいられません。


昨日の毎日新聞朝刊県内版に、こんな記事が載りました。


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一部引用します。


森友学園に関する文書改ざん問題で、自殺した近畿財務局職員、赤木俊夫さんの妻が国と佐川宣寿(のぶひさ)・元国税庁長官を相手取って起こした訴訟を支援しようと、22日、市民グループが岡山市北区のJR岡山駅2階連絡通路でアピール行動をした。


聞くところによると、自殺に追いやられたこの赤木俊夫さんは、岡山県の出身だそうで、縁浅からざる関係に、より痛ましい思いが募ります。


真実を明らかにし、赤木さんご自身とご遺族の無念を晴らすことは、決して個人の問題ではなく、この国にまっとうな道理と正義、公正な法秩序を蘇らせることができるかどうかという、私たち国民一人ひとりの切実な重大事です。改めて支援の思いを強くしたことでした。


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「点と線」と桜とコロナ、の巻 [友人]

先日の「点と線」にちなんだ記事を読んでくださったと、高校時代の部活動の後輩K子さんが、SNSでこんな写真とともにコメントを下さいました。


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私は、JR香椎駅と西鉄香椎駅から、徒歩7~8分の所に住んでいます。
駅前の再開発で、西鉄香椎駅も高架になり、駅前広場に、清張ゆかりの桜が移されてきました。
この桜の木の隣にあるスーパーに、よく買い物に行きます。
今日現在の桜です。
満開の頃には、写真を撮る方が多くなります。


彼女がこの地に引っ越されて何年になりますか、住所はお聞きしていて、年賀状もやりとりしてはいるのですが、「点と線」ゆかりの地とは、思い足りませんでした。縁は異なものと、感嘆しています。


あわせて彼女は、今晩放送のNHKTV「鶴瓶の家族に乾杯」のロケ地が岡山県美作市であることを教えてくださいました。懐かしの故郷です。おかげで、ちゃんと録画もし、視聴もすることができました。たまたま郷里の母が電話をしてきましたので、話のついでに番組のことを話題にすると、観たと言っていました。


今朝、早朝の常山の眺めです。ほんのりと山笑う風情です。山桜らしい淡いピンクの彩りが、山をやわらかい表情にしています。ウグイスの「上手な」囀りが、聞こえます。


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午前中、新生児に会いに、「新米」の姉を連れて産院へ行ってきました。従姉妹達も同行したがったのですが、コロナ感染が懸念されるご時世だけに、大勢でおしかけるのははばかられるので、バアバと留守番ということになりました。


昨日は、私が車で妊婦を連れて行き、ムコ殿の到着までの間付き添っていたのですが、無事出産の知らせを聞いたあと、必要なものを届けに再度出かけ、ナースセンターで面会を申し出ると、マスク着用なき者は面接不許可とのことで、婿殿を呼んで持参物を手渡すことができただけでした。「マスク難民」の悲哀を痛感したことでした。


ですので今日は、私も孫も、ちゃんとマスクを用意して出かけ、面会を求めると、「短時間」を条件に許されました。IMGP6199


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ほんの僅かの面会でしたが、満足したらしく、お姉ちゃんは聞き分けよく、産院をあとにしたのでした。


産院側の要請で、次は退院時のお迎えのときまで面会はお預けです。これまで、コロナ患者未発生の数少ない県であったわが県にも、今日、最初の感染者が確認されたとのことで、医療機関が神経をとがらせるのも無理からぬことではありますが、お母ちゃんともお父ちゃんとも離れて暮らさなければならない、新米お姉ちゃんは、寂しいことです。


午後は、家に閉じこも理続けるストレス発散のため、従兄姉妹で戸外に出かけ、桜並木の散歩道を一回り。これなら、感染の恐れも少ないでしょう。


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ソメイヨシノは、大部分はまだツボミですが、日当たりの加減か、場所によっては、少しずつほころび初めている枝もあります。


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コブシの花も、一気に咲き誇っています。


ピンクの花。


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純白の花。


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今日のスノーフレーク。


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「桜を見る会」につなげてみようかと考えて立てた今日のタイトルですが、まとまりがつかず、時間切れのオソマツでした。


今日はこれにて。


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タンポポを捧げます、の巻 [日録]

昨日の記事で、近畿理財局元職員故赤木さんのご遺族の訴訟と、公開された遺書と手記の話題を取り上げました。この大ニュースに接し、ふと、ソネブロの先輩、故majyo 様のことを思いました。ブログオーナーのmajyo様亡き後、「委託された代理人」としての管理人様が、折に触れてブログを更新してくださっていますが、久しぶりに訪問してみますと、最新の更新記事をアップしてくださっていることに、遅ればせながら気づきました。(早いもので一周忌です


そうでした。2月15日が、ご命日でした。


探ってみますと、故majyo 様は、当時佐川理財局長にたいする証人喚問の話題をたびたび言及され、証人喚問 佐川 宣 寿氏(2018-03-27)の記事では、こう書いておられました。


証人喚問が始まりました・・・・

予想通りなのでしょうか

私はまだ期待しています。最後の最後まで期待したい
なぜならこのままいくと残りの人生はとても厳しいものになります。

誰が一存でやったと思うでしょうか


思えば、ご母堂の逝去、通夜、告別式という、身辺の一大事の中での記事投稿でした。


翌3/28には、私も一気に春から初夏へ、の巻(2018-03-28)の記事でこう書きました。


今朝の新聞のトップ記事はこれでした。

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訴追の恐れ」を50回も繰り返して証言を拒否しながら、アベさんからも夫人からも,アソーさんからも,官邸からも「指示されたことはない」とキッパリ否定。何という御都合主義でしょ。

この新聞記事の横には、2019年度から使用する「教科道徳」の教科書の検定結果が公表されたという記事が掲載されています。「道徳」を言うなら、正直とか公正とか率直とかは、そもそもの基本でしょ。教科書で教わらなくても、育ちの過程で身につけていかなければならない人間的モラルの基本を、平気で投げ捨てて恥じないヒトたちが、世の中の「トップ」に君臨したままで、子どもたちに「道徳」を押しつけることの不可思議さ、滑稽さは、グロテスクですらありますね。

佐川サンには何の個人的恨みもありませんし、立場にいささかの同情も惜しみませんが、真実を糊塗し、身を挺してご主人様を守ろうとする忠義さの影に、保身と権力による庇護の裏約束が見え隠れしているところに、なんとも言えない嫌悪感を覚えずにはいられませんね。



この記事に、majyoはこんなコメントを寄せてくださっていました。



人間としての良心に期待した自分が愚かに見えます。


涙なしに読むことはできない故赤木職員の遺書と手記が公にされた今、改めてこの記事(なごり雪・悲しくてやりきれない)を想起せずにはいられません。


♪ 悲しくって悲しくて
とてもやりきれない想起されます。
この限りないむなしさの救いは無いだろか

サガワ氏は証人喚問後に逮捕か?と書かれている
退職金も没収になるかもしれないと
当たり前だという意見もある。 そうだろうか・・・・
そして幕引きなんかになったら、・・・・・と考えると

♪ このやるせないモヤモヤを誰かに告げようか


一周忌にあたり、献花としてどんな花を捧げようかと悩みましたが、思い出したのはこんな記事です。


沖縄を返せ 沖縄へ返せ、の巻(2016-01-28)


