今年もイッキ、の巻 [日録]
昨日10月30日の午後は、「年金一揆」に参加してきました。私が、初めてこれに参加したときのことを、この記事に書いています
マクロスライド?なんのこと?---消えた傑作の巻?(2013-10-19)
昨日、地方版「年金一揆」なるものに参加してきました。物騒な名前です。この「年金一揆」東京・日比谷野外音楽堂では中央集会が開かれ、2800人が参加、全国で同趣旨の集会やデモがとりくまれたそうです。
私も今年から年金受給者です(満額支給は、まだ数年先ですが)ので、先輩に誘われて「年金者組合」に加入しました。
収入が途絶し、年金のみに依拠する暮らしが始まったばかりで、不安がいっぱい。安心して生きられる世の中をめざして、弱い立場の者同士、力を合わせ、支え合っていくのは、大切なことですから。
(中略 )
さて、昨日の「年金一揆」。61歳の私は、当然のことながら、一番年下の部類で、80代、70代の皆さんも大勢参加されていましたが、皆さん、かくしゃくたる様子で、シルバーパワーを輝かせておられました。
県下各地の、思わぬ懐かしい先輩方の顔も、ちらほら拝見し、懐かしい思いをしました。新任の頃生活した土地でお世話になったHさんが、ご夫婦で参加しておられました。奥様には、実に三十数年ぶりにお会いした事になり(何かの機会に、お見かけしたことはあったでしょうが)、感慨深いことでした。ほかにも、あの方この方と、言葉を交わすことができ、ほっこり温かい思いをいたしました。
集会の後は、シュプレヒコールを上げながら、久しぶりのデモ行進です。沿道の市民が、物珍しそうにのぞき込みます。そもそも、最近ではデモ行進自体が、滅多にお目にかからぬ「レア」な「イベント」でしょうし、ましてや参加者がみんな白髪姿の「高齢者」ばかりときては、何事かと興味がわくのでしょう。通りかかりの外国人観光客でしょうか、カメラを向けてくるのも、くすぐったい感じです。
あれから7年にもなりました、高齢者を取り巻く状況、若者の「老後への不安」は、ちっとも改善されていない、、、ばかりか、大いにシンコク化してしまってます。毎年、毎年「年金一揆」を繰り返し、今なお筵旗を下ろせない所以です。
振り返れば、こんな過去記事を書いてます。平日の実施ですと、退職後もアルバイトの都合で参加できない年もありましたが、今年からは完全に自由の身になりましたので、まだまだ参加回数を更新することになりそうです。
ネンキンに関心あり、の巻(2019-10-28)
悪いマクロと良いマクロ?の巻(2019-08-19)
イッキイッキ!の巻(2018-10-16)
「年金裁判」は何に貢献するか?の巻(2015-09-26)
ところで今年の年金一揆は、屋内で実施されました。ひきつづき、大詰めを迎えた年金裁判の「模擬裁判」が行われたからです。チラシには、こうありました。
模擬裁判実施します!!
当日14:00から16:00まで証人尋問裁判の模擬をします!
次回口頭弁論11月24日にむけて、模擬練習をして、本番に臨みたいと思います。7人の証人の尋問を模擬で練習します。裁判当日の傍聴に人数制限がありますので、ぜひ見たいですね。
厳選された原告側証人は、現役世代代表のYさん、国鉄労働者OBのMさん、低年金を強いられている女性の立場からTさん、Iさん、Kさん、現役時代地方公務員として国民年金への加入を訴えてきたAさん。当日、地元での活動のため、やむなく欠席されたNさんの年金切り下げが地域経済に及ぼす悪影響についての陳述内容は、担当の吉村弁護士が概説されました。いずれも、それぞれの人生の重みがにじみ出る「証言」で、短い時間ながら、深く心を打たれました。「短い時間」とはいうものの、その「思い」の切実さは並々ではなく、勢い当初の予定を遙かに超えて、終わりは夕暮れ迫る頃となりました。
ところで、前日の10月29日は、年金者組合地元支部の「昼食とくつろぎのひととき」を楽しんだばかりです。秋晴れの行楽日和ですが、コロナの日々、例年恒例の旅行も、会食も避けなければなりませんから、『ふれあいセンター』での、ささやかなランチタイムをご一緒したのです。そのうちの五人とさらにもうお一人が、年金一揆と模擬裁判の一連の行動に参加しました。お互い様ながら、お疲れ様でした、、、。
朝散歩の画像を載せておきます。
昨日(10/30)の夜明け方です。
RICOH GXRに、スーパータクマー(Super Takumar)1:1.8/55mmでの撮影です。
続いて今朝(10/31)。
RICOH GXRにカメラユニット「RICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VC」を装着。広角側の24mmでの撮影になります。1/1.7型有効1,000万画素CCDというスペックですが、なかなか優秀な写りと思います。
今日はこれにて。
10月のストック写真、の巻 [折々散歩]
10月も押し迫って参りました。
ここ何日かの散歩写真を掲載しておきます。
すべて、FUJI finepix s1の画像です。
稲刈り作業がすすんでいます。
すっかり刈り取られた田圃に、雨が溜まっていたのはいつのことでしょう。今週は、晴れの日がよく続いています。
ダイサギ。
コサギ。
群れて舞うと、
アオサギ。
セキレイ。
クサシギ。
ヒヨドリ。
モズ。
最近の感慨深いニュースの第1は、核兵器禁止条約が、ホンジュラスの批准により批准・参加国が50カ国に達した事により、来年1月22日に発効することが決定したこと。
原水協通信web版の記事を引用させていただきます。
2017年7月7日、国連加盟国の3分の2を超える122か国の賛成で採択され、同年9月20日に調印(署名)・批准・参加の受付が始まった核兵器禁止条約。
2020年10月24日、新たにホンジュラスが批准書を国連事務総長に寄託して50か国となりました(ガイアナ、タイ、バチカン、メキシコ、キューバ、パレスチナ、ベネズエラ、パラオ、オーストリア、ベトナム、コスタリカ、ニカラグア、ウルグアイ、ニュージーランド、※クック諸島、ガンビア、サモア、サンマリノ、ヴァヌアツ、セントルシア、エルサルバドル、南アフリカ、パナマ、セントビンセント及びグレナディーン諸島、ボリビア、カザフスタン、エクアドル、バングラデシュ、キリバス、ラオス、モルディブ、トリニダード・トバゴ、ドミニカ、アンティグア・バーブーダ、パラグアイ、ナミビア、ベリーズ、レソト、フィジー、ボツワナ、アイルランド、ナイジェリア、ニウエ、セントクリストファー・ネイビス、マルタ、マレーシア、ツバル、ジャマイカ、ナウル、ホンジュラス)。※クック諸島、ニウエは、同条約に調印せずに加入書を国連に寄託しました。加入は批准と同じ法的効力を持ちます。
