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毎度おなじみフライング、の巻(第2回) [時事]

6月10日付けでアップしていた記事が,操作ミスで消えてしまいました。トホホ。下書きもないので、復元できる部分だけ復元を試みます。このシリーズ、きょうはその第2回です。


(2)安倍前首相は,モリ・カケ・サクラなど,自身に関わるあいつぐ疑惑の発覚や,拙劣極まるコロナ対策(無策)をはじめとする失政・悪政にたいする国民的批判の高まりが,もはやかわしきれない段階に至っていたもとで,昨年9月,病気再発を理由に,突如政権を投げ出しました。その「後継」「継承」を標榜して誕生した菅内閣は,当初,「たたきあげの苦労人」「気さくな人柄の令和オジサン」「パンケーキ好きのお茶目な一面」という電通仕込みのイメージ演出が効を奏してか,「死に体」だった安倍政権末期の支持率低落の状況を,一時的に回復させたかに見えましたが,化けの皮が剥がれるのも早く,政権担当能力も資格もないことが,日々国内外にさらされつつあります。

この政権移行は,政治の根本的転換を回避して,安倍政治の継承・存続をはかろうとしたもので,そもそも,菅氏こそは安倍悪政の「共同正犯」であり,その国民無視,立憲主義敵視,身内贔屓,批判封殺の強権政治の紛れもない「後継」「継承」者にほかなりません。

現に,就任早々,(将来の)消費税増税に言及し,国民の苦難には,まず「自助」で対処せよ,それで困ったら「共助」でやれ,いよいよ最後の「セーフティネット」の役割をのみ「公助」が担う,との新自由主義的姿勢をむき出しにし,福祉・国民生活の一層の切り下げ方針を公言しています。この姿勢はコロナ対策そのものにも貫徹され,国民の不安と苦痛を増大させています。

さらに,コロナ禍のもとで苦難を強いられている高齢者に,年金支給額0.1%引き下げにつづいて医療費2倍化をおしつけてきています。

こうしたもとで、岡山地裁は330日,2012年の年金減額とマクロ経済スライドを違憲として訴えた年金訴訟に対し,先行の各地の判決同様,国の主張を全面的に鵜呑みにし,国の減額措置を「合憲」として,不当にも請求を棄却しました。原告団は,司法の公正中立を逸脱した忖度判決に抗議して,直ちに控訴を決定し,たたかいの場は高裁に移りました。若者も高齢者も安心できる年金制度を確立するたたかいの一環として,ひきつづく裁判支援のとりくみが求められます。


 


モリ・カケ・サクラ」に関連しては公文書改ざんの責においこまれたにおいこまれた赤木俊夫・雅子さん夫妻が岡山県の出身ということもあり、真実究明への思いは他人事ではありません。



私は真実が知りたい 夫が遺書で告発「森友」改ざんはなぜ? (文春e-book)

私は真実が知りたい 夫が遺書で告発「森友」改ざんはなぜ? (文春e-book)

  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2020/07/15
  • メディア: Kindle版

【アマゾンによる書籍紹介文】
衝撃を与えた週刊文春での手記公開 。総理夫人らの関与を消すため行われた公文書改ざん。懊悩の末に死を選んだ近畿財務局職員の妻と、事件を追う記者が問いかける真相。

本書は、夫を理不尽に失った赤木雅子さんが国などを提訴、俊夫さんの手記の公開に至るまでの怒り、迷い、葛藤を率直に綴った「手記」と、事件を発覚当初から追い続けてきたジャーナリスト・相澤冬樹氏による「同時進行ドキュメント」で構成されている。

「最後は下部がしっぽを切られる。なんて世の中だ」
(赤木俊夫さんの遺書より)
森友事件の渦中で、総理夫人らの名を隠蔽するために公文書の改ざんを命じられ、懊悩の末、2018年3月、自ら命を絶った近畿財務局職員・赤木俊夫さん。享年54。
2020年3月、赤木さんが遺した痛切な手記が週刊文春で公開され、大きな反響を呼んだ。妻の赤木雅子さんは真実を明らかにするため国などを提訴。事件の再調査を求めて行った署名活動には、35万を超える賛同が集まった。
まだ、事件は終わっていない!


