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諸事多端、の巻 [折々散歩]

孫たちの夏休みは、ジジババにとってはそれなりに忙しいです。年は重ねても、夏休みは忙しいです。幼少時ほど、みっちり託児所業務に携わる必要はなくなりましたが、小学生は夏休みの宿題を持って我が家に滞在しますし、中高生にも、昼ご飯を提供すべき日も多いですので。


それとは別に、退職者の身には、平日休日の別なく「貧乏暇なし」を痛感することが多く、とくにこのところなぜだか忙しく、スケジュール帳をめくるとこんな有様。


7月27日 年金者組合県本部定期大会
28日 教育相談ボランティア当番
29日 コロナワクチン2回目接種
30日 教育相談スタッフ研修会
8月3日 年金者組合地元支部の定期総会。これにあわせて会計処理とか、活動経過のまとめとか、なかなか手間暇と気疲れを伴う作業が必要で、かなり消耗しました。
7日 年金裁判原告団会議 岡山地裁での国言いなりの不当判決を受けて、高裁への控訴を決定した原告団・弁護団と支援者の意思統一の集会。五人の弁護士が、それぞれの立場から裁判の意義・争点を解明。並々ならぬ知的刺激 を受けました。
8日 さらぬ会議


(注)古語辞典より


さら-ぬ 【然らぬ】

①そうでない。それ以外の。そのほかの。

②たいしたことではない。なんでもない。


さら-ぬ 【避らぬ】

避けられない。



9日 地元「九条の会」の「九の日行動」


退職同業者の会の「会報」に、あらまし次のような記事を寄稿する予定です。またまたおなじみのフライングですが---


地元「九条の会」は、毎月9日に、スタンディングアピールなどを中心に「9の日行動」を実施していますが、長崎被爆76年に当たる今年の8月9日、地元「集会場」で、憲法をテーマとした学習会を行いました。
学習会に先立って、世話役のQ男さんのギター伴奏で、うたごえを楽しみました。曲目は「青い空は」、「あの日の授業~新しい憲法のはなし~」など、よく知られた作品に加えて、世に出たばかりの新曲「旅の道標(みちしるべ)」を合唱。

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これは、同「9条の会」のメンバーの一人である本田ゆみこさんが最近出版された「読む絵本 旅の道標」に収められた作品で、本田さんの原詩・原曲を音楽家の八木たかしさんが補作したもの。

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「読む絵本 旅の道標」は、本田さんの詩に、お嬢さんのFさんが描く淡く美しいイラストの数々が添えられ、それらが優しいハーモニーを奏でる珠玉の詩画集です。

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メインの学習会は、地元在住の先輩高校退職教師Aさんを講師に、「自己責任論と憲法」というテーマで、学習と意見交換を行いました。「新自由主義のキーワード」としての「自己責任論」は「国家による洗脳」の現代版、との指摘は鋭く胸に響きました。   
講義レジュメの一部を紹介させていただきます。


はじめに
国家権力が全国民を巻き込む謀略的な政策を強行しようとするとき 最も有効な手段の一つは国家による洗脳だと思います。
無謀な侵略戦争は 治安維持法(死刑法)の下で皇国史観・大東亜共栄圏論をもとにすべての国民を洗脳(マインドコントロール)することによって遂行されたことは歴史が証明しています。
この国民的洗脳を徹底するために、国家権力が手をつけるのが教育です。 教育勅語を根幹に据えた小学1年生からの軍国主義教育がそれでした。私たち小国民はこの恐ろしい歴史的事実を決して忘れることはできません。そういう立場から、自己責任論の始まりからコロナ禍の深刻化した現在までの事態の経過を見る時、新自由主義の キーワードとしての自己責任論は、「国家による洗脳」の現代版だと考えます。
1自己責任論を教育分野の基本に
日本における新自由主義は1980年代に始まりました。新自由主義の特徴は 簡単に言えば経済のグローバル化、規制緩和、自由選択、受益者負担などによって国家の責任を縮小し、市場原理に任せて失敗も成功も最終的には個人に責任を負わせるところにあります。 この個人の責任の正当性を広範な国民に浸透させることが政策の不可欠の条件であることから、自己責任論を教育の分野の柱の一つに据えたのです。それを教育改革の名のもとに進めたことを 注意したいと思います。
(1)    臨時教育審議会答申自己責任論明記
1985年、日本経済調査協議会 (経済4団体協賛で運営)は「21世紀に向けた教育を考える」 と題する報告書を発表します。提言の形をとりますが 自由主義政策推進のための、財界の教育に対する要求と言ってよいでしょう。
それを受けてと言って良いと思います。1987年、臨時教育審議会は答申を発表しました。
「今次教育改革において最も重要なことは、これまでの我が国の根深い病弊である画一性・硬直性・閉鎖性を打破して個人の尊厳、個性の尊重、自由・自立、自己責任の原則、すなわち「個性重視」の 原則を確立することである。この「個性重視の原則」に照らして、教育の内容、方法、制度、政策など教育の全分野について抜本的に見直していかなければならない  。  
以上が答申の中心部分ですが、特に注目しなければならないことがあります。
第一に画一性、硬直性、閉鎖性を打破して、個人の尊厳、個性の尊重、自給。自立、自己責任の原則、すなわち地など三つの事柄を「根深い病弊」として全否定したこと。
第二に、ことさらに憲法24条の個人の尊厳を持ち出し、それとかかわらせて「自己責任の原則」を明記したこと。
第三に、第二の 規定を「個性重視の原則」なるものに一くくりにし、教育の抜本的見直しを求めていること。
前述したように新自由主義の推進による最終的責任は個人にあるという論理を、「自己責任の原則」として教育の基本に据えることを求めたものであることが本質です。

(2) 学習指導要領の改定-方針の具体化 -
1989年学習指導要領が改訂されました。方針を具体化し教育現場での実践を義務付けるものです。特に注目されるのは「新しい学力観」という考え方を示したことです。教科学習の評価に「 意欲・関心、態度」を加え、教科内容の知識理解より重要な観点としたことです。
この観点は、分からないのはその子の個性で、自己責任であるとする見解とつながるもので、すべての子どもたちに基礎的学力をという共通の課題だったものを画一性・硬直性として否定し、競争の激化と学力の格差をいっそう拡大する措置です。やがて、「勝ち組」と「負け組」が流行語となり、一握りの「勝ち組」と大多数の「負け組」を生み出すことになります。学習内容だけでなく制度の改変を進めます。「選択の自由」に関わる者の一部だけをあげます。小中高一貫校の設置、学校間格差の承認、 通学区域の自由化などです。なかでも子育ての分野への自己責任論の導入は社会問題になりました。公的保育所の削減、統合・廃止・民間企業の参入・基準緩和など)は、保育からの公的責任を回避し、選択の自由の名によって個人に責任を負わせる制度の強行です。やがて”保育園落ちた、日本死ね”という母親の 痛烈な叫びを生みます。


この論考は、近年の索漠として救いの見えない教育状況に、悲嘆といらだちを覚えることが常となった私にとって、子ども・教師・父母たちの苦痛の根源を解き明かす上で、目からウロコの解明でした。


長く日照りが続いたこの夏でしたが、ここに来て天気の崩れとともに、長い激しい降雨が心配されるようです。「ほどほど」ということを、自然にばかり求めるのは身勝手というものでしょうかね?


これから先、何日も雨が続くようですが、晴れた朝散歩の景色を載せておきます。


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今日はここまで。


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爽やか!の巻 [折々散歩]

台風が通り過ぎ、清澄な空気が好ましい朝です。


暦の上では立秋も過ぎたわけですから、「爽やか」という秋の季語を遠慮なく使ってよい季節になったわけです。


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今年も夾竹桃を写しておきます。


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上の画像は、久々に持ち出したPENTAXk-s1+TAMRON18-250mmで撮影しました。


夾竹桃については何度も書いてますが、去年のこの記事


コロナ止まぬヒロシマの日や草払う(2020-08-06)


がそうであるように、「♪夏に咲く花夾竹桃」の歌への連想から、この花を見ると、広島・長崎の原爆を連想市内ではいられません。


さて、今年の8月6日、広島市での平和記念式典ではスガソーリが、またまた醜態をさらしたそうですね。心のこもらないコピペ放題の官僚作文や、原稿の読み間違いは、アベ・アソー時代から脈々と継承されるお家芸なのでしょうが、それにしても今回の読み飛ばしはヒドい!


原稿の中のこんな記述が読み飛ばされたそうですね。


わが国は、 核兵器の非人道性をどの国よりもよく理解する唯一の戦争被爆国であり、 『核兵器のない世界』 の実現に向けた努力を着実に積み重ねていくことが重要だ


N H Kは、式典の中継であいさつに合わせて表示していた字幕を、 首相が読み飛ばしたため、一時停止する異例の対応を取ったそうです(私はあいにく目撃していませんが)が、、、、。原稿をのり付けした官僚の不用意なミスが原因だそうですが、読み飛ばした箇所が箇所だけに、本音の吐露というべきかも知れませんね。


世界に公開されたわがプレジデントのお粗末際立つだけに、8月9日、田上長崎市長が読み上げた長崎平和宣言が、格調高く爽やかに胸を打ちます。


長崎平和宣言

今年、一人のカトリック修道士が亡くなりました。「アウシュビッツの聖者」と呼ばれたコルベ神父を生涯慕い続けた小崎登明さん。93歳でその生涯を終える直前まで被爆体験を語り続けた彼は、手記にこう書き残しました。
世界の各国が、こぞって、核兵器を完全に『廃絶』しなければ、地球に平和は来ない。

核兵器は、普通のバクダンでは無いのだ。放射能が持つ恐怖は、体験した者でなければ分からない。このバクダンで、沢山(たくさん)の人が、親が、子が、愛する人が殺されたのだ。

このバクダンを二度と、繰り返させないためには、『ダメだ、ダメだ』と言い続ける。核廃絶を叫び続ける。

原爆の地獄を生き延びた私たちは、核兵器の無い平和を確認してから、死にたい。

小崎さんが求め続けた「核兵器の無い平和」は、今なお実現してはいません。でも、その願いは一つの条約となって実を結びました。

人類が核兵器の惨禍を体験してから76年目の今年、私たちは、核兵器をめぐる新しい地平に立っています。今年1月、人類史上初めて「全面的に核兵器は違法」と明記した国際法、核兵器禁止条約が発効したのです。
この生まれたての条約を世界の共通ルールに育て、核兵器のない世界を実現していくためのプロセスがこれから始まります。来年開催予定の第1回締約国会議は、その出発点となります。

一方で、核兵器による危険性はますます高まっています。核不拡散条約(NPT)で核軍縮の義務を負っているはずの核保有国は、英国が核弾頭数の増加を公然と発表するなど、核兵器への依存を強めています。また、核兵器を高性能のものに置き換えたり、新しいタイプの核兵器を開発したりする競争も進めています。
この相反する二つの動きを、核兵器のない世界に続く一つの道にするためには、各国の指導者たちの核軍縮への意志と、対話による信頼醸成、そしてそれを後押しする市民社会の声が必要です。

