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「新しい日常」の巻 [日録]

古い記事を読み返していると、飽きもせず同じようなことの繰り返し。またまた二番煎じ、三番煎じになるなあと思えてしまうと、筆が進みません。困ったものです。

古い記事を、またまたkindle版で2冊、追加出版しました。巻数は最終的には通し番号でそろえる予定ですが、出版順序は行き当たりばったりのアトランダムです。

ナードサークの折々散歩①: 田園の四季と折々の思い 2013 年8月

ナードサークの折々散歩①: 田園の四季と折々の思い 2013 年8月

  • 作者: 木下 透
  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2020/05/25
  • メディア: Kindle版
ナードサークの折々散歩⑫: 四季の田園風景と折々の思い Kindle版

ナードサークの折々散歩⑫: 四季の田園風景と折々の思い Kindle版

  • 作者: 木下 透
  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2020/05/25
  • メディア: Kindle版


「非常事態宣言」も解除され「新しい日常」が戻りつつあるようで、子どもたちの登校も再開されて、じじばばの託児所業務はかなり暇になりました。私の日常も戻り、今日は教育相談ボランティアに出かける予定。久しぶりすぎて感覚が戻りません。

今日はこれにて。

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共通テーマ:日記・雑感

初キビタキ、の巻 [折々散歩]

今日は午後雨が降るかもという予報でしたので、午前中、まず郵便局に行き.十部あまりの郵便物を発送し、その足で,久しぶりに深山公園を歩いてみました。コロナの影響が懸念されますが、今日は緊急事態宣言が全国で解除された由。そのためでもないでしょうが、深山公園の駐車場は、平日ながら、いつも以上に満杯です。散歩道を歩いても、多くの人影を目にします。もちろん開放空間ですし、皆さんマスク着用です(歩くと汗をかき、不快ですが)。道幅は狭いので時として1メートル未満の接近もあり得ますが、大体においてソーシャルディスタンスは保たれていますので、感染の恐れは極めて低いと思います。


蒸し暑い中、マスクをしての散歩は、体力の消耗を誘いますが、しかし、新緑の中,一汗かいて、ストレス発散効果は大なるものがあります。


今日の散歩に「目的」はありませんが、夏鳥にお目にかかるチャンスがありはしないかと,ひそかに期待する点はありました。


ウグイスの高らかな声に、ホトトギスの激烈なアジテーションが混じります。


久しぶりに会うので、キジバト君にも表敬の挨拶をしておきました。


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今日の記念撮影は,ライオン君。


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ではなくて,ライオンの頭に止まるシジュウカラ。


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見あげるとこの枝にも、、。


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トリミングします。


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この木に、ちょうど白い花が咲いています。


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そうです。ヤマボウシ(山法師)例年どおり清楚な花を咲かせています.今年も見られて良かった。


お目当ての場所が,工事中で行き止まりでした。カワセミの採餌場所で、何度か撮影することができた場所なのですが---仕方ない、諦めて引き返しました。


帰り道では、望遠撮影用に準備してきたPENTAXK5Ⅱ+Afborg60mmは、もう出番がないだろうとリュックにしまって,手にはPENTAX kr+TAMRON18-250mmを手に持って歩きました。道すがら,梢の上から、澄んだ音楽的なさえずりが聞こえてきました,もしやと思って目を嗄らしてみると,枝影に姿が見えました。


250mmでは小さな点のようです。


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トリミングします。


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不満なので、リュックからPENTAXK5Ⅱ+Afborg60mmを取り出そうとまごまごしているうちに、見失いました。初キビタキでした。


今日はここまで。


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ささやかな実り、の巻 [折々散歩]

kindle版出版のお知らせです。



ナードサークの折々散歩⑩: 四季の田園風景と折々の思い

ナードサークの折々散歩⑩: 四季の田園風景と折々の思い

  • 作者: 木下 透
  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2020/05/22
  • メディア: Kindle版



[木下 透]のナードサークの折々散歩⑩: 四季の田園風景と折々の思い



ナードサークの折々散歩⑪: 四季の田園風景と折々の思い 

ナードサークの折々散歩⑪: 四季の田園風景と折々の思い 

  • 作者: 木下 透
  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2020/05/22
  • メディア: Kindle版