核兵器禁止条約は、90日後の2021年1月22日に発効します。
核兵器禁止条約に署名した国一覧(2020年10月24日現在、84か国。★は批准した国)
アルジェリア、アンゴラ、★アンティグア・バーブーダ、★オーストリア、★バングラデシュ、★ベリーズ、ベナン、★ボリビア、★ボツワナ、ブラジル、ブルネイ、カーボベルデ、カンボジア、中央アフリカ共和国、チリ、コロンビア、コモロ、コンゴ、★クック諸島(※)、★コスタリカ、コートジボワール、★キューバ、コンゴ民主共和国、★ドミニカ、ドミニカ共和国、★エクアドル、★エルサルバドル、★フィジー、★ガンビア、ガーナ、グレナダ、グアテマラ、ギニアビサウ、★ガイアナ、★バチカン市国、★ホンジュラス、インドネシア、★アイルランド、★ジャマイカ、★カザフスタン、★キリバス、★ラオス、★レソト、リビア、リヒテンシュタイン、マダガスカル、マラウイ、★マレーシア、★モルディブ、★マルタ、★メキシコ、モザンビーク、ミャンマー、★ナミビア、★ナウル、ネパール、★ニュージーランド、★ニカラグア、★ナイジェリア、★ニウエ(※)、★パラオ、★パレスチナ、★パナマ、★パラグアイ、ペルー、フィリピン、★セントクリストファー・ネイビス、★セントルシア、★セントビンセント及びグレナディーン諸島、★サモア、★サンマリノ、サントメ・プリンシペ、セーシェル、★南アフリカ、スーダン、タンザニア、★タイ、東ティモール、トーゴ、★トリニダード・トバゴ、★ツバル、★ウルグアイ、★ヴァヌアツ、★ベネズエラ、★ベトナム、ザンビア ※クック諸島、ニウエは、同条約に調印せずに加入書を国連に寄託しました。加入は批准と同じ法的効力を持ちます。
出典:核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)のウェブサイトで条約の調印・批准状況が分かります。随時更新される予定。
唯一の戦争被爆国たる我が日本政府は、奇っ怪!なことに、批准・参加国に加わらないばかりか、いまだ条約に署名すらしていません。
スガ首相は「現実の安全保障の観点を踏まえていない」と、条約の意義を否定。この禁止条約が、核使用による威嚇も禁じていて、アメリカの「核の傘」に依拠して中・朝などの核に対抗する日本の立場とは相いれないのだそうな。そして、加藤官房長官は、「条約が目指す核廃絶というゴールは、わが国も共有しているが、核兵器国のみならず、非核兵器国からの支持にも十分に広がりがあるのか」「わが国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増す中、抑止力の維持、強化を含め、安全保障上の脅威に適切に対処しながら、地道に現実的に、核軍縮を前進させる道筋を追求していくことが適切だ。条約は、わが国のアプローチとは異なるものであることから、署名は行わないという考え方に変わりはない」とおっしゃってます。エライ人のおっしゃることはよう分かりまへんナ。
なかなか政見や所信、自らの政治理念やビジョンを語ることのないスガ新首相が、やっとおこなった所信表明演説も、つつきどころあふれんばかり---ですが、まともにお相手するのも興ざめですので、深入りしません。
東京新聞(web版)10月27日付が、「25分間の演説に使ったキーワードを、安倍晋三・前首相と比較しながら分析すると、政策を事務的に語る言葉が目立ち、菅政権が目指すビジョンや国家像は見えなかった。」と指摘しつつ、用語について、アベ氏と見比べて、面白い分析をしておられるので、ちょっと紹介させていただきます。
各紙が伝えている、原稿の読み間違いも、アベ氏やアソー氏に比べるとスケールが小さい(?)でしょうかね。
菅義偉首相が26日に行った所信表明演説では、新型コロナウイルス対策を巡り、医療資源を「重症者に重点化します」という部分を「重症者にゲンテン化します」と述べるなど、複数箇所で言い間違える場面があった。
演説の内容は26日朝の臨時閣議で決定しており、首相は議場で原稿を読み上げていた。だが、「薬価改定」を「薬価改正」、「策定」を「作成」、子どもの「貧困対策」を「貧困世帯」などと言い間違えたほか、東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて「人類がウイルスに打ち勝った証しとして」の「打ち」を読み飛ばすなどした。(「毎日」より)
やはり、デンデンのアベ氏、ミゾユウ・フシューのアソー氏の方がインパクトは大きいですな。
今日はこれにて。
ジョビ君あらわれ秋深まる、の巻 [折々散歩]
コツコツコツと火打ち石をたたくような音と、キーキート自転車のブレーキがきしむような鳴き声を、最近ちょくちょく聞くようになりました。ジョウビタキ君が、人里に現れる季節です。
昨日、自然環境体験公園で目撃・証拠写真を捕りました。今シーズン初撮りです。
ムクドリもよく見かけます。
カイツブリの親子。
カイツブリの雛。
日に日に秋が深まっています。
鳥は、PENTAX K5Ⅱ+AFBORG60EDで写しました。一緒に持ち歩いたのは、RICOH GXRに、スーパータクマー(Super Takumar)1:1.8/55mmというのM42スクリューマウントオールドレンズをつけました。このレンズ、1960年代のペンタックスカメラに標準装備された定番中の定番です。モノクロフィルム撮影を前提に作られたこのレンズ、デジタル撮影においても、思いがけない良い色が出ることに感心させられます。もちろん露出もフォーカスも、マニュアルですが。
トウカエデが色づいています。
ハナミズキ。
モミジです。
落葉も季節感を演出します。
水の流れ。
なんか芸術作品みたい、、、
今朝の朝散歩。明るい光があったので、イイ感じに田園風景が撮れました。
いつもの事ながら、常山の眺めです。悲劇の常山城の蹟が穏やかな秋の空気に包まれています。
これまた、戦国城址のある麦飯山が正面に見えます。
こちらは金甲山方面。
日一日と、稲刈りがすすんでいます。