日本政府と国会議員に訴えます。

核兵器による惨禍を最もよく知るわが国だからこそ、第1回締約国会議にオブザーバーとして参加し、核兵器禁止条約を育てるための道を探ってください。日本政府は、条約に記された核実験などの被害者への援助について、どの国よりも貢献できるはずです。そして、一日も早く核兵器禁止条約に署名し、批准することを求めます。
「戦争をしない」という日本国憲法の平和の理念を堅持するとともに、核兵器のない世界に向かう一つの道として、「核の傘」ではなく「非核の傘」となる北東アジア非核兵器地帯構想について検討を始めてください。

核保有国と核の傘の下にいる国々のリーダーに訴えます。

国を守るために核兵器は必要だとする「核抑止」の考え方のもとで、世界はむしろ危険性を増している、という現実を直視すべきです。次のNPT再検討会議で世界の核軍縮を実質的に進展させること、そのためにも、まず米露がさらなる核兵器削減へ踏み出すことを求めます。

地球に住むすべての皆さん。

私たちはコロナ禍によって、当たり前だと思っていた日常が世界規模で失われてしまうという体験をしました。そして、危機を乗り越えるためには、一人一人が当事者として考え、行動する必要があることを学びました。今、私たちはパンデミック収束後に元に戻るのではなく、元よりもいい未来を築くためにどうすればいいのか、という問いを共有しています。

核兵器についても同じです。私たち人類はこれからも、地球を汚染し、人類を破滅させる核兵器を持ち続ける未来を選ぶのでしょうか。脱炭素化やSDGsの動きと同じように、核兵器がもたらす危険についても一人一人が声をあげ、世界を変えるべき時がきているのではないでしょうか。

「長崎を最後の被爆地に」

この言葉を、長崎から世界中の皆さんに届けます。広島が「最初の被爆地」という事実によって永遠に歴史に記されるとすれば、長崎が「最後の被爆地」として歴史に刻まれ続けるかどうかは、私たちがつくっていく未来によって決まります。この言葉に込められているのは、「世界中の誰にも、二度と、同じ体験をさせない」という被爆者の変わらぬ決意であり、核兵器禁止条約に込められた明確な目標であり、私たち一人一人が持ち続けるべき希望なのです。

この言葉を世界の皆さんと共有し、今年から始まる被爆100年に向けた次の25年を、核兵器のない世界に向かう確かな道にしていきましょう。

長崎は、被爆者の声を直接聞ける最後の世代である若い皆さんとも力を合わせて、忘れてはならない76年前の事実を伝え続けます。

被爆者の平均年齢は83歳を超えています。日本政府には、被爆者援護のさらなる充実と、被爆体験者の救済を求めます。

東日本大震災から10年が経過しました。私たちは福島で起こったことを忘れません。今も続くさまざまな困難に立ち向かう福島の皆さんに心からのエールを送ります。

原子爆弾によって亡くなられた方々に哀悼の意をささげ、長崎は、広島をはじめ平和を希求するすべての人々とともに「平和の文化」を世界中に広め、核兵器廃絶と恒久平和の実現に力を尽くしていくことを、ここに宣言します。

2021年(令和3年)8月9日

長崎市長 田上 富久


一部を抜粋して引用するつもりでしたが、どの一文も読み飛ばすに忍びず、備忘のためにも、宣言の全文を引用させていただきました。




【今日の付録】


先日、60代最後の誕生日を記念して(笑)カメラを新調した件については前記事で書きましたが、それと相前後して、この度 車を新しく買い替えました。


前の車は 、先日18歳の誕生日を迎え選挙権も得た、一番上の孫が生まれたころ、 パパとママが 購入し て乗っていた1000cc の コンパクトカーです。IMGP8369mono_thumb


買い換え前に、小1の孫と記念撮影。特徴のある車体カラーですのでモノクロ画像にしておきます。


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それを、その後孫家の人口増加に伴って、私の乗っていた8人乗りミニバンと交換して、私が使ってきました。今なお快調に走ってくれますが、18年で走行距離22万キロも超えたのでここらをシオに、ワゴン型軽四に買い換えた次第。


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5年落ちの中古です。小型耕運機など、農用具を運ぶにも便利かと思いまして。


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覚えやすいように、色もナンバーも似せてみました。(個人情報保護の観点から、モノクロ・モザイクを施しています)走行距離2万キロ。あと20万キロ乗れましょうか?


きょうはこれにて。


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巣立ち間近、の巻 [折々散歩]

涼しいうちに朝散歩、と思っても、日が昇ると、一気に気温が上がります。朝から夏の空、夏の雲です。


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家の近所の電線にツバメの群れが羽を休めています。


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これは我が家の軒下のツバメの巣。ツバメは、一つの巣を、シーズンに二回、産卵子育てニ利用するようです。同じペアなのかどうかは確認できませんが、、、。今シーズンは、一回目の営巣では、孵化直後、羽毛も生えそろわないうちに落下した雛を見つけましたが、その後親鳥が巣を捨てていなくなってしまっていました。今年は駄目かなと諦めかけていたところ、ご近所よりはかなり遅いタイミングで、巣作りをはじめ、立派に少年っぽい姿に育った雛を見ることができるようになりました。昨日今日見ると、次々に巣を出て飛行練習を始めたようです。


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巣立ち間近のようです。


巣立ち間近といえば、八人いる私の孫たちのうち一番年長の男子が18歳の誕生日を迎えました。18歳といえば、選挙権を行使できる年齢です。驚きます。


下は、彼の一歳の誕生日の写真。


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コロナのもとで、思うに任せぬ高校生活でしたが、とにもかくにも受験生です。聞くところによると、県外の、しかもかなり遠距離の大学を志望している由。近くオープンキャンバスで大学見学に行くにも飛行機が必須らしい。


いずれにせよ、さらに健やかに、実り多い日々を送ってほしいものです。




今朝の蝉も、早朝から元気です。


控えめながらニイニイゼミも。


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アブラゼミ。


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クマゼミ。


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バッタ。


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アオズジアゲハ。


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300mmあたりで、望遠マクロに設定して写すと、結構使えます。ノートリミングです。


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今朝の散歩は、狙ったものがありました。汗をかいて、ちょっと歩きましたが、期待通りに会えました。


ゴイサギです。トリミングします。


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最後に今日の付録。これなあに?


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オクラではありません。


同じアオイ科ですが、妻が育てているワタの花が咲き始めています。


この話題はまた回を改めまして、、、


今日はこれにて。


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夏景色、の巻 [折々散歩]

もう八月です。

夜明けの時刻も、だんだん遅くなってきています。

7月31日の朝散歩の写真です。

pentax k-1(六〇代最後の誕生日に買っちゃいました)+smc PENTAX-DA 35mmF2.4ALで撮影。

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8月1日の朝散歩。am5:35 pentax k-1+smc PENTAX-DA 35mmF2.4ALで撮影。

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8月1日の夕方散歩。

pentax k-1+シグマ APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO カメラは新しいが、レンズは古いぞ。フィルムカメラ時代に使っていたものですが、フルサイズ対応(APS-C出現前のレンズなので当たり前ですが)です。

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マクロが効きます。

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アサギマダラじゃないでしょうか⁇全身が写せません。

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70mm域で写します。

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夕景。

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8月2日の朝散歩。am5:31 pentax k-1+smc PENTAX-DA 35mmF2.4ALで撮影。大きな赤い太陽が印象的でしたが、35mmはフルサイズではやはりれっきとした広角レンズですね。

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この日、小5、小1,年長組の女の子(従姉妹)と、1歳半の男の子たちが、にぎやかにお泊まりです。

コロナ感染再拡大のなか、どこにもお出かけできませんので、庭でシャボン玉遊びです。

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今日はこれにて。


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くどい!ようですが、、、の巻 [折々散歩]

朝の涼しいうちにと、散歩に出かけますが、朝日が覗いてくるとすぐに汗が流れ出ます。

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くどいようですが、毎年のようにセミの写真ばかり写しています。

空蝉=抜け殻に撮影意欲(笑)をそそられるのは、毎年のことですが、ついつい写してしまいます。

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アブラゼミが、一番よく目につきます。

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声のかまびすしさは、なんといってもクマゼミです。KS_17768

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シャンシャンシャンと、家の中までとどろいてきて、思考を妨げ、暑さをつのらせます。「あなかま!」(うるさい!静かに!の意。「あな、かまびすし、の略)という古語がしきりに浮かんできます。

暑さがたけなわになればなるほど、クマゼミの勢いは強まっていくことでしょう。

幼年時、田舎では、セミといえばニイニイゼミが最も一般的でしたが、他の種に比べて大人しいせいか、温暖化に伴ってか、個体数がぐっと減って来ています。鳴き声も控えめで、動きも静かなので、見つけることが酷く困難です。

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実は今朝の散歩でも、同じような写真を何枚も写し、その中には少しだけ気に入った写真が残せたかなと期待していたのですが、途中で気がつきました。カメラに、メモリーカードを入れ忘れていました。とほほ。

今日の誕生花は「ムクゲ」だそうです。

昨日の写真を載せておきます。

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孫の一人が、今日、三歳の誕生日です。

コロナのため、長く会うことができません。

郷里の父が、家族LINEでお祝いメッセージを載せてくれました。

くどいようですが、同じような話題を、去年のこの記事でも書きました。

夏の日の思い出、の巻

郷里の老父が、『ライン』にこんな写真を送ってくれました。そして、こんなメッセージを添えてくれています。

「7月26日の、誕生日の花は、むくげです。花言葉は、デリケートな美。 柔和です」

mukuge


  

「おのずから今日を選びて咲きにけりいちにち花よ白いムクゲよ」

と歌にあるとおり、ムクゲは、朝に咲いて、 翌日の夕には萎む一日花だとされています。

(中略)

    ムクゲについて書いた過去記事で、思い入れの深いものを再掲しておきます。   
散ってまた咲く無窮花や野分ゆく(2016-09-05)

(中略)

「皇民化」の名の下に、名前を奪い、言葉を奪い、愛する花まで奪う?
そんなトンデモバナシを、最近読んで驚きました。
先日から、槇村浩の話題で、連続的に登場戴いている藤原義一さんが、「あなたに贈る短歌の花束」という本を出版されています。奥付を見ると2004年6月発行とあります。実はこの本、私は、ちょっとした縁で当時贈呈を受け、パラパラめくり読みしては、本棚に収めておりました。時々手に取ることはありましたが、全巻通読はしていませんでした。
しかも、筆者の藤原義一さんと、「草の家」学芸員として槇村浩を研究されている藤原義一さんを、同一人物と理解できず、深く確かめることもなく偶然の一致に寄る同姓同名の別人と思い込んでいました。うかつなことでした。

つい最近、この本を手に取り、読み進むうちに、こんな記述に出会い、驚愕を覚えました。

(中略)