ソネブロのお友達majyo様の、最近のブログ記事「街宣2か所と沖縄基地反対デモ②」でこの歌が紹介されていました。
https://www.youtube.com/watch?v=cmBEmVBEhNw


私も以前この記事「大寒や沖縄に春いちはやく」にこんなことを書きました。

聞いたり読んだりして想像するのと、実際に目で見て確かめるのとは大違いです。父祖伝来の土地・田畑が金網の向こうに囲われ、そこにアメリカ合衆国がある。
本来のお持ち主であり住人であるはずの人々が、衛兵の機関銃で脅されるという逆さごと。しかも、そこを拠点に、かつてはベトナム・インドシナへ、そして中 東へと、無数の殺人機が飛び立っていくことの歯がゆさ。その「切歯扼腕」の想いは沖縄の人たちの、陽気な明るさの内面に、70年近くもの間深く沈殿し続けているはずです。
こんな歌のフレーズが耳を離れません。
タンポポ
【作詞】狩俣 繁久
【補詞】小森 香子
【作曲】大西 進
1.金網のむこうに小さな春を
つくってるタンポポ
金網のそとにも小さな春を
つくってるタンポポ
ひかりいろしたタンポポは
金網があっても金網がなくても
沖縄じゅうに春をふりまいたでしょう
2.デモ隊の足下にひかりの花を
さかそうとタンポポ
米兵にふまれてもそれでも花を
さかそうとタンポポ
強く生きぬくタンポポを
金網のない平和な緑の沖縄に
みんなのねがいをこめてさかせてやりたい


これへのmajyo様のコメント   

宜野湾市長選挙ですが、争点なき選挙で辺野古とは別ですね
圧倒的な物量は聞いています。
やはりどうしても落としたくなかったのでしょう
タンポポ聴いてみました
詩が良いです。こちらにも通信基地があり、金網の先に花が咲いています
横田も同様でした。
この作曲をされた大西進さんですが、友達が今も教わっています
自費出版をした詩集の詩に 曲をつけてくれました。
何かのご縁です。その彼女も同じく活動しています


そこで供花は、タンポポの花と決めました。


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綿毛はたくましく、さらに仲間を増やします。


今日はこれにて。




追伸、予定日を一日過ぎて、やっと今日の午後、長女にとっては二人目の子、ジジババにとっては、何と8人目の孫が誕生しました。男の子でした。何人目であっても、やはり、無事生まれてくるまでは、ハラハラ心配します。このあと、這えば立て、立てば歩めで、


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「点と線・2020」固唾を呑んで注視したい、の巻 [日録]

昨日(3月20日)付の毎日新聞コラム「余禄」にこうありました。


福岡・香椎(かしい)海岸の男女の情死体の謎を追う松本清張(まつもと・せいちょう)の「点と線」は、アリバイ崩しの傑作ミステリーであるとともに戦後の社会派推理小説の誕生を宣言する作品だった。それが権力悪の犠牲となる官庁の課長補佐の死を描いていたからだ▲清張はその後も官庁の小官僚が巨悪の捨て駒にされる作品群で、このジャンルを確立する。

(中略)

いや、実はそれが決して過去の話ではなかったのを示す遺書の公開である▲「最後は下部がしっぽを切られる。なんて世の中だ」。森友問題で財務省公文書改ざんが発覚した直後に自殺した近畿財務局の赤木俊夫(あかぎ・としお)さんの遺書や手記である。そこには改ざんに抵抗したのに作業を強いられた苦衷が記されていた▲改ざん指示の元は当時の理財局長・佐川宣寿(さがわ・のぶひさ)氏だったと明記し、省幹部の国会答弁は「嘘(うそ)に嘘を重ねる」ものと指弾している。遺族は赤木さんが改ざんの苦痛と過労でうつ病を発症し、自殺に追い込まれたとして国と佐川氏を提訴した▲法に根ざした合理主義は近代の官僚の矜(きょう)持(じ)の源泉である。それを守ろうとする現場を組み伏せてまで佐川氏ら高級官僚が守ろうとしたのは何だったのか。裁判での謎解きが待たれる「点と線・2020」である。


いみじくも、momotaro様の3月18日付記事「とうとう明らかになった近畿財務局管理官の死」がこの問題を取り上げ、「それは、一人の公務員が生きることを諦めざるを得なくなった苦悩を詳細に伝えるものでした。これが明らかになって世の中が変わらないとしたら、そんな社会は、生きる価値さえないのではないかと思えます。」と喝破しておられます。


まことにいたく同感しましたので、このようなコメントを寄せさせていただきました。改めてもう一度書き写して、。


「死人に口あり」、「虎は死んで皮を残し、人は死んで真相を残す」ですね。遺族の方、やむに已まれぬ決断に、敬意を表します。権力総がかりの、つらい風当たりもありましょうが、固唾をのんで応援してます。


春うららを感じる朝散歩でした。


ヒヤシンス


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ムスカリ。


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ヒメオドリコソウ。


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スノーフレーク。


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コブシ。


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早咲きのこの桜の品種は何でしょう?


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ソメイヨシノは少しだけ蕾がふくらみかけています。


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これらの写真は、AFが故障してマニュアルフォーカス専用機として使うことにしたPENTAXk30に、ペンシルボーグp25を装着して写しました。なかなか気持ちよく写せます、、と満足して帰宅し、家の中に持って入ろうとした弾みに、ガシャッと落下。レンズ鏡筒部が真っ二つになり、背面液晶部に致命的なひび割れが生じてしまいました。トホホ。この不運なカメラは、ついにあきらめねばならないようです。一方、レンズの方は、不幸中の幸いで、割れや傷は見当たらず、外れた部品を差し込んで組み立て直してみると、どうやら無傷でまだ使えそうなので一安心。


今日は、長女の2子目出産予定日なのですが、まだその兆候はありません。


昨日から、長男家には、お嫁さんのご両親と妹さん夫婦、またその子どもたちが、連休を利用して静岡から旅行がてらに来訪中で、おかげでいつもの託児所業務がありませんので、ジジババと妊婦と保育園児は、お弁当を持って深山公園で時間を潰すことにしました。コロナ騒ぎの只中ですが、意外に大勢の人出でした。屋外の開放空間で自然と親しむことは、安全かつ有意義だろうと、誰しも考えることは同じと見えます。


ちなみに、長男家の一行は、四国へ渡って金比羅山参詣などをしてきたそうですが、そこもなかなか結構な人出だったと言います。4月11~26日に開催予定だった「こんぴら歌舞伎」の、中止決定が発表されたばかりですが、、、、


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もうすぐお姉ちゃんになるこの三歳児、存分に外遊びを堪能したようでした。


トサミズキ。


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ハクモクレン。


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シモクレン。


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ツツジ。


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これは何ザクラ?


