去年の夏こんな記事をかきました。

窓の外からしきりに蝉時雨が聞こえています。
クマゼミのようです。
気づけば、2年前の肺ガンによる入院手術の記念日です。
可笑しい事に、またまた同じ病院に入院してます。2年前は呼吸器内科→外科。今度は消化器内科ですが。念のために付け加えれば、2007年には、脳外科で検査入院しました。これも結構辛かった。
 
前回、記事の更新をした日の夜、救急外来を受診し、そのまま入院となりました。
と書くと、大変深刻な事態が想像されますが、人騒がせでごめんなさい。
ビロウなはなしで恐縮ですが、経験したことのない血便で便器が赤く染まったので、なんの苦痛もないのですが、念のため病院に電話したところ、「心配なら救急外来に来てください。割増料金が必要ですが」とのこと。
中略 
腸の壁がなにかのはずみで傷ついて出血したらしい。
最近何か断腸の思いを体験したっけ?
 
全く同じ症状で、昨日救急外来を受診し、そのまま入院しています(とほほ)。
医療ドラマさながら、左腕には点滴、右腕には輸血の管が装着され、指には、血中酸素濃度計、胸には心電図などの計器の端末がつながり、身動きするともつれてしまいそうな窮屈さです。
それより何より、しもからの出血は便器の水を真っ赤に染め気持ちのいいものじゃありません。
一夜開けて、今朝は経口腸管洗浄剤という液体を2リットル近くも、ちびりちびりと時間をかけて飲み、何度も排便を繰り返します。そうするうちに、無残な犯罪現場を思わせるわせるようだった便器の鮮血のあとが、やがて透明な液体に変わっていくのはうれしいことでした。
午後は、内視鏡検査で出血部位を確認できれば、止血の処置も可能とのよし。今日の最大のイベントです。
鎮静剤(眠り薬)注入のお影かうとうととしている間に、苦しみらしいものもないまま検査が終わりました。出血場所はないということで、あとは経過を見守るということのよう。
そのあと、救急病棟から一般病棟に移り、一般入院患者のゆとりを取り戻すことができました。
以前の入院で
退屈と言うたらあかんバチあたる
という川柳調の句を作ったことがありました。すべからく、退屈とは無事の別名であるらしいですね。
入院予定は1週間程度だそうです。
その間、何かとnet環境が不便で、ブログの更新、皆さんのところへの訪問など、思うに任せません。不本意ながら、失礼させていただきます。
 
 まずは取り急ぎご報告まで。