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タンポポを捧げます、の巻 [日録]

昨日の記事で、近畿理財局元職員故赤木さんのご遺族の訴訟と、公開された遺書と手記の話題を取り上げました。この大ニュースに接し、ふと、ソネブロの先輩、故majyo 様のことを思いました。ブログオーナーのmajyo様亡き後、「委託された代理人」としての管理人様が、折に触れてブログを更新してくださっていますが、久しぶりに訪問してみますと、最新の更新記事をアップしてくださっていることに、遅ればせながら気づきました。(早いもので一周忌です


そうでした。2月15日が、ご命日でした。


探ってみますと、故majyo 様は、当時佐川理財局長にたいする証人喚問の話題をたびたび言及され、証人喚問 佐川 宣 寿氏(2018-03-27)の記事では、こう書いておられました。


証人喚問が始まりました・・・・

予想通りなのでしょうか

私はまだ期待しています。最後の最後まで期待したい
なぜならこのままいくと残りの人生はとても厳しいものになります。

誰が一存でやったと思うでしょうか


思えば、ご母堂の逝去、通夜、告別式という、身辺の一大事の中での記事投稿でした。


翌3/28には、私も一気に春から初夏へ、の巻(2018-03-28)の記事でこう書きました。


今朝の新聞のトップ記事はこれでした。

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訴追の恐れ」を50回も繰り返して証言を拒否しながら、アベさんからも夫人からも,アソーさんからも,官邸からも「指示されたことはない」とキッパリ否定。何という御都合主義でしょ。

この新聞記事の横には、2019年度から使用する「教科道徳」の教科書の検定結果が公表されたという記事が掲載されています。「道徳」を言うなら、正直とか公正とか率直とかは、そもそもの基本でしょ。教科書で教わらなくても、育ちの過程で身につけていかなければならない人間的モラルの基本を、平気で投げ捨てて恥じないヒトたちが、世の中の「トップ」に君臨したままで、子どもたちに「道徳」を押しつけることの不可思議さ、滑稽さは、グロテスクですらありますね。

佐川サンには何の個人的恨みもありませんし、立場にいささかの同情も惜しみませんが、真実を糊塗し、身を挺してご主人様を守ろうとする忠義さの影に、保身と権力による庇護の裏約束が見え隠れしているところに、なんとも言えない嫌悪感を覚えずにはいられませんね。



この記事に、majyoはこんなコメントを寄せてくださっていました。



人間としての良心に期待した自分が愚かに見えます。


涙なしに読むことはできない故赤木職員の遺書と手記が公にされた今、改めてこの記事(なごり雪・悲しくてやりきれない)を想起せずにはいられません。


♪ 悲しくって悲しくて
とてもやりきれない想起されます。
この限りないむなしさの救いは無いだろか

サガワ氏は証人喚問後に逮捕か?と書かれている
退職金も没収になるかもしれないと
当たり前だという意見もある。 そうだろうか・・・・
そして幕引きなんかになったら、・・・・・と考えると

♪ このやるせないモヤモヤを誰かに告げようか


一周忌にあたり、献花としてどんな花を捧げようかと悩みましたが、思い出したのはこんな記事です。


沖縄を返せ 沖縄へ返せ、の巻(2016-01-28)


ソネブロのお友達majyo様の、最近のブログ記事「街宣2か所と沖縄基地反対デモ②」でこの歌が紹介されていました。
https://www.youtube.com/watch?v=cmBEmVBEhNw


私も以前この記事「大寒や沖縄に春いちはやく」にこんなことを書きました。

聞いたり読んだりして想像するのと、実際に目で見て確かめるのとは大違いです。父祖伝来の土地・田畑が金網の向こうに囲われ、そこにアメリカ合衆国がある。
本来のお持ち主であり住人であるはずの人々が、衛兵の機関銃で脅されるという逆さごと。しかも、そこを拠点に、かつてはベトナム・インドシナへ、そして中 東へと、無数の殺人機が飛び立っていくことの歯がゆさ。その「切歯扼腕」の想いは沖縄の人たちの、陽気な明るさの内面に、70年近くもの間深く沈殿し続けているはずです。
こんな歌のフレーズが耳を離れません。
タンポポ
【作詞】狩俣 繁久
【補詞】小森 香子
【作曲】大西 進
1.金網のむこうに小さな春を
つくってるタンポポ
金網のそとにも小さな春を
つくってるタンポポ
ひかりいろしたタンポポは
金網があっても金網がなくても
沖縄じゅうに春をふりまいたでしょう
2.デモ隊の足下にひかりの花を
さかそうとタンポポ
米兵にふまれてもそれでも花を
さかそうとタンポポ
強く生きぬくタンポポを
金網のない平和な緑の沖縄に
みんなのねがいをこめてさかせてやりたい


これへのmajyo様のコメント   

宜野湾市長選挙ですが、争点なき選挙で辺野古とは別ですね
圧倒的な物量は聞いています。
やはりどうしても落としたくなかったのでしょう
タンポポ聴いてみました
詩が良いです。こちらにも通信基地があり、金網の先に花が咲いています
横田も同様でした。
この作曲をされた大西進さんですが、友達が今も教わっています
自費出版をした詩集の詩に 曲をつけてくれました。
何かのご縁です。その彼女も同じく活動しています


そこで供花は、タンポポの花と決めました。


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綿毛はたくましく、さらに仲間を増やします。


今日はこれにて。




追伸、予定日を一日過ぎて、やっと今日の午後、長女にとっては二人目の子、ジジババにとっては、何と8人目の孫が誕生しました。男の子でした。何人目であっても、やはり、無事生まれてくるまでは、ハラハラ心配します。このあと、這えば立て、立てば歩めで、


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