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アオジが思いがけないほど近くにやってきて、悠々と毛繕いをせてくれました。


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キジバトも大接近です。


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以上の写真は、PENTAXK-r+TAMRON18-250によります。すべてノートリミングです。


今日はこれにて。


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霜の朝、の巻 [折々散歩]

時ならぬ霜の朝でした。

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今日は小学校の卒業式がありました。

昨日紹介しそびれましたが、これも小6生の作品。

キリンが来た。

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今日の朝散歩は、児童たちの登校時間前に済ませましたが、季節がかなり舞い戻った感じです。

ツグミ。

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セキレイとダイコン。

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ジョウビタキ♂

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採餌中のダイサギ。

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採餌中のアオサギ。

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採餌中のカワウ。

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大食漢が揃っていますから、カワセミたちに食糧が行き渡りますかどうか、、、。

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ツクシ摘みをしている人がありました。

たしかに、沢山のツクシが顔を出しています。

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今日はこれにて。


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それぞれの卒業、の巻 [家族]

各地で、時ならぬ雪に見舞われたところが多いようです。わが地方もちょっとした冷え込みでした。時折日が射すかと思うと、時雨がぱらついたり、あいにくの天気です。


一斉休校中の、孫の小学校では、明日は卒業生と保護者の出席で、卒業式が行われるそうで、今日は、その予行だそうです。久しぶりに、登校する児童の姿が見られ、ちょっと感慨を覚えました。わが孫は、登校時はママに自動車で送ってもらい、帰りは歩いて帰ることにしたようです。


ここ2年あまり、不登校・保健室登校気味ながら、ようやくこの日を迎えた彼は、お世話になった先生方に、感謝をの気持ち込めて折り紙を折って贈ることにしたそうです。こんな作品だそうです。


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今朝の散歩は、PENTAXK5Ⅱ+DA 55-300mmという、ごくごくオーソドックスな組み合わせで出かけました。コンパクトで、軽快です。


ハクセキレイ。


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カワウ。


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ツグミ。


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トリミング画像。


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ジョウビタキ♂。


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以下トリミング画像です。


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朝日を浴びたハナニラ。


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このカメラとレンズの組み合わせ、平凡すぎて持ち出す機会が少ないのですが、久しぶりに使ってみると、使い勝手も写りも、なかなか上出来です。


今日はこれにて。


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晴れたり降ったりのミニ散歩、の巻 [折々散歩]

晴れたり降ったり、落雷があったり、ぽかぽか陽気になったり冷え込んだりで、散歩のタイミングに迷います。

14日(土)の朝散歩は、PENTAX k-30+TAMRON レフレックスレンズ SP 500mm F/8を持って出ました。このレンズを着けると、いつも、結果が予測できない撮影実験みたいな気持ちになります。

コガモ。

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モズ。

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ツグミ。

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ムクドリ。

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コサギ。

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ジョウビタキ♀。

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ミサゴ。

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ハルノノゲシ?

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ホトケノザ。

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ヤグルマソウ。

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菜の花(畑のハクサイの花)

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夕方散歩は、OLYMPUS pen E-PL-7+ペンシルボーグp25。これも、やっぱり撮影実験気分の組み合わせです。

サクランボと思われる桜の花に集まって吸蜜するメジロ。

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ハクモクレン。

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東京などでは、ソメイヨシノ開花のニュースが聞こえて来ました。

散歩道の桜並木は、今朝はこんな状態のツボミでした。

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エニシダは満開状態です。

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今日はこれにて。


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もう子どもは人間になれないかもしれない???の巻 [時事]

「もう子どもは人間になれないかもしれない」という、肝が縮みそうな予言的なフレーズが、脳裏を離れません。


過去記事でも、こんなことを書きました。


幻の記事??の巻(2015-07-30)


夏休みといえば、一日中子どもたちが遊んだり泳いだりした川ですが、人っ子一人、姿が見えません。人口流出に伴って子供の数が減ったというだけでなく、子どもたちの遊びの形態も大きく変容したせいでしょう。
田舎のこの村に限らず、休日の昼間、子どもたちが群れて遊ぶ姿を見なくなって久しい、と、同業者と話したことがありますが、改めてそう思います。
教育学者の竹内常一さんが、「もう子どもは人間になれないかもしれない」と予言されたのは、40年以上も前のことになりますね。

 「こんにち、地域には縦割りの統一的な子どもの自治組織はどこにも存在していない。それどころか、地域のあちこちの空き地や片隅で群れをなして遊んでいた子どもたちのわんぱく仲間さえいまや亡びつつあり、それさえ存在しなくなった地域が多くなっている。そして、こうした子ども集団の滅亡は、子どもの文化の死滅を決定的なものとしつつある。」(子ども集団の消滅)
「子ども集団はその遊びのなかでも自治的なちからを発揮していた。たとえば「かくれんぼ」のばあいをとってみても、年少の子どもを最初に捕まえてはならないという不文律が厳然として存在していた。」(子ども集団の自治力)
「親たちは子どもを自分のものとせず、6-7歳前後になると子ども集団のなかに押し出して行き、村人としての訓練を子ども組にゆだねたのである。子どもは子ども組に参加することを通して村の子どもとなったのである。それはちょうど、子どもが生みの親の子としてだけでなく、---村人の子として育てられたのと同じである。」(子ども集団の自治の承認)
「もしも子ども集団不在の状況が恒常化するのだとしたら、もう子どもは人間になれないかもしれない。」(竹内常一「地域子ども集団の消滅と再生」1972年論文)


突如降って湧いた全国一斉休校で、行き場のない子どもたちは、ある種の社会的監視体制のもと、自由に表を出歩くことさえもはばかられ、ましてや公園など戸外で集団で遊ぶなどもってのほかという状況が醸成されています。この状態がいつ解かれるかもわからない不安を抱えながら、何日も何週間も、孤立してじっと家の中に閉じこもって過ごす等という姿は、おそらく人類史上およそ未経験の、人間の自然を著しく逸脱した状況と言っても過言でないでしょう。ある点では、戦時下の子どもたちのおかれた苛酷さをも凌ぐとさえ言うことができるかも知れません。


このままでは、「もう子どもは人間になれないかもしれない」と、強く憂えずにはいられません。


今日は、暖かい春の陽気でした。近所のグラウンドで、学童保育の子どもたちが、嬉々として声を上げて身体を動かす遊びに熱中しているのをみて、ほっとさせられました。


報道では、通常授業再開を決めた自治体も、各地で少しずつあらわれ始めているようです。私の住む岡山県でも、県北部の真庭市と鏡野町の公立の小中学校が16日から授業を再開することになり、先日も触れたとおり、美作市は当初から休講措置をとらず、通常通り授業を続けています。これもほっとできるホットニュース(!)です。


一方、WHOが「パンデミック」を宣言するなど、流行収束の兆しはまだ見えず、これを渡りに船と見なすアベ政権は、「緊急事態宣言」を可能にする「新型インフルエンザ等対策特別措置法(以下、特措法)改正案」の成立を狙い、衆議院では、わずか3時間の審議で、自民、公明のほか、立憲、国民民主、維新の賛成多数で可決、参院に送られたそうです。急いで欲しい対策は後手後手で、国民が望んでもいない統制法制定には血眼になるアベ狡猾政権に、無警戒に同調してしまった一部野党、目を醒ましてください。せめて、本と雑誌のニュースサイト LITERA - リテラのこの記事↓を、ご一読なさいませ。


安倍首相が「緊急事態宣言」を報道統制に使い批判封じ込めする可能


改正特措法に基づいて「緊急事態宣言」を安倍首相が発すれば、あらゆる制限を行使できるようになる。たとえば、特定都道府県知事は住民に対して外出制限の要請をしたり、学校や社会福祉施設、興行場などの施設の使用制限や停止を要請・指示できるほか、施設を使用した催物の開催を制限・停止するよう要請・指示することができる。さらに、条件を満たせば臨時の医療施設を開設する場合に土地や家屋を所有者の同意なく強制使用することも可能になる。つまり、憲法で保証されている移動や集会・表現の自由、財産権などに大きな制限をくわえることが、最大で2年(現行法)にもわたってできるのだ。