[木下 透]のナードサークの折々散歩⑪: 四季の田園風景と折々の思い 


紹介文も引用しておきます。


著者が,2013年夏以来綴ってきたブログ記事のダイジェストを,kindole版発行に当たって1ヶ月分1冊にまとめたシリーズの第10巻で,2014年5月の記事を収める。
日々の散歩の記事を中心に,話題は多岐にわたるが,自然,生命,平和,人間の尊厳への愛着の深さが,文章の端々から窺われる。
作品のもう一つの特徴は,著者が日々の散歩の折々に撮りためた,四季の自然,風景,草花,野鳥,昆虫,小動物などの写真が,ふんだんに掲載されていること。併せて,それらにまつわる蘊蓄話が,ふんだんに添えられていて,思いがけない気づきを与えられることもある。
著者によれば,今後,適宜続編の編集に取りかかる予定だそうで,実現が待たれる。


第10巻から始めるのはイレギュラーですが、これ以前(2013年8月~2014年4月)執筆分の記事は、書籍版の「ナードサークの四季Ⅰ~Ⅲ」にまとめましたので、それ以降の分をまずkindle版で発行してみようと思った次第。書籍版、kindle版共に、このあとの発行計画はまだ確定していません。


ところで、前掲kindle版は、6年前のちょうど今頃の季節を扱っています。これを編集・構成しながら、同じような写真、同じような記事を書いて同工異曲になるのも気が引けて、ちょっと新しい記事が書きにくくなっている昨今です、、。


ちょうど今頃、鉢植えのサクランボが2年目でかなり沢山実り、当時保育園の孫が喜んで収穫したことを記事にしました。


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この子も,もう小4です。そして、そのサクランボの木は,残念ながら,枯らしてしまいました。


寂しいので,この冬。また、苗を買って鉢植えにしました、少しだけ実りました。


今日、保育園児の妹が収穫してくれました。


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わずかの収穫量ですが、それだけに貴重な恵みといえます。


庭の桑イチゴも収穫してくれました。ちょうどkindle版のこれらの巻で話題にした蚕の餌として桑の葉を供するために、ネットで取り寄せたマルベリーの木が,大きく育ち,大粒の実を結んでいるのです。


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今年の桑の実は,うまく育ったのか、孫たちも喜んで行く粒も食べてくれました。まだまだ日々,黒く熟すことでしょう。


実りの秋と言うことばがありますが,今の季節もまた。実りの季節ですね。文字どおり「麦秋」ですし。


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今朝は,お友達のTさんが、栽培された見事なソラマメを,どっさり持ってきてくださいました。塩ゆでして、夕飯に美味しくいただきました。


よく晴れたので、郷里の畑の耕耘に帰ってきました。昼食は、行きつけの近所の食事店に行きました。いつものように父の奢りです。コロナの影響で,系列の別店舗は休店中で,25日に再開するそうですが、この店舗は営業を続けていました。が、閑散として、12時前という時間の関係もありましょうが、客の出入りは少なく、貸し切り状態に近い感じでした。


今日はここまで。


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困るんです,の巻 [日録]

コロコロ変わると困るんです。


5月13日現在、こんな文章を書いていたんです。


コロナ禍のもとでも,アメリカ追従と大企業優先に終始し,今やるべきことに手をつけず,やらなくていいことを急ぐというアベ政治の倒錯が,外交,暮らし,経済,教育,福祉,医療の全分野にわたって貫かれています。
韓国政府は新型コロナ対策として全世帯に支給する「緊急災害支援金」の財源として,日本円で約795億円の国防費削減する補正予算を決定しました(4月30日成立)。削減対象はF35ステルス戦闘機やイージスシステムの購入費で,来年への支払い延期を米に求めています。
一方,わが日本政府はトランプ大統領から大量購入を要求されて「爆買い」したF35ステルス105機のうちの9機分,配備地が未定のままのイージス・アショア,破綻済みの辺野古基地建設工事など,不要不急の支出は無傷のまま,逆に最も急がれる暮らしと営業への補償や医療体制の充実に向けた緊急支出にはまともに取り組もうとしていません。
そればかりか,今国会では,検察官の定年を65歳に引き上げる「検察庁法改正案」を,どさくさ紛れに成立させようとしています。カジノ汚職事件や河井夫妻の公職選挙法違反事件,「桜を見る会」がらみの疑惑への捜査が進む中,政権に忠実な黒川弘務東京高検検事長(63)を,定年を延長して検事総長に据え,捜査の進展を阻むことで政権の保身を図ろうとの狙いがミエミエです。権力を私物化し,「厳正公平,不偏不党」という検察庁の理念を根底から脅かすこの動きに,急速に抗議の声が広がっています。


