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40年前の七五三、の巻 [家族]


現在、新ブログナードサークの四季 vol.2:SSブログ (ss-blog.jp) をメインブログとして更新していますが、こちらの初代ブログも、時々更新しないと、希望しない広告がふんだんに表示され、なんとも見苦しく痛ましい状態になりますのでます(PC版の場合です。スマホ版は常に広告が表示されているらしい)ので、それを避けるため、時折更新を続けています。

今日は機材ネタから入ります。

先日、こんなことを書きました。(驚きの「緊急連絡」、の巻



ネットオークションで、ある部品を手に入れました。



BORG M57/60延長筒S【7602】


ダウンロード (1)


メーカーHPにはこうあります。



M57サイズのまま12mm延長することが出来ます。内径53mmと広いのでM57ヘリコイド【7857】やミニミニドロチューブ【7205】との併用も可能です。重量14gと非常に軽量なのでバランスを崩すことなく延長することが出来ます。内側の内側の遮光線及び艶消しも万全です。

<延長筒の効用>
野鳥や昆虫の撮影時にBORGに延長筒を装着すると、より近距離にピントが合うようになります。近すぎて諦めていた超近距離の撮影が可能になります。基本的には、延長筒を足せば足すほどいくらでも寄れるようになりますが、足せば足すほど遠距離が犠牲になるのと、前後のバランスが崩れますので、限界はあります。




この部品のぴったりした使い道について、試行錯誤していますが、あるアイディアがひらめきました。ミニボーグ50(アクロマート)+「全玉抜き」Tokina AF 100-300mm/5.6-6.7をより近接撮影可能にできないかという思いつきです。カメラは、最近出番のないpentax k30を使ってみます。

ちなみに下の記事は、PENTAX K10Dでの実験報告です(ただし延長筒なし)。





PENTAX K10D+ミニボーグ50(アクロマート)というこれまたレアな取り合わせ。しかも、いつもの PENTAX AFadapter1.7X (AFアダプター)によるオートフォーカス化ではなく、YAHOOオークションで入手した全玉抜き(もともと付属しているレンズをすべて取り去った)Tokina AF 100-300mm/5.6-6.7の鏡筒に、アダプターを介してBORGレンズを取り付けるという荒技を実験してみました。ミニボーグ50(アクロマート)は、BORG望遠鏡レンズの中でも、最もリーズナブルな廉価レンズで、EDレンズやFLレンズなど比べると、性能的には歴然とした差がありますが、この写りなら、お値段以上と言うべきでしょう。飛翔するシラサギ。AFが、このレベルで効きます。
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遠距離~無限遠の撮影は無問題ですが、近距離撮影に少々難がありました。

そこで、わずか12mmの延長筒を継ぎ足してみると、、、、結構いい感じです。

自然環境体験公園にどんぐり拾いに行きました。

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モミジバフウの紅葉が進んでいます。
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小3の孫が一枚失敬。
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大きな葉っぱです。

パパの誕生日が近いので、プレゼントにしたいのだそうです。


昔のアルバムを探ると、4歳の誕生日の頃の写真が見つかりました。

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住まいの近くの神社に、七五三のお参りをしました。
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40年も前のことでもあり、この土地を離れてから久しくもあるので、どこの神社だったかすっかり忘れてしまっていたのですが、写真を便りに推理を働かせてみました。

ヒントの一つは、背後の狛犬です。

そして、この写真に移っている提灯の絵柄はどうやら梅のようです。

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梅から、菅原道真が連想され、「天満宮」が推理線上に浮かんできました。特徴のある狛犬の姿と照らし合わせながら、当時の住まい近くの神社を手当たり次第ネット検索してみました。どうやら、「谷保天満宮」では?という推理に行きつきました。

ウィキペディアの解説をお借りします。


谷保天満宮(やぼてんまんぐう)は東京都国立市にある神社。甲州街道沿いにある。社伝によると、903年(延喜3年)に菅原道真の三男・道武が、父を祀る廟を建てたことに始まるという。府社。式内社穴沢神社の論社でもある。
概要
東日本最古の天満宮であり、亀戸天神社・湯島天満宮と合わせて関東三大天神と呼ばれる。
南武鉄道(現:JR南武線)が谷保駅の駅名を「やほ」としたため、地名の「谷保」までも「やほ」と言うようになってしまったが、本来の読み方は「やぼ」である。
江戸時代の著名な狂歌師の大田蜀山人(南畝)が、「神ならば 出雲の国に行くべきに 目白で開帳 やぼのてんじん」と詠み、ここから「野暮天」または「野暮」の語を生じたと逸話に伝える。

こちらが公式ホームページです。

交通安全発祥と学業の神 谷保天満宮

11月の行事。興味深いです。当時は関心もありませんでしたが  ...
おかがら火(庭燎祭)(午後6時)

本社拝殿の前に高さ3メートルにも及ぶ2基のマキの山を積み、午後6時に一斉に点火します。 炎の高さを競い御神木の転倒を防ぎ合う、関東における奇祭の1つと言われています。おかがら火にあたると悪い病気にかからないと言い伝えられています。
この行事は養和元年(1181年)11月3日に天神島から現在の地に谷保天満宮が遷座した際、その残木を神前で焚き上げたことか ら始められたと言われています。
当日、並行して、うそ替え神事も行われます。

おかがら火
うそ替え神事

11月2日と3日の両日、「うそ鳥」をお頒ちし、これを他の参拝者と交換し合うことによって、その年心ならずも話したり行ったりしてしまったうそやいやなことを帳消しに し、うそとして吉にとり(鳥)替える、とされています。
「うそ」とは、「うそ」という小鳥の形を柳の木を刻んで作り、腹部に空洞があり中に天満宮のおみくじを蔵しています。谷保天満宮 の「うそ鳥」は端正でユーモラスな風体が特色となっています。

うそ鳥 うそ鳥
11月11日(土)
一の酉
11月23日(木)
二の酉
大鷲祭(おとりさま)

酉の日には開運熊手を社務所にてお領ちしております(9時~17時、初穂料500円)。
尚、一の酉の夜に境内で酉の市を行います。

おとりさま
おとりさま
11月23日 新嘗祭(にいなめさい)・奉納野菜即売会(10時30分~)

五穀を奉納する神事です。その後、境内で地元農家のとれたての野菜の即売会が催されます。

新嘗祭
今日はこれにて。




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付記、の巻 [家族]


以前、こんな記事を書きました。

日本の夜明け、の巻(2021-10-16)

ブログ更新が滞っています。
理由は多々ありますが、最大のものは、今一つモチベーションが上がらないことによるようです。
と言うのも、当ブログの最も熱心(?)な「読者」の一人である郷里の老父が、ここのところしばらくブログチェックをしていない状態が続いています。以前だと、ほぼ毎日チェックして、更新間隔が2~3日開くと、何かあったか、体調が悪いのかと、心配の連絡をよこしてくることもしばしばでしたから、、、。
ところがその父が、9月の終わり頃から、入院生活を続けています。いきさつはこの記事にかいつまんで書きました。

歪んでますなあ!の巻(2021-10-01) 

その父が、先週他界しました。いま、ようやく葬儀を済ませ、あれこれの事後処理を続けているところです。

新ブログ『ナードサークの四季ver.2』に、関連記事をあれこれ書きました。



実家の庭に桜が咲いていました。
サクランボの花でしょう。s-K1IM4412.jpg
今日の付録は三月のストック写真です。
コガモです。
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ジョウビタキ♀
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スズメ
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カワウ
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ツグミ。
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今日はこれにて。

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ドジ、の巻 [家族]

夏以来体調を崩して、入院中の父は、体力も気力もかなり回復し、食欲も戻ったようですが、足腰がおとろえ車椅子が必需となり、自宅への復帰を展望しつつも、リハビリ施設への入所を検討しているところです。スマホでの通話やラインでのやりとりは、時々はできるのですが、以前のように家族の誕生日毎にメッセージを寄せてくれるほどの余裕はないので、代わりに私が家族lineにこんな投稿をしました。


今日は、Pさんの誕生日です。
出生地はT市。とても寒い、風の強い日に生まれました。
11月4日の誕生日の花は、「アカママ」「アカマンマ」「アカノマンマ」などの別名を持つ「イヌタデ(犬蓼)」です。ピリリと辛く、料理の薬味として添えられる「ヤナギタデ」に対し、葉に辛味がなくて役に立たないという意味で「イヌタデ」と名付けられたそうです。「蓼食う虫も好き好き」ということわざは、辛いヤナギタデのことをさします。
ところで、最近ばあばが、HK 大河ドラマ「青天を衝け」を真似て栽培しているアイタデ(藍蓼)も同じ仲間で。よく似た花が咲きます。