『金夏日歌集 無窮花』(一九七一年二月一日発行。光風社)を読みました。著者の名前は、キム・ハイル。無窮花は、ムグンファと読むのだと思います。ムクゲのことです。
著者は一九二六年(大正十五年)、朝鮮慶尚北道・桃山洞の一貧農の家に生まれました。そして、一九三九年(昭和十四年)、十四歳のころ、すでに朝鮮から日本に渡っていた父をたずねて、母と長兄夫婦、次兄らと日本に渡ります。彼が生まれる前の一九一〇年、日本は日韓併合で朝鮮を植民地にしていました。
「あとがき」で、ムクゲについて、こう書いています。
「日本帝国主義の侵略とその統治下においては、 朝鮮民族が限りなく愛するこの花を、自分の土地に植えることも、またこの花について話すことさえ許されなかったのです。
こうした抑圧のなかで、 無窮花はなおのこと私たち朝鮮民族の心に生きつづけ、私は幼い時から祖母や母に無窮花の美しさをひそかに聞かされてきましたが、祖国朝鮮に私が生まれ育った時代にはついに見ることができませんでした」
日本は太平洋戦争を始めました。長兄は日本海軍の軍属としてとられ、戦死します。著者も東京の戦災の炎をかぶり、両眼失明しました。

さらに、こんなことが行われたのだそうのです。

(中略)日本の植民者は、朝鮮に次々と日本の「軍国の花」・桜(ソメイヨシノ)の苗を植樹し、桜の名所を作っていきます。鎮海(チネ)の日本海軍の軍港には我が海軍の微章にちなみ一九一〇年に二万本、一三年に五万本、一六年に三万本、合計十万本の苗木が植えられました(『ある日韓歴史の旅鎮海の桜』、竹国友康、朝日新聞社)。       
(中略)
「東亜日報」は、 一九二五年十月二十一日付に「読者と記者」の欄に「錦細江山の表徴『朝鮮国花』無窮花の来歴」という記事を載せました。
「昔のことですが、大韓時代に無窮花を国花として崇め尊んだのは、どういう理由からなのですか」(東大門外ユク・チュングン)という読者の質問に答えたものです。
「今から二十五、六年前」に尹致実(ユン・チホ=開化派の政治家)が愛国歌を:創作したが、その繰り返し部分に「無窮花三千里華麗江山(ムグンファサムチョンリョガンサン)」がありました。その時、初めて「木種(クンファ)」を「無窮花」と書き出したらしい。これと前後して島山安昌弘浩(トサナンチャンホ=独立運動家。一八七六-三八年)らが民族連動、国粋運動を展開する時、朝鮮を無窮花にたとえて「われわれの無窮花(ムグンファ) の丘は……」と演説しました。この時を前後し、木樓(クンファ)を「ムグンファ」とはっきり使いだし、朝鮮の国花と定めたようです。
記事は、こうした説明をした後で、次のようにのべています。
「---無窮花はそれほど華麗でもなく、枝とてそれほど美しくもなく、その上、葉は密集していて趣とてないのですが、朝露を浴びて咲いては夕刻に散り、また他の花が朝咲いてタ刻に散るというふうに、絶えず咲いては散る様が、 刹那を誇って風に散るのを武士道の誇りとしている桜よりも、赤色だけを誇る英国の薔薇よりも、花房だけただ大きいだけの中国の芍薬(シャクヤク)よりも、どれほど粘り強くて堅実であり、気概があって祈願がこもっていてみずみずしくて可愛らしいことは、ほかの何ものにも比べることはできないでしょう。
それで私たちの祖先は、この朝生夕死ではあるけれど、次々と咲く木槿を無窮花と呼んで国花としたようです。
しかしいまでは、無窮花が名にし負うほどの使命を果たせず、西北道では見られぬようになり、京畿方面では心ある人たちの丘の飾りとなり、全羅道では農家の垣根として残っているだけだそうです」
この記事は、 朝鮮総督府警務局が押収しました。

くどいようですが、いつものとおり長い長い引用で、失礼しました。


さらになお、くどいようですが、昨日の地元局TV放送に、再び父が登場しました。前回と同じチャンネルですが、今度は中国地方一帯で放送されたようです。

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こんな番組でした。

番組タイトル
そ~だったのかンパニー
放送日時
2021年07月25日(日曜日)09:30~
番組内容
八嶋智人司会で送る中国地方の元気カンパニーを紹介する「そ~だったのかンパニー」。今回は、岡山県美作市で金属を加工する産業機械カンパニー「株式会社 英田エンジニアリング」が登場。1974年創業のカンパニーは、1990年代からコインパーキングでお馴染みのフラップ板の製造を開始。中でも地面に埋まるタイプのフラップ板は、カンパニーが独自に開発した人気商品に。そんなカンパニーが去年8月に開発し、2021年度中国地域ニュービジネス大賞を受賞したのが、高齢者のアクセルとブレーキの踏み間違い事故防止装置。その画期的な仕組みと開発秘話とは!?さらに、社員の健康と意欲向上を狙った社長の秘策もご紹介!
出演者
八嶋智人・曽田麻衣子

ウィキペディアには、この番組についてこう説明してあります。

『そ〜だったのかンパニー』は、テレビ新広島(TSS)の制作により、FNS中国地方ブロックネットで2012年4月8日から放送されている経済情報番組である。毎週日曜日 9:30 - 10:00(JST、テレビ山口のみ土曜17:00 - 17:30)に放送されている。

孫たちのママが、父の登場場面を録画して、LINEで家族みんなに知らせてくれました。その一部分を静止画でご紹介します。

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きょうはこれにて。


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半夏生その他、の巻 [折々散歩]

臨時ニュースです。


(この記事執筆中に、熱海の土石流のニュースを知り、軽口は不謹慎と思いましたが、乞ご容赦)


昨日、親愛なる友人H女史からメールで知らせていただきました。実は私はまだ見ていなかったので、すぐに確かめてみました。
「しんぶん赤旗」日曜版の7月4日号に、投稿歌を載せていただきました。実は、同じページには、敬愛する大先輩K女史(89歳)の投稿(たびたび同紙や地元新聞等にも投稿を寄せられ、ご壮健を喜ぶとともに励まされています)がちょうど掲載されており、先ずそちらに目が行きましたが、確かに、私のものも片隅にありました。


akahatanichihaitatsu


かなり前に投稿していたものですが、三首投稿したうちでは、三番手の出来でした(笑)何しろテーマがあんまり文芸的でない。しかも元の作品からはずいぶん雰囲気が変わったような気がして、確かめてみると元はこうでした。



朝四時を過ぐれば空もほの白み今の季節は早配も愉し


確かに「早配」という略語は世間の公用語ではないでしょうね(笑)


「多数者革命」を標榜し、国民の多数を結集することを通して社会変革を実現していくことを基本路線としている日本共産党の前進に期待するところ切ですので、その機関紙を少しばかり配達するささやかなお手伝いは、学生の頃からやってます。当時は、朝起きが苦手で、自転車で一時間ほどの配達を終える頃には、授業に間に合わなかったり、時には何軒か配達をサボって早じまいしたことも、少なからずありました(いまでも悪夢を見ます)。


就職後も、転地先ごとに、相応の協力をしてきました。このブログ執筆動機の一つとなった入院・手術の前後をきっかけに、数年間はお断りしていた時機もありましたが、快復(特に目の複視の症状の解消)と、配達員の方の死亡や不都合などが重なり、またお引き受けすることになって数年を数えます。


かといって「早朝配達愉しき季なり」とまで大らかに断言する楽天的不屈性は、私には欠如していまして、「(本音では憂鬱な)配達も、今の季節は愉しく感じられるヨ」というレベルが正直なところです。


くねくねした坂道や隘路、路地裏の細道などを自動車で通行しながらの、週1~2回、通常一時間余りの作業ですが、雨の日や、夜明けが遅い冬の時期、特に雪の朝などは、緊張もし、前夜からストレスもつのります。


その点、今の時期、朝日が顔をのぞける前後の時間帯の田園風景や、朝風のそよぎ、ウグイスや小鳥のさえずり、時には農家のニワトリの時を告げる声など、得難い出会いに愉しみを覚えているのは、誇張や強がりでは決してありません。


本当に日が長くなりました。それもそのはず、投稿したのはたしか夏至が近付いていた時分でしたが、今や雑節の一、「半夏生」です。


この時期、繰り返し、こんな記事を書いています。


五番煎じの半夏生、の巻(2017-07-02)


当ブログ「ナードサークの四季」は、2013年の夏に書き始めました。「退職記念」と銘打ちましたが、もっと直接的には、「肺癌手術記念」とも言えます。七月に入院手術した頃の日録や退院直後の日録を綴り始めたのが出発でした。
そうこうするうちに、もうすぐ4年目を迎えようとしており、「5年生存率九〇%」といわれた、その5年目を生きて迎えることも、まんざら夢ではなさそうです。
それにしても、時々過去記事を見ていると、二番煎じ三番煎じが重なり、ネタ切れ状態を痛感するところです。(中略)

さて、今日のラジオで半夏生の話題が流れていましたので、今日の記事はこれを題材にしようと思ったのですが、確かめてみると、過去にこんなに何度も書いていました(汗)。
たとえば去年の記事。
稲苗に朝露繁き半夏生

今日は一年の折り返し点。一年のちょうど真ん中の日だそうです。
(中略)
去年の「半夏生」の日にはこの記事を書きました。
せせらぎのかそけき音や半夏生
今日も危うく、同じ題材で終わりそうでした。

一昨年の七月二日に書いたのがこれ。せせらぎのかそけき音や半夏生

今朝の地元紙=「山陽新聞」のコラム「滴一滴」に、しばし考えさせられました。
指揮者小澤征爾さんが、24歳で国際指揮者コンクールで優勝した時の、わざと間違って演奏された楽器の音をすべて聞き分け、正したという予選でのエピソードが紹介され、「安倍さんには国民の声がどれだけ耳に届いただろう」と問いかけています。
そして、5月1日付の文化面での内橋克人さんの言葉を引用しています。
「戦争はある日ここからといって始まるのではない。いつしらず、せせらぎの流れのように始まる。」
そしてコラムは、こう結びます。

最初はせせらぎのようにかすかな軍靴の響きも、やがて勢いを増す恐れがある。意に沿わない叫びに“耳”を貸さない為政者では、国は危うい。

本当に、何度も耳にたこができるほど聞き、口が酸っぱくなるほど繰り返し行ってきたこの懸念が、いまほどリアリティを増したときはないかも知れません。

聞き飽きて、またか、まさか、と多くの人が受け流してしまいかねない、今のご時世。まだまだ、内閣支持率の下降が緩やかなうちに、「多数議席」を活用してやれることはやってしまおうという算段でしょうが、それだけにますます、せせらぎの音に耳を澄まさねばなりますまい。

なんと、いつもいつも同じ繰り言を重ねるブログだわいと、われながら「感心」しますが、しかし、事態が少しも良くなっていない以上、今後も繰り返すしかないでしょうね。


最近、自動車運転中に、県立図書館で借りて聞いているCD=半藤一利「昭和史」は、第四 章 「軍国主義 への 道 は かく 整備 さ れ て いく 」第五 章「 二・二 六 事件 の 眼目 は『宮城 占拠 計画』 に あっ た 」が終わりました。第五章の副題は「大股 で 戦争 体制 へ」とつけられています。



昭和史 1926-1945 (平凡社ライブラリー 671)

昭和史 1926-1945 (平凡社ライブラリー 671)

  • 作者: 半藤 一利
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2012/01/01
  • メディア: Kindle版