今日はこれにて。
続後楽園スケッチ、の巻 [折々散歩]
9月17日付け記事でこんなことを書きました。
後楽園スケッチ、の巻
最近、妻が、お友達とおしゃべりする場所として後楽園を利用することがしばしばあります。コロナ禍のもと、人出も少なく混雑することもないし、戸外でのおしゃべりなので、密も避けられる、という点に加えて、そのお友達も、スケッチや絵画を楽しむ方だそうで、時間を費やすにはうってつけのようです。私が教育相談ボランティアに出かける日に、一緒に妻を乗せて後楽園に下ろし、午後一緒に帰ることにしています。そのため妻も、年間パスを購入し、既にモトは取ったようです。逆に、私は送り迎えが主で、実際に入園するチャンスがなかなか取れなかったので、先日の園内散歩は、久しぶりでした。
昨日の水曜日が、それに当たり、延養亭が特別に一般開放される(予約必要)とかで、お友達と見学してきたようです。
後楽園のホームページから、延養亭の記事を引用します。
延養亭(えんようてい)
藩主の居間で、園内で最も重要な建物でしたが、戦災で焼失し、昭和三十五年に当時第一級の木材と技術で築庭当時の間取りに復元されました。 園内外の景勝が一望できるように作られており、歴代藩主もここから眺めました。 現在もこの景観の保全につとめています。
夏に書いたらしい妻のスケッチです。
下の写真は。9月15日の撮影です。
こちらは、南口に近い茶店のスケッチだそうです。
アングルは少し違いますが、私の写真。上と同じく9月15日撮影です。
撮影機材はOLYMPUS E30+zuiko deigital70-300でした。
メジロも写していました(トリミング)。
前回記事で書いた後楽園散歩は、一昨日の10月20日(火)のことでしたが、この時もGXRの他にOLYMPUS E30+zuiko deigital70-300を持って言ってました。やはり、メジロがいました。
シジュウカラ。
エナガ。
ちゃんとした画像が撮れないうちに、保存メモリーが満杯になり、シャッターも切れなくなってしまいました。とっさには訳がわからなかったのですが、8GのCDカードではなく、2GのXDカードを使用する設定にしてしまっていました。便利なはずのデュアルスロットなるものの、有り難くない悪戯でした(トホホ)。
容量が残ったいる間に写していたのが下の写真です。
同じダイサギでもお殿様の庭に住むそれは、どこか気品がある、、ワケではない緒ですね。
小さなエビか何かを捉えた模様です。
コガモの姿がありました。
今日はいちにち冷たい雨でした。
お昼前に、市内中心部の百貨店前で、年金者組合の署名行動。高齢者ばかりの行動ですが、皆さん意気盛んです。若者の中にも、自分には関係ない、と通り過ぎる人ばかりでもなく、署名に応じてくれる人もあり、市民の反応は捨てたものでもありません。
午後は、教育相談の学習会。充実の(笑)一日でした。
今日はここまで。
やっぱり捨てられない、の巻 [折々散歩]
ずっと以前こんな記事を書きました。
ジャンク命(2013-08-03-3)
ゴミ屋敷になるよと、妻に責められます。持てあましてだいぶ捨てましたが、捨てきれないモノもいっぱい残っています。
私の「ジャンク道」のお師匠は、見捨てられたモノにも光るところがある。そこに命を与える醍醐味は、教育も同じ。と含蓄のある教えを下さいました。
ジャンクで組んだpcも、みな可愛いけれど、いかんせん、ガソリン食いのアメ車さながら、ソフトウェアもOSそのものも、CPUの処理速度、大容量のHDD・メモリを必要とするようになり、次々と舞台から退場してゆきました。
なによりもWindowsのサポート終了というのが、納得できません。windows98、せめてwindoes2000で、私には十分なのですが。
こんな感じの書き出しで、もっぱら組み立てパソコン関係の愚にもつかない与太話を書き連ねています。いつまでも、懲りることなく、こんな記事も書いてます。
羊頭狗肉か牛頭馬肉か、はたまた竜頭蛇尾か?の巻(2019-02-20)
私の趣味は、たとえれば、百円ショップでおトクそうな日用雑貨を漁ったり、スーパーの閉店間際の半額セールで生鮮成食品を物色する境地に似ております。試しに、当ブログの記事を「ジャンク」というキーワードで検索をかけると。出てくるわ出てくるわ。
最も古い記事はこれでした。
ジャンク命
(中略)
ジャンク漁りの対象は、pcオーディオなど多岐にわたりますが、カメラやレンズ関係がかなりの部分を占めます。なかでも頻度高く登場してくるのはこの記事でも取り上げた機材の話題です。
お前は歌へ お前は赤まゝの花やとんぼの羽根を存分に歌へ
(前略)
PENTAX社は、ユーザーが過去の資産を利用し続けられるよう、互換性を保ちながら新製品を開発するというコンセプトを保ってきたメーカーだと言える。フィルムカメラ時代、同社が、Minolta社の後を追ってAF(オートフォーカス) 路線に参入したとき、Minolta社が採用し、後にCANON社はじめ各社も追随した、新開発のマウントにより新たなAFシステムを開発するという路線を取らず、これまでのKマウント・KAマウントとの互換性を担保しながら、それをAF化したKAFマウントというものを開発・採用した。このおかげで、マニュアルレンズとしてなら、旧来のマニュアルレンズも、原則的にこれまで通り使える事になった。さらにありがたいことに、m42(スクリューマウント)レンズという、スーパー級のオールドレンズも、m42マウント→kマウントという、マウント変換アダプターを介しさえすれば、立派に使えるという楽しみを提供してくれている。
前回記事の「smcタクマー1:1.4/50」も、れっきとしたジャンクレンズですが、昨日はもっと『筋金入り』のジャンクレンズを引っ張り出して、久しぶりで使ってみました。RICOH GXRとの相性はいかがでしょうか?
MADE IN JAPAN MC 1:2.8 f=2.8 などと刻印されているのみで、製品名もメーカー名さえ表示されていません。マウントはm42スクリューマウントです。前回記事の 「smcタクマー1:1.4/50」に比べると、少しくらいですが、28MMのこうかクレンズという点と、最短撮影距離が0.3mという点(「smcタクマー1:1.4/50」は0.45m)が特徴と言えるでしょうか?
さてどんな写りでしょうか?