犬蓼についての記事を、丹波新聞11/2付け記事https://news.yahoo.co.jp/articles/e0029ececfdf2a920c3742474e6714498cfc002f から引用しておきます。

全国各地に分布。田畑の畔などに密集して点在する。春から秋にかけて茎の先端に1―5センチほどの花穂を出す。赤飯を思い起こさせる色とつぶつぶの花から、別名「アカノマンマ」とも呼ばれ、子どもたちのままごとなどに使われる。秋の季語の一つでもある。
花言葉は、「あなたの役に立ちたい」。どこにでもある花に込められた花言葉を知り、小さな花を見ると、不思議な安心感がある。

写真はジイジの過去のブログに、こんな記事と一緒の載せたもの。

赤ままの花は、おのずと、この詩を連想させる。

歌 中野重治

お前は歌ふな
お前は赤まゝの花やとんぼの羽根を歌ふな
風のさゝやきや女の髪の毛の匂ひを歌ふな
すべてのひよわなもの
すべてのうそうそとしたもの
すべての物憂げなものを撥き去れ
すべての風情を排斥せよ
もっぱら正直のところを
腹の足しになるところを
胸先きを突き上げて来るぎりぎりのところを歌へ
たゝかれることによって弾ねかへる歌を
恥辱の底から勇気をくみ来る歌を
それらの歌々を
咽喉をふくらまして厳しい韻律に歌ひ上げよ
それらの歌々を
行く行く人々の胸廓にたゝき込め


ところがすぐに、小5の孫娘から「じいじ11月4日になっとるよ!」と訂正のコメントがありました。誕生日の日付を間違えたので、誕生花も間違えていました。ドジでした。


ところでドジとは?日頃使い慣れた言葉であるのに、どうにも語源が思い当たらりません。いろいろ調べてみましたが、、、謎のままです(トホホ)


〔語源〕「どじ」の語源説には次のようなものがある。(1)「鈍遅(鈍くて遅れをとる)」の転。(2)「とちる(物事をやり損なう)」の名詞化「とちり」の転。(3)「どじくじ(はっきりしないさま)」の下略。また、「どじを踏む」は、昔、相撲で、土俵の外に足を踏み出して負けることを「土地を踏む」と言った、そのなまりという説もある。


寝室近くのトイレの温水洗浄便座が不調です。


かなり以前、別のトラブルで業者に修理をお願いし、その後何年かは問題なく使えていたのですが、今度は水漏れが止まりません。接続部を締め付けてみたり、止水テープを貼ってみたり、いろいろあがいてはみましたが、はかばかしい成果が見られないまま、かなりの月日が経過しました。結局は、洗面器で水を受け、いっぱいになる前に捨てるとか、トイレ使用時だけ止水栓をドライバーで緩め、不使用時には占めておくなどの、面倒くさいこと限りない対策を取って来ましたが、それも煩わしいので、寝室からは遠いトイレだけを使用する不便に堪えてきました。
つい先日、郷里の老母が、水道の水漏れに困り、業者に修理依頼しようかと案じているのを、百数十円のゴムパッキンを付け替えることで修理に成功した経験がありましたので、柳の下のドジョウを狙って、ホース接合部のゴムパッキンを換えてみたところ、一時的に効果があった用に思えました。が、時経ずして元の木阿弥に・・・。ついに、温水洗浄便座自体の新調を思い立ちました。
ホームセンターや電器店を覗いてみますが、なかなかのお値段です。ネットで調べて、格安のものを発注。今日配達されました。


ところが、残念。これまでとは異なるメーカーの製品だったたためもあり、水道と器具とをつなぐ「分岐水栓」の形状が異なり、この形状の物は、業者にご相談下さいとありました。こんなことなら、割高でも同一メーカンーのものにするか、最初から販売店に取り付け工事まで依頼すべきでした。ドジでした。


なお諦めきれず、ネットでいろいろ探ってみると、メーカーの提供する別売り止水栓と交換すれば取り付け可能かも⁇ということで、早速ホームセンターや電器店で探してみましたが、見つかりません。やっぱり、ネット注文で対処することにしました。果たしてこれでうまく行くかどうか⁇心配です。


もしうまくいけば、これまでの苦労と難儀は、すべて水に流すつもりでおります。




さすがに11月。遅ればせながら、晩秋・初冬の気配が漂います。


キンモクセイが、長く咲いています。我が家の庭先でも甘い芳香を漂わせ、いつまでも楽しませてくれますし、散歩道の大木も満開です。


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ギンモクセイも、並んで咲いています。


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かぐわしい菊の香もゆかしい限りです。


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ジョウビタキによく会います。


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抜けるような青空のもと、モズの高鳴きが聞こえて来ます。


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ヒヨドリがますます活発に騒いでいます。


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ムクドリ。


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釣瓶落としの夕景です。


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今日はこれにて。


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続報プラスアルファ、の巻 [家族]

先日記事で話題にしたテレビ番組が、地元局OHK社のHP上で紹介されています。


https://www.ohk.co.jp/data/10839/pages/


一部コピーして紹介します。


アクセルとブレーキの踏み間違いを防げ!美作市の産業機械メーカーが開発した新装置(ビズワン!2021/7/10放送)

次世代を担うキーパーソンの働き方や考え方に迫る「ミライビト」のコーナーです。

自動車のアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故を防ごうと、美作市の産業機械メーカーが、ある装置を開発しました。

開発の先頭に立ったミライビトが頭に描くのは、高齢化する地域の活性化です。

美作市の山間部を走る車。運転しているのは***さん94歳。夫婦2人暮らしで、生活の足として車は欠かせません。

(***さん)
「ご存じの通り、店もない病院もない。買い物も。妻だけのせて10キロほど週に1回から2回言っている。

たまたま社長に出会い車やめないといけないと言ったら、うちで何とかしてあげると言って見てもらって付けてもらった。」
山本さん

こう話す**さんの車のアクセル部分につけられたこの装置。

「アイアクセル」というものでアクセルを過度に踏むとブレーキが働く仕組みで踏み間違いによる事故を防ぎます。
アイアクセル

この装置を開発したのが、美作市の英田エンジニアリングの万殿貴志(まんどのたかし)社長。今回のミライビトです。
(英田エンジニアリング 万殿貴志社長)
「地元に住んでいたら分かるが車が無かったら生活できない。地元の人が困っているのでそれを何とかできれば今乗っている車をちょっと改造することで

安全安心の車になればいいなと思い始めた」
社長顔

高齢化する地域の課題にどう対応し活性化につなげるかが、ミライビトのビジネスの根源だといいます。
(英田エンジニアリング 万殿貴志社長)
「団塊の世代が高齢化。その人たちが健康的に生活するためには色んな事が整備されないといけない。なのでそのお手伝いができればいいと思う
そのことによって地元も活性化するし当社も並行して伸びて行けば」

ミライビトが率いる英田エンジニアリングは、

鋼板を加工するロール成型機の金型を作る産業機械メーカーとして1974年に創業しました。

今では、金属の加工技術を生かし、コインパーキング機器で全国トップクラスのシェアを誇るなど幅広い商品開発にも挑戦しています。

その企業理念は「ちょっと進んだモノ作り」です。

そうした理念の中、ここ数年、ミライビトが力を入れてきたのが「高齢者による車の事故をどう減らすか」でした。
(英田エンジニアリング 万殿貴志社長)
「地元にこの企業があって良かったなという企業になりたいという思いがあり困っている高齢者に健康寿命伸ばして欲しい。
長く働いてきた高齢者が無残な事故にあうのはある意味被害者だと思う。 そういう事故が起きないような製品を作って提供するそれにより地元の高齢者が健康で素晴らしい人生を送る手助けになれば」

注目したのは、高齢者のブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故。

岡山県警によりますと高齢者の人身事故は過去5年で119件発生(県警返信待ち)し、4人が亡くなるなど危険な事故が後を絶ちません。

それを解決しようとしたのが「アイアクセル」なのです。

今年から本格販売を始めた「アイアクセル」。去年8月、国土交通省から性能認定を受けた後付けペダルで踏み間違急発進抑制装置です。
iアクセル

一番の特徴は、装置を後付け出来ること。車を買い替えなくても乗り慣れた自分の車に取り付けることができるのです。
(英田エンジニアリング 万殿貴志社長)