しかも問題なのは、基本的人権が制約されかねない強大な権限が総理大臣に与えられるのに、「緊急事態宣言」を発令する要件は極めて曖昧であるということだ。

(中略)

安倍首相が「いまがそれ」と思えば、いつでも「緊急事態宣言」を発令できてしまうのである。

一応、要件を満たしているかどうかは総理大臣が専門家による諮問委員会に諮った上で判断するというが、専門家会議に意見も求めずに一斉休校や入国制限を独断専行で決めてきた安倍首相の言動を見れば、諮問委員会にほとんど意味がないのは明白だろう。

このような強力な制限をかけるべき緊急事態でもないのに、安倍首相の独断によってそれが可能になれば、感染拡大防止を口実にして恣意的に政権批判の集会を開催できないようにすることも、“やってる感”アピールのためだけに移動の自由を奪ったり土地の強制収用することもできてしまうのである。

だが、もっとも恐れるべきは、「緊急事態宣言」の発令によって、報道統制がおこなえるようになる、ということだ。

特措法では、NHKが「指定公共機関」とされ、政府対策本部長(総理大臣)がこの指定公共機関に〈新型インフルエンザ等対策に関する総合調整を行うことができる〉とある。さらに、〈総合調整に基づく措置が実施されない場合〉には総理大臣が指定公共機関に〈必要な指示をすることができる〉と規定されている。

しかも、これはNHKだけの問題ではない。昨日11日おこなわれた衆院法務委員会では、立憲民主党の山尾志桜里衆院議員が「緊急事態宣言が出た際、首相から必要な指示を受ける『指定公共機関』に民放テレビ局は指定されるか」と質問したところ、宮下一郎・内閣府副大臣は「法的には指定しうるが、実際には新型インフル特措法制定時の議論を踏まえ、指定しない」と答弁。法的には民放が「指定公共機関」に指定できることを認めたわけだが、さらに山尾議員の「報道内容への指示も法的には可能か」という問いには、こうも答弁したのだ。

「今回、民放は指定しないが、法律の枠組みとしては民放を指定して『いま、この情報を流してもらわないと困る』ということで指示を出す。そして放送内容について変更、差し替えをしてもらうということは、本来の趣旨に合う、そういったことはあり得るものだ」ようするに、NHKのみならず民放テレビ局の報道内容にも直接介入し、安倍首相が良しとする内容でなければ変更させることも法的には可能になる、というのである。


オソロシヤ、オソロシヤ!コロナウィルスも怖ろしいですが、それを口実とする統制国家化は、正確な判断を奪われる点で、もっと怖ろしい災厄です。


さて話を戻して、「もう子どもは人間になれないかもしれない」脅威からの、ささやかな自己防衛策と言うわけではありませんが、せっかくの上天気。孫たちを戸外に誘い、近くの広場で、お弁当を広げて春を楽しみました。この場所にあるソメイヨシノの並木はまだ堅いつぼみですが、春は着実に進行しています。


スズメのさえずりも、春を称える調子があきらかですし、動きも活発です。


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保育園児二人、小学生二人と、妊婦、じいじばあば、途中から高校生も加わり、戸外でひとときを過ごすというだけで、なぜか心が浮きたち、生物としての活性が蘇る思いがしました。


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タンポポが一気に咲き広がっています。


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ムスカリも花盛り。


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モクレンも、一週間ほど前はこの状態でしたが、、


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ここ1~2日で、一気にほころんでいます。


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庭の菜園に植えているハクサイが、花を咲かせています。


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見あげると、そこにもスズメ。


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散歩道のツグミ。


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例年より早いと思うのは、ヤグルマソウの花。


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やはり、からだ全体で春を、季節の推移を、感じ、喜ぶような、人間の自然を取り戻すことは、なんと言っても人間(性)の根幹ではないでしょうか?そんなことを改めて感じた「ピクニック」でした。


そんな折も折、SNS上に、同業退職者のI先輩が、こんな投稿を掲載しておられました。


<孫と一緒にピクニック>

学校休業日のため身体をもてあましている小学生の孫(500mほど離れたところに住んでいる)を誘って、竜之口山で遊んできました。

ポカポカのお天気なので、山頂はいつもよりたくさんのグループで賑わっていました。

(後略)


我が意を得たり!躊躇なく、[ハート]マークの超「いいね」ボタンを押させていただきました。


今日はこれにて。


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スプリング・エフェメラルって?の巻 [今日の「これなあに」?]

  一昨日、半田山植物園を訪ねた動機の一つは、かなり時期遅れだけれど、セツブンソウにお目にかかれないかという思惑があったのです。去年のこの記事と、10日ほどの違いなので、暖冬異変とはいえ、あるいは何輪かは咲き残っていないだろうかと期待した次第。花の撮影を意識して、PENTAX k-r+Smcpentax FA100 MACROを携行していました。


 


思いがけずセツブンソウに会う、の巻(2019-02-26)


そう言えば、セツブンソウについてはずっと以前(2014-03-07)こんな記事を書いたことがありました。

故旧相和す刻愉快節分草(こきゅうあいわすときゆかい せつぶんそう)

大学時代の先輩・後輩の間柄で、大阪、西宮、岡山県北、岡山県南など、あちこちに生活の基盤を持つ同郷のメンバー七人が、落ち合って、故郷の自然探訪を楽しみました。

はじめに美作市河会(かわい)地区のセツブンソウ群生地。盛期は、実際の節分の頃だったそうですが、まだけなげに咲いていました。

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(中略)

五弁が基本だそうですが、六弁、八重などの変異もみられます。

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小さな固まりの群生が、そこここにみられます。

盛期には、あたり一面を真っ白な花が覆うのだそうです。

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(中略)

そのセツブンソウのことはすっかり忘れていたのですが、昨日、久しぶりに半田山植物園に出かけたところ、窓口でこんな案内地図をもらいました。

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何気なく見ると「セツブンソウ」の生育場所が案内されています。

(中略)

この階段を上って、真っ先にセツブンソウに向かいます。

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(中略)

セツブンソウは、自生ではなくて植栽されているようでした。「群生」というには、やや小規模ですが、可憐な花がいじらしく咲いています。

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マクロレンズで近くから写します。ただ、立ち入り禁止のロープが張ってありますので、腕を精一杯伸ばさなければなりません。

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一昨日も、同じ立ち入り禁止ロープで囲われた場所を探ってみますが、残念ながら、セツブンソウらしき花を見つけることはできませんでした。


「花だより」にも、それらしい記載がありません。


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そのあたりに咲いていたのは、、、。


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黄金色も鮮やかなフクジュソウでしょうか。


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こんな可憐な花も、、、、


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スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)と呼ばれる草花があるそうです。


ウィキペディアの解説を借ります。


スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)は、春先に花をつけ、夏まで葉をつけると、あとは地下で過ごす一連の草花の総称。春植物(はるしょくぶつ)ともいう。直訳すると「春のはかないもの」「春の短い命」というような意味で、「春の妖精」とも呼ばれる]


