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暑中涼あり、の巻 [折々散歩]

庭の朝顔が、毎朝、涼を演出してくれます。

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それにしても暑い日が続きます。今日など、日中は体温超えでした。

昨日も暑い中、裁判所前に集合です。

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年金裁判の口頭弁論が、4月に予定されていたものがコロナの影響で

延期されていたものです。皮肉なことに、感染者の数は今の方が多いのですが、、、。

100名近くが傍聴に駆けつけたのですが、法廷内に入れるのは、原告のうちの限られた人だけ。残りの参加者は、別会場で待機です。

待機中、DVD映像が放映されました。内容は少し古いですが,テレビ朝日の「スーパーJチャンネル」という番組の「年金困窮者」を追ったシリーズ何週分かを騙取したまのらしい。たとえば、こんなないようでした(net上の該当記事をコピーして紹介します)。

●2017年10月11日放送

理髪店の店主・斉藤直樹さん(仮名・80)の年金受給額は夫婦で約9万円(月額)とギリギリの生活を送っている。この日は40年来の常連が訪れた。かつて一日平均10人はいた客は月5~6人に減少した。カット料金は20年前から4000円、月の売上は約2万円だという。節約生活を送る夫婦の1番の悩みは年々増える医療費だった。かつて理髪店のそばには商店街があったが現在はほぼ閉店している。予想だにしなかった厳しい年金生活は夫婦の唯一の楽しみも奪ってしまった。

●2017年11月22日放送

5万円の年金生活をしている鈴木美代子さんは、全日本年金者組合に相談に行った。すると、リバースモーゲージという制度を紹介されたという。リバースモーゲージとは、高齢者が住居不動産を担保することで、自治体または銀行から生活資金を融資してもらえる制度。借りた人が死亡したら、担保を売却し処分する。神奈川県でリバースモーゲージを利用する条件は、不動産の評価額の70%が1500万以上あること。鈴木さんは審査の結果、年間120万円が3か月ごとに振り込まれることになった。年金と合わせて月15万円ほどで生活できるようになった。生活資金の融資期間は10年だが、融資期間終了後も自宅に住むことが可能。鈴木さんの医療費は月約3000円ほどで同年代より少ない。鈴木さんは週一回マッサージを受けている。鈴木さんは今後のことを考えて、できるだけ貯金しているという。現在、日本の年金受給者は約4000万人。全国に911支部がある全日本年金者組合では年金の相談に応じている。相談は年々増加しているという。

●2018年2月28日放送

去年10月に夫が他界し急に年金の支給額が半分になってしまった大森和子さんは「40年間国民年金を払ってやれやれと思ったら減らされた。こんな踏んだり蹴ったりの老後があるとは思わなかった。ひどすぎる」と胸中を露わにした。年金の相談を受け付ける全日本年金者組合でも最も多く寄せられるのは遺族年金の悩みだという。現在日本には年金受給者が約4000万人存在する。多くの人が生活に不安を抱えている。

などなど、いずれをとっても深刻な、身につまされる苦境が生々しく描き出されます。そしてそれは、決して特別な希有な事例ではなく、極めてありふれた、誰の上にも起こりうる境遇であることに、改めて事態の深刻さを痛感します。つまり、現行の年金制度が「老後の安心」を保証するものでは決してなく、さらに若い世代にとってはより劣悪な制度が押しつけられようとしている事実を、改めて直視しないわけには行きません。

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横断幕にある「若い人も高齢者も安心できる年金制度を!」のスローガンを、さらに高く大きな声にして行かなければと、思いました。

DVDを視聴しながら待機するうちに、口頭弁論が終わったらしく、入廷していた人々が、三々五々会場に到着し、「報告集会」が始まります。原告団長の東さんは冒頭あいさつで、まず、これまで原告側が求めてきた原告証人尋問を、裁判所が認めたことを報告。拍手に包まれました。年金引き下げによる被害を、生の声で裁判官の耳に訴える機会を得たことは、一歩前進です。

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弁護団長の則武弁護士は言いました。「私は最近確信している。コロナで政府が何の策も採ろうとしないのは、無能のゆえではなく、コロナで高齢者が死んでいくことを望んでいるからだ、と。」まさに、高齢者を社会のお荷物と見る立場からすれば、当然の帰結と言うべきかも知れません。

この立場を転換させ、憲法が示す生存権を守りぬく年金制度を確立する上で、この裁判はとても大事。全国の年金裁判は、これまでのところ、負け続けているそうです。しかし、これをもって無力感にとらわれるべきではない。私たちの裁判運動は決して敗北することはない。なぜなら、最後に勝つまで何度も闘うからだ、、という趣旨の弁護団長のお話、胸にしみました。


今日も暑い日でした。教育相談ボランティアは、児童生徒の夏休みにあわせて一応おやすみなのですが、郵便物の処理などのための当番を、交代でこなしています.今日は私の番、ということで、午前中短時間、「出勤」しました。そのついでに、久しぶりに後楽園を歩いてみることにしました。

これは、道中の景観。

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お城ではみょなかを中心に「烏城灯源郷」という催しが行われるところだそうです。

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後楽園の入り口は、コロナ対策のため、ものものしい雰囲気です。まずは、指示通り、マスクを着けて入園します。

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暑いさなかですが、かやぶき屋根の建物や、木々の緑に、心が安らぎます。

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青モミジ。

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涼しげな流れに目が引かれます。

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pentax k-r+DA50mm f1.8で写しました。

今日はこれまで。


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