昨日の後楽園で試してみました。
駐車場近くに咲いているコスモスです。
メランコリックな、昔の写真みたいです。
後楽園周縁道から望む岡山城。このアングルでしょっちゅう撮影しますので変わり映えしませんが、これまた年経た写真を思わせます。
逆光に弱いことは歴然としていますし、カメラのせいかレンズのせいか、露出がかなり暴れますが、「ジャンクレンズにしては」という接頭語をつければ、ちょっと感心する画像を見せてくれます。
水の色や空の色に、味わいがあるような気がします。
左は茶畑、正面に見える建物は「新殿」。傍らに柿の大樹が鈴なりの実をつけています。
近づくとこんな風です。
以前この記事でも話題にしました。
後楽園初散歩(2015-01-07)
目をひく大きな柿の木の下の建物は「新殿」。「新御殿」とも呼ぶそうです。
たわわに実る柿の実が赤く色づいています。
通りかかりのご婦人がおっしゃるには 、「実が食べられずにこんなに残っているのは、渋柿かしらね」。
以前ここでメジロの群れが宴を楽しんでいたのを目撃したことがあったので、 その旨申し上げると、「向こうでメジロの群れを見たわ。ヒヨドリの声もするけれど、、、』と不思議そう。そうですね、あんなに貪欲な大食漢のヒヨドリが、少しも手をつとようとしない(イヤ、嘴をつけようとしない)のは、やはり渋柿なのでしょうかね?以前、メジロ達の宴会を見た時は、熟柿になりきっていたのかも知れません。
足もとのありきたりな道にも、表情が現れる気がします。
ガラクタレンズですが、、、やっぱり捨てられません。
今日はここまで。
。
晩秋?いや、初冬かも? [折々散歩]
10月16日(金)、昼間は用事があったので、散歩は夕方になりました。日暮れが早くなり。しかも曇り気味なので、光が足りません。明るいレンズが必要かな?と引っ張り出したのは、正真正銘のオールドレンズ。smcタクマー1:1.4/50です。
『タクマー』の名前からお察しの通り、kマウント以前の、m42スクリューマウントのレンズです。ちなみにタクマーとは、当時のPENTAX社(旭光学)初代社長の弟が梶原琢磨氏であったことから、「切磋琢磨」の意をこめて名付けたとされますね。
これを、RICOH GXRに装着するには、レンズ+m42→kマウントアダプター+kマウント→ライカマウントアダプター+GXR MOUNT A12+ボディという、複雑な組み合わせになります。レンズ自体は、F1.4の大口径レンズとはいえ、現代の見慣れたズームレンズなどに比べると、小さくコンパクトです。が、金属とガラスの組み合わせですから、ズシリと重いです。
このレンズ、以前、カメラ店のジャンクコーナーで入手したと思いますが、購入時はそれほど気になりませんでしたが、改めて取り出して、光にすかしてみると、かなり曇りor薄カビが見えます。単純な構造のレンズですから分解掃除すればきれいになるはずですし、分解方法もネット上に紹介して下さっている方がありますが、老眼の身では億劫なので、やめておきます。どうせ、ビスが余ったり、ネジ山が潰れたりするのは容易に想像できますから(汗)
18日(日)の朝は、雨が上がり、晴れの兆しでしたが、地面は梅雨しげく、遠景も霧に煙っています。
やはり、RICOHGXR+smcタクマー1:1.4/50を持って出ました。
稲の刈り後に前日の雨水が溜まっており、稲穂や稲葉に水玉が宿っています。
SNSのお友達が、カモ到来のニュースを報じておられました。
というわけで、今朝は、県知事選挙の期日前投票を済ませてから、深山公園へ確認に行ってみました。きのうの記事では「秋ですなあ」と書きましたが、今日は小雨が降ったりやんだりで、冷たい空気が晩秋か初冬を思わせます。今日の予報では、我が地方の最高気温は20℃だそうで、実際の我が家の午前中の温度計は、17度といったところ。寒いわけです。
確かに、カモの群れがやってきてました。先遣隊ですか。
圧倒的に個体数が多いのは多いのは、ヒドリガモです。
オナガガモの姿もあります。
確かに、もう、初冬カモです(オソマツ)。今日はここまで。
秋ですなあ、の巻 [折々散歩]
10月15日(木)の公園散歩で、コゲラを写しましたが、背景のモミジに改めて秋を感じさせられます。
こんな落葉も、、、。
まだ、エゾビタキがいました。
ヤマガラは、いつものように愛嬌を振りまきます。
セグロセキレイ。
上の写真は、PENTAXks1+AFBORG60EDによります。
さてこの日の朝散歩。
RICOH GXR+オールドロシアレンズ インダスター61。
苅田に朝日が射す頃。
光の加減が面白い写真を生みました。
秋ですなあ。
今日はこれにて。
「秋の空は七度(ななたび)半変わる」、の巻 [折々散歩]
ことわざに「秋の空は七度(ななたび)半変わる」と言うそうです。
昨夜から、冷たい雨が降っています。
今朝の散歩は、防塵防滴カメラの出番です。
by PENTAXK30+smc PENTAX-DA 50-200mm F4-5.6 ED WR。
いちにち雨で、散歩には向きません。そのため、デスクワークがはかどりました。孫たちに、特製スパゲッティ(ナポリタン)をごちそうしたり、夜はお泊まりのお相手をしたりと、何かと忙しいのではありますが、、、。
ところで、ここ数日の散歩写真が溜まっていますが、前回記事と同じ10月13日(火)の自転車散歩の記録を追加しておきます。景色だけでなく、鳥の写真も撮りました。PENTAX Ks1+AFBORG 60EDもリュックに入れていましたので。
過去にもご紹介した鳥のなる木。
ウとサギが、シェアしあっていました。
稲田をダイサギが舞っています。
よく見ると、クチバシでかなり大きな魚をくわえています。ナマズかなんかに見えます。トリミング画像を載せておきます。
稲田のアオサギ。
稲田のダイサギ。
アオサギとダイサギが並んで世間話をしてます。
栴檀(センダン)の木に止まるシラサギ。(コサギかな?)
栴檀草(センダンソウに止まるホオジロ。)
センダンソウに止まるモンシロチョウ。
ツマグロヒョウモン。
モズ。
ススキの穂。
この日は25℃を超える暑さでしたが、この雨以降、11月なみの冷え込みが見込まれるそうです。今日はこれにて。
ちょっとフライング、の巻 [日録]
二つほど重なっていた仕事が、少し片付きました。その一つに関係するのですが、私が編集のお手伝いをしているある冊子が、大体発行のめどが立ちました。その冊子には、「埋め草」として、こんな文章を投稿しておきました。日の目を見るのは今しばらく先ですが、フライングはお手の物。ホットなうちに、ちょっと紹介させていただきます。
衣の下の鎧が丸見え-菅新政権の1ヶ月
病気再発を理由に、突如政権を投げ出した安倍晋三氏の「後継」「継承」を標榜して、菅新内閣が誕生しました。「たたきあげの苦労人」「気さくな人柄の令和オジサン」「パンケーキ好きのお茶目な一面」という電通仕込み(?)のイメージ演出が効を奏してか、もはや「死に体」だった安倍政権末期の支持率低落の状況が、一気に回復を見せたかに思えましたが、どうやら、化けの皮が剥がれるのも早かったようです。