セツブンソウ(節分草=キンポウゲ科セツブンソウ属)も 、フクジュソウ(福寿草=キンポウゲ科フクジュソウ属)も、ともにその代表のように紹介されていますが、それらと並んで紹介されているものに、アマナ(甘菜=ユリ科アマナ属)があります。どうやら、写真の花は、それのようです。


wikiの解説は、こうです。


アマナ(甘菜、学名Amana edulis)は、単子葉植物ユリ科アマナ属多年草チューリップによく似ており、かつてはTulipa edulisとしてチューリップ属に入れられていた。


別の資料によると、 Tulipa edulis の、 Tulipa(チューリッパ)は、 ペルシャの古語の 「tulipan(頭巾)」 が語源とされ、 花が頭巾に似ていることから。edulis は「食用の」の意味で、球根が甘くて食用に適しているそうです。


ところで、西洋アマナと呼ばれる花もあるそうです。なじみ深い、観賞用植物の「ハナニラ(花韮)」の別名です。半田山植物園では、あちらこちらに群生して、ちょうど今しも咲き誇っていました。


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ミツバチが吸蜜中です。


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食用として、葉を食べる「葉ニラ」と、花を食べる「花ニラ」がありますが、これは別種。葉の形がニラに似ており、葉と鱗茎の匂いも似ていることから「ハナニラ」名付けられたけれども、これは、有毒だそうです。中南米(メキシコ~アルゼンチン)原産で、明治時代に日本に渡来、観賞用として広まったと言います。


学名(Ipheion uniflorum)から、イエイオン、イフェイオンとも呼ばれ、Spring star flower( スプリングスターフラワー=春の星の花)、 Star-of-Bethlehem(ベツレヘムの星)などの英名も知られています。星形の花の形に寄せた命名です。


これも、スプリング・エフェメラルに数えたい花といえます。


このスミレ。名前がわかりません。タチツボスミレ?


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また、セツブンソウ栽培エリア内にはえていたこの花なあに?


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スプリング・エフェメラルの一種でしょうか?


馬酔木が、今たけなわです。


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下は、アケボノアセビと表示がありました。


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サンシュユ。


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梅各種。


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ギンヨウアカシア。(間違えてましたので訂正しました)


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十月桜。


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春の陽気が、人を誘ってやみませんが、とにもかくにも、一刻も早くコロナ騒ぎが沈静化して、落ち着いて花を楽しめる日が近からんことを祈ります。


いま、我が家には、臨月に入った長女が、出産準備のために、保育園児の孫と共に寄留しています。休校で、家庭学習を命じられている近所の孫も、小学生・保育園児の三人は朝から、高校生は昼飯以降来訪。時ならぬ人口増となっています。何日か、昼食づくりを担当しましたが、レパートリーが尽きました。それにしても、それなりに時間的余裕のある祖父母や世話係が近くにいるような家庭はまだましでしょうが、多くの働く子育て家庭の皆さんは、どうやってこの難局を乗り切れば良いのでしょうか?


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連日のサクラメジロ、の巻 [折々散歩]

不登校気味で、保健室登校を続けていた小6の孫は、最近は活動性も蘇って、中学生活に向けて、意欲を高めているようです。そんな折から、突然の休校措置。卒業式には出たかったのにと、がっかりしている様子。また、小3の妹は、「6年生を送る会」の中止で、これまで一生懸命練習してきた努力は何だったんだろうと、かなりしょげています。

若い現職教員や、再任用で働いている同年配の退職者の方々に話をうかがうと、この間、何やかやとてんやわんやのようです。「一斉休校」といえども、新年度のための入試は実施しなければならず、もちろん採点、合否判定などの作業は例年通りで、これは教員だけに関係する日程ですが、合格発表、教科書・学用品販売、オリエンテーションなど、新入生や保護者に深く関わるスケジュールをどうするか、悩みは尽きない様子。入学予定者に向けての部活動の紹介や勧誘をどうするかも、ある意味死活問題ですので、おろそかには扱えません。部活動に関して言えば、春は、各種の大会や発表会があり、子どもたちは、それに向けて努力を傾注してきたところです。高野連は無観客試合という方向で事態が進んでいるようで、メジャーな種目には市民の関心も集まりがちですが、他の多くの競技種目や文化部系の発表会は、軒並み中止のようで、「これまで一生懸命練習してきた努力は何だったんだろう」という嘆きは、口に出す出さないは別として、ちまたに充ち満ちています。

高校生と言えば子どもではありませんから、科学的・合理的根拠のある予定変更には、納得して臨機応変に気持ちを切り替えて対応することも可能でしょう。しかし、「科学的根拠ではなく政治判断」「行き当たりばったりの御都合主義」で、コロコロ変わったのでは、浮かばれません。いみじくも、この高校生達は「大学入学共通テスト」における「英語民間試験」、「記述式出題」などの、無定見な思いつき政策に振り回され、翻弄されてきた当事者です。いい加減にしてほしいというのが、正直なところでしょう。

最近朝は冷え込み、霜が降りたりなどしていますが。少し日が当たれば散歩で汗をかきます。体温を上げてやると、免疫力を高めるそうですので、我流コロナ対策のつもりで、歩くことにします。

3月5日(木)、朝散歩で、シメに遭遇しました。FUJIFINEPIX S1で写しました。

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右の方にいるのセキレイでしょうか?

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3月6日(金)比較実験のつもりで、組み合わせを変えて機材を持ち出してみたのですが、一日経つとゴチャゴチャになって識別できません。EXIFが正確に記録されるレンズ構成ではないので、こんなことばかり繰り返しています。

はっきりしているのは、この夕方散歩の機材が、pentaxk30+玉抜トキナー+BORGアクロマート50だったことです。

小川のコガモ。

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ムクドリ。

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ムクドリの群れです。

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昼間は、自然環境体験公園を歩いてみました。

k5-Ⅱには、AFBORGを装着したはずでしたが、60EDだったか45EDだったか、記録もなく記憶もあいまいでは、実験になりません。

木蓮のつぼみが膨らんでいます。

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これはスズメ。

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ツグミ。

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この後ろ姿は、アオジのようです。

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メジロが活発に行動しています(トリミング画像)

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河津桜に、この日もメジロが大賑わい。

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k-30には玉抜トキナー+BORGアクロマート50かな?