この時、「急速に抗議の声が広がった」例として、ツイッター上の動きを資料として付しました。


#検察庁法改正案に抗議します 投稿470万件

検察官の定年を65歳に引き上げ,政権が認めれば定年を超えても勤務できるようにしていいのか-。国会で審議中の検察庁法改正案への抗議の声が,会員制交流サイト(SNS)のツイッターで10日,急速に広がった。「#検察庁法改正案に抗議します」というハッシュタグ(検索目印)を付けた投稿は,10日午後10時時点で470万件を超えた。俳優や歌手ら著名人も投稿し,新型コロナウイルス感染拡大の影響で街頭での抗議が難しい中,ネット上でのデモとなっている。

「どのような政党を支持するのか,どのような政策に賛同するのかという以前の問題で,根本のルールを揺るがしかねないアクションだと感じています」。10日午前8時前,人気バンド「いきものがかり」の水野良樹さん(37)が書き込むと,閲覧者による「いいね」が4万件以上ついた。

11時ごろには,歌手のきゃりーぱみゅぱみゅさん(27)も投稿。小泉今日子さん(54)本人とみられる投稿も10日未明から相次いだ。

他に俳優の浅野忠信さん(46)や井浦新さん(45),アイドルグループAKB48元メンバーの秋元才加さん(31),演出家の宮本亜門さん(62)らが投稿。日本では芸能人が政治的な発言を避ける傾向にあるが,フォロワー(読者)の多い著名人の声がうねりにつながった。

法改正案は8日,与党側の強行で衆院内閣委員会で実質審議入り。野党側は,法改正を待たずに黒川弘務東京高検検事長(63)の定年延長を閣議決定したことを問題視し,森雅子法相への質疑が必要と求めたが,与党側が拒否した。法改正されれば政権が人事に介入できるようになり,検察の独立性が危ぶまれている。(東京新聞2020年5月11日 朝刊)

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ところが、事態が刻々変わり、こんな資料も付け加える必要が出てきました。


検察OBがあいついで意見書提出
五月一五日には、松尾邦弘元検事総長、清水勇男元最高検検事の二人が代表して、 「心ある国民すべてがこの検察庁法改正案に断固反対の声を上げてこれを阻止する行動に出ることを期待してやまない」などとする検察OB一六人連名の意見書を法務省に提出。これにつづいて、一八日、東京地検特捜部経験者の検察OBら有志三八人が、「今回の法改正は、失礼ながら、不要不急のもの」「将来に禍根を残しかねない今回の改正を看過できない」などとして、再考を求める意見書を提出しました。
松尾元検事総長らによる意見書の一部抜粋
「本年二月一三日衆議院本会議で、安倍総理大臣は『検察官にも国家公務員法の適用があると従来の解釈を変更することにした』旨述べた。これは、本来国会の権限である法律改正の手続きを経ずに内閣による解釈だけで法律の解釈運用を変更したという宣言であって、フランスの絶対王制を確立し君臨したルイ一四世の言葉として伝えられる『朕は国家である』との中世の亡霊のような言葉を彷彿とさせるような姿勢であり、近代国家の基本理念である三権分立主義の否定にもつながりかねない危険性を含んでいる。」
「検察が萎縮して人事権まで政権側に握られ、起訴・不起訴の決定など公訴権の行使にまで掣肘(せいちゅう)を受けるようになったら検察は国民の信託に応えられない。正しいことが正しく行われる国家社会でなくてはならない」
「黒川検事長の定年延長閣議決定、今回の検察庁法改正案提出と続く一連の動きは、検察の組織を弱体化して時の政権の意のままに動く組織に改変させようとする動きであり---看過し得ないものである。」


そうこうするうちに、法案強行に固執していたアベちゃんも,今国会での成立を断念。というニュースが流れましたので、後半部にこんな書き換えを試みました。


権力を私物化し、「厳正公平、不偏不党」という検察庁の理念を根底から脅かすこの動きに、急速に抗議の声が広がり、ついには今国会での成立を断念させました。


これでおしまいにするつもりだったのですが,今日のニュースでは,黒川サン、ステイホームの切迫状態下で、賭け麻雀やって辞任ですって。開いた口が塞がりません。もう原稿は提出しちゃったし、やってられません。こっちの身にもなってよ、、、.と言いたいところですが、検察庁法見送りも、黒川辞任も、歓迎です。「見送り」じゃなくて「廃案」、賭け麻雀によってではなく,国民的な反撃によって辞任、となって欲しかったですけれども。


収穫の季節です。


新玉ねぎは、良い出来でした。写真に残していません。


サヤエンドウは,長く楽しめましたが、もう終わりました.これも写真を残していません。


ソラマメが採れ始めました。これは写しておきました。


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庭のマルベリー(食用桑の実),立派に実りました.甘いです。