「やはり乗り慣れた車につける方が、お年寄りなので自分の乗ってきた車にまったく同じ感覚でアイアクセルが付くことで違和感なく運転ができるのがポイント」

こうしたアイデアが評価され、「アイアクセル」は、中国地方の独創的な事業を表彰するニュービジネス大賞も受賞しました。


そして今日、地元紙「山陽新聞」にもこんな記事が掲載されていました。


sanyoshinbun


正直な気持ちを申し上げれば、こんな踏み間違い防止装置なんか用のない世の中の方が望ましいと思います。日本全国どんなところでも、「健康で文化的な最低限度の」暮らしに不可欠の、衣食住、医療、行政サービスなどの必要が十分に満たされ、ちょっとしたお出かけにも、便利なゆきとどいた公共交通網が完備していて、、高齢者をはじめ老若男女、誰にも優しい社会であってほしいと思うのです。前回記事にたいするmomotaro様のコメントに対して、こうお返事しました。


momotaro様

自動車産業優先の国策の結果、どんな片田舎でも(片田舎こそ)クルマがなければ暮らせない交通事情になってしまっています。貧乏だった昭和三〇年代、郷里の僻村にも、ゆきとどいたバス路線が巡らされていましたし、徒歩数分のところにある小さなお店で、食品、雑貨など生活必需品は大抵間に合いました。「買い物難民」「医療難民」などの実態は高度経済成長以降に急激に進行してきたことが実感されます。高齢ドライバー問題の一側面です。


最近つくづく、こんなことを思っています。




梅雨明け以後、耐えがたい暑さが続きます。こんな中で、力を振り絞ってのスポーツ競技など、殺人的と

思えてしまいます。その上、コロナ感染の危険に直面しながらの命がけの競技参加強要。古代ローマのコロシアムで、「剣闘士」同士、あるいは猛獣を相手に命がけの戦いをけしかけて、高みの見物としゃれる有閑貴族たちの悪趣味は、過去のものではなかったようです。


朝散歩の景色も一気に夏模様です。


まずは梅雨明け前のストック写真から。


エノコログサ(ネコジャラシ)


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ホオヅキ。


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アサガオ。


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ヒャクニチソウ。


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これはなんでしょう>


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フヨウ。


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タチアオイ。


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てっぺんまで咲くと梅雨が明ける、とかいいますね



梅雨明け


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郷里の庭のオニユリ。


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朝焼け。


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そして今朝の日の出。


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すっかり夏景色です。


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アブラゼミ。


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クマゼミ。


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きょうはこれにて、


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父のテレビ出演!の巻 [家族]

老父がテレビ出演しました。


といっても、ローカル局の地元密着番組で、旧タイプの自動車にも後付けできるブレーキ踏み間違い装置を開発した地元企業の社長さんを紹介するコーナーで、その恩恵にあずかっている利用者第一号として、ひと言インタビューやら運転実技の披露やらの場面を、短時間紹介してくれたのでした。


実は、父は、先日、地元新聞の読者投稿欄に、こんな投稿をしていたのですが、どうやら不採用らしいと落胆しております。


    ブレーキ踏み間違い防止措置のこと
高齢者の大きな運転事故は、ブレーキの踏み間違いによるものが多い。高齢ドライバーの免許返納が推奨される事情は十分理解しているつもりだ。
しかし、私の地区にはスーパーもなく、買い物には10km位離れたスーパーへ週一回か二回は必ず行っている。また、毎月、複数の病院へ行き、薬をもらっている。車は、僻地で生きていく上での必需品である。
免許の書き換えは、認知症の検査も問題なくパスした。踏み間違い防止の装置が出来るようになり、市から補助金も出るので、乗るためには絶対取り付けようと思って、車検を受けている店へ相談に行ったが、車が古い型式なので取り付けが出来ないと言われた。町内には新しい設備などを開発しているA会社がある。その社長のお宅が近所にあり、たまたまお会いした機会に私の車は型式が古くて踏み間違い防止の装置が取り付けられないので、運転をやめなければと思っていると話したら、会社でなんとかしてみると言ってもらった。
特別に設計してもらい、取り付けてもらった。半年以上になるが何の違和感もなく、安全運転が出来ている。取り付け後の状況などを、先日、Oテレビ局が取材に来た。離れて暮らしている家族たちも安心してくれているが、私本人が今まで以上に安全運転して、一日でも長く運転したいと思っている。


折も折、2019年4月、高齢ドライバーによる悲惨な「池袋暴走事故」(乗用車が暴走して通行人を次々とはね、31歳の母親と3歳の長女が死亡し、9人が重軽傷を負った事件)の公判が東京地裁で行われ、4月27日には飯塚幸三被告に対する被告人質問が行われ、自らの過失を強く否定した、というタイミングだったことも関係あるのかも知れません。




免許証返納問題については、当ブログの過去記事でも何度か触れてきました。


例えば2019年の年賀状を紹介したこの記事。


今年もよろしく願います、の巻(2019-01-01)


二〇一八年わが家のニュース

(前略)

田舎の父母 父九一歳、母八八歳、おかげさまで健在です。父は、免許返納をどうしようか迷いながらも、もうしばらくは運転を続けるようです。


また、四月にも新聞投稿不採用を話題にしています。


思いつきの津山城址見学、の巻(2019-04-16)


もう一ヶ月ほどで92歳になる老父が、地元新聞の読者投稿欄に掲載してもらったのを励みに、その後も何度か投稿しているのですが、どうもボツになる回数が多いようです。

たとえば、こんな投稿。もうだいぶ前に書いたものですが、掲載の兆しがありません。もうボツだろうと踏んで、こっそり当ブログに紹介させていただきます。


高齢者の免許証の返納に悩んでいる
私の住む地区にはスーパーがない。
毎月1回診察して薬を貰いに行く病院が遠いので、どうしても自家用車で行く事になる。 事故をする前に免許証を返納する人が多いけれど、 私は悩んでいる。
今1週問に1度リハビリにいっているので送迎車利用している。何時も助手席に乗せてもらっているので、 職員の運転手さんの技術を隣の席で良く見ている。 それは本当に模範運転である。 制限速度は厳重に守り、急ぐ車には道を譲り、 信号は黄色になる前に停止する位の絶対安全運転を見習えば、 高齢者も事故をしないと信じている。
週に1回か2回位買い物に行っているが、 妻以外の人は乗せない様にしている。 慣れた道でも夜間や雪の日の運転、 飲酒運転は絶対しないで模範運転を見習って、 事故をしない様1日でも長く健康で連転したいと思っている。

高齢者は、できるだけ早く免許返納するよう勧めるのが社会の風潮だから、まだ運転を続けようという投書は載せてもらえないのだろうと、父は解釈しているようです。その父が、免許更新前の高齢者講習を受けることになりました。認知力のテストで、前回よりも何点か下がっていたので、3時間の講習が必要なのだそうです。

示された絵を見覚えて、描いてあったものを思い出す問題で、「ペンギン」という言葉を思い出せなかったこと、トマトを果物に数えたので、「野菜」の数が足りなくて困った、などのことがあったようです。これは、恥ずかしながら、この自分によくある現象なので、他人事とも思えません。


冒頭に紹介したテレビ番組は、あらまし、こんな具合でした。


アナウンサー1 岡山県内で高齢者による アクセル とブレーキ の踏み間違い による事故ってどれぐらいになると思いますか?