この政権移行は、モリ・カケ・サクラなど、自身(夫婦)に関わるあいつぐ疑惑の発覚や、拙劣極まるコロナ対策(無策)をはじめとする失政・悪政にたいする国民的批判の高まりが、もはやかわしきれない段階に至っていたもとで、政治の根本的転換を回避して安倍政治の継承・存続をはかろうとする日米支配層のサシガネによることはミエミエです。菅氏こそは、そもそも安倍悪政の「共同正犯」であり、安倍氏ほど「脇の甘さ」がない分、余計危険、とも言われます。
現に、就任早々、(将来の)消費税増税に言及し、国民の苦難には、まず「自助」で対処せよ、それで困ったら「共助」でやれ、いよいよ最後の「セーフティネット」の役割をのみ「公助」が担う、との姿勢を強調し、福祉・国民生活の一層の切り下げ方針をあらわにしています。
重大なのは、「学者の国会」とも呼ばれる学術会議の人事に、泥手を突っ込んできた一件にあらわとなった強権体質。まさに、衣の下の鎧が丸見えとなることで、国民の幻滅が広がり、それは急速な支持率低下に表れています。菅氏は、安倍政権時代常態化してきた官邸による強権政治の中心を担ってきた張本人で、人事権をタテに官僚を牛耳り、あるいは、マスコミに介入し、意に染まない分子は排除するのが、彼の磨き抜いてきた手法でした。今回の学術会議人事への介入は、その延長といえるでしょう。
菅首相は、例のごとく、「批判は当たらない」「学問の自由とは全く関係ない」と、スガ語法を駆使して、根拠も示さずオウム返ししていますが、この問題が学問の自由、ひいては思想信条の自由に直結することは明瞭です。なぜなら、何ら理由も示さず、学術会議からの推薦を受容したり拒絶することは、「研究内容の何が許容され何が排除されるのか?」「政権の意に染まぬ人物は排除されるらしい」etc.という疑心暗鬼を増幅させ、自主規制に次ぐ自主規制、忖度に次ぐ忖度を、学問研究の世界に蔓延させずにはいないからです。
学問研究の自由を揺るがすこの事態は、教育にとっても重大問題です。学問の自由・研究の自由が侵される状況下では、教育の自由もなりたたないからです。教育に携わる者すべてが、我がこととして、機敏に声を上げるべき時ではないでしょうか。
パソコンには向かっているのですが、他にもお手伝いしているHPの管理に手を割かれ、当ブログを更新する暇がありません。前回記事で紹介したオールドコンビ、RICOHGXRとオールドロシアレンズの組み合わせの画像を、ちょっと載せておきます。
まずは10月12日(月)の撮影画像です。郷里の老父母宅から1kmあまり離れた街並近辺のスケッチです。
お次は、10月13日(火)のご近所散歩。
天気がよいので自転車で走ってみました。
こちらの正面は常山。
児島湖畔まで移動してみました。
常山がこんな姿で眺望できます。
悪い写りではないと思います。ただ、50mmレンズなので、APS-Cカメラだと約1.5倍、つまり75mm相当の中望遠レンズの効果になります。風景撮影では、広角撮影もしておきたかったので、OLYMPUSPL7に17mmレンズをつけて、大体同じような場所を撮っておきました。
デジタル時代の危機だけに、シャープな絵を得られます。
どちらのカメラも、まだ飽きません。
今日はこれにて。
本題は?の巻 [趣味]
台風14号の余波で、雨風が、外出を妨げます。わが地方は、災害につながるような影響は免れ、何よりでした。
一昨日は、県知事選挙の公示日。県政の転換をめざす候補者やスタッフの方々をはじめ、友人知人の誰それも、雨の中をポスター貼りやら街頭演説やら、ビラ配りやら、年齢や身体的・家庭的状況を押して頑張っているので、私もちょっとだけお手伝いはしてます。
昨日は10月9日で、「9の日」です。地元九条の会が、九条改憲反対を掲げて、毎月9日の午前九時から、スタンディングアピールを続けていますが、この日も予定通り実施されました。前日、この会の中心のQさんに出会ったとき、「台風の影響で、雨のようだから、もし雨が降っていたら中止」とおっしゃっていましたが、幸いなことに曇りの天気。少々風は冷たく感じられたものの、90歳代、80歳代の先輩方も含めて、いつものメンバーで、心地よいスタンディング行動ができました。
この場での雑談で、ひときわ話題になったのは、スガ首相の「たたきあげの苦労人」「気さくな人柄の令和オジサン」「パンケーキ好きのお茶目な一面」という、CMとして作られたイメージの化けの皮が、一気に剥がれ落ち、衣の下のヨロイが丸見えになってきたこと。とくに、学術会議の人事に泥手を突っ込んできた一件です。
あらましこんな、やりとりです。
世間では、まだ他人事、対岸の火事という反応。特にメディアの対応の鈍感さが気になる。忖度の病膏肓に入るという状況?。むしろ「ネイチャー」「サイエンス」誌や、有力新聞など、海外のメディアの方が、率直で本質的な批判を寄せている。
法外にお友達を優遇し、尻尾を振り競い合って恭順の意を表する家来だけに恩寵を与える(自分の身に火の粉が及びそうになると、あっさりと非情な手のひら返しで切り捨てるが)反面、政権の気に入らない相手には、陰湿なお仕置きをするというのが、安倍内閣スガ官房長官時代からの一貫した姿勢。ことは学問・研究という特別な分野だけの問題ではない。国民一人ひとり、殊に言論・表現の分野にとっては死活問題であるはず。この分野からも、もっと、機敏な発信があってしかるべき。
スガさんは例のごとく、「批判は当たらない」「学問の自由とは全く関係ない」と、スガ語法を駆使して、これまた根拠も示さずオウム返ししているが、問題が学問の自由、ひいては思想信条の自由に深く直結することは明瞭だ。なぜなら、何ら理由も示さず、学術会議からの推薦を受容したり拒絶することは、「研究内容の何が許容され何が排除されるのか?」「政権の意に染まぬ人物は排除されるらしい」、「こうかしら、ああかしら」という疑心暗鬼を増幅させ、自主規制に次ぐ自主規制、忖度に次ぐ忖度を、学問研究の世界に蔓延させずにはいないだろうから。
学問研究の自由を揺るがすこの事態は、教育にとっても重大問題で、学問の自由・研究の自由が侵される状況下では教育の自由もなりたたない。教職員組合にも最大限の対応が求められているのではないか、、、などなど、話は弾みました。
昨日の午後は、年金者組合の集まりがありました。ここでも、県知事選挙と、スガ専制の話題でもちきりでした。
前置きが長くなりました。こからが、今日の本題。
雨の合間の、朝散歩での写真です。
白(クリーム色?)のヒガンバナ。
小川のほとりに群生する赤いヒガンバナ。
七変化(ランタナ)
そして、コスモス。
いずれも、特に珍しくもない、路傍の花ですが、レアなのはこれを撮影した機材です。今日の話題の中心は、これです。
カメラは、RICOH GXR。レアものです。
このカメラの説明文を、メーカーサイトから少し引用しておきます。
ボディ
GXR 販売終了希望小売価格:オープン価格
発売日:2009年12月18日GXRは、本体とカメラユニットで構成される、新しいカメラシステムです。それぞれのカメラユニットは、焦点距離の異なるレンズと最適化したタイプ/サイズの撮像素子、画像処理エンジンを搭載しています。これを交換することにより、多彩なシーンに対応。表現力への高度な要求をクリア。カメラユニットの着脱にはスライド機構を採用し、すばやく確実なユニット交換を実現しています。