半藤一利 完全版 昭和史 第ニ集 CD6枚組

半藤一利 完全版 昭和史 第ニ集 CD6枚組

  • アーティスト: 半藤一利
  • 出版社/メーカー: 日本音声保存
  • 発売日: 2005/06/01
  • メディア: CD



半藤一利 完全版 昭和史 第三集 CD6枚組

半藤一利 完全版 昭和史 第三集 CD6枚組

  • アーティスト: 半藤一利
  • 出版社/メーカー: 日本音声保存
  • 発売日: 2005/06/01
  • メディア: CD



半藤さんは、二・二 六 事件を総括してこうまとめています。


何 が この 事件 の 後 に 残っ た のか。 簡単 です。 松本清張 さん に『 二・二六事件』 という 大著 が あり ます が、 その 結論 で 述べ て いる 言葉 が 一番 適し て いる かと 思い ます。 「( これ 以後 の 日本 は) 軍部 が 絶えず〝 二・二 六〟 の 再発( テロ の こと) を ちらちら さ せ て 政・財・言論 界 を 脅迫 し た。 かく て 軍需産業 を 中心 と する 重工業 財閥 を( 軍 が) 抱き かかえ、 国民 を ひきずり 戦争 体制 へ 大股 に 歩き 出す ので ある。( 日本 の 国 が ここ で がらっと 変わる の です が) この 変化 は、 太平洋戦争 が 現実 に 突如 と し て 勃発 する まで、 国民 の 眼には わから ない 上層 部 において、 静か に、 確実 に 進行 し て いっ た」 清張 さん が 言う とおり で、 これ 以後 の 日本 は テロ の 脅し が テコ に なっ て、 ほとんど の 体制 が 軍 の 思う まま に 動い て いく こと に なる の です


話を「半夏生」に戻します。先の引用のつづきです。


「半夏生」については、この記事でふれましたので再掲してしておきます。
半夏生ですか?それとも別の方?

スーパーの魚コーナーにパートに出ている妻が、「半」に「夏」に「生」と書いてどう読む?尋ねるので、うろ覚えで「ハンゲショウ」と答えました。

「たこ」に関係ある?と聞くので「知らない」と答えたものの、気になるので、ネット検索してみました。

「デジタル大辞泉」にはこうあります。

1 雑節の一。太陽が黄経100度にある日で、夏至から11日目。7月2日ごろにあたる。このころから梅雨が明け、田にカラスビシャク(半夏)が生えるのを目安に田植えの終期とされてきた。半夏(はんげ)。《季 夏》「いつまでも明るき野山―/時彦」
2 ドクダミ科の多年草。水辺に生え、高さ約80センチ。全体に臭気がある。葉は長卵形で互生。6、7月ごろ、上部の葉が数枚白くなり、これと向かい合って花穂を出し、白い小花が咲く。名は1のころ咲くからとも、葉の下半分が白いので半化粧の意ともいわれる。かたしろぐさ。

農家では、この日までに田植えを終わらせる節目の日とされ、地方によっていろいろな伝承があるようです。

この日は天から毒気が降ると言われ、井戸に蓋をして毒気を防いだり、この日に採った野菜は食べてはいけないとされたこともあったそうです。三重県では、ハンゲという妖怪が徘徊るとされ、この時期の農作業を戒めたようです。(中略)

「2ドクダミ科の多年草」とある『ハンゲショウ(かたしろぐさ)」の写真は、この記事にも載せました。
七夕雑話


【今日の付録】


木曜日、郷里の父の定期診察のための運転に、田舎へ帰りました。その帰り道、「タンチョウの雛』観察のリベンジのために、再度自然保護センターを訪ねました。


実は、先日後楽園を歩いたときにも鶴舎を覗いてみました。


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久しぶりにタンチョウの撮影を試みてはみましたが、金網越しですので思うにまかせません。


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さて、自然環境体験公園はというと、今回も放飼場にタンチョウ親子の姿は見えません。すごすご引き返すのもしゃくなので、職員の方に訪ねてみましたら、きょうはもう、飼育ケージの方に帰したとのことでした。そうか、前回もそうだったのか。


案内図をもとに、ケージを覗いてみると、


やはりフェンスが邪魔をします。


隙間から見え隠れする雛は、想像よりも大きく育っているようです。


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場所を変えて、狙ってみますが、蓮の葉影に隠れて雛がよく見えません。


どうにか姿を捉えることができたのがこの写真です。


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今日はここまで。


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6月終わりの後楽園、の巻 [折々散歩]

6月20日で緊急事態宣言が解除となり、しばらく閉鎖・休業となっていた公共的施設がいっせいに再開されています。ボランティアでお手伝いしている教育相談所も先週から再開されました。梅雨の只中ながら、晴れの日が多いので傘を持たないで行動することが多いのですが、先週の帰り道、駐車場所までの徒歩20分ほどの途中で、一天にわかにかき曇り、激しい雨と風に襲われました。たびたびの稲光とおどろおどろしい雷鳴が間近に轟き、通りすがりのビルのひさしの影で雨宿りしていても、しぶきで服はぐしょ濡れ、靴の中も水浸しになりました(トホホ)。


一週間後の今日も、担当日でした。緊急事態宣言の解除で後楽園も再開していることもあり、妻が久しぶりに友人の方と待ち合わせて、後楽園スケッチに行きたいというので、送り迎えを仰せつかりました。その車の中で、県立図書館で借りていた半藤一利氏の「昭和史」講演の録音CDを聞いていたところ、妻も興味を示しました。当ブログでも話題にしたいと思うところが多々ありますが、右の耳から左の耳へすっかり抜けてしまって、おぼろな残像しか残っていません(汗)機会があれば、また改めて触れてみたいと思います。


実は、私は昨日、一人で後楽園を歩いてきました。緊急事態宣言以来初めてです。


アジサイがまだ見頃です。


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これはカシワバアジサイでしょうか?


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こちらはノカンゾウ?


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岡山城も夏模様。


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今回の後楽園訪問の狙いは、第一に観蓮。


期待通り、古代蓮(大賀ハス)がちょうど咲いていました、


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大名ハス(一天四海)も大輪の花を咲かせています。


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そして蓮の葉に羽を休める蜻蛉たち。


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トリミングします。


上はウチワヤンマ。


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下はシオカラトンボかな?


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今日はこれにて。


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思うとおりには行きません、の巻 [折々散歩]

先日、M師が、例のごとく写真付きの「最新野鳥情報」を送って下さいました。「ブップソウ」や「サシバ」など、難易度の高い相手は、さしあたり、「高嶺の花」「垂涎の的」と、見あげてよだれを流すにとどめておいて、とりあえずすぐにでも見に行けそうなのはこれでしょうか?


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(上はM師撮影のタンチョウの親子)


「自然保護センターでタンチョウの雛が孵りました。子供は何でも可愛いですね。」とありました。


緊急事態宣言中、駐車場もろとも閉鎖されていたことを知っていましたので、その旨お尋ねしたところ、6月21日から開園とのことです。そう言えば20日の宣言解除にあわせて、後楽園も開園しているようですし、県立図書館の開館は一昨日実際に確かめました。久しぶりに、やっと、自動車運転中に聞くCDを借りることができました。


昭和史 1926-1945 (平凡社ライブラリー 671)

昭和史 1926-1945 (平凡社ライブラリー 671)

  • 作者: 半藤 一利
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2012/01/01
  • メディア: Kindle版



永久保存版 半藤一利の昭和史 (文春ムック)

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  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2021/02/17
  • メディア: ムック



わたしのグランパ (文春文庫)

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  • 作者: 康隆, 筒井
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2018/10/06
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[オーディオブックCD] 筒井康隆 著 「文学部唯野教授 」(CD10枚)

[オーディオブックCD] 筒井康隆 著 「文学部唯野教授 」(CD10枚)

  • 作者: 筒井康隆
  • 出版社/メーカー: ことのは出版
  • 発売日: 2008/05/12
  • メディア: CD


「昭和史」3巻、4巻と、筒井康隆「文学部唯野教授」3、4、それと筒井康隆つながりで「わたしのグランパ」(三枚組)を借りてきて、早速昨日は郷里までの往復120kmのドライブの間中、また今日も外出のたびに聴き続けています。


 


昨日は、畑仕事に精出すつもりで、郷里に出かけ、帰り道に自然保護センターに立ち寄る計画でした。ところが、なかなか事は思うとおりには運ばず、畑の耕耘作業を始めて小一時間もせぬうちに、耕運機が私のコントロールを脱し、勝手な動きを始めました。ちょうど棚田状の耕地(もとは水田でしたが現在は畑として利用)の、畦際の草を畑の中にすき込む作業中だったのですが、畦際の草は深く根を張っており、逆に畑の中央寄りの部分は雨後の軟らかい土であることから、左右の車輪の回転に差が生じたせいでしょうか、耕運機が畦を乗り越えてなおも疾走しようとするので、仕方なくとっさに手を放したのです。すると、高低差一メートルほどの石垣で区切られた下の段まで、真っ逆さまに転落。強く車体をぶつけて停止しました。


見ると、車体が大きく歪み、操作部が外れて元の位置に戻せない部分もあります。試しにエンジンをかけてみますと、起動はするのですが、耕耘も走行も言うことを聞きません。仕方なく、家まで押して帰り、修理を依頼してもらいました。


思わぬアクシデントに見舞われるものです。




一日の計画にケチがついたので、挽回を果たそうと、帰り道、自然保護センターに向かいます。


確かに、親鶴らしいカップルは見えましたが、雛が見当たりません。時間を改めてもう一度見に来るつもりで、少し足を伸ばし、「湿性植物園」まで坂道を登ります。陽射しが強い上に、マスクをかけて歩くと、なかなかきついです。


お目当ては?


そうです。ハッチョウトンボに会えるといいな、、、と思ったのでした。


大汗と息切れの甲斐あって、見つけることができました。先のヒイゴ池とは違って、沢山見つけました。しかも、オスばかり。


これで、一日の屈託は、ずいぶん晴れました。来てみてよかった。


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こんな糸蜻蛉もいました。よく見るタイプに比べて大柄です。


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ベニシジミも写しておきます。


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こちらはヒカゲチョウでしょうか?


