昨日は、海が見たくなって、車を走らせました(ロマンチックやなあ)。
ブルーライン「一本松」PAで一休み。

展望台から、眼下に内湾を望めます。
 
万葉集の歌を刻んだ歌碑です。
「ぬばたまの 夜は明けぬらし 多麻の浦に あさりする鶴 鳴き渡るなり 」
聖武天皇の時代、遣新羅使の一行が沖を通過した際、暁に鶴のあさり鳴く光景を詠んだ歌です。
「多麻の浦」は現在の倉敷市「玉島」 だとする説もあり、玉島文化センター前にもこの歌を刻んだ碑があるようです。

「道の駅」一本松展望園脇の花壇。
 

 

ここまでは順調だったのですが、どこでどう間違ったか、目的の場所に行けません。余りに愚かなドジが露見するのも恥ずかしいので、どこを目ざしたのかは、敢えて書きませんが。

どんどん走っているうちに、「長船美しい森」というナビゲーションが見えたので、そちらに向かってみました。海どころか、山のまっただなかです。
意外にも、親子連れで賑わっていました。キャンプ場などの施設も整っていて、整備も行き届いている感じです。

鳥のさえずりもよく聞こえます、携行カメラは、PENTAXk10+sigmaAPO 120-400mm。重いカメラとお弁当をリュックに背負って、わくわくしながら、山道を歩いてみました。

でも、出会えたのは、こんなところ。

 
 

 

空振り感が大きいので、河岸を変えることにしました。
もう一つ気がかりなのは、ガソリンのエンプティランプがずっと点滅し続けていること。まさか、直ちにガス欠もないでしょうが、帰り着くまでは持ちそうにないので、ガソリンスタンドを気にしながら比較的おおきな道路を走ることにしました。

そして、行き着いた先は、どういうわけか「牛窓」。当初の願望通り、海辺に出ました。途中、ガソリンも補給して、一安心。

海岸沿いで駐車して、車内でお弁当を食べ、ぶらり散歩。天気が良くて、釣りを楽しむ家族やグループが楽しそうでした。

 

 
 
 

オリーブ園に行ってみることにしました。

実は去年も、ちょうど今頃(五月の連休でしたが)、家族の一泊旅行で訪れました。(ペンションアルバトロスさん、その節はお世話になりました。 )

その意味では、去年もよく似た写真を撮影しているのですが、「日本のエーゲ海」ののどかな景色を堪能しました。展望台付近からの眺望です。

 
 
 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 「ローマの丘」というナビゲーションがありますので、そちらへも向かってみました。オリーブ畑のまっただ中を道が続き、南ヨーロッパさながらの風情が広がります。(と言っても、実物を訪ねたことはないですが)。


 

 
 
 
 
 
 
 
 

 見下ろすと、こんな瓦葺きの屋根が目を引きます。帰宅後調べてみると、県が外国人向けに設置した宿泊施設「国際交流ヴィラ」( 現在は一般の利用も可能)の屋根らしい。


 この社は?

 

この石組みは?


 

 

戦時中の防空壕跡かなと推測しましたが、どうも古墳跡らしい。この近辺には多数の古墳が発見されているそうです。確かに、この丘にも、ギリシャ、ローマに匹敵する歴史が、あったわけです。


 

 
 
 
 

これは、第一駐車場近くに立つ「赤い屋根の家」。知らずに素通りしていましたが、間近で見学してみると、こんな新聞記事の切り抜きが張ってあります。

 

読んでみますと、この家は、100歳で亡くなる直前まで30年以上、オリーブ園を描き続け「オリーブの画家」と親しまれた洋画家洋画家・佐竹徳画伯のアトリエだったそうです。

2010年にオープンした「瀬戸内市立美術館」には、画伯が生前寄贈した作品を核として展示されているそうです、(ここも素通りで、まだ入館した事がありません)


アオスジアゲハがシロツメクサの上で遊んでいます。
pentxk5-2+ PENTAX-DA 35mmF2.4AL
安価なレンズですが、描写性能は私の手持ちレンズの中では指折り。
近接撮影した上にトリミングしました。
 
 
 
 
 
pentaxk10+ sigmaAPO 120-400mm
トリミングしていません。
 
 
こんな蝶たちも 、、、。
ヒメウラナミジャノメ
 
pentaxk10+ sigmaAPO 120-400mm ノントリミング
 

 
ツマグロヒョウモン
トリミングしました。
 

ハシブトカラス
 
 
 
オマケ