関連して、こんな記事を見つけました。


沖縄タイムズ5月15日付記事です。 


「森友」改ざん強いられた赤木さんの妻、国家の暴力重ねる 沖縄から全国行脚スタート2021年5月15日 08:35

 森友問題で決裁文書の改ざんを強いられ、自死した元財務省近畿財務局職員の赤木俊夫さんの妻、雅子さん(50)が来県した。改ざんの過程をまとめた文書「赤木ファイル」の全面開示を求める本紙社説をネット上で読んだのをきっかけに、世論に訴える全国行脚を沖縄から始めることにした。14日は沖縄戦の遺骨収集と米軍機事故の現場を訪ね、沖縄と夫妻に降り掛かる国の暴力を重ねた。(編集委員・阿部岳)

「ガマフヤー」具志堅さんと対面 無念の死 遺骨に思い

子どもの小さな遺骨を手のひらに置いた雅子さんは、「重みがあった」と語った。糸満市の陣地壕。「亡くなって、なかったことにされてきた方たちだと思う。夫と重ねてしまう」

俊夫さんの無念と、死に追いやった国の間違いを「なかったこと」にさせない。雅子さんは死から2年後の昨年3月、国側に損害賠償を求める訴訟を起こした。「戦争で亡くなった方はもう76年、思いを果たすことができなかった」と遺骨を見つめた。

遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」代表の具志堅隆松さん(67)が案内した。陣地壕の外で子どもやお年寄りの遺骨を示し「軍に中に入れてもらえなかった可能性がある」と説明した。

国有地を値引きして森友学園に売却した問題は、安倍晋三前首相が自身や妻の関与を否定したため、現場職員の俊夫さんが公文書改ざんを強いられた。沖縄戦の日本軍も、わが身かわいさに住民を犠牲にすることがあった。

共通する構図に、具志堅さんは強い関心を寄せてきた。「誰が安全な所から改ざんの指示を出し、俊夫さんを犠牲にしたのか。赤木ファイルは黒塗りせずに全部出すべきだ」と求める。辺野古新基地の埋め立てに遺骨混じりの土砂を使わせないよう体を張るのも、雅子さん夫妻のために何ができるか自問するのも、国の過ちの犠牲にされた人の尊厳を守るため。「不条理のそばを黙って通り過ぎることはできない」と語った。


そんなことを考え合わせると立川談四楼師匠のこのツイートは、無視できません。

立川談四楼
@Dgoutokuji
「東京オリンピック直前、一体何があったんでしょうか。JOCの幹部が--失礼しました。改めまして次のニュースを」との女子アナの動画は見た。次のニュースは「象が車に激突」というものだったが、以来、JOC経理部長の死の続報はない。分かったのは、報じられる直前に差し替えがあったということだけだ。

 


すみません。もう少し続きを書いていたのですが記憶があいまいで、ここまでしか復元できません(トホホ)
作物の収穫の話題も書いたのですが、割愛します。
写真は鉢植えの桑の実。
生食したり,ヨーグルトに混ぜたり、楽しめます。

IMGP3035.jpg
リカー漬けも少々作りました。
2.3年前に作った桑の実酒を、床下収納庫から引っ張り出してみました。
IMGP3059.jpg

そう言えば以前こんな記事を何度か書きました。

五島美代子の歌う母の歌、の巻(2016-06-17)

本棚の片隅に、講談社学術文庫「現代の短歌 高野公彦編」という文庫本を見つけ、何年ぶりかにめくってみました。先日来話題にしている佐佐木信綱が最初のページに紹介され、五島美代子の作品も、七ページにわたって八十首が並んでいます。
(中略)
こんな歌にもふと目が止まりました。
 桑の葉を食まずなりたる蚕のからだ透きとほりゆくあの種の切なさ

そういえば、去年の今頃は「養蚕業」に大わらわでした。
今日のおカイコほか(2015-05-26)
去年の写真です。




飼育のために桑の木(マルベリー)の苗を鉢植えしましたが、今年はほったらかしです。

下は去年の写真です。







これで果実酒を作っていたような気がして、床下収納庫を探って見ました。







なかなか、良い色のリカーが見つかりました。試飲してみても、なかなか上等です。しかし、これは、マルベリーではない模様。


長男宅が梅をどっさりいただいたそうで、梅酒、梅サワー、梅酢漬けなどなどを仕込みました。探ってみると、古いブラックベリー酒、マタタビ酒、カリン酒、ラッキョウ漬け、梅漬けなど、少しずつ消費しつつある状態で収納されています。、いつ仕込んだものか、中身は何かなどのメモ書きも判別しづらく、推量してみるしかありません。

仕込むときは一所懸命なのですが、床下収納庫にしまい込み、放りっぱなしにしているうちに、すっかり忘れてしまい、「V.S.O.P」(Very:とっても、Superior:優良な、Old:古い、​Pale:透きとおった)や、XO(extra old めちゃ古い)が醸成されましょうか?

復元版の記事、今日はここまでとします。

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