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3月7日(土)は、午前中、図書館に用事があって行ってきました。後楽園・岡山城はすぐそばに見えているのですが、先日も訪ねたことなので、そのまま足を伸ばして、久しぶりに半田山植物園を歩いてみました。

桜が見事に咲いています。

見事な大樹です。

PENTAXk-r+Smcpentax FA100 MACROで写しました。

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早咲きの桜でしょうが、なじみの河津桜ではないようです。

帰り際、公園窓口でお尋ねすると、ツバキカンザクラだそうです。

カメラマンさん達が、花の方に望遠レンズを向けておられます。レンズの方向を窺ってみると、メジロの群れが大勢遊んでいます。

PENTAXK5-Ⅱに、AFBORG60EDをつけたのですが、いつもと少し趣向を変えて、レデューサ(AFが効きやすいように、焦点距離を短くしてF値を明るくするためのレンズ)代わりに使用しているクローズアップレンズの度数を下げて見ることにしました。いつも使っているKENKOクローズアップレンズNO5を、最近出番がなくて長く眠らせていたNO4にしてみることで、AF性能は少し低下します(ピント合わせにもたつく)が、望遠性能は多少向上することを期待した次第です。

望遠性能が少々向上したくらいでは、遠くの鳥には不足です。

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以下トリミング画像です。

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菜の花の黄色が鮮やかです。

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昨夜からかなり強い雨が降り続いています。その意味では昨日の散歩はラッキーでした。植物園の花々のご紹介は次回。今日はこれにて。


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政治判断?の巻 [日録]

一斉休校二日目。


子守(孫守)はバアバに任せて、郷里の畑の耕耘をしてきました。ジャガイモを植える準備です。畑には、鹿の足跡がいっぱいです。


と、ここまで書きかけて、昨夜は「寝落ち」してしまいました。


目覚めてみると、今朝は時ならぬ雨。春の雨というにはちょいと冷たいですが、凍える寒さではありません。


郷里からの帰路、カーラジオで聞いた昨日の参院予算委員会、アベさんは、休校要請の科学的根拠を問われ、「政治判断」と明言し、萩生田文科相は「全国一律」についても、「設置者が学校を開くという判断をされれば尊重する」と答えました。アベ氏が閣僚席で「最初からそう言ってる」などと野次る一幕もありました。


人騒がせな。大わらわで対応が迫られた各地方自治体、学校関係者、保護者、子どもたちの苦労、心労は何だったのでしょう?


ちなみに、わが郷里の美作市では、独自の判断で「学校活動を継続』しているようです。


市のホームページから引用させていただきます。



新型コロナウィルス感染症対策について
本市では、2月27日に美作市新型コロナウィルス感染症予防対策本部を立ちあげ、感染拡大を防ぐため、市が主催するイベントや集会等は、当面の間、中止、延期又は止むを得ない場合は規模を縮小することを決定しました。

感染拡大を抑え込むとともに、市民の皆様の不安の払拭、ならびに安全を確保することを最善に考えたうえでの判断ですが、一方で、必要な活動、生活については可能な限り継続できるよう取り組むことを確認しました。

全国の公立学校に対しては、政府より、3月2日からの臨時休校の要請があったところです。

しかしながら、県内および近隣の他県市町村で感染が拡大していない状況を踏まえるとともに、休校することにより、子供たちの面倒を見るご家族がいるかどうか、長期休暇を耐えられるかどうか、人が集う場所へ外出することで、より危険な状況を生み出すことがないかどうかなど、様々な影響について、十分な検証・分析ができていないと判断したことから、児童、生徒及び教職員の1週間分のマスクを用意するなど、予防対策を徹底したうえで、できる限り日常の生活の一部である学校活動を継続する方針としました。

ただし、3月6日に翌週以降の対応について改めて協議することとしており、それ以前に、県内および近隣の他県市町村で感染者が確認されるなど、市民の健康を脅かすおそれのある不測の事態が生じた場合は、すみやかに、方針の見直しを検討することとしています。

今後も、市民の皆様の安全と生活を守ることを第一に、職員一同取り組んで参ります。


現時点での状況を十分に踏まえた、見識・慧眼と言うべきでしょう。


市長の萩原誠司さんは、地元の出身で、市のHPには次のような略歴を掲げておられます。


学歴

昭和55年3月:東京大学教養学部教養学科-卒業
昭和60年6月:プリンストン大学大学院(ウッドローウイルソンスクール) 修了

職歴

昭和55年4月から平成10年7月:通商産業省
平成11年2月から平成15年2月:岡山市長(1期目)
平成15年3月から平成17年8月:岡山市長(2期目)
平成17年9月から平成21年7月:衆議院議員
平成22年1月から平成22年8月:帝京平成大学教授
平成23年12月から平成25年3月:法政大学情報技術(IT)研究センター学術担当教授
平成25年4月から平成27年3月:法政大学地域研究センター特任教授
平成25年4月から平成26年3月:明治大学国際総合研究所客員研究員
平成26年4月から平成29年3月:明治大学国際総合研究所客員教授
平成26年3月から平成30年3月:美作市長(1期目)
平成29年4月から平成31年4月:岡山県市長会会長

平成30年3月30日から現在:美作市長(2期目)
令和元年5月から現在:中国市長会会長


どちらかというと人騒がせな政治経歴で、個人的にはいささかのツッコミどころもなきにしもあらずですが、このたびの判断は、大いに賛同したいと思います。


当地でも郷里でも、どこの店を探しても、マスクもトイレットペーパーも売ってません。キッチンペーパーさえ売り切れてます。あるお店では「デマ情報のために売り切れ」とお詫びの掲示が出ていました。70年代の『オイルショック』時代の映像がテレビで紹介されていますが、確かにあのときも大パニックで、大学のトイレにもペーパーがなかったり、20cm以内で使用するよう掲示があったり(これは伝聞ですが)、新聞紙を用いたり、○○新聞が材質的に柔らかいと噂されたり、今となっては笑い話に事欠きませんが、今度のパニックも、いつ笑い話で収まってくれるでしょうか。


政府は、いま、「緊急事態宣言」発令など、強力な措置がとれるように、新法を制定したいのだそうです。朝日新聞digitalはこのように危惧を表明しています。


今回、首相は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、全国的なスポーツ・文化イベントの自粛や全国一斉の臨時休校を要請した。しかし、これらには法的根拠はなく、問題視する声もあった。北海道の鈴木直道知事も2月末に「緊急事態宣言」を出して道民に外出自粛を呼びかけたが、法的根拠はなかった。
改正法成立後、首相が緊急事態を宣言すれば、都道府県知事は感染を防止するため、不要不急の外出自粛、学校などの使用制限を要請できる。国や都道府県が鉄道、運送会社などに医薬品の運送を要請することも可能になる。政府関係者は「首相の要請に強制力はなく知事の判断になるが、法律を根拠とすることで地方自治体の協力は得やすくなる」と話す。
ただ、行政府の権限を強め、私権を制限する内容を含むため、12年の新型インフルエンザ特措法の審議ではその点が問題となった。同法は「国民の自由と権利の制限は必要最小限でなければならない」と定めるが、日本弁護士連合会は「必要な最小限度を超えて集会の自由が制限される危険性が高い」と懸念を表明した。


科学的根拠もなく、思いつきの「政治的判断」で、人握りの腹心とだけ相談して、イベントの自粛や全国一律の休校要請が突如打ち出されたように、コロナを口実に「国民の自由と権利の制限」が突如強行されてはたまりません。あの人にフリーハンドを与えることは、キケンちゃいますのん?