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ヒツジグサらしき花も咲いていました。


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もう一度、タンチョウの親子がいるはずの場所を訪ねてみましたが、残念、今度は親の姿もありません。夕方になると別の場所に移されるのでしょうか?これは心残りでした。


そんな時、フェイスブックが、例によって過去の投稿を知らせてくれました。7年前の今日の投稿だそうです。


岡山県自然保護センターのタンチョウにヒナが生まれていると、先日、M先生が写真添付のメールをくださいました。余りに可愛いので、見に行ってきました。

母鳥は「すず」平成8年5月18日生まれ。

父鳥は「あられ」平成8年6月4日生まれ。

雛は、今年の6月6日生まれ(名前募集中)だそうです。

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今日はこれにて。


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梅雨の薔薇、の巻 [折々散歩]

倉敷市の「種松山公園西園地」には、アジサイのほか、見事なバラ園が整備されています。古い記事にこんなのがあります。

放縦といふべかんなる薔薇雫(2016-06-13)

今日は雨が残る一日でしたが、合間をついて、倉敷市の種松山公園を訪ねてみました。お目当ては雨に濡れたアジサイです。その画像はまたの機会に譲り、今日は、雨に濡れたバラをアップさせていただきます。3000本の薔薇が植えられているそうです。

同じような趣向になりますが、前回の二つの記事でご紹介したアジサイ見学と同じ日、バラをも観察してきました。その時の写真をアトランダムに掲載します。

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きょうはこれにて。


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梅雨のアジサイあれこれ(その2)、の巻 [折々散歩]

前回の記事に寄せていただいたSparky様のコメントに「okayama-ebooks の投稿の写真では見えなかった額紫陽花」とありました。なるほどそう言えば、、、、と、気づかされました。いかにもアジサイらしいアジサイとなると、こんもりとボール型の花がおのずとイメージされ、額紫陽花(ガクアジサイ)は、選ばれにくいのかも知れません。


が、私にとっては「額紫陽花(ガクアジサイ)」は好ましい花で、ついつい数多く写してしまう気がします。


PENTAX K5Ⅱ+smc PENTAX-DA 50-200mmF4-5.6ED WRという、望遠系の防塵防滴コンビで写した画像を載せます。


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典型的なアジサイらしい形状からは、ずいぶん逸脱しているようにも思えるのですが、実はガクアジサイの方がの原種らしいです。


同じく日本自生種であるヤマアジサイ、アマチャも、花の姿は大変よく似ていて、私などには区別ができないのですが、葉を見れば識別できるのだそうですね。


ところでアジサイの花言葉には、「移り気」、「浮気」「無常」など、花色の変化にちなむものが多いようです。また、色ごとに、、「青=忍耐強い愛情」「ピンク=元気な女性」「白=寛容」等があるそうです。


ちなみに、ガクアジサイの花言葉は「謙虚」。異論を差し挟む余地はありません。


PENTAX K5Ⅱ+smc PENTAX-DA 50-200mmF4-5.6ED WRによる写真を、順不同でもう少し載せておきます。


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「種松山公園西園地」について過去記事を探ってみると、こんな記事がありました。


孫とアジサイ、の巻(2017-06-20)


倉敷市の「種松山公園西園地」は、過去、こんな記事で紹介したことがありました。
雨の日の種松山のアジサイ、の巻

白蓮とくちなし夫人と紅い薔薇、の巻

放縦といふべかんなる薔薇雫

種松山の紫陽花の巻(第一回)

種松山の紫陽花の巻(第2回..

この日は、数日前から滞在していた長女と1歳児が、夕方には家に帰ることにしていましたが、昼間の子守計画が未定でした。たまたま、従兄弟たちも、ママがPTAの会議だというので、「種松山公園西園地」一緒に出かけることにしました。近くのスーパーでそれぞれお気に入りのお弁当(おにぎりとかサンドイッチとか)を仕入れて、二台の車で出かけました。
この公園は、入園料無料、駐車料金無料、かなり大規模な遊具もあって、意外な穴場といえます。
1歳児がとことこ坂道を歩きます。

手前が、アデノウィルス感染でぐったりしていた2歳児です。元気なもので、この階段を上までのぼります。


ここで書いた「1歳児」が、来年小学校入学だというので、このほど赤いランドセルを買ってもらった由。試着の写真です。


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一方、「2歳児」は、現在小学一年生。今年の4月、入学式の朝はこんな風でした。


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早2ヶ月余り、文字も覚えて、ひいおじいちゃんひいおばあちゃんにこんなはがきをかいたり、


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ジイジ・バアバにこんなカードをくれたりします。あっという間の成長ぶりです。


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今日はこれにて。


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梅雨のアジサイあれこれ、の巻 [折々散歩]

昨日は、曇り気味ではありましたが、陽射しもあり、蒸し暑い一日でした。郷里の山畠の草刈りにいってきました。午前中、涼しいうちにと思っては見たのですがなかなかそうは問屋が卸しません。すっかり汗をかきました。


足首(かかと)の腫れと痛みはすっかり快復しているのですが、「痛風気味」というドクターの指摘に、しばらく自粛していたビールが、さすがに恋しくなり、350ml2缶開いてしまいました。(発泡酒ですが 笑)。そのあと、焼酎を少々ですぐに眠くなりました。


昨日から雨が降ったりやんだり。寝室のガラス窓越しに、雨音を聞きながら、きょうは何をしようかと、まどろみのなかで思いをめぐらせるのは愉しいものです。


ふと思い出したのは、英国在住の友人Sparkyさんが、最近のSNS投稿で紹介されていた、岡山にちなんだこの記事。


okayama-ebooks

6月14日 18:34 ·

 

【見頃を迎えています! 倉敷市 種松山公園西園地】

昨日朝の倉敷市 種松山公園西園地のあじさいです。

雨上がりの早朝、水色、ピンクや紫の花が色鮮やかに咲いていました!

広大な園内のあちこちには、約13,000本ものあじさいが植えられており、訪れる人々の目を楽しませていました。

Okayama ebooksの公式インスタグラムをはじめました!

https://www.instagram.com/okayamaebooks/

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◎okayama ebooksでは、岡山県内の印刷物を電子書籍でご覧いただけます!

◯倉敷市の電子書籍はこちら!

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ebook


「倉敷市 種松山公園西園地のあじさい」---不意に、見に行きたくなりました。


実は五月末の記事で訪問したころは、咲き始めでしたから。 


不要不急ではありますが、の巻


アジサイは、咲き始め、といった感じ。

色がまだ淡いです。

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この日も小雨の日でしたが、今日は傘が必要なほどの降り。もくろみどおり、雨の紫陽花を写してきました。毎度のことながら、「セレクト」ということができず、漫然と羅列させていただきます。悪しからずお付き合いください。


防塵防滴(簡易防滴)のpentaxk30+penttax DAL 18-55mm AL WRで撮影。


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今日の付録


終わりの方に不快画像が現れます。爬虫類・両生類に抵抗感をお持ちの方、閲覧にご注意くださいませ。


郷里の家の真上の電線に、高くさえする小鳥がいたのを、先日写していました。とりあえず撮影しておきましたが、キセキレイでしょうかね。


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今朝は、一時雨が止んでいた早朝、畑に草取りに出かけてきました。久々にこのお方に会いました。畑の住人です。


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きょうはこれにて。


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久しぶりのハッチョウトンボ、の巻 [折々散歩]

ハッチョウトンボについて書いた過去記事を探してみました。ちょうど去年の今時分に書いてました。

本命は,の巻(2020-06-16)

もともとの訪問目的はというと、ハッチョウトンボの撮影、、、だったのです。その狙いは、ラッキーなことに達成できました。

体長2cmほどの,ミクロサイズのトンボですので、見つけるのも難儀ですし,見つけてもうまく撮影するのは難しい、、、のですが、ここ自然保護センターの「湿生植物園」は先日のヒイゴ池に比べると、比較的近くで姿を見せてくれます。SIGMA120-400mmの、望遠端=400mmで写しても、さすがに小さくしか写りませんが、トリミングするとずいぶんましな写真になります。

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以下、トリミング画像です。

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今年は、緊急事態宣言のもと、自然保護センターは休業、駐車場も閉鎖されているようです。ヒイゴ池では、ハッチョウトンボが確認できたと、報道でも読者の投稿でも、最近、目にしました。去年も、上の記事のちょっと前、書いてました。

今年のハッチョウトンボ、の巻(2020-06-08)

この季節ははどんなところを歩いたかしらと,過去記事をたどりながら,今日の行き先を考えてますと,去年のこんな記事にぶつかりました。。

ハッチョウトンボに再会、の巻(2019-06-03)

その時も,地元紙『山陽新聞』の記事に刺激されて、総社市ヒイゴ池を訪ねたのでした。改めて今年の『山陽新聞』を探ってみると05月27日付けでこんな記事がありました。

“極小の赤”ハッチョウトンボ舞う 総社・ヒイゴ池湿地に彩り添え

湿地で羽を休めるハッチョウトンボ

湿地で羽を休めるハッチョウトンボ

世界最小級のトンボ・ハッチョウトンボが、総社市福井のヒイゴ池湿地で舞い始めた。羽を休めたり、ふわりと飛び立ったり、緑の中に“極小の赤”が彩りを添えている。
ハッチョウトンボは体長2センチほどで、1円玉にすっぽりと隠れるサイズ。日当たりのよい湿地に生息し、成長するにつれ、雄だけが赤みを帯びる。
湿地を管理する地元の自然保護団体・北の吉備路保全協会によると、今年は例年より10日ほど遅い22日に初確認。現在は10匹程度が飛び交う。6月をピークに8月ごろまで観察できる。

行って見ることにしました。

(中略)

ちょと前、イギリス在住のSparky さんが、ご自身のブログに、コロナ禍のもとでの5月のウォーキング録をこのように綴っておられました。(tyuuryaku )

そのウォーキングで出会った鳥や生き物、植物を紹介してくださっている中で、「夫の好きなスイカズラ (honeysuckle) の花」のお写真がありました。へえ、そうなんだ、自然愛好家のGさんにふさわしい,控えめだけれど清楚で可憐な花。それから程なく、草刈り・畑仕事のために郷里へ帰ったときに、近所の垣根に,ちょうど盛んに花を咲かせているのを見ました。あいにくその時は,撮り損ねたのですが、今日ヒイゴ池に咲いていたこれがスイカズラではないでしょうか。

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(中略)

これで諦めて帰ろうか、と言い聞かせながら,最後の一巡で、それまで何度も凝視して確かめた草原に、小さな赤い影が二体。戯れているのに気づきました。

遠くの小さな点なのでなかなかピントが合いません。

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トリミングして,まずは証拠写真だけ残しておくことにします。

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駐車場が開いてなかったため、備中国分寺の散策を断念した事は昨日触れました。

車中から、吉備路の水田風景を写すことはできました。

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近くの「きびじつるの里」に立ち寄ってから、ヒイゴ池に向かいました。

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目についた花を写して帰りましたが、あとで去年の記事で話題にした「スイカズラ (honeysuckle) の花」だったかと気づきました。

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ベニシジミがいました。

benshijimi

こんなトンボもいました。

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交歓中のペアも。

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他にも、幾種類かのトンボを見かけましたが、なかなかお目当てのハッチョウトンボに会えません。

かつて観察した覚えのある場所をぐるぐる回って、結局見当たらず、諦めて、少し離れた別のエリアを探ってみると、目立たない色の一個体(♀)だけを見つけることができました。

PENTAX K5Ⅱ+sigma APO 120-400mm F4.5-5.6 DG OSの、望遠側400mmでの撮影ですが、これではわかりませんね。

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トリミングします。

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念のために、OLYMPUS E-M1+TAMRONレフレックス500mmレンズでも写しておきました。マイクロフォーサーズですので、フルサイズ換算で1000mm相当になりますので、このままノートリミングでも形がわかります。ピントを合わせるのは至難の業ですが(汗)

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久しぶりついでに、帰り際、このお方にお会いしました。

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トリミングします。

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哀愁漂う後ろ姿です。

今日はここまで。


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不要不急ではありますが、の巻 [折々散歩]

