倉敷を訪ねたのはいつ以来でしょう?

7月に、運転免許更新の手続きをしたのが、倉敷警察署でしたが、その時は倉敷の街並を訪ねることはしていませんので、この時以来の街並散策になりましょうか。↓

立春も近いと言うに、の巻(2)「雪の倉敷美観地区」最終回(2018.02/02)

昨日の倉敷美観地区は、9月も末というのに、真夏の暑さでした。5時半始まりである会合があり、それに間に合うよう早めに着いて、余った時間を散歩に当てようと思っていたのでしたが、予想以上に時間があって、暑さの中を歩き疲れました。挙げ句の果ては、冷房の効いた観光休憩所や、近くの私立図書館で一時間以上も休憩する羽目になりました。

それでも、およそ2時間以上も、たっぷり散策できました。

どの路地、どの辻も、絵になります。

余りに写真が多くなりますので、次回に回します。

さて実は、この日の倉敷行きの主目的は、5時半からの「ある会合」への出席でした。というのは、20年近く前に定時制高校で担任した教え子から、先日、手書きの手紙を戴き、わずか数人の小規模な同窓会を計画しているが、都合がつけば出席してほしい旨、案内を戴き、即座に出席の返事をしたのでした。それにはさらに前段があって、何気なく見ていた全国放送のTVで、地元人気店の紹介をする番組があって、そこにちらりと登場した青年経営者(といっても、40過ぎのオジサンになってます)の名前は聞きそびれましたが、その容貌が、どうも見覚えがある。というより紹介されるプロフィールからも、思い当たる人物があります。それをきっかけに、すっかり剥落しつつある過去の記憶を掘り返し、あの顔このエピソードを芋づるのように思い返していた矢先の、当のクラスの同窓会の案内だったのです。

40年ほどの教員生活で、担任した生徒たちへの愛着は、いずれ劣らず深いものがありますが、特にこの定時制での繋がりは、言葉に表せない感慨を呼び起こします。当時私は、入学したての1年生の担任を、三回続けた関係上、このメンバーに担任として接したのはわずか一年間に過ぎなかったのですが、親愛感は格別のものがありました。しかし、20年ほどの時間経過を挟んで、再開しても、はたしてお互いが識別できるだろうか、という怖れを、内心抱きながら会場に向かったのでした。

が、それは、まったくの杞憂で、まったくあの頃のままの彼ら彼女らが、あの頃のままの空気感で、いまはそれぞれに、仕事や、伴侶や子育ての話題を、ごくごく当たり前に交わし合っている様子は、感慨深く、心地よいものでした。とりあえず、備忘メモとして記録しておくことにします。

今日はこれにて。