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政治判断?の巻 [日録]

一斉休校二日目。


子守(孫守)はバアバに任せて、郷里の畑の耕耘をしてきました。ジャガイモを植える準備です。畑には、鹿の足跡がいっぱいです。


と、ここまで書きかけて、昨夜は「寝落ち」してしまいました。


目覚めてみると、今朝は時ならぬ雨。春の雨というにはちょいと冷たいですが、凍える寒さではありません。


郷里からの帰路、カーラジオで聞いた昨日の参院予算委員会、アベさんは、休校要請の科学的根拠を問われ、「政治判断」と明言し、萩生田文科相は「全国一律」についても、「設置者が学校を開くという判断をされれば尊重する」と答えました。アベ氏が閣僚席で「最初からそう言ってる」などと野次る一幕もありました。


人騒がせな。大わらわで対応が迫られた各地方自治体、学校関係者、保護者、子どもたちの苦労、心労は何だったのでしょう?


ちなみに、わが郷里の美作市では、独自の判断で「学校活動を継続』しているようです。


市のホームページから引用させていただきます。



新型コロナウィルス感染症対策について
本市では、2月27日に美作市新型コロナウィルス感染症予防対策本部を立ちあげ、感染拡大を防ぐため、市が主催するイベントや集会等は、当面の間、中止、延期又は止むを得ない場合は規模を縮小することを決定しました。

感染拡大を抑え込むとともに、市民の皆様の不安の払拭、ならびに安全を確保することを最善に考えたうえでの判断ですが、一方で、必要な活動、生活については可能な限り継続できるよう取り組むことを確認しました。

全国の公立学校に対しては、政府より、3月2日からの臨時休校の要請があったところです。

しかしながら、県内および近隣の他県市町村で感染が拡大していない状況を踏まえるとともに、休校することにより、子供たちの面倒を見るご家族がいるかどうか、長期休暇を耐えられるかどうか、人が集う場所へ外出することで、より危険な状況を生み出すことがないかどうかなど、様々な影響について、十分な検証・分析ができていないと判断したことから、児童、生徒及び教職員の1週間分のマスクを用意するなど、予防対策を徹底したうえで、できる限り日常の生活の一部である学校活動を継続する方針としました。

ただし、3月6日に翌週以降の対応について改めて協議することとしており、それ以前に、県内および近隣の他県市町村で感染者が確認されるなど、市民の健康を脅かすおそれのある不測の事態が生じた場合は、すみやかに、方針の見直しを検討することとしています。

今後も、市民の皆様の安全と生活を守ることを第一に、職員一同取り組んで参ります。


現時点での状況を十分に踏まえた、見識・慧眼と言うべきでしょう。


市長の萩原誠司さんは、地元の出身で、市のHPには次のような略歴を掲げておられます。


学歴

昭和55年3月:東京大学教養学部教養学科-卒業
昭和60年6月:プリンストン大学大学院(ウッドローウイルソンスクール) 修了

職歴

昭和55年4月から平成10年7月:通商産業省
平成11年2月から平成15年2月:岡山市長(1期目)
平成15年3月から平成17年8月:岡山市長(2期目)
平成17年9月から平成21年7月:衆議院議員
平成22年1月から平成22年8月:帝京平成大学教授
平成23年12月から平成25年3月:法政大学情報技術(IT)研究センター学術担当教授
平成25年4月から平成27年3月:法政大学地域研究センター特任教授
平成25年4月から平成26年3月:明治大学国際総合研究所客員研究員
平成26年4月から平成29年3月:明治大学国際総合研究所客員教授
平成26年3月から平成30年3月:美作市長(1期目)
平成29年4月から平成31年4月:岡山県市長会会長