アナウンサー2 日々扱うので かなり多いのではないかと思いますね 。

アナウンサー1 岡山県警によりますと過去5年で 人身事故119件発生 して。四人の高齢者が なくなってるんですね。 こういった事故を防ごうと美作市の メーカーがある商品を開発しました。

と、踏み間違い防止装置の紹介に入ります。画面に郷里の父母宅近辺の映像と、車庫と周辺道路を運転する父の姿が映ります。

アナウンサー1 美作市の山間部を走る車。 運転してるのは○○さん94歳。 夫婦ふたり暮らしで生活の足として車は欠かせません。

ここで、踏み間違い防止装置開発メーカー社長と父が登場し、自宅前でインタビューを受けます。


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さすがに地元に根ざした企業家だけあって、田舎住まいの高齢舎にとっての車の必要性を、肌身を持て感じておられ、こうおっしゃることばが切実に感じられました。


開発メーカー社長 地元に住んでたらわかるんですけど、 車がなかったら生活できないんですよ。 地元の人が困ってられるんで、それを何とか、 できれば今お乗りの車をちょっと改造することによって、 安心安全の車にすることができればいいなと思って、はじめたんです。


先日の記事で、投稿短歌が新聞に掲載していただいたことを書きましたが、その時同時に投稿していてボツになった歌はこんなものでした。



僻村の父九十四老いたれど運転免許まだ手放せず


蛇足ながら、一緒に投稿したのは、これ。


芽吹きたるベニカナメモチ賞めをれば母は昨日の夕焼けを語る


説明を加えないとわかりませんね。父母宅の道路際の垣根に、ベニカナメモチを植えており、春から初夏にかけて、新芽の燃えるような紅色が樹全体を覆い、息をのむほどの美しさ(安直ながら、アベ前首相の言い回しを借りました)に打たれます。しかし、必要以上に背丈が伸び過ぎていることが気になり、遅まきながら初夏になってから私が剪定をしたのでした。せっかくの紅色の若葉が切り落とされて、みすぼらしい様子に心を痛めていたところ、ようやく新芽が再度芽吹き始めていることを話題にしたのでした。耳の遠い母が、聞き違えたのか、あるいは紅色から連想してか、昨日の夕焼けはなんとも言えず綺麗だったと、感慨を込めて語りました。ベニカナメモチを植栽している生け垣に沿った道路は、西に向かって延びていて、遙か向こうに、山と空とが眺められるのです。さぞや赤々とした夕焼けだったのでしょう。


ちょうど,この画面の向かって左側の木が、ベニカナメモチです。テレビ画面をデジカメで写したものですので、色合いはイマイチです。


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今日はこれにて


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4月の家族、の巻 [家族]

またたくうちに四月になりました。


どこもかしこも、花盛りです。


ご近所散歩コースの桜の眺め。


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4月1日、コロナへの配慮から控えていましたが、曾祖父母に会いたい孫たちを、春休みを利用して郷里に連れて行きました。さすがに、感染者拡大中の大阪からは参加できず残念でしたが、県内組は勢揃いでした。


小高いところにある墓地からの眺めです。


遠くの川沿いに桜並木が眺められます。


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恒例のように、川の畔までおりてみます。


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石ころしかない川原が、子どもたちには魅力のようです。


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4月2日、小4の孫がヨモギ団子を作りました。


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4月3日(今日)。この春小5、小1になる女の子が、片道1時間離れた従姉妹弟(幼稚園児と一歳児)の家まで、忘れ物を届けがてら、遊びに行きました。ジイジ、バアバがお供しました。きび団子ならぬヨモギ団子がお土産です。


最後は、我が家のニューフェイスです。


水槽の写真です。円い印にご注目。


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トリミングします。


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同じく、、、


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グッピーに稚魚誕生です。


今日はこれにて。


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よいお年を!の巻 [家族]

コロナに明けコロナに暮れたこの一年、大晦日のきょうは、東京で初めて1000人の大台を超えて1337人、全国では4515人の感染者が発表され、1日の発表としては初めて4000人を超えて過去最多になりました。しかも、これがピークではなく、ピークは年が明けてから来る恐れがあるとの、専門家の不吉な予測が、なお心を塞がせます。


数年に一度クラスの強い寒波が日本列島を襲い、比較的温順な我が地方も、激しい寒風が吹きつのり、今日は雪花が舞いました。


年末年始は、わが家でも、例年大家族が一斉に集まり、賑やかにガヤガヤおしゃべりして、お互いの無事を噛みしめるよろこびを味わう機会を設けるのが常ですが、今年はコロナ感染への配慮から、お互いに自粛に努め、多人数で同席することを避けています。


こんななか、大阪在住の次男は、この時期の帰省を躊躇していたのですが、昨日、我が家に一泊して、今日はおヨメさんの実家へ向かいました。お父さんが一昨年に亡くなり、寂しいお正月になりますので、孫の顔も見て欲しいのです。実家は、県北部に位置し、県内では寒冷な気候で知られる土地で、朝から大雪警報が出されている上に、高速道路のその先がスリップ事故のため通行止めというニュースも流れる中での移動です。しっかりおしゃべりも達者になった二歳男児は、従兄姉達とは直接遊ぶことは避けましたが、沢山のウルトラマン人形(バルタン星人や怪獣も含む)や「ウルトラマン図鑑」などをお土産にもらい、大感激でした。パパ自身のコレクションだったものも継承(相続?)されていたようでした。


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使い慣れないタイヤチェーンの装着練習もした上で、出発。気をもみましたが、無事到着したとの報せをくれました。
それと入れ違いのように、長女が、ムコどのの地元名産の牡蠣をトロ箱いっぱい持ってきてくれました。昨日は、わが郷里の老父母のもとへも届けてくれたそうです。早速酒蒸しにして美味しくいただきました。まだどっさり残っていますので、お正月のご馳走として頂くことにします。
今朝は、西の空にこんな月が沈もうとしていました。


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夕方、東の空に昇ろうとする月がこれです。


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この月は、明日の朝も空を照らしているはずです。皆様よいお年をお迎えください。


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コロナの時期のプラチナ?の巻 [家族]

今シーズン最大のカンパが襲来とか。


特に用事があるわけでもありませんが、今日は、ほぼ週一回の故郷訪問を実施。行きつけのスーパーのおトクデーである火曜日に行くことが多いのですが、あいにく明日の火曜日は予定がはいっていますので、月曜の今日に変更です。


郷里は県北部の美作地方ですので、この冷え込みで雪とか凍結とかも心配しましたが、それほどでもなく、曇りの合間に陽射しが現れれば、上着を脱ぎたい場面もあるほどでした。ただ風の冷たさは、さすがに冬です。


何ヶ月か前から腰の痛みを感じている老母は、以前は毎日、最近は隔日で、整体医に通っていて、いつもは93歳の父の運転で受診するのですが、今日のように、条件が合えば私が乗せて行くことになります。


郷里の山野は、冬枯れがすすんでいます。それもそのはず、師走もはや半ばです。世の中、怖い物は新型コロナで、大阪の次男一家は、今年は帰省を諦めようかなどと、テレビ電話で話しています。スガさん、ようやくGOTOの縮小を打ち出したようですが、遅すぎでしょ。


もう一つ、いたたまれない災厄は、鳥インフルエンザの蔓延です、隣県香川での流行は、決して他人事ではありませんが、ついに我が県に、しかも我が郷里にほど近い美作地域に発生。大量の鶏の処分のために「災害出動」の横幕を掲げた自衛隊車両が行き来しているのを見ると、危機を肌で感じないわけにはいきません。


檻の中から逃げ出すこともできない何万羽の鶏たちの哀れは、同情に堪えませんが、長旅の途中で、しばし寛いでいる渡り鳥たちも、健勝に、旅立ちの日を迎えラレるようにと祈りたいものです。


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さて、昨日の地元紙「山陽新聞」読者の投稿欄に、老父の投稿が掲載さました。早速ラインで家族みんなに知らせると、次々にお祝いのメッセージ・コメントが寄せられました。


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記念に、記事を引用しておきます。


愛される高齢者でいたい

(美作市)

12月15日に結婚70周年になる。金婚の年には、山陽新聞社主催の「金婚夫婦お祝いの集い」に出席し、社長からの祝辞、2人の写真を額入りでいただき大切にしている。
結婚したのは終戦後で何もなくて、質素な結婚式を挙げた。2人で183歳になる今は足腰が痛くなり、リハビリに行ったり病院のお世話になったりしているが、なんとか普通の生活ができている。それも信仰する神様、ご先祖様、また家族のおかげと信じている。
今の楽しみは、孫やひ孫が会いに来てくれることと、週1回リハビリに行き、孫のような若い職員さんに優しくしてもらえることだ。今後、いつまで生きられるか分からないが、みんなに嫌われないで愛される高齢者でいたいと思っている。子どもたちは、お正月にお祝いを計画していたようだが、コロナ禍で全員集まることができないので、当分の間お預けとなる。
70年間、貧乏生活に耐え、マイペースの私を支えてくれた妻や家族に感謝して、ありがとうと言いたい。


この投稿の見出しは、編集部がつけてくれたもののようです。当初は「プラチナ婚」というなじみの薄い言葉を使っていたようですが、編集部の改変に「さすが」と感心・感謝しているでした。


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家族の日、の巻 [家族]