ユニット交換式だから実現できる、小型・高性能なレンズ設計
レンズこそ写真の命です。これまでのレンズ交換式カメラシステムでは、マウントやレンズ後玉から撮像面までの距離、いわゆるフランジバックやバックフォーカスを確保するという制約があり、光学性能と小型化を両立させることは困難でした。しかし、マウントを持たず、バックフォーカスも自由に設定できるGXRなら、光学的に最も無理のないレンズ設計と将来的な発展が可能です。この合理的な発想から、コンパクトさと「写り」を妥協することなく追求したカメラユニットが生まれます。
レンズと撮像素子の能力を余さず引き出す、最適チューニング
レンズと撮像素子が持っている本来の性能を活かすためには、それらをユニット化するのが理想的といえます。たとえば、撮像素子の表面を覆っているローパスフィルター。このフィルターは偽色や色モアレを防ぐ一方、効果を高めるほどレンズの分解能が犠牲になるというジレンマがありました。これまでのレンズ交換式カメラシステムでは、すべてのレンズに単一のローパスフィルターで対応するため、効果の過不足が避けられません。
それに対してGXRでは、レンズの分解能に最適化した、専用フィルターを設計することが可能です。これにより、しっかり偽色を防ぎつつ、解像力への影響を抑えることに成功しています。ホコリを気にせずレンズを変える。防塵性に優れた高気密システム
これまでレンズ交換式のデジタルカメラは、撮像素子にホコリが付着しやすいという、システム上の問題がありました。GXRのカメラユニットは、レンズと撮像素子を一体化。交換に際してカメラ内部を露出する必要がないため、ホコリが侵入しにくい構造です。しかも、ユニット内部は遮光壁で厳重に密封。ホコリの多い撮影環境でも、躊躇することなくカメラユニットを交換できます。
※端子をホコリから保護するため、未装着時は本体、カメラユニットともに端子キャップを使用してください。
確かな精度と信頼性を目指した、スライド機構
一眼レフカメラのマウントがそうであるように、GXRのシステムを象徴するのがガイドレールです。信頼性の高いスライド機構を実現するため、このレールに耐蝕性と強度に優れたステンレスを採用。軟窒化処理によって表面硬度と耐摩耗性をさらに高め、精度のよいスライドと確実な着脱を可能にしました。これと樹脂部材や圧接バネを組み合わせることにより、適度な滑り心地や静粛性も確保しています。なお、開発にあたってはハードな着脱試験を実施。機械的・電気的な接続の信頼性を確認しています。
愛着にふさわしい耐久性と高級感。マグネシウム合金の外装
本体はもちろんカメラユニットも、外装カバーにマグネシウム合金を採用。マグネシウム合金は軽くて強く、成型精度、放熱性、電磁シールド効果にも優れた、デジタルカメラにとって理想的な素材のひとつです。GXRでは、これに高品位と耐蝕性を兼ね備え、滑りにくい梨地の焼き付け塗装を施し、耐久性と信頼性、高級感のある外装を実現しています。
この本体に、適当なレンズユニットを組み合わせて(合体させて)、使います。上の撮影に用いたのは「マウントユニットA12」という、これまたレアものです。
レンズマウントユニット
販売終了
電子シャッター設定時最速1/8000秒
希望小売価格:オープン価格
発売日:2011年9月9日ライカMレンズなどに対応した、ユニバーサルマウント
長い歴史と豊富な対応レンズを誇る、Mマウントと互換性を確保。ライカMレンズなどを装着できるほか、マウント変換アダプターを使用することで、さらに多様なマウントのレンズに対応が可能です。数々の「銘玉」や使い慣れた「愛玉」を活用し、その魅力を再発見することができます。ピント合わせはマニュアルフォーカスのみ。お手持ちのレンズが物理的に装着可能か確認するための、チェッカーも同梱しています。
ボディもマウントユニットも、新品だとなかなか高額でしたから、もちろん中古で購入しました。それでも、どんな使い方ができるか不確かで、中古の代金さえもリスクいっぱいの冒険でした。なにしろ、「ライカMレンズ」など、持ち合わせていないばかりか、触ったこともありませんでしたし、、、。まずは、手元にあるPENTAX Kマウントやm42マウントのオールドレンズを、アダプターを介して装着装着して遊ぼうと思ったのでした。
例えばこんな過去記事のごとく。
相も変わらぬガラクタ較べ、の巻
ちなみに今朝の散歩、リコーGXR+A12(ライカM)レンズマウントユニット+PENTAXKマウント用アダプターに、smcPENTAXM50f1.7をつけて持って行きました。四十年以上も前の、しかも普及タイプの標準レンズですが、いい線行っています。
smcPENTAX M50 f1.7は、フィルムカメラ時代のPENTAX MEに標準でつけられた、軽量コンパクトなかわいらしいレンズです。でもGXRと組み合わせると、十分おおきく重くかんじられます。
レンジファインダー用に作られたL39マウントのレンズだと、どんな具合なんだろうか?という思いを抑えきれず、2年ほど前、オークションで入手した中古レンズがインダスター61というロシア製のオールド廉価レンズです。
こんな記事に書いたとおりです。
恍惚の廉価レンズ遊び、の巻
昨日の記事で、インダスター61という中古ロシアレンズを話題にしました。コンパクトな外出用(軽装散歩用)カメラへの志向が、私の長年の習性(?)になっているような気がします。
このブログにも、以前から同じようなことを何度も書いています。(中略)
私は、「ペンタックス党」にも、「オリンパス党」にも属していません。
特別のファンでもないし、特別の贔屓というわけでもないと思います。
でも、一眼カメラに限って言えば、メジャーなN社・C社のものを使ったことがありません。so-net会員でありながら、sony(そしてミノルタ)のカメラとも、 縁がありません。(コンデジは別ですし、C社の事務機器やプリンターは、毎度毎度使わせて貰ってます。sonyの電気機器は、身の回りにたくさんあります。特にベータ方式のビデオ機器から、8mmビデオ、デジタル8mmビデオのカメラ・録画再生装置には、長くお世話になりました。)
偶然の縁で、社会人になった最初のころ、初めて買った一眼カメラがPENTAX MEというカメラでした。(中略)
確か、結婚を間近に控えていた頃で、カメラがあっても良いかなと考えていた油断に「つけ込まれた」形です。このメーカーのこの機種を選ぶ積極的な動機は見あたりませんが、一見してスタイルと言い、手になじむ感覚と言い、フィルム巻き上げの感覚や、シャッター音など、メカニックで、洗練された感じが気に入ったことは確かです。
そのあと、ずっと、ペンタックス製品とつきあってきました。
期待して新機種を買っても(大抵エントリー機~中級機レベルのグレードの機種でしたから) いつも、何か物足りない不満感を覚え、隣の芝生を見るたびに悔しい思いを抱き続けたのも、確かです。
それなのに、なぜ乗り換えようとはしなかったのか?