平成30年3月30日から現在:美作市長(2期目)
令和元年5月から現在:中国市長会会長


どちらかというと人騒がせな政治経歴で、個人的にはいささかのツッコミどころもなきにしもあらずですが、このたびの判断は、大いに賛同したいと思います。


当地でも郷里でも、どこの店を探しても、マスクもトイレットペーパーも売ってません。キッチンペーパーさえ売り切れてます。あるお店では「デマ情報のために売り切れ」とお詫びの掲示が出ていました。70年代の『オイルショック』時代の映像がテレビで紹介されていますが、確かにあのときも大パニックで、大学のトイレにもペーパーがなかったり、20cm以内で使用するよう掲示があったり(これは伝聞ですが)、新聞紙を用いたり、○○新聞が材質的に柔らかいと噂されたり、今となっては笑い話に事欠きませんが、今度のパニックも、いつ笑い話で収まってくれるでしょうか。


政府は、いま、「緊急事態宣言」発令など、強力な措置がとれるように、新法を制定したいのだそうです。朝日新聞digitalはこのように危惧を表明しています。


今回、首相は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、全国的なスポーツ・文化イベントの自粛や全国一斉の臨時休校を要請した。しかし、これらには法的根拠はなく、問題視する声もあった。北海道の鈴木直道知事も2月末に「緊急事態宣言」を出して道民に外出自粛を呼びかけたが、法的根拠はなかった。
改正法成立後、首相が緊急事態を宣言すれば、都道府県知事は感染を防止するため、不要不急の外出自粛、学校などの使用制限を要請できる。国や都道府県が鉄道、運送会社などに医薬品の運送を要請することも可能になる。政府関係者は「首相の要請に強制力はなく知事の判断になるが、法律を根拠とすることで地方自治体の協力は得やすくなる」と話す。
ただ、行政府の権限を強め、私権を制限する内容を含むため、12年の新型インフルエンザ特措法の審議ではその点が問題となった。同法は「国民の自由と権利の制限は必要最小限でなければならない」と定めるが、日本弁護士連合会は「必要な最小限度を超えて集会の自由が制限される危険性が高い」と懸念を表明した。


科学的根拠もなく、思いつきの「政治的判断」で、人握りの腹心とだけ相談して、イベントの自粛や全国一律の休校要請が突如打ち出されたように、コロナを口実に「国民の自由と権利の制限」が突如強行されてはたまりません。あの人にフリーハンドを与えることは、キケンちゃいますのん?


さて今日も、ジイジは夕方までお出かけで、孫たちはバアバのもとで過ごすことになります。雨の一日、退屈なことでしょう。


前回まで、PENTAX k-30+BORG50(アクロマート)の撮影画像を掲載しました。


きょうは、PENTAXK5Ⅱ+AFBORG45EDによる画像を紹介してみます。


梅の枝にジョウビタキ♂です。


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先日の記事に、gonntan様のから、ジョウビタキとは九州でい言う「紋付き」のこと?というコメントを頂きました。後ろから見ると白い斑紋がまさしく紋付き姿で、「紋付き」、「紋付き鳥」という呼び名が、実にぴったりだなあと、改めて感じます。


『壊滅』『消滅』困ります、の巻(2019-06-26-1)にこう書きました。


最近の記事で掲載した鳥たちの写真をご紹介します。

ジョウビタキ♂

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   私のブログでは、登場頻度がかなり高い小鳥さんです。
2013年の10月に、こんな記事を書いています。
    ジョウビタキの「ジョウ」は、新島襄にちなんだ命名?まさか。
    では、 ジョー・ディマジオ?(だれ?)
    いえいえ。ジョウは「尉」。「 老翁。おきな。特に能で、老翁の役。また、それに用いる能面。」のことだそうです。オスの頭が銀色で、白髪に見えるところから名づけられました。
    ヒタキは「火焚」で、カチカチと、火打石をたたくような音を立てます。鳴き声は、キーキーと、自転車のブレーキ音のよう。

鳥にまつわるエトセトラ part2(2013-10-30)参照


つづいて、またまたメジロ。こちらはウメジローならぬ河津桜メジロです。クチバシや胸元が、花粉で黄色く染まっています。


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BORG50(アクロマート)に比べると、やはり精細度で勝るようです。過去記事で、何度も確認してきたことですが(汗)


それにしても、価格差に照らせば、どっちに軍配を上げるべきでしょうか?


期待ふくらむ、の巻(2019-01-06)の比較を再掲します


これが45EDⅡ。

miniborg45

そして、アクロマートの50mm。

miniborg50


    今日はこれにて。


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