さて今日も、ジイジは夕方までお出かけで、孫たちはバアバのもとで過ごすことになります。雨の一日、退屈なことでしょう。


前回まで、PENTAX k-30+BORG50(アクロマート)の撮影画像を掲載しました。


きょうは、PENTAXK5Ⅱ+AFBORG45EDによる画像を紹介してみます。


梅の枝にジョウビタキ♂です。


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先日の記事に、gonntan様のから、ジョウビタキとは九州でい言う「紋付き」のこと?というコメントを頂きました。後ろから見ると白い斑紋がまさしく紋付き姿で、「紋付き」、「紋付き鳥」という呼び名が、実にぴったりだなあと、改めて感じます。


『壊滅』『消滅』困ります、の巻(2019-06-26-1)にこう書きました。


最近の記事で掲載した鳥たちの写真をご紹介します。

ジョウビタキ♂

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   私のブログでは、登場頻度がかなり高い小鳥さんです。
2013年の10月に、こんな記事を書いています。
    ジョウビタキの「ジョウ」は、新島襄にちなんだ命名?まさか。
    では、 ジョー・ディマジオ?(だれ?)
    いえいえ。ジョウは「尉」。「 老翁。おきな。特に能で、老翁の役。また、それに用いる能面。」のことだそうです。オスの頭が銀色で、白髪に見えるところから名づけられました。
    ヒタキは「火焚」で、カチカチと、火打石をたたくような音を立てます。鳴き声は、キーキーと、自転車のブレーキ音のよう。

鳥にまつわるエトセトラ part2(2013-10-30)参照


つづいて、またまたメジロ。こちらはウメジローならぬ河津桜メジロです。クチバシや胸元が、花粉で黄色く染まっています。


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BORG50(アクロマート)に比べると、やはり精細度で勝るようです。過去記事で、何度も確認してきたことですが(汗)


それにしても、価格差に照らせば、どっちに軍配を上げるべきでしょうか?


期待ふくらむ、の巻(2019-01-06)の比較を再掲します


これが45EDⅡ。

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そして、アクロマートの50mm。

miniborg50


    今日はこれにて。


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孫の休校初日、の巻 [日録]

スポーツ紙の健闘が目立ちます。


アベ政権のマスコミ支配の毒牙が、比較的及びにくい立場にあるからなのでしょうか?今日紹介するのは「東スポ」web版です。


安倍首相の“クソ側近”に芸能界激怒 大規模イベント自粛要請しながらパーティー&マスク配布

2/29(土) 17:10配信

東スポWeb

“クソ側近”のあまりにも軽率すぎる言動に日本国民の怒りは収まらない! 新型コロナウイルスによる肺炎拡大防止のため、政府が大規模なイベントの自粛を要請した26日当日、秋葉賢也首相補佐官、小野寺五典元防衛相がパーティーを開いていたことが発覚。これにはライブなどのイベントを開催できず、倒産・破産の危機に立たされている芸能関係者からも猛批判が起きている。また、小野寺氏のパーティーでは国民が手に入れられないで困っているマスクが“大量配布”されていたというのだ。

小中高校の全国一斉休校要請など、方針を急転換させた政府に日本中が振り回されている。

安倍晋三首相が大規模イベントの自粛を要請したのは26日。「Perfume」の東京ドーム公演、「EXILE」の京セラドーム大阪公演が当日直前になって中止になるなど、芸能界も大混乱だ。

それでも政府の「これ以上、感染を拡大させない」という強い意思に共鳴して、莫大な損害を被ることになりながらも、泣く泣く中止や延期を決めたのだが…あきれることに秋葉補佐官は当日夜に、地元の仙台市内で出版記念パーティーを開いていた。しかも政府の専門家会議が、集団感染が起きやすい例として挙げていた立食パーティー形式だった。

(中略)

怒りを買っている秋葉氏は「パーティーの中止は難しかった。例年よりも規模を半分に縮小するなど、補佐官の立場だからこそ慎重に判断した」と釈明しつつ「同じ地元の小野寺五典衆院議員が感染者の出ている東京でやっている」と小野寺氏の名を挙げて“暴露”し、道連れにした。

その小野寺氏のパーティーをめぐっては、マスクの“大量配布”が波紋を呼んでいる。

同氏は26日、都内のホテルでパーティーを開催。出席者同士が対面しないよう立食形式からテーブルとイスを横に並べたセミナー形式へ、食事はビュッフェから弁当へと切り替えたが、出席者の一人によれば「テーブルの各席に弁当が用意され、その上にマスクが添えられていた。数百人分はあった」という。首都圏を中心に品薄状態が続くマスクをどうやって大量備蓄できたのか――。

(中略)

首相の右腕である麻生太郎財務相は28日の閣議後記者会見で、臨時休校要請に関する対応を質問した記者に対して「つまんないこと聞くねえ」と発言。「働く母親などがいる家庭では(勤務先の)企業活動にも影響がでる可能性があるのではないか」などと質問した記者とのやりとりが終わった後、小声でつぶやいた。さらに質問をした記者に対し「上(司)から(質問をするよう)言われてるわけ。かわいそうだね」とも発言した。
政府の超絶ノーテンキな姿勢に国民の怒りは爆発寸前だ。


全文引用したいところですがここまでとします。


近所に住む孫4人のうち、3人は学校が休校で、それを知った末っ子の保育園児も、休みたいとなったそうです。と言うわけで、長男の高校生は自宅に残りましたが、下の三人は我が家で預かることになり、昼食は高校生も呼んで一緒に食べます。時ならぬ家族旅行のようで楽しそうですが、毎日となると退屈するでしょう。まあ、こんな風に、近くにジジババがいて、兄弟姉妹賑やかに過ごせば、何とか一日をやりくりできましょうが、少子化・核家族化の時代、友だちと遊ぶことも制限されて、たった一人で家に閉じ込められている子どもたちが、日本中にどのくらいいるのでしょうか?これって、人格形成に関わる重大問題じゃないでしょうか?


一方ジジババはジジババで、どうにかやりくりをして孫たちと付き合わねばなりません。人の集まる場所は避けねばならず、どこかへ連れ出して遊ばせることもはばかられるので、ジット家に閉じこもることになり、はや一日目にして欲求不満気味です。


一日延ばしにしてきた確定申告の書類づくりを、3月になっていよいよ始めなければなるまいと、着手しはじめて気づきました。私の収入と言えば、年金と外国人学生に日本語を教えるアルバイトなのですが、そのアルバイト先の源泉徴収票を、確かに頂いた記憶はあるのですがどこにしまい忘れたか見当たりません。恥ずかしながら学校に電話して、再発行をお願いし、返信用封筒を入れた手紙を書いて郵便局に投函する必要が生じました。自動車を走らせていると、道すがらミモザの花が見えました。ちょっとだけ寄り道して、ミモザを写しておきたいな、という思いに誘われて、車が知らず知らず深山公園の方に向かっていました。


ミモザは写さずこの鳥を写しました。


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駐車場に車を止めてすぐのところで、向こうから飛んできて電線に止まってったのです。まさかこんな時に、こんなところで、ヒレンジャク??


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近づこうとすると、逃げてしまいました。


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昨日のままのPENTAX k-30+玉抜きトキナー100-300mmAF+BORG50(アクロマート)です。こんな鳥に出会うのなら、別の機材を持ってくるんだったのに、などと文句は言いません。会えてラッキー。偶然に感謝です。


河津桜を写して、孫の元へ帰りました。


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今日はここまで。


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コロコロコロナ、の巻 [時事]

「コロコロコロナ」というフレーズが流行期に入った???