先日の敬老の日は、郷里の老父母のもとを尋ねました。さすがに大阪在住の孫一家は合流できず、後でテレビ電話で対面したのですが、後の二家族が、都合がついたものだけが合流。コロナのもとで、自粛を続けていた家族の集合を、久しぶりに実行しました。外食も考えに入れていたのですが、保育園児・幼稚園児のふたりは「お子様ランチ」を所望し、小・中・高生は回転寿司を希望して折り合いがつかず、ママの提案で回転寿司屋のテイクアウト商品を持ち帰り、自宅でパーティと決定。お子様ランチに付属のオマケ相当のオモチャも買ってもらい、幼女も大満足でした。敬老の日ですが、会計は、いつものように老父母が持ってくれました、ごちそうさまでした。


じっとしていられない幼女達は、駆け足で、山腹のお墓までお参りしました。彼女らが写真でしか知らない老犬チロの墓もここにありますが、殊勝に手を合わせてくれていました。


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この、小さい方の幼稚園児が、こんなメッセージカードをくれました。左の扉の下には、彼女の写真を貼ってくれています。


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この墓の直近に、栗の木があります。中学生と栗狩りを試みましたが、収穫量はまだわずかでしたが、美味でした。


敬老の日は、嬉しい家族の日になりました。


今日はこれにて。


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それぞれの卒業、の巻 [家族]

各地で、時ならぬ雪に見舞われたところが多いようです。わが地方もちょっとした冷え込みでした。時折日が射すかと思うと、時雨がぱらついたり、あいにくの天気です。


一斉休校中の、孫の小学校では、明日は卒業生と保護者の出席で、卒業式が行われるそうで、今日は、その予行だそうです。久しぶりに、登校する児童の姿が見られ、ちょっと感慨を覚えました。わが孫は、登校時はママに自動車で送ってもらい、帰りは歩いて帰ることにしたようです。


ここ2年あまり、不登校・保健室登校気味ながら、ようやくこの日を迎えた彼は、お世話になった先生方に、感謝をの気持ち込めて折り紙を折って贈ることにしたそうです。こんな作品だそうです。


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今朝の散歩は、PENTAXK5Ⅱ+DA 55-300mmという、ごくごくオーソドックスな組み合わせで出かけました。コンパクトで、軽快です。


ハクセキレイ。


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カワウ。


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ツグミ。


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トリミング画像。


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ジョウビタキ♂。


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以下トリミング画像です。


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朝日を浴びたハナニラ。


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このカメラとレンズの組み合わせ、平凡すぎて持ち出す機会が少ないのですが、久しぶりに使ってみると、使い勝手も写りも、なかなか上出来です。


今日はこれにて。


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老齢の父の楽しみ、の巻 [家族]

今朝の地元紙読者欄に、92歳の父の投稿が掲載されました。


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参考までに文字に起こしておきます。


私の地区の「元気会」(老人会)では、毎月「ふれあい会」がある。 ボランティアの皆さまのお世話になり、昼食のごちそうがいただける。アトラクションとして、囲碁ボールやカラオケ、いろいろな演芸を計画してくださり、楽しく一日を送ることができ、うれしい。
  このふれあい会の始まりは二十数年前、今は亡き当時のA会長の時で、私も民生委員としてお手伝いした。その役員の家族が食事を作った。当時は地区に一人暮らしの人が多くて、たくさんの方の出席があり喜んでもらった。その後の役員の方、食事を作ってくださる方に感謝している。いつの間にか私は地区の最年長になった。ふれあい会を楽しみに毎回参加している。
もう一つの楽しみは週1回、通所リハビリに行っていることだ。 いつもの仲間と話ができて、足腰をリハビリするのに職員さんが親切に世話をしてくれる。一日でも長くふれあい会や、リハビリに出席して健康寿命を延ばしたいと思っている。


全国に不安を広げている新型コロナウィルス禍は、このようなささやかな楽しみにまで影を投げています。先日は、兵庫県在住の叔父が、骨折して入院したのだが、家族の見舞いを含めて、外部との接触が禁じられているのだとか。一刻も早い沈静化を祈りたいものです。


今朝は、夜間の雨の名残が道路を濡らしてはいましたが、傘も持たずに散歩ができました。AF機能が故障して、MF専用機として使うことに決めたペンタックス k30に、いっそのことm42スクリューマウントのベリーオールドレンズSuper-TAKUMAR:1.8/55を装着して出かけることにしました。ペンタックス k30は防塵防滴機能を持つカメラですが、レンズの方は1960年代~1970年代初頭頃の製品ですので、当然のことながら、「防塵防滴」などというしゃれた機能はついていません。ですので、散歩途中に雨がパラパラ降ってきたのは困りましたが、服や手でかばいながら撮影散歩を続けました。


光量が足りず、ブレ気味ですが、雨模様の朝の雰囲気は出ているかも。


野菜の花です。


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散歩道の街路樹として、いろいろな梅が植えられています。


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これも梅、のつもりで写しましたが、滑らかな枝の様子は、桜でしょうか?ソメイヨシノにしては早すぎますから、早咲きの品種でしょうが、、


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ユキヤナギ。


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マンサク。


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ムスカリ。


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限定的な用途になら、使えそうに思えます。


ただ、こんな時に限って、望遠レンズを持ってこなかったことが悔やまれるのは、良くあるパターンです。カワセミがいました。しかも2二羽。とりあえずカメラを向けて撮影してみますが、画面上で確認することは至難です。川の左岸中程を、凝視してみてください。


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思い切ってトリミングしてみます。


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散歩から帰った頃には、強い雨に変わり、今日は終日、冷たい雨が降り続いています。


まずはここまで。


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無常の風に誘われて、の巻 [家族]

ずっと以前、こんな記事を書いたことがありました。

息災を肴に汲まん花見酒(2015-04-02)


長男のお嫁さんの実家は静岡県ですが、昨日、お父さんお母さんと、妹さん夫婦、そして生後10ヶ月の赤ちゃん、弟さんの次女である保育園児らが、自動車で遙々訪ねてこられました。生後一ヶ月になる赤ちゃんの顔を見るために。昨夕は、夕食を共にし、美味しくお酒を酌み交わしました。

このお酒というのが、大阪に住む次男の、お嫁さんのお父さんが、蔵元で並んで買って送ってくださった、限定販売の幻の名酒三光ひのくち朝しぼり 無ろ過生原酒」と、同じく蒜山の名酒美保鶴。

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前者は、一人ちびちびと嗜んでいて、一升瓶が半ばほどになっていたものと、後者は栓を開けずにおいていたものを、勢いづいて鯨飲し、愉快なひとときを過ごしました。(中略)

大阪に住む次男の赤ちゃんが、今日、保育園の入園式。
夫婦で出席してきた様子を、写メで知らせてくれました。
また、夜には、久しぶりに電話もくれ、元気そうな様子が知れて安心しました。お嫁さんには、ジャストタイミングでお酒のお礼も言えて、よかったよかった。


そしてこんな記事も、、、。


炎昼のなかを孫らと墓詣で(2016-08-14)


G地点には、大阪の孫のママのお父さん(孫から見ればもう一人のじいじ)の実家があり、お母さん(ばあば)は現在旅行中で、じいじはここに滞在中なので、お盆休暇の後半はそちらですごします。急なアクシデントで車が使えなくなったので、私の車で送っていくことにします。
蒜山(ひるぜん)高原という、鳥取県境にほど近い冷涼の地です。お家は、高速道路(米子道)の出口のほど近くにあります。ご挨拶がてら、初めてお宅までお邪魔しました。「今日は、墓掃除をしたら暑かった」とおっしゃいますが、「下界」に比べると、過ごしやすい暑さです。
「道の駅」が近くにあります。名産品の野菜、果物や乳製品が、お手頃価格で販売されています。


ここに出てくる地名「蒜山(ひるぜん)」は、県外の方にとっては難読地名であるかも知れませんが、岡山観光webのサイトにはこのように紹介されています。


蒜山高原は雄大な自然と多彩な観光スポットが集まる西日本屈指の高原リゾート。ジャージー牛の放牧と牧場体験ができ、レストランやショップを併設した「ひるぜんジャージーランド」、自家製ぶどうで作られたワインやジャムなどが購入できる「ひるぜんワイナリー」、ラベンダーなど約200種類のハーブや四季折々の花が栽培されている「蒜山ハーブガーデン ハービル」など見所スポットがたくさんあります。レンタサイクルや1周29kmのサイクリングロードも充実しており、サイクリングにも最適なリゾートです。ジャージー牛乳を使ったスイーツやひるぜん焼そばやジンギスカンなど高原グルメも満喫できます。