緊急事態宣言延長の見通しだそうです。それ自体は妥当な措置だと思います。問題は事ここに至ってもオリ・パラに固執する菅政権の無謀(GOTOを超えるインパール作戦!?)。そして、「菅首相が中止を求めたとしても、それは個人的な意見に過ぎない。大会は開催される」(ディック・パウンド元副会長)、「(緊急事態宣言が出ていてもオリンピック開催は)絶対できる(absolutely yes)」(ジョン・コーツ副会長)、「東京大会を実現するために、われわれはいくつかの犠牲(sacrifice)を払わなければならない」(トーマス・バッハ会長)(後に「われわれ」は「日本国民のことではない」と説明)と居丈高にそのビジネス要求を突きつけてくる拝金IOC。


最新の世論調査(25日付「東京新聞」 都内有権者対象)では,内閣「支持」16.1%「支持しない」64.4%,オリ・パラ「中止」60.2%だそうです。いい加減には、自分の置かれている状況を、わきまえてヨネ。


「不要不急の外出」は自粛です。きのうは、予定されていた集まりが中止(延期)になりました。それに向けて、命じられていた原稿は仕上げていたのですが、先送りとなり、不完全燃焼の気分です。ま、一日予定が空いたので、郷里の父の通院を手伝える事になりました。九州方面では酷い豪雨に見舞われたご様子。こちらはそれほどではないけれど、午前中はかなりの強い雨でした。


ようやく午後は雨も上がり、帰り道、後楽園にでも寄ってみようかとも思いましたが、まだまだ休園。図書館も閉館ですが、返却だけはできるそうなので、借りていたCDを5本返却ボックスに返しておきました。


きょうは、うって変わって晴れました。


日の出の頃の田園風景。


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梅雨の隙間を縫って、麦の刈り入れがすすんでいます。


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道端にこんな薔薇が咲いています。


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タチアオイも季節です。


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朝の散歩も、「不要不急の外出」ではありますが、換気抜群の開放空間ですし、2m以内に人と接することもありません。それでも、散歩者の皆さんはマスクを着用されてますので、私も念のためにそうします。


当面差し迫っていた原稿は書き終えたし、録画番組ばかり見続けるのも身体に悪いし、時間を持て余すので、感染予防対策をして出かけたい欲求がつのりますが、行き先に困ります。


なんと、意外にも、自然環境体験公園も入り口が閉まってました。


そこで思い出したのが、バラやアジサイが楽しめる種松山公園。久しぶりに行ってみました。


アジサイは、咲き始め、といった感じ。


色がまだ淡いです。


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バラは、ちょうど良い見頃の時期でした。


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それと、こんな出会いもありました。


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今日はこれにて。


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まだまだしつこく「雨の後楽園を憶う」ノダ、の巻 [折々散歩]

麦の穂が日に日に熟していきます。

5月18日の麦畑。まだ青い部分があります。

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こちらはまだまだずいぶん青く、麦の種類が違うようです。小麦かな?

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5月22日(土)の朝です。

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そして、昨日5月23日(日)の朝。

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麦畑をかすめるようにツバメが飛びます。

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かくれんぼして遊ぶスズメ。

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麦畑といえばヒバリです。

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空高く舞い上がってけたたましく囀るヒバリ。

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昨日は、余りの快晴で、夏日を記録しましたが、きょうは昼前から雨。「梅雨冷え」でふと寒さを感じると、すわ体調異変かと心配してしまうのは、ご時世ですな。

田舎の老父は先週、コロナのワクチン接種を済ませ、妻は今日行ってきました。父はかかりつけ医で、スムーズに予約でき、妻は私がネット予約のお手伝いをしました。私はというと、予約受付開始日を2・3日過ぎてネットで探ってみると、ちょっと出遅れたせいで、少しでも受診履歴のある医療機関は軒並み予約不可の×印が表示されています。慌てて先を争うほどの意欲は持ち合わせていませんが、いざ選択肢が狭まってくると、ちょっと焦ります。ダメ元で、かかりつけ医に電話してみると、ネット予約には対応してないが電話予約OKということで、ホッとしました。ただし、一回目が7月2回目が8月の予約で、7月いっぱいに接種終了という政府のアナウンスからすると、遅かりし由良之助です。未だにパラ・オリを断固実施と言い張っているお偉方に聞きたい。優先だという高齢者の接種でさえこの状態、活動力旺盛な若者達を、無防備のまま、海外のお客様達と接触する場にさらすのは、どんな神経に基づく英断なのでしょうかねえ?

くどいですが、野外の空間である後楽園は、休園が続いています。そして、HPにはこんなお知らせが掲載されています。

茶つみ祭<2021年は中止となりました>

更新日:2021年04月30日

新型コロナウイルス感染症の拡大状況を踏まえ、5月16日(日曜日)に開催する予定でした「茶つみ祭」は中止することとしました。

御理解と御協力をいただきますようお願いいたします。

茶つみ祭というのはこんなイベントです。{後楽園

HPより引用)

5月/第3日曜日「茶つみ祭(ちゃつみまつり)」

人たちが新芽をひとつひとつ丁寧に摘み取っている写真

午前10時30分~、午前11時30分~、午後1時30分~ 各回20分程度

昭和31年から行われている行事。
岡山県の茶処、美作市海田の茶摘み踊り保存会の皆さんによる、昔ながらの茶つみと茶つみ踊りをご覧いただきます。
紺がすりに赤だすき、手っ甲脚絆に姉さんかぶりの茶つみ娘が、茶の新芽をひとつひとつ丁寧に摘み取っていきます。茶つみ体験もできます。

茶摘みの歌が思い起こされる行事ですね。

夏も近づく八十八夜
野にも山にも若葉が茂る
あれに見えるは茶摘みぢやないか
あかねだすきに菅(すげ)の笠

岡山県立図書館「デジタル岡山大百科」掲載の動画をお借りします。

tyatumi

私も、以前、たまたま巡り合わせでそのイベントが行われているさなかに後楽園を訪れたことがあります。大勢のカメラマンさんが、カメラを向けている一大イベントでしたが、ちょっと個人的事情から気後れして、写真は残しておりません。「個人的事情」といいますのは、実は、「岡山県の茶処、美作市海田(かいた)」というのは、私の郷里のすぐ近所なのです。しかも、そこは、私の叔父母(既に故人ですが)が住んでいて、従弟妹もいました(今は土地を離れていますが)ので、子ども時代良く泊まりがけで遊びに行った土地なのです。私の学生時代、そこに泊めてもらって、母校まで教育実習に自転車で通ったこともあります。

「茶つみ踊り」を演じる「娘さん」達も、多くは母校の後輩たちであろうかと思われて、趣味の写真の被写体とするには、余りに身近すぎて面はゆく感じられたのでした。

その「茶つみ祭」が行われるのは、下の地図の⑬「茶畑」です

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こんな過去記事で、触れたことがあります。

時雨るるや後楽園は緋も新た

見上げるほどの柿の高木に、見事に色づいた柿の実が鈴なりです。その下の建物は、「新殿」または「新御殿」と呼ばれる高床式の建物です。
手前の綺麗に刈り込まれた低木は、茶の木です、ちょうど可憐な花が咲いていす。

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⑮「沢の池」は、後楽園らしい眺めの代表のように、私のブログでもしょっちゅうご紹介する場所です。

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沢の池には、3つの島、中の島、御野島、砂利島があります。中の島には、島茶屋が建ち、小さな木橋が架けられています。

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木船が係留されているこの『和』の風景も格別です。

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後楽園案内のにわかシリーズ、ひとまずこれで終わります。おそらく、またまた話題にすることもありましょうが、それまでしばらくお休みです、今日はここまで。


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梅雨晴れ間に雨の後楽園を憶う、の巻 [折々散歩]

梅雨晴れ間の今日、気温はうなぎのぼりです。

涼しいうちの朝散歩。

麦がすっかり色づいています。

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空を見あげてみると、快晴です。

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上の画像、中心部分をトリミングして見ると、

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ミサゴです。獲物をつかんでねぐらに向かってるところでしょうか。午前‏‎5:38の撮影です。家族の朝餉でしょうか?

朝散歩では、日々田園風景を撮影していて、ストック写真が少々溜まってますが、またの機会に紹介させていただけたらと思います。今日の記事は別の話題。
緊急事態宣言が出されて、公的施設の多くが閉ざされていて、後楽園も休園ですので、しばらく行けていません。前回見学したのは5月5日でした。梅雨入り前でしたが、かなりの雨の中の散歩の記事は、こんな風に書きました。

防塵防滴カメラ、の巻

雨の後楽園続いてます、の巻

きょうはその続きを書いておきたいと思います。

「後楽園の歩き方」という園内マップのうち、「じっくりコース」を再掲します。

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④「二色が岡」に関連して、紹介し忘れた写真がありました。

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後楽園のHPにこんな記事があります。一部を引用します。

2.築庭当時の風景 -後楽園の歴史あれこれ-

特に、園の南西部に位置する二色が岡は藩主がくつろぐ延養亭や栄唱の間の南に広がる前庭でもあり、春の花、秋の紅葉が壮観な眺めであったと想像できます。建物と二色が岡の間には花葉の池が広がり、巨岩の大立石[おおだていし]がどっしりとした風格を加えています。

この大立石は、元禄時代初期に巨岩を九十数個に割って運び、元の形に組み上げたものだそうです。

さて、この地図の⑤~⑧については、前回記事と重なる部分が多いので、省略します。

⑨花交の池について、後楽園HPから引用しておきます。

築庭当時は山桜などの入り交じった景色で、池辺には花交という名の建物があり、池や滝にはその名が残りました。 江戸時代の和歌には、花の色が滝の水によってさらに美しく見えるという風情が詠まれています。

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この池で、何度かカワセミを写したことがありました。探してみましたが、その時の記事が見つかりません。「花交の滝」について書いた記事は見つかりましたが、、。

蓮池にとぷり湯浴みの夏蛙

「花交の池」に向けて飛沫を上げて流れ落ちる「花交の滝」。目にも肌にもひんやりとした空気が伝わり、清涼感たっぷりです。これからの季節、絶好の納涼スポット。

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時雨るるや後楽園は緋も新た

「花交(かこう)の滝」周辺の紅葉。

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⑩「茶祖堂」は花交の池に接した歩道脇に建つ茶室です。

下は後楽園HPの記事。

もとは利休堂(りきゅうどう)といい、幕末の岡山藩家老の下屋敷(しもやしき)から移築された茶室で、千利休を祀っていました。 戦災で焼失し、昭和三十六年に再建し、岡山出身で日本に茶を伝えた栄西禅師を合祀したため茶祖堂と改めました。

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雨に濡れる紅葉の実に心惹かれます

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上の地図では経路から外れていますが、花交の池の裏側(北側?)に、花交の滝へと流れ込む水路があり、それに沿って細い径が通っています。

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見下ろす角度で、しぶきを上げて流れる水が清冽です。

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ファインダーのせいかと思っていたら、雨のため、レンズが曇っていました。フォギーフィルターの効果みたいです。

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引き返すことになりますが⑪「千入の森(ちしおのもり)」。これまたHPの記事を借ります。

春の芽吹きと、錦織りなす秋の紅葉が美しい楓林で、古くから園内名勝の一つです。 千入とは幾度も染めるという意味で、築庭当時からこの名が付いています。 園路をへだてた向かいには、弁財天堂(べんざいてんどう)と稲荷宮(いなりぐう)があります。

