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ちょっとフライング、の巻 [日録]

二つほど重なっていた仕事が、少し片付きました。その一つに関係するのですが、私が編集のお手伝いをしているある冊子が、大体発行のめどが立ちました。その冊子には、「埋め草」として、こんな文章を投稿しておきました。日の目を見るのは今しばらく先ですが、フライングはお手の物。ホットなうちに、ちょっと紹介させていただきます。


衣の下の鎧が丸見え-菅新政権の1ヶ月

病気再発を理由に、突如政権を投げ出した安倍晋三氏の「後継」「継承」を標榜して、菅新内閣が誕生しました。「たたきあげの苦労人」「気さくな人柄の令和オジサン」「パンケーキ好きのお茶目な一面」という電通仕込み(?)のイメージ演出が効を奏してか、もはや「死に体」だった安倍政権末期の支持率低落の状況が、一気に回復を見せたかに思えましたが、どうやら、化けの皮が剥がれるのも早かったようです。
この政権移行は、モリ・カケ・サクラなど、自身(夫婦)に関わるあいつぐ疑惑の発覚や、拙劣極まるコロナ対策(無策)をはじめとする失政・悪政にたいする国民的批判の高まりが、もはやかわしきれない段階に至っていたもとで、政治の根本的転換を回避して安倍政治の継承・存続をはかろうとする日米支配層のサシガネによることはミエミエです。菅氏こそは、そもそも安倍悪政の「共同正犯」であり、安倍氏ほど「脇の甘さ」がない分、余計危険、とも言われます。
現に、就任早々、(将来の)消費税増税に言及し、国民の苦難には、まず「自助」で対処せよ、それで困ったら「共助」でやれ、いよいよ最後の「セーフティネット」の役割をのみ「公助」が担う、との姿勢を強調し、福祉・国民生活の一層の切り下げ方針をあらわにしています。
重大なのは、「学者の国会」とも呼ばれる学術会議の人事に、泥手を突っ込んできた一件にあらわとなった強権体質。まさに、衣の下の鎧が丸見えとなることで、国民の幻滅が広がり、それは急速な支持率低下に表れています。菅氏は、安倍政権時代常態化してきた官邸による強権政治の中心を担ってきた張本人で、人事権をタテに官僚を牛耳り、あるいは、マスコミに介入し、意に染まない分子は排除するのが、彼の磨き抜いてきた手法でした。今回の学術会議人事への介入は、その延長といえるでしょう。
菅首相は、例のごとく、「批判は当たらない」「学問の自由とは全く関係ない」と、スガ語法を駆使して、根拠も示さずオウム返ししていますが、この問題が学問の自由、ひいては思想信条の自由に直結することは明瞭です。なぜなら、何ら理由も示さず、学術会議からの推薦を受容したり拒絶することは、「研究内容の何が許容され何が排除されるのか?」「政権の意に染まぬ人物は排除されるらしい」etc.という疑心暗鬼を増幅させ、自主規制に次ぐ自主規制、忖度に次ぐ忖度を、学問研究の世界に蔓延させずにはいないからです。
学問研究の自由を揺るがすこの事態は、教育にとっても重大問題です。学問の自由・研究の自由が侵される状況下では、教育の自由もなりたたないからです。教育に携わる者すべてが、我がこととして、機敏に声を上げるべき時ではないでしょうか。


パソコンには向かっているのですが、他にもお手伝いしているHPの管理に手を割かれ、当ブログを更新する暇がありません。前回記事で紹介したオールドコンビ、RICOHGXRとオールドロシアレンズの組み合わせの画像を、ちょっと載せておきます。


まずは10月12日(月)の撮影画像です。郷里の老父母宅から1kmあまり離れた街並近辺のスケッチです。


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お次は、10月13日(火)のご近所散歩。


天気がよいので自転車で走ってみました。


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こちらの正面は常山。


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児島湖畔まで移動してみました。


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常山がこんな姿で眺望できます。


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悪い写りではないと思います。ただ、50mmレンズなので、APS-Cカメラだと約1.5倍、つまり75mm相当の中望遠レンズの効果になります。風景撮影では、広角撮影もしておきたかったので、OLYMPUSPL7に17mmレンズをつけて、大体同じような場所を撮っておきました。


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デジタル時代の危機だけに、シャープな絵を得られます。


どちらのカメラも、まだ飽きません。


今日はこれにて。


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