さて、その蒜山で、今日は葬儀がありました。上の記事で話題にした、大阪に住む次男のヨメさんのお父さんが亡くなられたのです。70歳をわずかに超えたばかりの早すぎるお別れでした。悪性の病気が転移・再発して、ステージが進んで来ているとのことを、夏の段階で聞いてはいましたが、こんなに早い展開とは思ってもいませんでした。悲しい限りです。


国体に何度も出場し、入賞経験も持つスポーツマン。つい最近まで、指導者として選手団長を勤められていました。入院・闘病の最中にも、スクワットや筋トレを続けて、回復への努力をされていたのに、病の進行につれ筋力も衰えを隠せなかった由。痛ましいことでした。1歳になった男孫の成長を待って、手ほどきをする楽しみを味わうことがないまま逝かれたことも、さぞや心残りもおありだったと思います。


式の終り際、式場スタッフのしみじみとしたナレーションに「無常の風に誘われ」の一節がありました。型どおりの常套句なのでしょうが、まさしく至言。胸に沁みました。


葬儀へは、長男の運転する車に、私と妻が同乗。別途、長女のムコ殿は、午後には避けられない予定がありながら、律儀に駆けつけてくれました。


よく晴れた秋空をあおぎながらのドライブでした。個人の導きでしょうか。途中立ち寄った休憩場所では、こんな風景に出会うことができました。


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今日はこれにて。


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盆と台風と終戦記念日と、の巻 [家族]

大阪の孫一家が帰ってくるのを機に、12日には集まれるものだけでもと、郷里に集合。お墓参りをしたり、スーパーで買い求めたお弁当で会食を楽しんだり、いとこ同士楽しく遊びました。


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前回の記事に書いた、畑のスイカ、みんなで食べてみましたが。まずまず甘く熟れていました。


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13日は、お盆だというのに、私が所属している年金者組合の集まりがあって、孫と遊ぶ楽しみが奪われると嘆いている方もおられましたが、同感でした(笑)


14日は、台風接近前のさなかでしたが、近くの施設で子どもたちがプール遊びをできるチャンスはこの日だけと、決行しました。すると、同じ考えの家族連れで、芋の子を洗うラッシュ状態でした。写真を写そうとしていますと、監視員さんからとがめられ、断念。他のお客さんからクレームがあるのだそうで、、。わが孫だけしか写していないと抗弁したのですが、望遠レンズを向けられることに抵抗があるのだそうです。確かに、肖像権の問題は念頭には置いているつもりです。特に、集会やデモに参加していると、何だか怪しいオジサンたち(公安の人?)が、バチバチ撮影してるのは、不快ですものね。


最初はこんな青空でしたが、昼頃には一天にわかにかき曇り、かなり激しい風と雨に見舞われました。


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台風の予想針路を見ると、わが地方を直撃する勢い。深夜から明け方未明にかけて、激しい風音に何度も目を覚まさせられました。台風そのものはまだ太平洋上にあって、上陸はまだ先なのに、これは先が思いやられるという状況が今日の午前中続きました。早々と、県下各地域に暴風警報や波浪、高潮などの警報も出され、海に近い地域では避難勧告も出されました。


が、意外にも、だんだんと影響が薄まり、広島に上陸、というニュースを聞く頃には、雨も風もむしろ収まり、外出もできるほどになりました。これくらいで済んで、有り難いことでした。


さて、今日は、終戦記念日。


今朝の地元紙「山陽新聞」の読者投稿欄に、「トピック終戦記念日」という特集が蟻、その一つに、こんな投稿がありました。


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郷里の老父が、投稿したものです。下書きは読ませてもらっていましたが、若干の字数調整や、表現の補正はあったようですが、ほぼそのまま、掲載されていました。


記録のために、文字起こしをしておきます。


74回目の終戦記念日が来た。終戦の日、私は18歳で、ある駅の引き込み線の作業に汗を流していた。
硫化鉄鉱産出で東洋一と言われる鉱山があった。軍属の人が大勢来て、軍需工場を下に作るために大きな横穴を掘っていた。
工場の材料を受けるのに必要なホームを造るために、近くの村へ動員があった。本家のおじさんが村長をしていたので、東京空襲で焼け出されて故郷の岡山県へ帰つていた仲間3人は、勤労奉仕に借り出されたのだった。
15キロもある仕事場まで、みんな歩いて行き、鉱山の集会所で雑魚寝をした。食事は軍属の人と同じく作業員宿舎があり、近くの国防婦人会の人たちの奉仕で、麦飯のおにぎり1個とジャガイモをお皿1杯だった。暑い8月に上半身裸でつるはし、スコップで作業をした。
予定は10日くらいだったが、5日目の昼ごろ集められて、軍人さんから、涙ながらに「作業をやめて帰れ」と言われた。玉音放送は聞いていないが、戦争は終わり、悲しいようなホッとしたような苦い思い出である。


父は、90歳を超えてから何度か新聞投稿しているようですが、なかなか採用されないと嘆いていました。今回も、結びの部分が不満なようで、何度か書き直し、この形にまとめたものの、なお不満は残ったようでした。


そう言えば、去年の8月の投稿について、この記事でご紹介しました。


家族3題(代)噺、の巻


その末尾の部分を再掲させていただきます。


8月には広島、長崎に原子爆弾が落とされ大勢の人が亡くなった。あと1年も戦争が続いたら徴兵検査を受けて軍隊に入り、現在の自分がなかっただろうと思うと戦争の恐ろしさをつくづく思う。
あのひどい戦争の状況を知る人が少なくなった今、戦争を知らない若い人に、戦争は絶対駄目だと強くお願いする。


今回の投稿も、ついつい同じような結論になってしまうと、迷ったようですが、やはり、言いたいことはこれに尽きるのだと思います。それだけに、孫や曾孫も、正面から受け止めてくれればと思います。


今日はこれにて。


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託児所業務は今日も繁盛、の巻 [家族]

フェイスブックには、時々、過去の同月同日の投稿記事を思い出させてくれるサービスがあるようです。


先日、こんなのが出てきたので、ちょっと懐かしくてシェアしてみました。


2015年2月22日

昨晩、というか、今朝未明、私にとっては五人目になる孫娘が誕生しました。
兄妹も、産院を訪ね、手足の大きさを較べています。

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これをご覧いただいたお友達の何人かが、お祝いのメッセージを下さいました。あるいは新たに孫が誕生したと錯覚されたかも、と気がとがめました。


この赤ちゃんは、四歳になりました。


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従妹が同じ2月の誕生日で、つい先日三歳になりましたから、ほんの数日同い年だったのですが、漸くまた「お姉ちゃん」になりました。


昨日の土曜日、その従妹を我が家で預かりました。お母ちゃんが、持ち帰りのできない仕事を職場で終わらせなければならないのだそうで。


近くの公園で遊んだり、お絵かきやハサミチョキチョキで、何とか時間がつぶせましたが、託児所業務はなかなか多忙です。


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今日は、上の中学生を除く三兄妹が、遊びに来ました。お弁当を持て公園に出かけたいというので、深山公園に行ってきました。


水鳥に餌をやるのが楽しいので、食パンをちぎって入れた袋を手に手に持って、池に向かいます。大勢の客が、同じようにパンをちぎってやっています。見れば、沢山のパン切れが、食べきれずにぷかぷか浮かんでいます。餌やり今日の人数が多いこともあるのですが、水鳥の数がずいぶん減っているように思えます。暖かくなって、旅だった群れも多いのでしょうか。


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水鳥と池の鯉たちへの餌やりをひとしきり楽しんだ後、おにぎりを食べ、遊具で遊んだり冒険ごっこをしたりで、たっぷりと屋外遊びを楽しみました。


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それでも飽き足りず、帰ってから、近所の公園や空き地で夕方まで遊んでいました。よい気候になりました。




ところで、世界が注視するなかで実施された沖縄の県民投票は、どうやら辺野古基地移設反対の民意をキッパリと示したようです。


毎日新聞2019年2月24日 20時00分(最終更新 2月24日 20時17分)から一部引用しておきます。


米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設を巡り、埋め立ての賛否を問う県民投票が24日、実施された。毎日新聞と琉球放送による出口調査や取材などから総合的に判断すると、3択のうち「反対」が「賛成」や「どちらでもない」を上回って多数となることが確実となった。 また、「反対」は投票資格者総数(115万3591人、24日見込み)の4分の1に達する見通しで、県民投票条例に基づいて玉城(たまき)デニー知事に結果の尊重義務が生じ、玉城知事は首相と米大統領に結果を通知する。


