今日は、久しぶりの激しい雨。
九州方面を始め、豪雨による災害も心配です。
一応カメラは持って仕事場まで出かけましたが、さすがに仕事帰りの散歩は今日は断念しましたので、今日は別の話題です。
一昨日、留守中に、長女のお婿さんが、たくさんのメロンとカボチャを玄関先に置いて帰ってくれたそうです。ありがとう。
その一部を記念撮影。 お美しいみ姿です。
 
 
 
 
 
オカイコ様は全員羽化し、ペアが二組生まれて、産卵もしました。幼虫の間も自分で桑の木にしがみつくことが出来ず、蛾になっても飛ぶことも出来ない、人間に飼育される以外に生き延びることのできない、特異な昆虫。
でも、ぬかりなく飼育すればすこぶる元気に生育し繁殖する「人工生物」の哀しみ---ですね。
 


昨日は、午前中のお手伝いが終わったあと、足を伸ばして、もう一度ヒイゴ池湿地を訪ねてみました。
天候が崩れる予報があったため、晴れているうちに、ハッチョウトンボ観察のリベンジに渡来したかったのです。
羮に懲りて膾を吹くの伝で、重い「シグマ APO 120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSM 」をよいしょと持参してみました。念のためにコンパクトな一脚も添えました。
お天気の崩れはじめで、風が強く、飛翔力の弱いハッチョウトンボが姿を見せてくれるかどうか心配でした。
案の定、風で草も揺れがひどく、トンボの姿も見つかりません。無駄足だったかとあきらめかけた頃、やっと見つけました。
 2mm弱のトンボですから、400mmの望遠でもこのレベルです。AFでは迷いに迷って、ほとんど合焦しませんので、MFオンリーで写す事になりました。老眼のせいもあり、ピント合わせには苦労します。
これはノートリミングです。
 
トリミングしてみますと、このような具合。
 
 
 
 

近くにアブのような見慣れない虫がいるなと思ってシャッターを切りました。
 よく見るとトンボです。実は赤いのが♂で、この地味なのハッチョウトンボの♀らしい。
 
全長2cm弱、飛翔力が弱く、限られた湿原環境
でしか生きられない、これまたデリケートな昆虫です。「開発」の名による人工環境の拡大は、確実に彼らを、滅亡に追いやっています。自然と人類の共存、なんとしても実現したいです。同時に、地球人類の平和的共存も。「集団的自衛権」なんて要りません。
 
こちらは シオカラトンボでしょうか?
 
 
 
 

 
 
ペアを見ると、色や模様の違いが一目瞭然。ムギワラトンボとも呼ばれるのは、♀の色が麦藁に似ているからだそう。
 
 今日はこれにて。