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コロナの時期、出かける先もないので、畑仕事で気を紛らわしています。ジャガイモが良い感じで育っています。ニンニクも収穫時期が近そうです。トウモロコシ、スイカ、ズッキーニ、カボチャなどの生育も期待できそうです。いつもの年より少し早いですが、サツマイモも植えました。畑作業に、孫たちを誘っても,付き合ってくれません。そうこうするうちに,今日から学校再開(帰りは早いですが)。徐々に日常が戻るといいですが。


今日はこれにて。


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麦秋、の巻(つづき) [折々散歩]

前回記事の続きです。


近くの公園で練習して、小一の女の子が、この日自転車に乗れるようになりました。


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年長組の女の子に、ペダルのない自転車を買ってやりました。


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小4の女の子は,学校で「自転車検定」に合格すれば、学区内なら保護者と一緒でなくても,自転車に乗ってもよい資格を得られるはずなのですが、休校が続いていますので,検定がありません。ですので公園内で、保護者と一緒に練習です。


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この子も,この春保育園に入園したのですが、登園自粛で、ステイホームしてます。


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39 県で緊急事態宣言が解除されたとか。徐々に日常が戻り筒ある様子。高校生は,時間差通学などを始めていますし、小中学生の学校再開も近い模様です。


昨日、今日と、孫たちの来訪がまばらになりました。寂しいような,ホッとするような、、、。


麦秋が、いよいよ深まっています。


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赤いのは,ポピーですか。


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既に麦の刈り入れが終わり、直まきの稲の芽が顔をのぞけている田もあります。


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気づかないうちに、季節が進みます。


ところで、前回ご紹介したこの本に続いて、、、、


カルロス爺さんの思い出: ここにある戦争

カルロス爺さんの思い出: ここにある戦争

  • 作者: 木下 透
  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2020/05/10
  • メディア: Kindle版
この本も出版しました。
森のチルトン

森のチルトン

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2020/05/12
  • メディア: Kindle版
紙の本より安くて,カラー写真入りです。
今日はこれにて。



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麦秋、の巻 [日録]

例年ですと、5月の連休を中心に、郷里の老父母も交えて家族が集まり、お泊まりや食事会を楽しむのが我が家の習いですが、今年はコロナの影響でそうも参りません。が、休校や登園自粛で、孫たちの在宅時間が増え、親たちが仕事の日は,ジジババのもとに滞在する機会が増えます。日替わりで、従兄弟姉妹達が遊びに来たり泊まっていったりしましたので、通常以上に託児所業務は大繁盛です。


今年は、新生児が生まれ、すくすく育っていますし、1才過ぎのわんぱく男の子も久しぶりに顔を見せてくれたり、いつものことながら、正しく名前を呼べません(笑)


5月7日


バアバが、海へ連れて行ったそうです。


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上の写真は、女の子の孫たちが代わる代わる撮影してきたものです。


ハムスターも人気者です。この写真も、小4の孫の作品。


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5月8日。良いお天気に誘われて、近所の小川に魚を掬いに行きました。我が家の一行以外には、ウォーキング客が1~2名、すれ違うかどうかという疎状態。3密にはならない、はずです。マスクなしでもいいかな?


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中学生が,掬ってみせてるのを幼い子たちが見守ってます。これは少し密度が高まってますか。


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いつの間にやら、麦秋です。


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ところで、前回記事の続きです。


去年出したこの紙の本を、電子書籍(kindle)化する試みが、ようやく実現したようです。


 



カルロス爺さんの思い出: そこにある戦争 (MyISBN - デザインエッグ社)

カルロス爺さんの思い出: そこにある戦争 (MyISBN - デザインエッグ社)

  • 作者: 木下透
  • 出版社/メーカー: デザインエッグ社
  • 発売日: 2019/09/09
  • メディア: オンデマンド (ペーパーバック)
下が,kindle版です。
カルロス爺さんの思い出: ここにある戦争

カルロス爺さんの思い出: ここにある戦争

  • 作者: 木下 透
  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2020/05/10
  • メディア: Kindle版
おや?副題が変わってるぞ(汗)深い意味はありません。不注意によるケアレスミスです。ご愛敬、、、今日はこれにて。



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フライングですが、の巻 [日録]

不要不急の外出を控え、半閉じこもり生活を余儀なくされている昨今、時間はたっぷりあります。

とは言っても、学校休校の余波で、繁忙化がすすむ託児所業務の合間を縫ってのことですが、それでも、パソコンに向かう時間が増えました。逃れられない用務もいろいろあるのですが、そればかりだと気が滅入るので、思いついたのが、kindle出版へのチャレンジ。