予期通り、順当と言えば順当な投票結果ですが、その重みは絶大。


沖縄県民のみならず、日本国民にとっての歴史的な記念日になるべき日と言えるでしょう。


「沖縄の心に寄り添う」と言いながら、民意無視の上にも無視を重ねてきた現政権と言えども、明々白々たるこの民意の表明は、決してないがしろにはできないはず、と、強く思います。


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初顔合わせ、初づくし、、、の巻 [家族]

バアバのパートが、年末年始でお休みが取れるのは1月3日だけということで、この日に郷里の老父母のもとに、家族みんなが勢揃いすることになりました。


一人ひとり、指折り数えてみないと、人数もよくわかりませんし、名前もしょっちゅう呼び間違えます(汗)。確認してみますと、大人が10人、中学生1人、小学生2人、保育園児3人、そして新顔の生後5ヶ月の赤ちゃんが勢揃いして、スーパーで買ってきたお弁当と、ちょっと持ち寄りのおかずを合わせて、豪華昼食会です。


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お腹もふくれて、誰言うともなくちょっと歩こうかとなって、有志で初詣に出かけることになりました。と言っても有名寺社ではなく、地元の神社。旧社格(神社の格)としては「村社(そんしゃ)」の位置付けになるらしいですが、私にとっては子どもの頃からなじみの「お宮」です。常勤の神主さんもなく、地域の人々が勤労奉仕で掃除や草刈り、整備などをしながら、社を維持しています。


初詣と言っても、わが家族以外には誰の姿も見えず、「貸し切り」状態です。時ならぬ大勢の参拝客に、神様も驚いておいででしょう。


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子どもの頃はそうは思いませんでしたが、かなり急な階段です。


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翌4日(金)は、親たちの勤務が始まって、保育園児は保育園に預け、小中学生は、我が家に遊びに来ることになります。大阪の孫一家は、ちょっと長い休みを取っていて、ゆっくり滞在していますので、いとこ同士、存分に遊べました。新顔の赤ちゃんは、泣くのが仕事ですが、苦労してあやすのも楽しいようです。


初ピアノ?


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夜は、私の子ども(and孫)たち3家族全員が集合し、大鍋三つ分のおでんで宴会となりました。


時間の経つのは早いもので、今日5日(土)には、大阪の孫一家が名残を惜しみながら、Uターン。思い出づくりに、深山公園でカモの餌やりを楽しむことにしました。大きい男の子は別のようがあるようで、女の子3人と、赤ちゃんとで出かけました。用意した食パンをちぎって与えます。


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白鳥も泳いで近づいてきます。


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いつものように、数多くの家族連れが、餌やりを楽しんでいます。


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楽しいお正月休みも終わり、大阪へ帰らなければなりません。


みんなで見送りしました。


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いつまでも手を振ってくれています。


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今日はこれにて。


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10年過ぎても思い出す、の巻 [家族]

昨日はイブ、今日はクリスマスでした。


2013年のクリスマスイブにこんな記事を書きました。


愛(は)しけやし孫の手作りケーキかな


これまでも、幾度か引用したことがありますが、性懲りもなくまたまた再掲します。


思えば、六年前の今頃は、集中治療室で、点滴の管と、酸素吸入マスクと、心電図などの電気コードにつながれて、身動きもできずベッドに横たわっていたわけですから、天国と地獄、月とすっぽん、雲泥の差を痛感したことでした。

当時のメモをひもといてみますと、こんな「作品」を残しておりました。

◆病中吟

ジングルベル微かに響くや集中治療室(ICU)
病棟に子らのさざめき降誕祭(クリスマス)
病窓の彼方の空に冬の虹
病窓の初日さやかや吾生きたり
生き延びて迎える朝や空まぶし
病室の窓晴れきって歳替わる

一般的に知られている「ICU」という略称を当てておきましたが、実際に私の過ごしていたのは、NCU(Neurosurgical Care Unit)、脳神経外科集中治療室でした。

12月22日に手術し、イブイブも、イブも、クリスマスの日も、NCUで過ごしました。遠くのラジオからジングルベルの曲がかすかに聞こえて来ました。それは、娑婆=俗世=現世に、わずかに繋がる細く頼りない「糸」のように思われたものでした。

◆短歌
厭わしき蛇の頭の姿して吾が頭蓋深く動脈瘤肥えをり
「血栓化未破裂巨大動脈瘤」まがまがしきは吾がやまひかな
病棟の未明の廊下静まりて ナース黙々と汚物処理しをり
黙々と汚物処理せるナースあり 背に会釈して吾はまた寝に就く
なにくれと労りの声かけくれし夜勤ナースの目の隈いたわし
何処やらん啜り泣く声聞こえきて脳外科病棟の夜はまだ深し
微かなる時雨の音して9階の吾が病室の夜は更けんとす


ここに書いた未破裂脳動脈瘤の手術から、10年を越え、今年の1月には、主治医から晴れて「完治」・「卒業」を宣告していただきました。10年一昔と言いますが、こちらは同じところに佇んでウロウロしているのに、周りはめまぐるしく変化しています。特に子どもの成長は目を見張るものがあります。


翌年にはこんな記事も書きました。


懐かしき便り嬉しき聖夜かな


クリスチャンでもない私達にとって、この日は、孫にプレゼントを与えるイベントの日!これに尽きます。


今日は、送った荷物が届いたと、大阪の赤ちゃんと5歳の姉がLINEで動画メッセージをくれました。タブレットは重宝します。


また、近くに住む長男が仕事休みなので、冬休みが始まった中3,小5、小2の人の孫を連れ、私も同行して、久しぶりに郷里のおじいちゃんおばあちゃん宅に行きました。朝方は、厳しい冷え込みでしたが、よく晴れて明るい日射しがありました。


回転寿司で昼ご飯のあと、腹ごなしがてら、山道を歩いてお墓参りなど。


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かなりの坂道です。


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川原まで降りて、石投げなどをして遊びました。


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何もない土手の上でも飽きずに遊べます。


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思えば、一番上の中3の孫は、10年前は保育園児で、私が退院するとき、大阪まで一緒に車で迎えに来てくれたのでしたが、弟は当時はまだ新生児。妹二人も、従妹弟たちも、まだ生まれていませんでした。感慨深いものがあります。


下は、昨日写した写真です。


ミサゴ。


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ユリカモメ。


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今日はこれにて。



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2歳児の生活発表会に行く、の巻 [家族]

久しぶりに寝坊しました。


朝、目覚めると、七時を回っていました。今日は、長女宅の2歳児の孫(昨日の記事では3歳児と書きましたが、誕生日がまだ来ていません)の生活発表会を見に行く約束をしていて、八時過ぎにはそのアパートで合流して、お姑さんとも合流して一緒に出かける計画でした。そのためには、遅くとも七時半には家を出たいところでしたが、朝ご飯を食べたり撮影用カメラの用意をしたりしていると、間に合わない時間になってしまいました。


昔は寝坊は常習でした。学生時代、ドイツ語の試験の朝、寝坊して受験できなくなったこともありました。前夜から朝方まで、1・2回生で語学の単位をふんだんにおとしていた私を救うために、心優しい友人・後輩達が、周到なノートのコピーや対策プリントを用意してくれて、共同学習の場も準備してくれて、徹夜で試験勉強をして、これで大丈夫と安心していったん下宿に帰ってウトウトとしたのが命取り。日は高く上がっていて、結局これが元で(それだけではありませんが)、留年する羽目に陥ったのでした。その後、5回生の時に、私が受講したドイツ語は、「鬼のY先生」の講座でしたが、見事「優」でした。ちっとも自慢になりませんが、自慢してます(汗)。


一年遅れで大学を卒業して、地元に帰って就職したばかりの頃は、勤務先から目と鼻の先の下宿で暮らしていました。目が覚めると、始業のチャイムが聞こえ、慌てて出勤。朝の打ち合わせ会議にすべり込んだり、遅れたり、というスリル一杯の経験も重ねました。


それでも、最近は、歳のせいでしょうか、目覚まし時計のお世話になることもなく、夜明け前には目が覚めます。夜間高校に勤務している頃もそんな具合でしたので、午前中の使い方をもて余すほどでした。その意味では、今朝の寝坊は、久々にパニック感を抱かせるほどのものでした。