不思議と言えば不思議です。
子ども自分、「巨人、大鵬、卵焼き」という言葉がはやりました。大勢の人がもてはやすもの、メジャーなものの代表です。
子ども心にこれに反発を感じた私は、巨人よりは阪神を、大鵬よりは柏戸を(それより、なぜか、安念山のファンを自認していました)、 応援したい傾きがありました。
最後の卵焼きには、代替物が見あたりませんでした。
「巨人、大鵬、卵焼き」。これに続けて「自民党」と付け加えても良かったかも知れません。
同じ理由で、自民党よりは社会党を、子ども時代の私は応援したいと思いました。当時、大人達は、縁側談義の折など、ことある事に自身の生々しい戦争体験を語っておられ、居合わせた子ども達も聞くともなくそれを聞くような場面がよくありました。多くの場合、話は次第に熱を帯び、武勇談に似たトーンに彩られる傾向がありました。そして、たいていの場合、命からがら生きのびた苦難の話題に及び、「戦争はおえん(駄目だ)。平和が一番じゃ」という結論におさまるのでした。
お隣の、同級生の友達のお父さんは、鉱山の坑内で仕事をしておられる筋骨たくましい方で、従軍経験もお持ちでした。床の間には天照大神の掛け軸と、白馬にまたがった昭和天皇の凛々しい軍服姿の写真が、額に飾られていました。
この方が、あるとき、「自民党が政治を続けたら、また戦争になるかも知れん」 と、子ども達に向かって語ったことがありました。
当時の私達は、戦争は過去のものであり、平和憲法を持つ我々は、永久にそれを捨てたはずだと信じていましたから、現実の世にふたたび戦争という選択肢が登場するなどは、想像の域を越えていましたので、この言葉は、「サンタクロースはいない」と、友達から聞いた時と同じような衝撃を私に与えたものでした。
自民党でなければ社会党、と、単純に子ども心に思ってきました。「護憲政党」というのは、無条件に正しいと考えたのです。今では、その「社会党」という政党も、いったん政権についたものの、拭いがたいがっかり感を残して、雲散霧消してしまいましたが、 紆余曲折した、またまた自民党が圧倒多数を占め、改憲準備を着々と進めている今の時代、「自民党が政治を続けたら、また戦争になるかも知れん」というお隣の小父さんの危惧が、せめて杞憂でありますように祈らずにはいられません。
またまた、とんだ脱線でした。(中略)
話を戻します。
サンライズカメラさんのブログ記事にこんな記述がありました。。
Industar(インダスター)安価なロシアレンズの代表の特徴とは?
Industarとは、ロシアレンズのなかでも廉価なラインの交換レンズに付けられた名前。
他のロシアレンズ同様、大量生産されたためとても安価に中古を購入することが可能です。
設計に無理がないため描写も良好。
テッサー同様の3群4枚構成のレンズは、切れ味鋭い描写をみせてくれますよ。
中略
インダスター61
レンズ構成 3群4枚
マウント ライカLマウント(キエフ用も存在)
ライカLマウントのインダスター61は、インダスターシリーズのなかでももっともメジャーなレンズのひとつ。
長期間に渡って大量生産されたため、各種のレンジファインダー用レンズのなかでも、もっとも安価に購入できることでも知られている製品です。
安価なレンズとはいえ、けっして描写に劣った部分がないのがすごいところ。
それもそのはず、このレンズの構成は、3群4枚の正調テッサータイプ。
ツァイスのテッサーは「鷹の目」と呼ばれたほどに切れ味するどいことで知られています。
コーティングはマルチコートです。
インダスター61のバリエーション
インダスター61は製造期間が長く、レンズ名や外装などにバリエーションがあります。
基本的にはレンズ構成も同一と思われるにもかかわらず、焦点距離の表示まで異なります。
(中略)
インダスター61 L/D(右)
このレンズですが、焦点距離の表示に53mmと55mmという2種類があります。
基本的にはレンズ構成は同じと思われるため、なぜ表記が違うのか謎です。
絞り羽根は6枚。
製造年代が新しいため作りが粗いこともありますが、レンズ性能自体は良質です。
同時代のカメラボディとしてはFED5が相当します。リコーGXR+インダスター61という選択は、「『これ一台で間に合う』というオールマイティカメラ 」の対極に位置するもの。画角が55mmと固定している上に、最短撮影距離は100cmと遠い。何よりも手動フォーカス、かつ手動絞りの、徹頭徹尾 マニュアルレンズ。臨機応変の軽快な撮影など望むべくもありません。
でもコンパクトさにかけては、特筆ものです。
こんな記事を書いたことなどは忘れてしまい、最近何時間もかけて、インダスター61レンズについてネット検索を続けてきました。インダスター61には、いわゆる「星ボケ(ダビデ型の六角星ボケ)」が現れるという情報を、以前からインプットしていましたが、私の所有個体はそれに該当しないようです。同じ商品名でも、製造時期やその他の事情で、幾種類ものバージョンがあるらしいことも知りました。レンズ正面に刻まれた刻印も、キリル文字(ロシア文字)のものと英語表記のものとがあるらしく、私のものはキリル文字です。
写真で見る限り、このお店で取り扱っていた商品と、よく似ているように思えます。
旧ソビエトのオールドレンズを最新のミラーレスカメラで使おう
「Industar-61 L/D 55mm f/2.8」は、旧ソビエト時代に作られたレンジファインダーカメラ「FED-5」の標準レンズで、55mm f/2.8の単焦点レンズです。
(中略)
ハリコフのFED社にあったデットストック品から程度の良いものを選び出して、元FEDのスタッフが整備した物を輸入しています。
旧ソビエト連邦ウクライナの名レンズ
Industar-61 L/D 55mm f/2.8は、酸化ランタンを含有した高屈折率硝子を含む、3群4枚構成のテッサー型レンズです。
この希少素材のおかげで、従来のガラスに比べ屈折率が高く、球面収差や色収差などの改善されることにより、描写力が大変優れています。大口径で明るくシャープな写りであり、色味が鮮やかなレンズです。
キリル文字の刻印は、比較的古い時期の製品との情報目にした覚えがありますが、数字が並んだ製造番号の最初の二桁が、製造年だとも言います。私のレンズは、すると9273・・・と続いていますから、1992年の製造ということになりますかま?また、上のお店の商品写真では.93・・・とあります。ソ連崩壊が1991年12月25日ですから、どちらも、その直後のものと言うことで、何やら歴史の重みを感じてしまいます。
今日はこれにて。
秋日、の巻 [折々散歩]
4日の日曜日は,保育園の運動会でした。コロナの影響で、学年ごとに時間を変えて演技を行い、観客も一家族四人未満に制限されます。たまたま、高校生と中学生の兄たちが部があって、パパ、ママ、姉(小4)とジイジが見学しました。
年長組ですので、保育園最後の運動会です。しかも、一番下の妹ですから,子の家族にとって、最後の保育園の運動会とあって、感慨深いところです。朝、起床時は,「運動会い来たくない」とぐずっていた女の子でしたが、演奏、ダンス、リレーと、最後まで頑張りました。
5日の月曜日は、郷里へ。90才になる老母が腰を痛めて、ほぼ毎日92才の老父の運転で整体に通っていますが、この日は父の通院予定で、私が母を載せて整体医へ連れて行くことにしました。治療待ちの間、近所を散歩しました。
田舎の秋の景色が,ちょっと絵になります。
純正でないレンズフードのせいで、広角だとケラレ(周辺光量不足)ます。これも、味?