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隣り合って梅林があります。

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シダレウメは、実もしだれています。

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⑫「井田(せいでん)」

同じくHPより。

昔は園内に広く田畑が作られていましたが、今は井田だけがそのなごりを伝えています。 井田とは中国周時代の田租法で、本園では幕末に田畑の一部を井田の形に作りました。 毎年六月の第二日曜日には、お田植え祭を行っています。

正面奥に岡山城を望みます。

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方角をかえてみます。一面にレンゲの花が咲き広がっています。

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正面に見えているのは「新殿」です。

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サツキ、ツツジに彩られて、いつになく華やかに見えます。

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秋~初冬の様子はこんな記事に書きました。

岡山後楽園の鳥たち 追補(シジュウカラ、メジロ、ツグミ、シロハラなど)(2015-01-26)

この記事で書いた新殿のほとりの柿の木に、たわわに実る柿の実がすっかり熟したようです。
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鳥たちが賑やかに歌いながら、饗宴に興じています。
大食漢のヒヨドリが、大胆にかじったりすすったり、大騒ぎです。

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メジロの群れも、負けじと大忙しです。

岡山後楽園の柿の木に遊ぶメジロ
岡山後楽園の柿の木に遊ぶメジロ posted by (C)kazg

順路はまだ続きが残ってますが、やっぱり途中でギブアップです。モチベーションが湧いてきたら、続きを書きたいと思います。そうこうするうちに、季節がすっかり進行しているかも知れません。

今日はここまで。

追伸、キリル文字の迷惑コメントに対して、 ChinchikoPapa様から有用なアドバイスをいただきました。キリル文字の特徴的な文字を、「禁止Word」として登録すべしというアイディアです。早速試してみています。ありがとうございました。以前、迷惑コメントに含まれているいくつかの語を抜き出して、「禁止Word」に登録してみたことはあったのですが、あまり効果がありませんでした。これでは効き目のある「禁止Word」にはならなかったのですね。なるほど、文字そのものをターゲットにしてやれば、効果絶大ですよね。感謝です。


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雨の後楽園続いてます、の巻 [折々散歩]

昨日の記事の続きです。


まずは追記を一件。


後楽園に入園する際に、マスクがないことに気づいたものの、駐車場の車まで取りに帰るのが億劫で、雨傘で顔が隠れるのをよいことに、こわごわノーマスクで歩いたことは書きました。その顛末です。遠慮しながら園内を一巡し、人の出入りが比較的少ない南口から退園し、一二歩歩いたとき、ふっと上着の胸ポケットに手をやると、あんなに探して見つからなかった布マスクが、済まして鎮座しているではありませんか!!!可笑しいやら情けないやらの、おなじみの失敗談でした(トホホ)


さて、人目を忍んで遠慮がちに歩いた後楽園でしたが、写真はかなり写しました。


昨日の記事で紹介した園内マップは、「じっくりコース」でしたが、今日は所要時間約1時間ほどの「スタンダードコース」をご覧ください。


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昨日の記事の最後に話題にした「延養亭」が、このスタンダードコースの地図では②の番号が付されています。


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「廉池軒」は、「園内に点在する亭舎の中で、築庭を指示した藩主池田綱政がもっとも好んで利用していたといわれています。/廉池軒からの眺望は水の景色に優れています。』と、後楽園HPに紹介されています。


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「唯心山」はこう紹介されています。


池田綱政(いけだつなまさ)の子、継政(つぐまさ)の時に築かれ、平面的だった庭園が立体的な景観へと変化しました。 山腹には唯心堂(ゆいしんどう)があり、斜面には石組に合わせて、ツツジやサツキが植えられ、季節には紅白の花で彩られます。


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見事なツツジの向こうに見えている建物が、⑤「流店」でしょう。


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中央に水路を通し、色彩に富んだ奇石六個を配した全国的にも珍しい建物です。藩主の庭廻りや賓客の接待などで、休憩所として使われました。 戦災をまぬがれた建物の一つで、簡素なたたずまいを今に伝えています。


その近くに「八橋」、「花菖蒲園」があります。


古い記事に何度か書きました。たとえばこんな記事。


お名前は?しらん!(2014-05-07)


下の写真は、昨年、岡山市後楽園で写したものです。「八橋」と案内表示がありましたので「カキツバタ」なのだろうと勝手に推測しています。

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もとネタは、伊勢物語の有名な「東下り」の段。

昔、男ありけり。その男、身をえうなきものに思ひなして、京にはあらじ、東の方に住むべき国求めにとて行きけり。もとより友とする人、ひとりふたりして行 きけり。道知れる人もなくて、惑ひ行きけり。三河の国八橋といふ所に至りぬ。そこを八橋といひけるは、水行く河の蜘蛛手なれば、橋を八つ渡せるによりてな む、八橋といひける。その沢のほとりの木の陰に下りゐて、乾飯食ひけり。その沢にかきつばたいとおもしろく咲きたり。それを見て、ある人のいはく、「かき つばたといふ五文字を句の上に据ゑて、旅の心をよめ。」と言ひければ、よめる。
唐衣きつつなれにしつましあればはるばるきぬる旅をしぞ思ふ
とよめりければ、みな人、乾飯の上に涙落として、ほとびにけり。

【解釈】
昔、男がいたんだってさ。
その男は、自分を世の中の役に立たない不要人物だと独り決めに思い込んで、「都にはもういねえつもりだ。オイラみたいのものでも受け入れてくれる住みよい国を求めて、遠く東国地方を訪ねていこうじゃないか。カールブッセも”山のあなたの空遠く、幸い住むと人の言う、、、”と歌ってるじゃないか。」と言って、旅立って行ったってさ。
古くからの友人、一人二人と一緒に、行ったんだってさ。道を知ってる人もいなくて迷いながら旅して行ったんだって。
そうするうちに、はるか愛知県は三河の国の八橋というところに到着したんだ。そこを八橋と言ったわけは、流れる川が四方八方に分かれて蜘蛛の手のようだったから、橋を八つ渡していたんで、八橋と言ったんだってさ。
その水辺のほとりの木の陰に馬から下りて腰を下ろして、携帯用乾燥メシを食ったんだ。。その水辺にかきつばたがチョーイイ感じに咲いていたんだなあ。それを見て、ある人が言うのに、「かきつばたといふ五文字を句の上に据ゑて、旅の心をよめ。」と言ったので、男が詠んだ歌がこれなんだ。
唐衣きつつなれにしつましあればはるばるきぬる旅をしぞ思ふ(唐衣を繰り返し繰り返し着て、糊がとれて体にぴったりなじんだみたいに、慣れ親しんだ妻が(都に残って)いるので、着物をピンと「張る」のと語呂が同じ、はるばる(遙々)、三河くんだりまで、着物を「着た」みたいに「来た」旅の長い道のりを、しみじみ思って感無量だよ。)
と詠んだもんだから、居合わせた人はみんな、携帯用乾燥メシの上に涙を落として、乾燥メシがふやけてしまったんだってさ。塩味がきいて、さぞおいしかっただろうよ。とっぴんぱらりのぷぅ。


上の記事の写真の八橋は先代のもので、しばらく前に架け替えられました。


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調子に乗って、にわか仕込みの知ったかブリッコで、またまた長い記事になりました。今日はここまで。記事はまだまだ続きます(汗)


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防塵防滴カメラ、の巻 [折々散歩]

M師が、昨日の場所で撮影されたツバメチドリの写真、送ってくださいました。

キュートな鳥ですね。

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こんな姿に触れるチャンスは、私にはもう現れないかも知れません。いとうらやまし。

予報通り、今日は雨。最近、畑に、綿の種と蓼藍(たであい)の苗を妻が植え、私は、玉ねぎの収穫あとにサツマイモ、エンドウの収穫あとにトウモロコシとインゲン・枝豆など(コンパニオンプランツだとか)、そのほか、夏野菜の苗をいろいろと植え付けただけに、今日の雨は有り難いです。

朝方、降り出す前に散歩しました。不測の雨に備えて持って出たのは防塵防滴のFUJI FINEPIX S1。

麦の穂がやや黄金色に染まり始めています。

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正面に児島富士の別名を持つ常山(つねやま)が見えます。

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ナガミヒナゲシが咲き乱れています。

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方角を変えると麦飯山(むぎいいやま)が見えます。

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散歩の間は天気が持ちましたが、昼前頃にはかなりまとまった雨になりました。

午後になって、諦めきれず、ツバメチドリを探しに行きました。今日も何台か、カメラマンさんの車が止まっていました。近くに停めて、しばらく観察してみましたが、ツバメはしきりに飛び交っていますが、ツバメチドリは見つかりません。断念して帰る途中、近くの田のあぜに、この鳥がいました。

ちょこちょこ歩いたり、、、

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一本足で休んだりしています。

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2羽います。つがいでしょうか。

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今日の表題、「防塵防滴カメラ」の活躍機会はありませんでした。

今日の記事は、実は先日の雨の後楽園散歩の続きを書きたいと思っていました。

その時は、防塵・防滴構造のPENTAX K-30+  DA18-55mmF3.5-5.6AL WRを持ち、傘を差して歩きました。見慣れた景色も、少し趣が変わって見えます。

「水辺のももくん」の像のところから、岡山県庁方面を望みます。

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方角を変えて、岡山城方面。

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園内に入るとき、ポケットの中、バッグの中、どこを探してもマスクが見当たりません。自動車の中に置き忘れたでしょうか?かといって、雨の中、駐車場まで引き返すのも億劫です。駐車場から南門まで、周縁散歩道を、かなりの距離歩きましたから、、、。

で、やましい気持ちにさいなまれながら、ノ-マスクで入園しちゃいました。傘を差して歩きますし、ほかの観光客に近付いたりすれ違ったりしないように気をつけるから、と自分に言い訳しつつも、マスク警察の標的にされかねない怯えに、身がすくむ思いです。「国民の権利を一時的に制限する『緊急事態条項』」なるものを憲法にも書き込むという動きは、この怯えを問答無用で蹴散らし、強制力を以て取り締まる事につながるのだなあ、とひそかに実感したことでした。

俯いたり後ろ向きになったり、人目を避けて急に方向転換したり、なんとも不審な動きを続けながら、結構貪欲に写真は撮りました。

私は大抵、正門からではなく南門から入園することが多いのですが、その際まず、後楽園を巡る水路「曲水」が目に入ります。曲水は、旭川から引き込んだ水を園内に緩やかに巡らせ、再び旭川に流れます。周囲の樹木や芝生ともども、雨に潤う姿は、また格別です。

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多くの観光客の動きに背いて、正門方向へ歩きます。

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岡山後楽園のホームページから、「後楽園の歩き方」という園内地図をコピーしてご紹介します。

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「じっくりコース」と名付けられたコースです。「園内の隠れた見どころから、少しマニアックなポイントまで、岡山後楽園の魅力を味わい尽くすなら、所要時間2時間のこのコースへ。」とあります。

その④に「二色が岡」があります。解説には「その昔、春には山桜、秋には紅葉で一帯が彩られたことから、『二色』の名が付けられました。現在は野鳥が飛来する静かな林に。緑の中に茂松庵や地蔵堂などがひっそり佇みます。」とあります。