やむなく、「アパートで合流」という経過を変更し、保育園近くのスーパーマーケットに駐車、遅れて会場に急ぎました。


幸いに、開会には間に合い、元気な発表会を楽しみました。ただ、保育園児の使う小さな木イスに、3時間窮屈に座っていると、おしりは痛いし身体はこわばって、肉体的にはかなりの負担でした。


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午後は、からだほぐしのために、久しぶりの散歩に出かけました。


家を出てすぐのところに、カワセミがいました。


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苅田にダイサギが数羽採餌しています。


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と、この辺で、かなり強い雨が降り始めました。傘も持たずに出かけていましたので、すごすごと家に引き返します。


数え切れないほどのムクドリの群れが、電線に止まっています。


防水カメラじゃないのですが、ちょっと小降りになった気もするので、記念に写して帰ります。


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わが夫婦は、それぞれガラケーを利用していますが、孫とテレビ電話をしてみたいっというバアバの要望と、LINEだとメッセージのやりとりが簡単というアドバイスもあり、最近、私は格安スマホ、バアバはタブレット(WIFI利用)でlineデビューしました。


やっと昨日、ママ(長男のお嫁さん)の助けを借りて、既存の「家族グループ」の仲間入りをさせてもらったところ、今日は早速次々にピンポンの音がして、遠く離れた家族のトークが交わされます。幼い孫達の近況写真も、互いに交換されたりします。便利なものです。


が、家族だけでつないでいるぶんにはまだしも、「友達」があまねく社会に広がっていくと、なかなかせわしくて厄介なことも生じるのでは、と余計な心配も湧いてきます。いずれにせよ、情報化社会、モバイル社会なるもの、ついて行くのが何かとしんどいことですわ。


今日はこれにて。


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まずは皆無事、有難や、の巻 [家族]

大阪の孫が、ママの実家で「百日」を祝っていただき、その帰りに郷里の老父母の元に立ち寄った機会に、ジジババも会いに行ってきました。ついでですので従兄弟姉妹達もさそってみましたが、いろいろ都合が悪くて、同行できませんでした。


この従妹は、七五三のお参りを計画していたようでした。


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Vサインがへたくそ!と思ってよく見ると、三歳をアピールしているようでした。シツレイ。


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不思議なのは、バックの狛犬。じゃなくて、、イノシシ?


どうやら、京都の護王神社など、狛犬ならぬ狛猪が守っている神社があるらしい。和気清麻呂(わけのきよまろ)を祀る神社だそうですね。


岡山にもあるんですね、その名も和気(わけ)神社。


HPを拝見すると、、、。


http://wake-jinjya.com/


足腰」の神様・開運厄除イノシシ
-狛犬ならぬ 狛亥(こまいのしし)-

清麻呂公は「道鏡事件」により大隈国に流された。
その途中、お礼のために宇佐八幡宮に参詣しようと豊前国の海岸から陸路、御輿を進められた。
すると、どこからともなく、約三百頭の猪が突然現われて、清麻呂公の御輿の前後を守りながら八幡宮までの約十里の道を無事にご案内した(「日本後紀」巻八)
また、足が萎えて歩けなくなっていたところ、猪に案内され「霊泉」に足を浸けるとたちどころに足がもとのとおり治り、歩けるようになった。以来、猪は清麻呂公の随身、また足腰の守護として崇められ、当社では狛犬がわりに「狛いのしし」が拝殿前・隋神門前で守護する。


そう言えば、イノシシは来年の干支でしたね。


ところで、この孫娘、先日の火曜日(20日)、お父ちゃんもお母ちゃんも仕事が早出で保育園に送迎できないというので、急に我が家でお預かりすることになりました。たまたまバアバも休みの日でしたので、修理したパソコンを届けるついでに、一緒に郷里の老父母(この孫娘から見れば曾祖父母)の元まで連れて行き、何とか一日、年寄りばかりでモリをしたのでした。


池の鯉に餌をやるのがお気に入りの仕事です。


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そして昨日は大阪の孫娘が餌やりです。


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なんと、一週間ほど前、保育園で転んで右腕をいため、ギブスで固定しているのが痛々しい。でも元気いっぱいです。


生後四ヶ月の弟。ひいおばあちゃんに抱かれてご機嫌です。


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一方、近所に住む孫達は、ちょっと風邪気味。小5生は発熱で、今日は学校をお休みしました。毎日のように小川に入って魚好きをして遊んだのが身体を冷やしたのでは?と疑いますが、当人も妹も、「そうではない」と言います。


家族の記事も、話題に事欠きません。


いろいろあっても、まずは家族皆無事。有難や有難や。


寒さは緩みましたが曇りがちで、光量不足の写真しかありませんけれど、きょうの付録です。


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畑仕事と栗拾い、の巻 [家族]

秋雨前線の影響もあって、曇り時々雨の天気。久々に中学生のスケジュールが空いたので、孫三人と郷里の畑仕事と栗拾いに行ってきました。


墓地に近い畑です。


あちらにもこちらにも、燃える紅さでヒガンバナが咲いています。


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行き帰りの車の中から、稲穂の稔る棚田や苅田の畦を真っ赤に彩るヒガンバナが目に飛び込みますが、ちょっと停車して撮影というわけにも行来ません。畑仕事の合間にも、撮影しておきたい景色は、もっとたくさんあったのですが、畑の耕耘や栗拾いの作業を終えてから、と思っているうちにやや強い雨に遭い、諦めました。


さて、栗拾いの首尾はというと、夜のうちにイノシシが貪り尽くしたあとで落ちたものを拾うことになりますから、大した量は期待できません。


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私が小学生の頃に苗を植えた栗の木ですから、相当な樹齢で、見あげるほどの大木になっています。


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熟して口が開きかけた毬もあるので、竿が届く限りは叩いて落としますが、とても届かない高さにもなっていますので、自然落下を待つしかありません。イノシシに奪われないタイミングで、日中に落ちてくれることをいのるばかりです


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持ち帰った収穫の一部です。


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きょうはこれにて。


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雨のち晴れ、されどびしょ濡れ、の巻 [家族]

長雨が続きました。昨日の未明まで、雨音も繁く降り続けていました。


予定されていた小学校の運動会を実行するか、延期するのかの判断は、AM6時に学校からのメールで知らされることになっていたそうです。結論は、予定どおり決行ということで、教職員、PTAの皆さん、早朝からグラウンド整備などの準備に大忙しのようでした。


この日は、2歳の従妹も、お母ちゃんが仕事で、我が家で預かることになりました。


保育園児の従姉妹同士、観客席で見物・・・ですが、案の定すぐに退屈。


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兄ちゃんや姉ちゃんの演技を尻目に、グランド脇を走り回ります。


水たまりを見つけて、バアバの制止をものともせず、靴やズボンをぐしょ濡れにしながら、水しぶきを上げて走り回ります。


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下半身びしょ濡れで、冷え込みますが、着替えを用意してなかったので、途中で最寄りの衣料品に車を走らせ、ズボンと靴下、そして長靴を新調。泥道かけっこが、存分に楽しむことができました(トホホ)


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遊具を見つけて、ひと遊び。


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休憩時になって姉ちゃんも遊びに来てくれました。


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綱引き。


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玉入れ。


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例年と同じように、賑やかに繰り広げられた運動会でしたが、何か足りない気がします。



上の二枚は、一昨年の秋晴れの運動会。



これは去年の薄曇りの運動会。


今年は、雨模様のお天気のせいか、万国旗が見当たりません。


それともう一つ、去年の運動会までは、競技や応援に元気いっぱいの姿を見せてくれていた男の子(現在小5)が、冬頃から学校に行き渋るようになって、まだ完全回復しておらず、この運動会への参加も心理的負担が大きかったようです。それでも、参加できそうな種目だけは参加して、あとは応援席で応援するということで、とりあえず綱引きには参加する予定だと聞いていました。しかし、担任やクラスメイトの受容姿勢のおかげか、騎馬戦にも、地域の方々との踊りにも、前むきに参加できていたようです。小2の女の子も元気いっぱいで、応援で喉を嗄らし、すっかりしわがれ声になっていました。気がつくと、小5生も、しわがれ声でした。


【今日の付録】


中三生が指さして、あれは何?と聞きます。


ちょっと遠いので、よく見えませんが、セセリチョウのようです。


大幅にトリミングします。


イチモンジセセリでしょうか。


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今朝の散歩でも出会いました。


きょうはこれにて


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