センダン草に赤トンボ。
センダン草に、モンシロチョウ。
ところで、例のごとくフェイスブックは、昔の記事を思い出させてくれる通知を送ってよこします。今日は、5年前のこんな写真を思い出させてくれました。
日曜日、半田山植物園を歩きました。秋の花が咲き誇っていました。赤トンボもいました。百間川でカイツブリの家族を写しました。ブログ記事はこちらです。
今日は上天気に誘われて、ちょっと農作業。午後は、自然環境体験公園を歩いてみました。
いたいた。カイツブリの親子です。
5年前は、親鳥が魚をくわえていましたが。今日の親鳥がくわえているのは,水草の切れ端のようです。巣材でしょうか?
ところで、先日の記事で、ここで撮影し、エゾビタキとしてご紹介した画像について、M師が、最後のはコサメビタキでは?と指摘してくださいました。私も、腹の部分が白っぽいなあという気はしていたのです。
今日も探してみましたが、、、、
それらしい小鳥を見たのは一瞬だけでした。
これはエゾビタキかな?
水辺には、カワセミの姿もありましたが,撮影ならずでした。近くにいたセグロセキレイ。
コゲラです。
トランプ大統領、退院だそうです。徹頭徹尾自分ファーストで、自らが感染源となることへの配慮、警戒は持ち合わせてないようです。
困ったものです。
今日はこれにて。
明月その他、の巻 [折々散歩]
昨夜の月が中秋の名月だそうで、一応写真に撮っておきました。が、いつのものことながら、なかなかうまく写せません。
いくつかの機材で試してみましたが、やはり、歩留まりの良かったのはこの二つでした。
PENTAXK5Ⅱ+AFBORG60ED。
でも、自動露光だと、真っ白になってしまいます。
何段階か、マイナス補正をかけてみると、やっと、ウサギさんが見えてきます。
FUJIFINEPIXS1は、こんな被写体に強いようです。
デジタルズームだと、ここまで拡大撮影できます。
今夜の方が満月に近いのかも知れません。
最近、モズの高鳴きを聞きますが、姿を見る機会がありませんでした。今朝の散歩が,初見です。
ヒガンバナが,八分咲きと言ったところ?
画面右側を走っているのは、子どもたちの通学路です。
コスモスも盛りです。
付録はアオサギ。
今日のホットニュースはなんでしょう?
トランプ氏、新型コロナに感染?人の災いを「いい気味だ」と見るのは、はばかられますが、自業自得であることは間違いないでしょう。マスクなし、コロナ対策なしの選挙集会が、氏の「剛胆さ」を支持者に印象づけたかも知れませんが、感染を広げたことも否定できません。
菅新政権、「学者の国会」とも言われる学術会議の人事に横やり。早くも地金を表しましたね。
今日はここまで。
ゴ- トゥ トラベルの お客様?の巻 [折々散歩]
早いもので10月の到来です。
先週の「敬老の日」に故郷に帰った際に、中学生の孫と栗狩りをこころみました。
右手の、もはや山に木々に覆われたエリアに、栗の大木が何本かあります。実は、ここは私が子どもの頃は、農作物を耕作していた畑でした。林業に携わっていた叔父(故人)の手ほどきを受けながら、ここに栗の苗木を、父が植樹した時のことを覚えています。今、孫が立っている場所は本来はその畑の続きの部分でしたが。集落の公共道路を造成するため、大きく掘り下げられ、栗が植えられている部分を含むもとの畑は崖の上に残されたのでした。そこは柴や笹が繁茂して、踏み入る隙もないほどで、そこに落ちた栗は、イノシシにすべて進呈する結果になります。人間の手に入るのは、今孫が立つ道路に転がり落ちた栗イガを、イノシシより先に発見できた場合だけです。
この日は、例年より実りが遅いのか、まだイガも青く、拾って帰れたのは、ほんのわずかでした。
真っ赤なトンボがいたので、写しておきました。しかし、カメラを置き忘れて帰ったので、昨日帰郷した際にようやく持ち帰り、掲載することができました。
昨日も栗拾いをして帰りました。少しでも事態を打開したくて、崖の上の繁茂した柴や笹竹を刈り払う努力をしたのですが、ちっともはかどりません。栗の木の根本付近まで、藪漕ぎをしながら近寄ることができる程度にはなりましたが、地表が現れたのはほんの僅かな範囲です。数年前からの栗イガが黒ずんだ状態で転がっている中に、今年のまだ真新しいイガも混じっていますが、中身はありません。そばに、かじられたような鬼皮の破片が散らばっているところを見ると、勤勉な、イノシシたちの仕業であるようです。
今夜は栗ご飯になるようです。
今日は午前中、郵便局で用を済ませ、買い物もして帰ろうと思って出かけたのですが、財布も持って出るのを忘れていました。途中で気づいたのですが、ただ引き返すのもシャクですので、また、自然環境体験公園へ行ってきました。
この記事で、紹介したこの鳥。
コサメビタキでしょうか?と書いておりましたら、M師から、コサメビタキは腹部が真っ白なので、この模様から、エゾビタキでは?とアドバイスをいただいておりました。
今日も、また、同じ姿の鳥たちを見つけることができ、短い時間にしっかり写させてくれました。ありがとう。
エゾビタキ(蝦夷鶲)の名前からして、北方からのお客様のように思えますね。蝦夷地(北海道)に縁があるかと思いきや、さらに北方、「夏季にシベリア南部、サハリン、カムチャツカ半島南部等で繁殖し、冬季はフィリピン、セレベス島、ニューギニア等へ南下し越冬する(ウィキペディア)」のだそうですね。日本では繁殖しておらず、主に秋に通過する旅鳥で、渡りの途中で滞在期間も短く、すぐに旅立ってしまうのだそうです。運良く出会えたもので、嬉しや嬉しや。これもゴ- トゥ キャンペーンのおかげでしょうか?(笑)
今日、10月1日以降、①東京都が目的地となっている旅行、②東京都に居住する方の旅行、も、キャンペーンの対象に含まれるようになった由。経済・営業はもちろん大事で、活況が戻るのは嬉しいことですが、コロナの拡大はホントに怖れなくてよいのか?心配はつきません。
今日はこれにて。