茂松庵は、元禄4年(1691)前後に建てられた茶室。戦災で焼け、昭和27年(1952)に再建。「花葉軒」と呼ばれた時期もある由。

雨の中、ひっそりと佇んでいました。

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③花葉の池(かようのいけ)。夏には白い大きな「大名ハス=一天四海」が所狭しと花を咲かせます。今、その蓮の新芽が伸び、瑞々しく若葉がを広げています。

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雨が水玉となって蓮の葉を転げています。

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花葉の池に架けられた木橋は「栄唱橋(えいしょうばし)」と呼ばれます。

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橋の前方、突き当たりに見えるのが②延養亭でしょうか。後楽園HPにはこう解説してあります。

藩主の居間として作られた建物。戦災で焼失したものの、昭和35年に築庭時の間取りに復元されました。普段は非公開ですが、春と秋のそれぞれ約1週間、内部が公開されます。

にわか勉強で疲れました。今日はここまで。


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人生初!の巻 [折々散歩]

今は昔、この連休が始まったばかりの五月一日に、自然環境体験公園を散歩して写していた写真?いつか使おうと思ううちに日が経ちました。


ネジバナ。 マツバウンラン(松葉海蘭)


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ヒラドツツジ。


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卯の花


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カワラヒワ。


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モズがいました。


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トリミングします。


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夏野菜の準備のため、ホームセンターに通っては苗や種、堆肥や小間物を物色し、畑にも出かけてちょこちょこっと作業をします。そのついでに、ちょっと遠回りをしてレンコン田をのぞいてみました。


ナグロとそれからこの鳥なあに?の巻(2021-04-25)の記事や、その前後の記事で、初めての鳥に色々であった、あの場所です。この記事へのみもさんさんからのコメントに「タカブシギとウズラシギと思われます 」といただきましたが、ウズラシギは人生初の出会いでした。


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そんなことから欲が出て、機会あるたびに回り道して覗いてみているのです。


すると、遠くの方に、こんな鳥がいました。


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余りにも見覚えがなく、とても検討がつかないので、記事にするのも憚られ、しばらくカメラの中にしまい込んだまま、放置するうちに日が経ちました。思いあまって、まずM師にメールで相談してみることにしました。


すると、早速「オグロシギ」と教えていただきました。


そして、今日は電話をいただき、どこで見たかとのお尋ねでした。大まかな場所を申し上げ、ただし5月1日の撮影だと告げますと、ちょうど今その付近にやってきているところで、ツバメチドリがいて、カメラマンたちが狙ってるよ、と教えて下さいました。農作業を放り出し、早速現地へ向かって見ますと、何台かの車列の中にM師ご夫妻の姿があり、こっちこっちと手招きしてくださいました。示されたあたりに車を着けると、すぐ目の前の草むらの方を指さして教えてくださいます、、、が、見つけられずにまごまごしているうちに、ぱっと飛び立ってしまいました。


ジタバタしてせっかくのチャンスを逃してしまうのは常にあることなのですが、M師はじめ周りのカメラマンさん達にも大変ご迷惑をおかけしました。この場を借りて深くお詫び申し上げます(アセアセ)、、、


上空を狙って闇雲にシャッターを切りましたが、私の腕と機材では、とても姿を捉えきれません。証拠写真だけを残しておくことにします。人生初のツバメチドリです。


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ツバメチドリとはよく言ったもので、ちょっと大型のツバメそのものに見えます。ツバメとウズラ、なじみ深い鳥の名を冠したシギチ、愛着がつのります。


いったんはこれで満足して、またその足でホームセンターに向かい、トウモロコシ、黒豆、インゲン、ネギの種と、キュウリ、白瓜の苗を購入。諦めきれず、帰り道またあの蓮根田に向かいました。が、今度は先ほどとは別のカメラマンさんの車が数台ありますので、近くに停めて目を凝らしますが、残念ながら草むらにも上空にもそれらしい姿は見つけられません。なおも目を凝らしていますと?こんな鳥に気がつきました。


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奥の鳥はもちろんアオサギでしょうが、問題は手前の鳥。


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アマサギではありますまいか?


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「アマサギ」はコサギに近い小さなサギで、通常全身白色で、他のシラサギと同様ですが、夏の繁殖期には、頭、胸、背中の羽毛が淡いオレンジ色=「亜麻(アマ)色」に変わるところからこの名を得たようです。亜麻色というと、条件反射的に「亜麻色の髪の乙女」という曲が浮かびます。


ウィキペディアには曖昧さ回避のためにこんな項目が用意されていますが、私が思い浮かべるのは、亜麻色の髪の乙女 (ヴィレッジ・シンガーズの曲)です。


亜麻色の髪の乙女(あまいろのかみのおとめ)



それはさておき、アマサギとの出会いも人生初!でした。


今日はここまで。


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黄金と呼ぶのは憚られる大型連休、の巻 [折々散歩]

コロナ禍で心が晴れない中、黄金週間と呼ぶには憚られる大型連休が、今年も始まりました。初日となる今日ですが、昨日から雨が降り続いています。


昨日、所用があって通りかかった県立図書館付近の通り道。岡山城エリアに続く城壁風のしっとり濡れています。


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今日は、雨の朝散歩でした。


麦畑が雨に煙っています。


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道端のバラの花。


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シランを濡らす雨のしずく。


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そう言えば、ずっと以前、こんな記事を書きました。


お名前は?しらん!(2014-05-07)


風薫るという形容がびったりに合う気候です。
麦がすくすく育っています。

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そして、麦の写真を沢山載せたあとで、こんな写真も、、、。


昨日の散歩で見たこの花。お名前は?しらん。

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(中略)

「紫の蘭で紫蘭」と、父が教えてくれました。


今週初めは晴れ続きでした。


晴れた日の朝散歩のスケッチを残しておくことにします。


久しぶりにカワセミに出会ったり。


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風そよぐ麦畑を眺めるだけで気分爽快です。


北海道、長野、広島の補選の結果も、当然すぎるほど当然の有権者の判断とはいえ、久々に溜飲が下がりました。それにしても、最後までやきもきさせられました。


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畑全体が、黄金色の輝きを発するようになるのも、遠い先のことではないでしょう。


雨は今日で終わり、明日からまた好天に向かう予報。一刻も早いコロナの終息を願います。


ところで前回の「これなあに?」の答えは、「ウズラシギだろう」と、M師が教えてくださいました。名前と実物が結びつかない鳥の一つです。


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麦畑のそばにこんな鳥がいました。


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これはタシギでしょう。


この蓮根田の近くですから。


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あちらこちらで見かけます。


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ケリも同じような姿で採餌しています。


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麦畑の畔のこの鳥の群れは?


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カラスでした。


ではこれなあに?


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クサシギかイソシギか、いつも見分けられません(汗)


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ムナグロに遭う、の巻 [折々散歩]

「古い資産の活用」といえば聞こえがよいですが、タイミングのよい切り替え、更新ができないまま、ガラクタを持て余している状況は、何度も話題にしてきました。


カメラ業界ではマイナーな、しかも鳥撮りの分野では不適格とさえみなされるPENTAXを常用している私は、離脱のきっかけを失したまま今日に至っています。というより、AFボーグという選択肢の故に、むしろ満足して踏みとどまり続けるでしょう(健気!)


が、一時の気の迷いから手を出した(今となってはシステム自体過去のものとなってしまいましたが)フォーサーズシステムからも、足抜けできないでいます。


このシステムは、撮像素子がAPS-Cに比べて小さめであることから、結果として望遠撮影に有利と言えます。例えば300mmのレンズで撮影すると、換算で600mm相当の効果を示すことになります。これを当てにして、中古で買ったzuiko70-300mmが、値段の割りには写りもほどほどによくて、有効活用したい思いが捨てきれません。


カメラとしては、OLYMPUS E-3との組み合わせが快適で、満足感も高かったのですが、古い機種だけあって画素数が1010万画素とやや貧弱だし、意外に重いので、樹上を狙って手持ち撮影などしていると腕が疲れる、などの不満から結局手放し、コンパクトな機種を手元に残していますが、使用頻度は著しく少なくなっています。


時代はマイクロフォーサーズへと移り(いや、それさえも風前の灯ですが)、最低限度のレンズは手に入れないわけにはいきませんでしたが、高額な望遠系レンズを揃える余裕はありません。そこで、アダプターを介してフォーサーズレンズを使う試みを重ねてきましたが、背部液晶を利用しての撮影は、大変苦痛。やむなく、かなりの出費を伴ってEVF(エレクトリックビューファインダー)に頼ることになりますが、測距システムの限界から、不満が残り、これも出番が減ってます。


そんな中、2013年に登場したOM-D E-M1という機種は、先行するOM-D E-M5の持つEVFー内蔵、防塵防滴性能というメリットにくわえて、「マイクロフォーサーズ初の像面位相差AF」とやらで、旧フォーサーズレンズが実用速度で使えるらしい、、、。が、気軽に手の出せる価格ではないので見て見ぬ振りをしてきたのですが、時日が経過し、世代が変わってマーク3の時代になって、初代機なら、小遣いを貯めれば入手できる、、、、というわけで、中古購入。かなりの快適さです。


以下、その「作例」。


OM-D E-M1+ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macroで今朝写した我が家の庭先の花。


アマドコロ。


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ブルーベリーの花。


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プランターの花々


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先日の記事で「これなあに?」とお尋ねしていた鳥について、M師がメールをくださいました。


これはなんでしょう、の巻


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タカブシギだそうです。


負け惜しみではありませんが、最初に脳裏をよぎった鳥の名がこれでした。でも、こんなに端正な鳥だったかなあと、疑念が湧くとわからなくなってきたのでした。


M師は付け加えて、この場所には、見かけが似ている別の珍鳥も来ているそうだと、情報を教えてくださいました。


午後の用事のために出かけるついでに、寄り道してみました。


OM-D E-M1+zuiko70-300mmを持って、車内から狙います。


コチドリです。


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タシギ。


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ケリもいました。


OLYMPUS DIGITAL CAMERA         調に合焦し、連写も軽快。ストレスなく撮影が楽しめます。


エレガントなこの鳥。


あちこちにいます。


やはり、タカブシギのようです。


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気持ちよく撮影していたさなか、突然画面が真っ黒になりました。


フォーサーズレンズ+リアテレコン+フォーサーズ→マイクロフォーサーズアダプターと、いくつかの機材を連結しているせいで、接触の具合かなにかで電気信号がうまく伝わらなくなるといったトラブルなのでしょうか?以前にも別機種で経験したことがあります。マイクロフォーサーズレンズをつないでみると、トラブルは解消したのですが---。いざというときに信頼できないのは、強いストレスです。


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zuiko70-300mmを、バッグに入れていたE-pm1につないでみますと、黒くなったり解消したりではありますが、なんとか撮影できました。


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満足して帰りかけたとき、通りすがりの別の田圃に、この鳥がいました。ムナグロ。M師に教えていただいてはいましたが、初めての出会いです。想像していたより大柄な鳥でした。


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機材の不調でせっかくのチャンスを逃しかねないところでしたが、交換カメラをバッグに入れていたことがラッキーでした。でも、こんなことが起こると、やっぱり念のためにPENTAXの一式は用意しとかねばならないのかなあ、と思い至ったところでした。


日付をまたいでしまいました。


今日はこれにて。


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