春浅きかなしい雨のふるわいな [あれやこれやの知ったか話]
昨日までのぽかぽか陽気ではないけれど、厳寒の時期とは明らかに陽射しの具合が変わり、空気が緩んで来ました。
自動車運転中に、街路の桜がほころび始めているのが見えました。河津桜だと思います。
でも、車を停めて撮影する心の余裕はありません。
友人宅の葬儀会場に向かう途中でしたから。
そもそも、一期の別れは、誰であれ、やるせなく痛ましいものですが、予期せぬ突然のそれは、ご本人も、残された方々も、無念の思いが募ることでしょう。まだ若く、壮健な身であってみれば、なおさらです。
川崎の中学一年生の事件は、返す返すも、 その思いを募らせます。
私の友人(元職場の同僚)の奥様の場合も、まさにそれ。三人のお子さん達も、それぞれ成人を迎えられたとはいえ、まだまだお若い。
見上げてご覧 [あれやこれやの知ったか話]
昨夜は、2ヶ月に一度の観劇の日。
イッツ・フォーリーズ公演『見上げてごらん夜の星を』です。
この題名は、坂本九の持ち歌として、耳覚えある曲の題名として、人並みには知っていました。
小さな星の 小さな光りが
ささやかな幸せを うたってる
見上げてごらん 夜の星を
ぼくらのように 名もない星が
ささやかな幸せを 祈ってる
ビクトルハラをカーラジオで聞くの巻 [あれやこれやの知ったか話]
仕事上の都合で、音声を録音して、人に聞いてもらう必要が生じました。
機器が進化した現代、録音にはどんな方法があるでしょうか?デジタル方式のレコーダーも各種あるようですが、わたしはカセットテープレコーダーが便利だったと思います。
というのは、原始的と言えますが頭出しも簡便ですし、「頭」に限らず、聞き始めたいところを確実に探し出せることもアドバンテージだと思います。ほかの機器だって可能なのかも知れませんが、今は亡きMDにしても、フラッシュメモリタイプのICレコーダーにしても私には、ストレスが大きい印象だけがあって、使いこなさないまま時代に取り残されています。
思えば、オープンリールタイプの録音機で、基礎英語を録音した辺りから始まったテープレコーダーとのつきあいは、据え置き型のテープデッキ、スピーカーと一体型のラジカセ、さらにCDラジカセ、ウォークマンタイプのカセットレコーダー・プレーヤーetc.には、長らくお世話になりました。
「夢千代日記」補遺 [あれやこれやの知ったか話]
備忘のためにメモを残しておきます。
夜の部の演劇鑑賞についてです。
退職後、職場の先輩からお誘いを受けて、「市民劇場」で観劇する楽しみを味わっています。お誘いいただいた縁から、「児島演劇鑑賞会」に属し、片道20km弱離れた倉敷市「児島文化センター」で催される公演を鑑賞することになります。
2ヶ月に一度のペースで公演が催されますが、最近は二度ほど続けて都合がつかず、昨日は久しぶりの観劇でした。
今回は土曜日の午後という日程で、都合も良く、「夢千代日記」という演目も、惹かれるものがありました。
「夢千代日記」は、かつてNHKで放送された、早坂暁作、深町幸男演出、吉永小百合主演の連続ドラマとしてご存じの方も多いことでしょう。
NHKアーカイブスにこんなページがありました。