まずはこれに取りかかっていますが、なかなか進捗しません。

カルロス爺さんの思い出: そこにある戦争 (MyISBN - デザインエッグ社)

カルロス爺さんの思い出: そこにある戦争 (MyISBN - デザインエッグ社)

  • 作者: 木下透
  • 出版社/メーカー: デザインエッグ社
  • 発売日: 2019/09/09
  • メディア: オンデマンド (ペーパーバック)

後書きだけは書いたのですが,実物はまだできあがりません。

ただ、今日五月三日執筆としていますので、フライングながら,発表させていただきます。

Kindle版へのあとがき(大人の読者の方へ)

約五十年前、作者が高校生時代に書いた作品です。最近になって、ほとんどそのまま、自身のブログ(「ナードサークの四季」https://kazsan.blog.ss-blog.jp/)上に掲載したものを、なりゆきと勢いにまかせて、書籍として出版したのが、昨年(二〇一九年)の夏でした。このたび、kindle版での出版に当たって、挿絵・写真をカラーにしたほか、価格設定を幾分お求めやすく改めました。

この作品は、当時の高校生が、自身の自分さがし・自分づくりの過程で、世の中に目を向けたとき、「そこにある戦争」に思いを馳せずにはいられなかったことのささやかな記録です。日本を最前線基地にして、泥沼のベトナム戦争が繰り広げられていた時代でした。平和憲法の下にある日本の若者は,侵略の銃を携えて直接海外に出向いて行く悲劇から免れていましたが、アメリカやその同盟軍の若者と、戦火の中のインドシナの人々は,日々血を流し、命を奪い奪われあっていたのでした。この作品は、まさしく、平和憲法を持たない国・時代を舞台に、有り得べき日常の一コマをえがいたものです。    

近年、安倍晋三首相のもとで、「秘密保護法」、「共謀罪」、集団的自衛権行使容認の「安保法制」など、昔来た道を思わせるきな臭い動きが進んでいます。「戦後レジームからの脱却」「美しい国日本」などを掲げる彼は、「みっともない憲法」などと現憲法への敵意をむき出しにし、ついには九条をターゲットとした改憲の動きを強めています。今年の年頭会見でも、「必ずや私自身の手で成し遂げたい」と、任期中の改憲に意欲を示しています。

東京オリンピックと改憲という二つの大事業を成し遂げた宰相として、歴史に名を残したいというのが彼の「悲願」なのかも知れません。しかし、前者は新型コロナ感染症の拡大によって、実現が阻まれることになりそうです。後者も、広く国民の不同意を「忖度」して、きっぱり断念なさることを念じています。

戦後七十余年間,日本国民が、戦争で他国の民を一人として殺したり、また殺されることもなかったという「奇跡」は、「政府の行為により二度と戦争を引き起こすこと」を禁じ、「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。 国の交戦権は、これを認めない。」として、平和国家としての覚悟を世界に宣言した日本国憲法に負うものです。それは、アジアを中心に数千万人もの無辜の民と、三百万人もの自国民の命を奪った侵略戦争への深い反省の上に、二度と同じあやまちを繰り返さぬ誓いから生まれた,日本国民の切実な「希求」の結晶に他なりません。それはまた、日本人のみならず、地球に生きるすべての人々にとっての、共通の「宝」といえるものです。

新型コロナ感染症の拡大は、人類に、憎悪や抗争を棄て去り、その英知を結集して、手を携えあって「生き延びるための共同」の道を探るという未曾有の試練を与えています。それだけに、「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認」し、「全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ」と宣言する日本国憲法の理想が、ますます輝きを増し、あまねく世界の人々に共有される日の近いことを祈念したいものです。

(二〇二〇年五月三日 七三年目の憲法記念の日に)

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写真は,昨日の朝景色です。空が異様に赤いのは、霞か雲か、、、いや黄砂のなせるわざでしょう。コロナの影響で中国での工業活動が抑えられ、PM2.5など有害物質の排出は減少しているものと思われますが、やはり黄砂に混じって、飛散してきているらしく、鼻水くしゃみ。涙が止まりません。毎年のことですが、花粉症に悩まされる時期の不快症状の大部分はこの黄砂によるものではなかろうかと、ひそかに推測しています。
今年もそれだろうと思っていますと、37.5度の熱が出ました。家内では、妻、新生児の母親、と相次いで発熱し、それぞれ順次平熱に戻って,今度は私の番です。時期が時期だけに、医療機関を訪ねるのもはばかられ,自宅療養に。二日ほど床に就いて、回復しました。少々心配しましたが、、、。
今日はこれにて。

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