昨日の「日刊スポーツ」が話題を呼んでいるそうです。


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「コロコロコロナ対策」「国民怒り沸騰」「安倍政権ふざけるな」の大見出しとともに、 「無自覚 イベント縮小求めた日に 首相補佐官立食パーティー」「丸投げ休校措置の要請 翌日自治体任せ『柔軟』に判断を」「KY休校費用問題に盟友麻生財務相  つまんないこときくねえ」「開き直り対策本部開かずに  21日朋美ちゃん誕生祝いに出席」などの赤色見出しが目を引きます。まったく、庶民の思いはこれに極まれりのと言うべきでしょう。


また、「スポーツ報知」の今朝のWEB版にはこんな記事が載っています。


江川紹子氏、安倍首相が会見後すぐに私邸へ帰ったことに「うちに帰るだけなら、もう少し答えてくれてもいいじゃん!」ジャーナリストの江川紹子氏が29日、自身のツイッターを更新。安倍晋三首相が新型コロナウイルス感染拡大を受けて、初めて開いた記者会見に出席したことを明かした。
江川氏は「安倍首相の記者会見、一生懸命『まだ聞きたいことがあります』と訴えたけど、事前に指名されて質問も提出していたらしい大手メディアの記者に対して、用意されていた原稿読んで終わりでした」とつづった。
さらに連続ツイートし「専門家会議では議論してない全国一斉休校要請について、他の専門家に相談したのか、今回の判断した根拠やエビデンスは何か、それに伴う弊害やリスクとの検討はどのようにやったのか、期待される効果や獲得目標は何か…その他いろいろ聞きたいことはあったんだけど」と明かしていた。

その後、会見後に午後7時12分に私邸へ帰った首相動静にふれ「うっそ~うちに帰るだけなら、もう少し答えてくれてもいいじゃん!」と思いをつづっていた。


青木理氏、安倍首相の会見に「がっかりした。具体的な措置一切出ず、金額も予備費から出す方針だけ…」
1日放送のTBS系「サンデーモーニング」(日曜・前8時)で、安倍晋三首相が2月29日に新型コロナウイルスの感染拡大を受けた記者会見を行ったことを伝えた。
スタジオでジャーナリストの青木理氏は会見について「いいことだと思うんですけど」とした上で「しかし、具体的な例えば、検査体制についても休業保証についても共働きや一人親のお子さんには、どうするのかって具体的な措置一切出ず、金額についても予備費から出す方針というだけで、僕は昨日がっかりしたんですね」と印象を明かした。
さらに「判断に時間をかける余裕がなかったとおっしゃるんですけど、もう初の感染者から1か月以上出ているんです。その間、いろんな準備をしたり、判断をしたり検査体制を充実する余裕があったはずなのに、これをほとんどされていない」と指摘した。続けて「その間の首相の記録見ていると、取り巻きだったりとかお友達と会食されてて、昨日も記者会見では三十数分で終わっちゃったんですけど、まだ質問ありますって記者が言っているのに、お帰りになられた。予定の時間が過ぎたから。そのままご自宅に戻られているようなんです」と話した。
その上で「この間のやり方がちぐはぐなのと緊張感がないのと具体的な動きがないのを考えると、今の政権の特徴のやってる感みたいなものを演出するようなところがここでも見えている気がする。なので本当に1、2週間が勝負なのであれば、みなさん協力すると思うのでもっと具体的にどうするんだと、弱者の人たちをどうするんだって、もっと積極的にメッセージ、具体的な政策を出してほしいってことに尽きると思うんです」と提言していた。


コロコロ変わるコロナ対策。鋭い批判の声は枚挙にいとまがありませんが、ラストに「毎日新聞」の記事を少しだけ引用しておしまいにします。


一斉休校は「科学より政治」の悪い例 クルーズ船対応の失敗を告発した岩田教授に聞く

新型コロナウイルスの感染者が多発したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の内部に入り、「カオス状態」と告発した神戸大学感染症内科の岩田健太郎教授(48)。生々しい内容に賛否両論が巻き起こり、教授は2日後に動画を削除した。しかし、陰性とされて下船した乗客がその後に陽性となるケースが国内外で相次ぎ、教授の警告どおり船が「ウイルス培養器」と化していたことが明らかになった。我々はどこで間違ったのか。政府や自治体が取るべき対策は何か。27~29日、岩田教授に電話とメールで聞いた。【國枝すみれ/統合デジタル取材センター】

――安倍晋三首相が全国の小中高校に3月2日から春休みまでの臨時休校を要請しました。これは感染拡大を防ぐために有効でしょうか。

◆小児の発症、重症化が少ない中で、学校だけ休むのは合理的ではありません。小児患者が発生している北海道は理解できなくもありませんが。

休校を正当化するならば、その方策がもたらすゴールをはっきりさせる必要があります。休校で感染をゼロにするとか、1日何人まで減らすとか。そういう目標設定がちゃんとあり、その背後に根拠があれば、事後的に政策の成否が分かります。それなしに、ただ「やる」と言われても、その成否は事後的に判然としません。クルーズ船のときと同じ、「みんながんばったね」が残るだけです。ゴールが見えず、ただ場当たり的に政治的判断がなされており、「科学よりも政治」という、またしても悪い前例となってしまいました。


コロコロ変わるコロナ対策は、「科学よりも政治」を優先した「場当たり的」な「政治的判断」によるものーーーズバリ、指摘の通りでしょう。


ことほどさように。「コロコロコロナ対策」は、嘆かわしい限りですが、かく言う私自身も、コロコロ変わる自分の心を持て余しています。というのも、最近何度も繰り返し述べてきたように、AF機能が故障したためMF専用機として利用することに決めたPENTAX k-30。でも、その決心はもろくも崩れてしまい、ついついAFが可能な中古機を、諭吉1枚で落札してしまったのです。送られてきた品は、決して美品とは言い切れず、あれこれの欠点もあるものですが、肝心のAFは健全でしたし、ラッキーなことに、あの『黒死病』も発症していません。黒死病異聞、の巻(2020-02-07)参照。


顧みてみると、2019年の2月に中古で購入したこの機体、黒死病修理のために必要とされる1万8000円があればお釣りが来るお値段でした。そして今度、オークションで見つけたこれは、さらに安価。心が動いて、抑えては動き、抑えては動きの果てに、ついついポチってしまいましたとさ。


早速今日は試写です。


午前中、小川でカワセミを見つけました。


smc PENTAX-DA 55-300mmF4-5.8EDで撮影しました。(トリミング画像)


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コガモ。


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午後、自然環境体験公園を歩きました。本当に久しぶりに、玉抜きトキナー100-300mmAF+BORG50(アクロマート)を装着して出かけてみました。今年の初日の出、初鳥など、の巻(2019-01-04)などの記事で、紹介したことがあります。


いつもの PENTAX AFadapter1.7X (AFアダプター)によるオートフォーカス化ではなく、YAHOOオークションで入手した全玉抜き(もともと付属しているレンズをすべて取り去った)Tokina AF 100-300mm/5.6-6.7の鏡筒に、アダプターを介してBORGレンズを取り付けるという荒技を実験してみました。ミニボーグ50(アクロマート)は、BORG望遠鏡レンズの中でも、最もリーズナブルな廉価レンズで、EDレンズやFLレンズなど比べると、性能的には歴然とした差がありますが、この写りなら、お値段以上と言うべきでしょう。


河津桜の開花が進んでいます。


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今日もメジロが吸蜜中。トリミング画像です。


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カワラヒワ。


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ジョウビタキ♀。


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ジョウビタキ♂。


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やはりAFは便利です。


意志薄弱で、決心がコロコロ変わって情けない次第ですが、あくまでも人様にはほとんど影響もご迷惑も及ぼすことのない、私事。コロコロ変わるコロナ対策に比べれば罪が少ない、と小声で言い訳してみる次第です。


今日はこれにて。


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